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天野月
日本の女性シンガーソングライター ウィキペディアから
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天野 月(あまの つき)は、日本の女性シンガーソングライター、作詞家、作曲家、ギタリスト、イラストレーター。血液型はA型。旧名は天野月子(あまの つきこ)。
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概要
要約
視点
人物
自身の詳細なプロフィール、特に血液型以外の、本名・出身地・生年月日などは非公開である。公式上の誕生日はメジャーデビュー日である11月7日としているが、ファンと選定した設定上のプロフィールであり、実際の生年月日は明らかにしていない。名前の由来は、寺山修司の詩集『少女詩集』巻頭の「一ばんみじかい叙情詩」に出て来る「海」という単語に「月」のインスピレーションを受けたことにあり[1]、潮の満ち引きを司るのは月であることや、太陽の当たる方向で三日月になるなど見え方が異なってくるが本来の月自体は変わらない形をしているということ等に惹かれたためと語っている[1]。
最終学歴は大卒で、美術系の大学へ進学し、芸術学部で演劇を専攻していたことを公言している[2]。趣味はイラスト・映画鑑賞・裁縫など。絵画を始めるきっかけとなったのは、自身の父親が絵描きで、幼い頃から環境が整っていたことにある[1]。イラストは音楽作品のデザインやライブのチケット・フライヤーなどでも使用されている他、公式サイトでは過去に制作された作品の一部が公開されている。
2017年4月1日、渋谷チェルシーホテルで行われたライブのMC及び自身のTwitterで、2017年8月を以ってライブ・リリース活動を無期限休止することを明らかにし[3]、同年8月31日、公表通り活動を休止した[4]。
2018年9月、ブログ更新のお知らせのみであったTwitterを再開。
同月15日、自身のブログを更新。11月29日に行われる所属事務所のコンベンションライブにて、2019年活動再開発表をすることを公表した。
2020年春、自身のTwitCasting、ブログにて 19年所属した株式会社音倉を離れ、フリーで活動することを公表した。 それに伴い、天野自身の製作所名かつ個人事務所の「HeadAmp Lab.(ヘッドアンプラボ)」を設立。[5]
2020年4月7日、公式YouTubeチャンネルを開設。[6]
2023年7月12日、前年末から脅迫を含むネットストーカー行為を受けていたこと、容疑者が逮捕され、有罪判決が出されたことを報告した[7]。
音楽性
2001年にシンガーソングライターとしてデビュー。2008年末をもって一旦歌手活動を休止するも、2010年に活動を再開。2017年8月末をもって再度活動を休止した。2019年活動再開。
自身で作詞・作曲ならびにギター演奏を手掛ける。楽曲制作は主に、始めに作曲を行い後に歌詞を付ける手法で行い[8]、デモテープや譜面は残さず、覚えていない曲は形にしないという方針をとっていた[9]。現在は音源を録音するなどして楽曲制作にあたっている。[10]自身の楽曲以外にも、2002年からは他アーティストへの楽曲提供も行い、自身の音楽活動終了後も音楽家として活動している。自身の音楽活動以外にも、秘密サークルタイガーマシーン(ドピンクタイガー名義)やA LUNCH(天○○子名義)などといった企画バンドでもギターボーカルとして活動を行っていた。
音楽のジャンルは、バンドサウンドを基調としたロックを主に、ポップスやアコースティック曲など幅広い。楽曲はストリングスや打ち込みを起用することも多い。演奏にはEARTHSHAKERのギタリストである石原慎一郎が関わることが多く、彼はプレイボーイズとしても活動を共にする。その他特筆すべきところでは、2005年発表の楽曲「翡翠」では東京フィルハーモニー交響楽団、2007年発表の楽曲「萌」(『ウマ・サーモン』での再録)ではROLLYなどを演奏に迎えている。なお、好きなボーカリストとして五島良子やビョーク等を挙げている[1]。
また、作品にユニークさを見出したスタイルやコンセプトがある。例えば、「箱庭 〜ミニチュアガーデン〜」と「ゼロの調律」を除くとシングルのタイトル曲とカップリング曲とのタイトルを似通わせている。また、アルバムや楽曲のタイトルを世界各国の俳優の名前をモチーフとしており、オリジナルアルバムはシャロン・ストーンやメグ・ライアン、カップリングベストアルバムはウィノナ・ライダーやユマ・サーマン、楽曲はトム・ハンクスに、それぞれ由来する。アルバム『天龍』制作時には、収録曲全てを漢字一文字のタイトルで構成している。
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略歴
- デビュー以前
- 2001年
- 2002年
- 2003年
- この年はシングル3枚、映像作品1本を発売。11月12日発売のシングル「蝶」はテレビゲームの主題歌に起用され、ロングセールスとなった。
- 2004年
- 2005年
- 9月21日、4枚目のアルバム『A MOON CHILD IN THE SKY』を発売。
- この年はシングル2枚、アルバム1枚を発売。音楽雑誌以外にも、7月からはファッション雑誌『KERA』(インデックス・コミュニケーションズ社刊)にも取り上げられるようになる。
- 2006年
- 2007年
- 3月14日、インディーズ回帰後初のシングル「Howling」を先行発売。
- 7月23日、2枚目のカップリングベストアルバム『ウマ・サーモン』を発売。
- 9月1日、SMAプレイヤーズに所属。
- この年はシングル1枚、アルバム1枚を発売。A LUNCHとしても作品発表やライブを行った。
- 2008年
- 4月25日、初のライブアルバム『アマフェスリポート2007』を発売。
- 8月1日、年内をもって歌手としての活動を停止することを発表。他アーティストへの楽曲提供を主とした音楽家活動は継続する。
- 9月3日、5枚目のアルバム『ZERO』を発売。
- 11月24日、ラストライブ『R.T.Z.』を開催。歌手活動停止前最後の作品となるインディーズベストミニアルバム『NOiSE』を発売。
- この年はシングル2枚、アルバム3枚を発売。同年をもって「天野月子プロジェクト」を終了する。
- 2009年
- 1月1日、天野月名義に改名し、イラストレーターとしての活動を開始する。自身作成による公式サイトが開設される。
- 3月14日、自身のオンラインアトリエとして『メルヘンロック工房』がMySpaceにて開設される。
- この年は映像作品5本(いずれも天野月子名義)を発売。作家として他アーティストへ楽曲提供を行う傍ら、デザイナーとしてもMySpaceやEARTHSHAKERとのコラボレーションで作品を発表した。
- 2010年
- 1月9日、自身のブログにて歌手活動を再開することを発表。
- 1月27日、活動再開後初のSong Picture「ひかりのサーカス」を発売。
- 7月7日、ミニアルバム『Licht』を発売。
- 12月24日、ミュージシャンとしてのMySpaceを開設。
- この年はSong Picture2枚、アルバム2枚を発売。初の試みであるRecording Live、弾き語りライブを行う傍ら、所属レーベル主催のライブに多数参加した。
- 2011年
- 1月1日、「ゼロの調律」以来2年半ぶりとなるシングル「CORE」、初の英詞セルフカバーアルバム『天晴』を同時発売。
- 2月14日、2枚目のミニアルバム『CHELSEA』を発売。
- 4月6日、10周年記念アルバム『DECADE』を発売。通販限定盤もあったが東日本大震災の影響で発売中止になった。
- 5月1日、イラスト原画オークションを開催。売り上げ金(686,333円)を東日本大震災義援金として日本赤十字社へ寄付。
- 11月7日、自身のtwitterを開設Tsuki_Amano。
- 11月9日、3枚目のミニアルバム『薔薇と真珠』を発売。
- この年はシングル2枚、アルバム4枚を発売。デビュー10周年を記念したライブ等を行った。また、天野月名義のファンクラブ設立を発表。所属レーベルによる企画ユニットdiorama-replicaとしても活動した。
- 2012年
- 6月19日、ニコニコ動画に自身のアカウント(あまのさん)及びコミュニティ((● - ω - )<天野月です)を開設。
- 7月25日、天野月名義では初のフルアルバム『天の樹』を発売。
- 11月7日、バラード集『静かの海』を発売。
- 11月10日、天野月名義では初となるファンクラブイベントを開催。
- この年はアルバム2枚を発売。初の試みとして、自身の作品に関連したニコニコ生放送や動画の投稿を行った。所属レーベルによる映像作品にも参加した。
- 2013年
- 9月25日、2枚目のアルバム『Daisy』を発売。
- 11月16日、9年ぶりとなる京都でのファンクラブイベントを開催。
- 12月15日、アルバム『天の樹』にチェリストとして参加した分島花音のライブイベントにゲスト出演。
- この年はアルバム1枚を発売。多数のライブを行う傍ら、他アーティストへ楽曲提供を行う。自身の活動と並行して、期間限定ユニット奥田美和子と天野月としての活動開始を発表した。
- 2014年
- 2月12日、奥田美和子と天野月名義のシングル『無限』を発売。
- 6月4日、天野月名義5周年ベストアルバム『カタログZ』を発売。
- 9月10日、天野月名義では初となるライブDVD『AMNリクエストアワー2014』を発売。
- 9月24日、所属事務所による配信専用レーベル「OTOKURA COCOON」設立。第一弾楽曲として『鳥籠-in this cage-』を配信。
- 10月1日、4枚目のミニアルバム『ごもくならべ』を発売。
- 12月19日、TwitCastingに自身のアカウント(Tsuki_Amano)を開設。
- この年はシングル2枚、アルバム2枚、映像作品2枚を発売。他アーティストとのコラボレーション及び楽曲提供を行う。初の試みとして、自身の活動に関連したツイキャスを行った。また、配信専用レーベル設立により過去の楽曲が多数配信された。
- 2015年
- 6月10日、セルフカバーアルバム『帰省ラッシュ』を発売。
- 11月18日、15周年企画タイアップベストアルバム『元服』とシングル「BLACK BEAUTY」を2枚同時発売。
- この年はシングル1枚、アルバム2枚、映像作品2枚を発売。9ヶ月に及び吉田茉以への楽曲提供(作詞)を行った。
- 2017年
- 4月1日、ライブ及びSNSを通じてライブ・リリースの無期限活動休止を宣言。
- 8月31日、公表通り自身のライブ・リリース活動を休止。
- 2018年
- 9月15日、自身のブログ及びTwitterにて、11月29日に行われるライブが2019年活動再開発表の場になると宣言した。
- 2019年
- 4月1日、二度目の活動再開後初のフルアルバム『Five Rings』を発売。
- 9月10日、初のアコースティックコンセプトアルバム『動物園』『植物園』を発売。
- 2020年
- 4月1日、自身のツイキャスにて、19年所属した音倉レコードを退所しフリーランスで活動することを公表した。
- 4月7日、YouTubeチャンネルを開設。
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ディスコグラフィー
要約
視点
天野月
Song Picture
シングル
オリジナルアルバム
企画アルバム
映像作品
所属レーベルによる映像作品
オムニバス作品、及びゲスト参加した作品等。
インターネット上で配信された楽曲
ダウンロード販売
動画サイト等における配信
天野月子名義
シングル
オリジナルアルバム
企画アルバム
映像作品
所属レーベルによる映像作品
秘密サークルタイガーマシーン
企画ユニット。メンバーはドピンクタイガー(天野月子)、セピア色タイガー(石原慎一郎)、ぐんじょう色タイガー(山田章典)、レモン色J.Jタイガー(武並"J.J"俊明)、乳白色タイガー(歌心りえ)。
A LUNCH
企画ユニット。メンバーは天○○子(天野月子)、クーロン、やっすん83。
diorama-replica
所属レーベルによる企画ユニット。メンバーは天野月、hibiku(山村響)、東川遥。
奥田美和子と天野月
所属レーベルによる期間限定ユニット。メンバーは天野月、奥田美和子。
オムニバス作品
楽曲提供
- 2008年までの楽曲提供および2009年の志方あきこへの楽曲提供は天野月子名義、Brand New Worldへの楽曲提供はヒメギミ名義で、以降の楽曲提供は天野月名義。
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出演番組
インターネット放送、動画
- excite(2005年9月29日) - 動画コメント掲載
- Music@nifty(2005年9月30日) - 動画コメント掲載
- GyaO特別番組「天野草子」(2005年10月29日、GyaO) - 主演
- MIDTOWN TV(2007年5月16日、GyaO) - ゲスト出演
- 天野月×花たんのオールナイトニッポン(2012年6月20日、ニコニコ生放送) - パーソナリティ
- 天野月 ニューアルバム「天の樹」発売直前記念生放送〜大きな天の樹の下で〜(2012年7月19日、ニコニコ生放送) - パーソナリティ
- 花たん収録現場に天野乱入生放送。(2012年12月7日、ニコニコ生放送) - ゲスト出演
- GO! GO! OTOKURASHOW #3(2013年9月19日、ニコニコ生放送) - ゲスト出演
- GO! GO! OTOKURASHOW #10(2013年11月7日、ニコニコ生放送) - ゲスト出演
- GO! GO! OTOKURASHOW #18(2014年1月2日、ニコニコ生放送) - ゲスト出演
- 音の倉Vリハ潜入レポート(2014年12月19日、TwitCasting)
- 音の倉V前日だよ全員集合キャス(2014年12月26日、TwitCasting)
- 中山彩キャス 大人の子守唄(2015年6月3日、TwitCasting) - ゲスト出演
テレビ
- ポップジャム(2002年5月18日、NHK総合) - 楽曲「Treasure」でゲスト出演
- CDTV-Neo(2002年6月21日、TBS)
- BEAT MOTION(2002年6月23日、NHK BS) - ゲスト出演
- MUSIC CAPSULE(2004年1月21日、スペースシャワーTV) - 特集放送
- M-ON All Time Request(2004年7月11日、MUSIC ON! TV) - コメント放送
- ミュージックフェア21(フジテレビ、2004年9月25日) - 楽曲「月」でゲスト出演
- BEAT MOTION(2004年11月28日、NHK BS) - 楽曲「イデア」でゲスト出演
- M-ON! News&Clips New Power(2005年10月3日 - 10月7日、MUSIC ON! TV) - コメント放送
- STUDIO GROW(2005年10月4日、スペースシャワーTV) - コメント放送
- MUSIC CAPSULE(2006年6月29日、スペースシャワーTV) - 天野月子スペシャル〜デビュー5周年特別企画ゴネンジャーを追え!〜
ラジオ
- 天野月子のオールナイトニッポンR(2002年6月26日、ニッポン放送) - パーソナリティ
- ミュージックスクエア(2003年11月7日、NHK-FM) - コメント出演
- MOZAIKUNIGHT(2004年7月7日、BayFM) - ゲスト出演
- NACK WITH YOU(2004年7月8日、NACK5) - ゲスト出演
- Insight(2004年7月9日、LoveFM) - ゲスト出演
- 玉川美沙 Bravo!(2004年7月10日、TBSラジオ) - ゲスト出演
- V-air EVENING RadioShow(2004年7月14日、FM山陰) - ゲスト出演
- EVENING-i(2005年8月30日、RADIO-I愛知国際放送) - ゲスト出演
- HOT JAM(2005年8月30日、FM愛知) - ゲスト出演
- LOVE FM(2005年9月27日、福岡県九州国際FM) - ゲスト出演
- FRIDAY GOES ON(2005年9月30日、JFN系ネット) - ゲスト出演
- ミュージックスクエア(2005年10月11日、NHK-FM) - ゲスト出演
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サポートメンバー
出典
外部リンク
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