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ランク王国

TBS系列の情報バラエティ番組 (1995-2018) ウィキペディアから

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ランク王国』(ランクおうこく)は、TBS系列1995年10月8日から2018年3月25日まで放送されていた情報バラエティ番組

概要 ランク王国, ジャンル ...
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概要

要約
視点

平成時代の1990年代後期~2000年代2010年代前期においては、長年にわたり『チューボーですよ!』(2016年12月終了)・『COUNT DOWN TV( → CDTVサタデー、以下CDTV)』(2021年3月終了)と共に、TBSテレビの土曜日深夜(日曜日未明)の看板番組のうちの一つであった。特に『CDTV』とは、ランキングというメインテーマも共通していた。

番組はマスコットキャラクターのラルフと、女性タレントのコンビで進行する(番組開始当初は、TBSの女性アナウンサー)。8代目司会者までと10・11代目司会者の時期は、1人暮らしの女性の自宅の寝室を模した部屋[注釈 1] を舞台とし、9代目司会者時期はニュース番組のスタジオのようなシンプルなセットとしていた。

夏と冬の毎年2回には、放送時間を60分に拡大し、コミック・ゲームソフト・アイドル写真集の上半期・年間のランキング・コスプレ人気ランキングを発表する。通称「夏スペ」、「冬スペ」であり、ラルフと歴代の司会者全員もこう呼んでいる。

ハイビジョン制作2010年6月13日放映分から行われている(オープニングは同年6月6日放送分より。アナログ放送ではレターボックスを付加して16:9で放映)。同年4月からは暫定措置として、画面両端に番組のタイトルロゴが付けられていた[注釈 2]

2000年代後半からは字幕放送を行っていた回もあるが、行わない回が次第に多くなり、後に打ち切られた

ローカルセールス枠のため、ネット局は一部の系列局のみに限られていた。

2010年7月2日から2016年4月2日の間はCS放送TBSチャンネルでも遅れネットが行われていた。

5代目の「かな」から8代目の「ひろぴょん」が司会を務めていた頃は、TBSによる番組公式ページとは別に独自の番組公式サイトも作られていた(現在はTBSチャンネルも独自にページを設けている)。この公式サイトには、TBSによる番組ページとは違い、司会就任後から放映前週分までの全てのランキングデータも掲載されていた。

番組のタイトルロゴは開始当初から変更されていない(ただし、一時期のオープニングCGのみ、全く異なる字のタイトルロゴを使用していた)。

2018年3月25日放送回をもって番組の放送を終了し、約23年の歴史に幕を閉じた。前週(3月18日)の放送までに番組が改編期の3月終了ということに触れることがなかったため、突然の最終週発表というかたちになった[1]

ランキングのテーマ

テーマの紹介時には、動くラルフを中心に据えたCG画面を表示する。

CGは1997年4月6日放映分、2003年4月6日放映分の2回、一新している(2003年一新時は「RANKIN G」のCGは除く)。2010年のハイビジョン化の際には、「RANKIN G」用は新規のものに、その他は2003年と同じデザインのまま16:9仕様に作り替えられた。

第1回から最終回まで一貫して、ランキングのVTRへ移る時には、ラルフと司会者が元気に掛け声を出す演出としていた。多くは「チェーケラ!」であるが、「RANKIN Q」では「カモーン!ランキンキュー!」、DVDランキングでは「テイクオンラン!」と言う。また、DVDランキングではラルフは白衣メガネをかけた博士になりきり、「うむ!」と一声発してからコメントを行う。なお、初代の進藤から9代目の星野まではラルフに対し「博士!」と言っていたが、10代目の美咲と11代目の加藤では「先生!」に言い方が変わった。

公式サイトにて[2]

  • THIS WEEKS COMIC TOP 10(コミック、毎週)
  • THIS WEEKS GAME TOP 10(ゲームソフト、毎週)
  • 洋楽(第1週、まれに第2週)
  • アニメDVD(毎月第3週、かつてはOVAのみ)
  • アイドル写真集(2月・5月・8月・11月最終週、かつては毎月最終週)
  • アイドルDVD(不定期、かつては毎月第3週)
  • THIS WEEKS DVD TOP 10(レンタルDVD・レンタルビデオ、不定期、かつては毎週)
  • 週替わりのオリジナルランキング
街頭でのアンケート調査は「RANKIN C・G・Q[注釈 3]、その他は「RANKIN A・F」と題している[注釈 4]
ソフトドリンク和菓子洋菓子等のおつまみ類、家具類全般、模型類全般、携帯電話(以前はポケベル)、生活雑貨など、独自に集計したユニークなテーマを取り上げることも多い。
街頭でのアンケート調査では、主に若い女性を対象とし、芸能人のイメージなどが取り上げられる。

番組節目の回(TBSを基本)

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放送時間

さらに見る 期間, 放送曜日 ...

※国外でのスポーツ中継(マスターズ・トーナメント世界陸上等)時は放送時間変更、或いは休止になる場合がある。また2011年より毎年7月中旬に行われている音楽特番『音楽の日』放送時は休止となる(2012年を除く)。

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出演者

要約
視点

キャラクター

ラルフ(RALPH)
嶋村カオル(初代)/関山美沙紀(2代目)
地球のはるか彼方の「オット星」にある「ランク王国」の王子。番組開始当初から皆勤で出演している(声の嶋村も第1回より出演していた)。
ランキング間の寸劇中には、司会者に突っ込んだりからかったりすることが多い。
ラルフのデザインは開始当初から変更されていないが、制作技術の向上に合わせ、何度か改良されている。銀色の宇宙服らしきものを着た、小さな緑のドラゴンのような姿をしている。
2010年3月28日放映分では「オット星に帰ります」と降板を匂わすような宣言をしたが、翌4月4日放映分からは舞台が変更されるのみとなり、変わらず出演している。また2012年6月3日放映分以降、嶋村の休養に伴い、関山が担当を務めている。
嶋村は2013年2月26日に死去。同年3月3日放送回の最後において、彼女の「check it out」の声と追悼メッセージが流された。
最終回では特段「オット星」の話もなく、通常通りの進行をしつつ番組が終了する説明で終了している。

歴代司会者

前述したように、主に芸歴の浅い20代のアイドル(3代目まではTBSのアナウンサー)が担当。8代目の「ひろぴょん」からは制作協力・T-ZONE所属のアイドルが担当している。どの歴代司会者も、司会初日には画面下にテロップで「生年月日・出身地・特技」のプロフィールを紹介するのが恒例。

ラルフに対しては、8代目の「ひろぴょん」まではタメ口で話していたが、9代目の「なっち」からはほぼ敬語で話すようになった(ただし、歴代同様にラルフに突っ込みを入れる際にはタメ口となる)。

また、8代目の「ひろぴょん」までは歴代全員、寸劇の中でコスプレを披露することが多かったが、9代目の「なっち」になってからは廃止され、なっちはミニスカートに胸の谷間を強調したスーツ姿で常に出演した。10代目の「アヤカちん」になった後も、長年普通の衣装のみの着用だったが、2015年5月23日(TBS地上波・関東地区)放送において、前々MC以来約5年2か月ぶりにエンディングの寸劇でセーラー服を着用したため、久々にコスプレが復活した。

本編に入る前のオープニングではオープニングCG・テーマとともに、放送当日のランキングが四角い枠の中で「TODAY'S MENU」としてヘッドライン形式で文字と映像で表示されるが(ただし、週によっては映像はオープニングテーマを歌うアーティストのプロモーションビデオになる)、新司会者初日にはアピールを兼ねて、その新司会者の映像もランキングとともに表示されることが恒例となっている(司会最終日の場合は初日同様スタジオの司会者の映像の表示か、ランキングの後の最後に文字で司会者の名前(例として5代目の渡辺の場合は「かな」、6代目の五和の場合は「五和」)を出すかどちらかとなっている)。歴代オープニングテーマも参照。

なお、番組自体は長寿人気番組となったものの、歴代司会者が直接顔を合わせて一堂に会する事はなかった(後述の通り、5代目司会のかなと6代目司会のさわが放送ではなくイベント上で会したのみで5代目のかなはOGゲスト)。

さらに見る 代数, 司会者 ...

ゲスト

1997年に行った「人気声優ランキングTOP10」には、1位となった林原めぐみをゲストとして招いた[注釈 12]

その前後にも、カールスモーキー石井広末涼子田中麗奈優香前田愛前田亜季釈由美子など、2001年まではスペシャル版で頻繁にゲストを招いていたが、その後は2008年7月26日放映分で7月8月エンディングテーマを担当していた北出菜奈が出演したのみで、ゲストが登場することは基本的になくなった。

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番組終了時点のスタッフ

  • 構成:伊東雅司、加藤智久、佐藤がっかり
  • TK:滝本優子
  • 音効:宮下博国
  • CG:森 康人
  • カメラ:所真沙樹
  • 照明:三宅由紀、石川芳雄、日下 圓、桐生孝芳、熊田毅
  • 音声:菅生貴弘、笠松俊介
  • 編集:清水堅介、滝 翔太
  • MA:芝岡亜紗美
  • 協力:東通ユミックス、GTV、他
  • 衣装協力:RETRO GIRL
  • 編成:上田淳也
  • メイク:上田 忍、原田みなみ、清水彩美、西野れい
  • AD:高島さんとす、龍石由依子
  • ディレクター:和泉大樹、山崎(﨑)洋人、田中 葉、桐原悠太
  • プロデューサー:百武健之、冨沢直子(両者とも第1回より一貫して担当・両者ともTIX'ヨ所属、後にT-ZONE、百武→演出の回あり)
  • 制作協力:T-ZONE
  • 製作:TBSTIX'ヨ

過去のスタッフ

  • 構成:桜井達四(たつし)
  • TK:常藤直子
  • CG:松沼康隆、酒井高夫、講元美香
  • カメラ:橋場照幸、戸田晃康、谷口博(敦)俊、松永拓也
  • 照明:夏目知彦、石塚和孝
  • VE:大野典明
  • 音声:宮田泰司、天野智帆、富井貴弘
  • 編集:山田かをり、馬場 温、甲斐伸吾、高山正幸、佐藤 彩
  • MA:高橋真弓、池田洋子、赤川 淳、谷沢宗明
  • 協力:ザ・チューブ
  • 衣装協力:CECIL McBEE → C.C
  • メイク:加納ひろみ、平本智美
  • AD:千葉晃嗣、二葉 淳、小泉咲子
  • ディレクター:大橋昭仁、松下浩二、浅水 歩
  • スタイリスト:立山功、五和(2005年 - 2008年)
  • 編成:前田麻友、吉本香苗、嵯峨祥平、中井芳彦(中井→一時離脱→復帰した時期あり)
  • メディアプロデューサー:安江 圭

ネット局

要約
視点

放送終了までの放送局

  • 全編ローカルセールス枠のため、同時・遅れを問わず、局によっては特別番組等により休止の場合があった。
  • 当番組は、TBSテレビを含む2局で放映されていた。
  • 上記で表記したとおり、放送時間が何度か変更されていた。1999年4月4日以降は、長年に渡って1時40分からの開始だったが、2009年4月5日より、放送開始時刻が従来の1時40分から3分繰り下げられ(翌週の4月12日は除く)、さらに2010年4月4日からは5分延長されている。2013年10月6日からは再び30分番組に戻り、現在に至る。2013年4月21日以降は『大久保じゃあナイト』放送開始のため、30分繰り下げられ、2時13分の開始に、2014年4月6日以降は時間が20分繰り上げられ、1時53分からの開始となったが、5月18日以降は『Sing! Sing! Sing!』放送開始のため、30分繰り下げられ、2時23分からの開始となっている。2016年1月17日以降は上記番組の終了に従い、開始前の放送時間に戻った。2017年1月15日から『恋んトス[3]放送開始のため、30分繰り下げられ、2時23分の開始となったが、2017年4月16日以降は恋んトスの終了とCOUNT DOWN TVの15分拡大により、2時08分開始となっていた。
さらに見る 放送対象地域, 放送局 ...

過去のネット局

テレビ山梨(UTY)、テレビ山口(tys)を除く全ての系列局では、過去にレギュラー放送がネットされたことがある。

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歴代オープニングテーマ

要約
視点

オープニングでは長年にわたりその曲の歌詞にあわせた演出・ストーリー風でラルフが登場するOPCGを曲更新ごとに1回新規制作していたが[注釈 30]先述のとおり、HD製作化された2010年6月期から2007・2008・2009年度の流用のみとなった[注釈 31]

オープニングテーマは2015年1月31日放送で一旦廃止されたが、同年4月5日から再開している。

1995年
  • AQUARIUSHIM(10・11月度) ※番組初代のオープニングテーマ。
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
  • 2月・3月度は無し
  • 「好きだって言えなくて」田村ゆかり(4月・5月度)
  • 「Tell me why 生まれて来た意味を知りたい」Chu-Z(6月・7月度)
  • 「デスクトップ・シンデレラ feat. 初音ミク」八王子P(8月・9月度)
  • 「地球(ほし)に針」nano.RIPE(10月・11月度)
  • 「Love of My Life」INFINITE(12月・2016年1月度)
2016年
2017年
2018年
  • 「Despacito」Beverly(2月・3月度)
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歴代エンディングテーマ

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関連商品

  • ランク王国 141ランキング一挙公開!!(角川春樹事務所) - 1997年7月 ISBN 9784894560666
  • ランク王国 presents パラパラ王国 - 2000年07月05日
  • もーしょんパラダイスパイオニア) - 2001年07月17日。CDTVとランク王国のキャラクターが登場するカラオケ用ダンス映像ソフトウェア。
"もーしょんパラダイス"のサービス提供を開始
オガワモデリング

その他

  • 2003年12月20日放送の通算400回を控えた2003年12月17日には、青山の「クラブオービエント」にて「祝!!400回記念 ランク王国ファン感謝イベント」と題したイベントが開催され、公開収録も行われた。また、司会は当時のMC・山口五和だったが、スペシャルゲスト兼司会として前MCの渡辺奏子が招かれた。当番組で前後のMCがそろっての司会担当はこの時だけである。
  • ハヤテのごとく!』の第110話に登場人物の人気投票の結果を発表するというエピソードから、本番組の名前を用いて『三千院ランク王国〜ラルフはメカなのか怪獣なのか〜』というサブタイトルが付けられた。
  • その話が収録された第11巻がコミックランキングの第3位にランクインした際には、「人気の登場人物を完全チェック。最新キャラクターランキング」と紹介された。
  • 2014年7月9日放送分の『水曜日のダウンタウン』で「ランク王国のテーマどうでもよすぎる説」として過去に放送された「RANKIN Q」が紹介された。詳細は穴埋め系で、「○んこ」(2009年1月17日放送分)と○ックス(2012年9月8日放送分)である。[注釈 32]。2016年3月23日放送分の同番組では当番組とのコラボレーションが行われており、同番組の出演者であるダウンタウンがパジャマ姿で登場した[5]。この時のラルフは普段のツッコミを一切せず、ボケに徹した一方、ダウンタウンはラルフにツッコミやイジりを幾度かしていた。
  • 2020年5月28日放送分の『ハライチのターン!』(TBSラジオ)で番組エンディングのラルフリクエストのコーナーに本物のラルフ(声 - 関山美沙紀)が登場。澤部佑がラルフの無茶振りに応えられなかった為、この回を持ってコーナーは終了した。
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脚注

関連項目

外部リンク

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