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映画館大賞

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映画館大賞(えいがかんたいしょう)は、前年に日本全国の映画館で公開されたすべての映画の中から、日本全国の独立系映画館スタッフが「映画ファンにスクリーンで見てもらいたい」作品を投票で選んだ映画賞である。2009年には、「特別部門」として、みうらじゅん蒼井優岩井俊二が個人的なオススメ作品を選んだ「あの人の1本」、名画座館主たちが特集上映・リバイバル上映された旧作のうちもっとも鮮やかに蘇った1本を選んだ「蘇る名画」が発表された。主催は映画館大賞実行委員会。シネミライがサポートしている。

2012年を最後に賞の発表は行われておらず、自然消滅している。

選考

要約
視点

対象は、日本国内で公開されたすべての映画[1]。投票者は、全国の独立系映画館(全国展開シネコン成人映画館以外の映画館)のスタッフ[2]。各映画館から提出されたベストテンを1位=10点、2位=9点、3位=8点……10位=1点として集計。

北海道 シアターキノ
シネマ・トーラス
シアターボイス
函館市民映画館シネマアイリス
岩手 一関シネプラザ
宮城 チネ・ラヴィータ仙台
秋田 秋田フォーラスシネマパレ
群馬 シネマテークたかさき
埼玉 川越スカラ座
熊谷シネティアラ21
千葉 シネマックス千葉
津田沼テアトルシネパーク
柏ステーションシアター
旭サンモールシネマ
シネマコレクション
ジャスコスペースシネマ野田
シネマイクスピアリ
東京 シネカノン有楽町一丁目・二丁目
丸の内ルーブル
シネスイッチ銀座
銀座シネパトス
シネクイント
渋谷東急
シネマ・アンジェリカ
シアター・イメージフォーラム
シアターN渋谷
ヒューマントラストシネマ文化村通り
ヒューマントラストシネマ渋谷
ユーロスペース
恵比寿ガーデンシネマ
東京都写真美術館(1Fホール)
シネマート六本木
目黒シネマ
新宿アカデミー
新宿オスカー
新宿オデオン
新宿グランドオデオン
新宿トーア
新宿武蔵野館
K's cinema
テアトルタイムズスクエア
テアトル新宿
早稲田松竹映画劇場
ギンレイホール
池袋シネマサンシャイン
池袋HUMAXシネマズ4
池袋テアトルダイヤ
池袋東急
新文芸坐
新橋文化劇場
上野スタームービー
三軒茶屋シネマ
三軒茶屋中央劇場
下高井戸シネマ
品川プリンスシネマ
キネカ大森
蒲田宝塚・テアトル蒲田
神保町シアター
ポレポレ東中野
吉祥寺バウスシアター
立川シネマシティ
ニュー八王子シネマ
王子シネマ
神奈川 川崎チネチッタ
川崎市アートセンター
横浜シネマジャック&ベティ
新潟 十日町シネマパラダイス
富山 フォルツァ総曲輪
石川 シネモンド
長野 松本エンギザ
岐阜 岐阜CINEX
静岡 シネマイーラ
静岡シネ・ギャラリー
シネプラザサントムーン
愛知 シネマスコーレ
名古屋シネマテーク
ゴールド劇場・シルバー劇場
名演小劇場
京都 京都シネマ
京都みなみ会館
大阪 シネマート心斎橋
シネ・ヌーヴォ
テアトル梅田
第七藝術劇場
兵庫 シネ・リーブル神戸
神戸アートビレッジセンター
シネ・ピピア宝塚
奈良 橿原シネマアーク
シネマデプト友楽
岡山 シネマ・クレール
広島 横川シネマ
サロンシネマ
シネマモード
山口 シアター・ゼロ
萩ツインシネマ
香川 ホール・ソレイユ
愛媛 アイシネマ今治
大街道シネマサンシャイン
重信シネマサンシャイン
衣山シネマサンシャイン
シネマルナティック
福岡 シネ・リーブル博多駅
シネテリエ天神
佐賀 シアターシエマ
長崎 長崎セントラル劇場
熊本 Denkikan
大分 シネマ5
宮崎 宮崎キネマ館
延岡シネマ
沖縄 桜坂劇場
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2009年

要約
視点

対象は2007年12月から2008年11月までに封切られた新作約800本。全国110館の独立系映画館スタッフが選んだ[3]。 順位、作品名、監督名等は以下のとおり[4][5]

さらに見る 順位, 作品名 ...

これ以外に特別部門「あの人の1本」として、『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』(監督マーティン・スコセッシ、選考者みうらじゅん)、『百万円と苦虫女』(監督タナダユキ監督、選考者蒼井優)、『おくりびと』(監督滝田洋二郎、選考者岩井俊二)が選ばれ、名画座館主が選ぶ、2008年に特集上映・リバイバル上映された旧作のうち最も鮮やかに蘇った1本として『幸福』(公開:1981年、監督:市川崑、選考委員:シネ・ヌーヴォ 影山理、神保町シアター 大矢敏)が選ばれた[3]

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2010年

対象となったのは、2008年12月から2009年11月までに封切られた720本。全国150館の独立系映画館スタッフが選んだ。ベストテンは以下の通り(括弧内は監督)[2][6]

  1. グラン・トリノ』(クリント・イーストウッド
  2. ディア・ドクター』(西川美和
  3. マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(ケニー・オルテガ
  4. 愛のむきだし』(園子温
  5. 劔岳 点の記』(木村大作
  6. サマーウォーズ』(細田守
  7. 母なる証明』(ポン・ジュノ
  8. スラムドッグ$ミリオネア』(ダニー・ボイル
  9. イングロリアス・バスターズ』(クエンティン・タランティーノ
  10. 沈まぬ太陽』(若松節朗

これ以外に特別部門「あの人の1本」として、『ポチの告白』(監督高橋玄、選考者阪本順治)、『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』(監督サーシャ・ガバシ監督、選考者中谷美紀)、『永遠のこどもたち』(監督J.A.バヨナ、選考者竹中直人)が選ばれ、名画座館主が選ぶ、2009年に特集上映・リバイバル上映された旧作のうち最も鮮やかに蘇った1本として『かも(ニュープリント)』(公開:1965年、監督:関川秀雄、選考委員:山根貞男 )が選ばれた[6]

2011年

ベストテンは以下の通り(括弧内は監督)[7][8]

  1. 告白』(中島哲也
  2. 息もできない』(ヤン・イクチュン
  3. アバター』(ジェームズ・キャメロン
  4. トイ・ストーリー3』(リー・アンクリッチ
  5. インセプション』(クリストファー・ノーラン
  6. 悪人』(李相日
  7. 第9地区』(ニール・ブロムカンプ
  8. オーケストラ!』(ラデュ・ミヘイレアニュ
  9. 十三人の刺客』(三池崇史
  10. 瞳の奥の秘密』(ファン・ホセ・カンパネラ

これ以外に特別部門「あの人の1本」として、『第9地区』(監督ニール・ブロムカンプ、選考者黒沢清)、『闇の列車、光の旅』(監督キャリー・ジョージ・フクナガ、選考者夏木マリ)が選ばれ、2010年に特集上映・リバイバル上映された旧作のうち「最も鮮やかに蘇った作品」として『骨まで愛して』(公開:1966年、監督:斎藤武市、選考委員:山根貞男 )が選ばれた[8]

2012年

ベストテンは以下の通り(括弧内は監督)[9]

  1. ブラック・スワン』(ダーレン・アロノフスキー
  2. 英国王のスピーチ』(トム・フーパー
  3. 冷たい熱帯魚』(園子温
  4. 大鹿村騒動記』(阪本順治
  5. 八日目の蝉』(成島出
  6. キック・アス』(マシュー・ヴォーン
  7. ソーシャル・ネットワーク』(デヴィッド・フィンチャー
  8. ステキな金縛り』(三谷幸喜
  9. ゴーストライター』(ロマン・ポランスキー
  10. トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(マイケル・ベイ

これ以外に特別部門「あの人の1本」として、『不惑のアダージョ』(監督井上都紀、選考者佐野史郎)、『ブラック・スワン』(監督ダーレン・アロノフスキー監督、選考者池田理代子李相日)が選ばれ、2011年に特集上映・リバイバル上映された旧作のうち「最も鮮やかに蘇った作品」として『河口』(公開:1961年、監督:中村登、選考委員:小林聖太郎 、鈴木隆、大久保清朗)が選ばれた[9]

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脚注

外部リンク

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