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田淵智也
日本のミュージシャン、ベーシスト、作詞家、作曲家 (1985-) ウィキペディアから
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田淵 智也(たぶち ともや、1985年4月26日[1] - )は、日本のベーシスト、ソングライター、音楽プロデューサー。スリーピース・ロックバンドUNISON SQUARE GARDENおよび、ロックバンドTHE KEBABSのエレクトリックベースとコーラスを担当しているほか、音楽プロデュースチームQ-MHzのメンバーなど多方面で活躍・活動している。声優アーティストユニットDIALOGUE+の総合プロデューサーを務める他、LiSAを始めとする他歌手への楽曲提供も行っている。
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人物
要約
視点
全般
早稲田大学政治経済学部卒業。専門ゼミは財政論。UNISON SQUARE GARDENのメンバー2人とは同い年で、斎藤宏介とは早稲田実業高等学校と早稲田大学の同級生、ドラムの鈴木貴雄とは小学校の同級生という間柄である。
父親の仕事の関係で、小学5年生の時に千葉県船橋市から東京都世田谷区に転居する(TOUR 2015-2016「プログラムcontinued」市川市文化会館公演のMCで発言)。
小学校時代はサッカー少年であり、将来の夢はJリーグのサッカー選手になることだった。バンドメンバーの鈴木も同じサッカークラブに所属していた[2]。
大学時代、バイトとバンド活動をしながら単位を取っていた。トランポリンの単位だけを落としている[3]。柔道部に入っていた時期もある[4]。
高校入学時は自分より頭の良い生徒ばかりでショックを受け、このときのコンプレックスから猛勉強し学内で上位の成績となる。[要出典]
アニメ、アニメソング、アニメソング作家、声優の知識があり、アニメソングファン。アニメソング専門雑誌「リスアニ!」では田淵による連載コーナー「呼び水なんてごめんだ」がある[5]。
また、2019年より「アニソン派!project」を立ち上げ、定期的にトークイベント「アニソン派!」を開催・出演している。
好物は鶏の唐揚、あさり、ブロッコリー。嫌いなものはトマト、納豆[6][7]。
田淵が好きなアニメソング作家のひとり、田代智一と自身田淵智也によるインターネットラジオ(ポッドキャスト)「たっち(田っ智)レディオ」を2011年4月から毎週日曜更新している。詳細は後述。
生誕40周年記念トークセッション『田淵智也』を2025年6月から6か月連続で開催[8]。公式サイトも開設された。
音楽
UNISON SQUARE GARDENでは斎藤が作曲した2曲「スカースデイル」「三日月の夜の真ん中」、UNISON SQUARE GARDEN名義で作曲した「あまりに写実的な」を除く全ての楽曲の作詞・作曲を手掛けている。
作曲にはアコースティック・ギターを用いているといい、作曲において最も影響を受けたのはゆずであると語っている[9]。なお、ゆずの楽曲で一番好きなのは「朝もやけ」とのこと。一方で、初めてアコースティック・ギターでカバーした楽曲はエレファントカシマシ「今宵の月のように」。
音楽は邦楽を幅広く好み、その原点は槇原敬之「君は僕の宝物」にあると言う。
影響を受けた音楽を限定的に明言することは多くないが、公言しているのはTHE HIGH-LOWSとthe pillows。特にバンドを始めようと思ったきっかけはTHE BLUE HEARTS「TRAIN-TRAIN」だと語っている。
「日本で一番見切れるベーシスト」と斎藤が評する通り、ステージを縦横無尽に駆け巡るプレイが特徴的。2013年のツタロックで斎藤の頭部と田淵のベースヘッドが衝突したことにより、斎藤が頭部から流血する怪我をしたことがある[10][11]。
2014年2月14日、テレビ朝日系音楽番組「ミュージックステーション」に自身が作詞作曲を手掛けた「harmonized finale」でバンドとして初出演を果たした。
近年では個人としてLiSA、内田真礼、DIALOGUE+、スフィアメンバーのソロ活動の際などを中心に楽曲の提供・プロデュースなどを行っているほか、バンドとしてテレビアニメ『TIGER & BUNNY』、『血界戦線』、バンドや個人として『夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜』、2015年に始動したプロデュースチーム『Q-MHz』としてだけでなく、バンドとしても『ボールルームへようこそ』に楽曲書き下ろしなどで携わっている。
演奏楽器にベースを選択した理由は、とにかくバンド活動がやりたかったがベースをする人がいなかったのと、ギターをする人には上手い人が多かったからと語っている[12]。
UNISON SQUARE GARDENの曲、及びレコーディングに参加した外部アーティストの曲ではほとんど指弾きで演奏するが、THE KEBABSの楽曲ではピックも用いる。
2023年以降は林直大(ex.フィッシュライフ)によるソロプロジェクト「多次元制御機構よだか」のライブに、THE KEBABSの鈴木浩之(Dr.)と共にサポートベースとして出演している。
長いアルバムが嫌いである。そのため45分程度のアルバムを作るように心がけているが一部のアルバムが45分オーバーをしている。[要出典]
2015年10月29日、畑亜貴、田代智一、黒須克彦とともにプロデュースチーム・Q-MHzを結成[13]。
2018年11月26日、佐々木亮介(a flood of circle)、新井弘毅(元 serial TV drama)、鈴木浩之(元ART-SCHOOL)とともにバンド・THE KEBABSを結成[14]。
2020年2月19日、自主企画としてライブイベント「CAP A ROCK」を発表。ゲストバンドとして自らがメンバーとして在籍しているTHE KEBABSの他、パスピエとScoobie Doの計3組が参加する[15]。
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使用機材
- ベース
- Sago Classic Style J4 Custom "Tabuchi Mk-Ⅲ"(シグネチャーモデル) -現在のメインベース。20th anniversary SPECIAL LIVE 福岡が極まるより使用。以前のMk-Ⅱをベースにピックアップや木材、カラーリングの変更が行われた改良モデル。
- Sago Classic Style J4 Custom "Tabuchi Mk-Ⅱ" Update Ver. -Patrick Vegeeツアーより使用。ピックガードや弦、電装系などが変更されたモデル。現在バックアップ機として使用していることが確認できる。
- Sago Classic Style J4 Custom "Tabuchi Mk-Ⅱ"(シグネチャーモデル) - 2019~24年までのメインベース。下記のJ4 Customをベースに、ピックアップや電気系統の変更が行われた改良モデル。
- Sago Classic Style J4 Custom(シグネチャーモデル) - 2013~19年までのメインベース。サブベースとして同カスタムのものをもう1本所持しており、UNISON SQUARE GARDENのレコーディング・ライブは全てこの2本のみで行っていた。
- Vanzandt Jazz Bass Type(3-tone Sunburst) - 指板にバインディングが施され、ブロックポジションが採用された70年代仕様モデル。インディーズ時代〜メジャー初期、「水と雨について」、「マスターボリューム」、「MR.アンディ」のMVなどで使用。
- Fender Mexico Precision Bass - “CIDER ROAD”ツアーの際、「光のどけき春の日に」〜「いつかの少年」で使用。同ツアーのNHKホール公演のライブDVDでも使用が確認できる。またTHE KEBABSではメインベースとして使用している。
- Nothing but the guitar Jazz Bass Type(個人製作ベース) - 佐久間正英が趣味として製作していたブランドのもの。2010~13年にかけて使用。ボディはアッシュ、指板はエボニー、LINDY FRALINのピックアップを搭載。
- アンプ
- Ampeg SVT-VR (神田商会60周年記念モデル)
- Fender Dual Showman 1977 スピーカーを大口径のものに交換
- Aguilar DB751
- Phil Jones Bass D-600 サブアンプとして使用
- Aguilar DB212 キャビネット
- エフェクター
- TECH21 Sansamp
- BOSS PSM-5 パワーサプライ/スイッチャー
- Crews Maniac Sound DPA-2 プリアンプ
- EBS Micro Bass II プリアンプ
- EBS MULTICOMP
- SHIGEMORI PRETONE
- Hartke Bass Attack プリアンプ
- EDEN WTDI プリアンプ
- HAYHUGE SwollenPickle ファズ
- minimichine あをによし ブースター
- EBS UNICHORUS
- Hartke HF-44 ファズ
- BOSS ODB-3 オーバードライブ
- One Control Mosquito Blender
- MXR M82 Bass Envelope Filter
- Amptweaker Bass Tight Fuzz JR
- Darkglass Electronics Microtubes X7 プリアンプ
- HAO BASS LINER プリアンプ
- MXR M108 10 Band Graphic EQ(ブースターとして使用)
- Empress Effects Bass Compressor Blue
- BOSS BB-1X Bass Driver
- Darkglass Electronics Microtubes B7k Ultra プリアンプ
- TECH21 SANSAMP Bass Driver DI V2
- Aguilar TLC COMPRESSOR(THE KEBABSにて使用)
- MXR M80 D.I. プリアンプ(THE KEBABSにて使用)
- Darkglass Electronics Microtubes B1K(THE KEBABSにて使用)
- clefs #1 Preamp Ver.2.0(THE KEBABSにて使用)
- ストラップ
- LIVE LINE LS2400RBW
- 虹色のギターストラップ。田淵のトレードマークの一つ。
- 708Works Custom Strap
- 特注の非売品。上のストラップを改良したもの。
- LIVE LINE LS2000BC
- 白黒チェック柄のギターストラップ。サブ機にて使用。現在はこちらも708Worksにてカスタムされている。
- LIVE LINE LS2400RBW
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楽曲提供
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演奏参加
日本コロムビア
- メロキュア
- 1st Priority [メロキュア meets 末光篤 a.k.a. SUEMITSU & THE SUEMITH](ベース、アルバム「メロディック・スーパー・ハード・キュア」)
- THE IDOLM@STER
- CRIMSON LOVERS(ベース、アルバム「THE IDOLM@STER MASTER PRIMAL ROCKIN' RED」)
エイベックス・ピクチャーズ
- Run Girls, Run!
- キラリスト・ジュエリスト(ベース、シングル「Share the light」収録)
I BLUE
たっちレディオ
要約
視点
田淵が好きなアニメソング作家のひとり、田代智一と自身田淵智也によるインターネットラジオ(ポッドキャスト)である。
2011年4月に始まり、毎週日曜日更新している。閉塞感を打破するのが目的。主に田代宅で収録している。(2020年以降はリモートでの収録も増えている。)
一回の放送時間は30〜40分前後。
放送開始時より「田っ智レディオ」と題していたが、2015年2月10日以降はひらがな読みの「たっちレディオ」と呼称している。
通常回で主に扱う話題は投稿メッセージへの対応、時事ニュース、サブカルチャー(アニメ、漫画など)、音楽(ポップス、アニメソング、楽曲制作)が多い。内容はエピソードタイトルで大まかにわかるようになっている。
キャスト
メインパーソナリティは田代智一と田淵智也。合間にこのインターネットラジオ番組の構成作家、ディレクターの小寺寛志(愛称:デラさん)がコメントすることがある。
- 田代智一
- 田淵智也
- 小寺寛志
投稿コーナー
リスナーが投稿できるコーナーがあった(現在は全て終了している)ほか、感じた閉塞感、二人に話して欲しいこと、して貰いたいこと、感想の投稿を募集していた。不定期に投稿メッセージだけを特集した回もあった。
- とっても大好きドエムもん
- ドMなエピソードを投稿してもらうコーナー
- アンジェリーナ・不条理
- 生きていて不条理に思ったことを投稿してもらうコーナー
- 田っ智ディクショナリー
- 専門用語を二人に教えるコーナー
- お願いギブ・アンド・テイク
- もしも願いが叶うなら、これを諦めるということを投稿してもらうコーナー
- キュンとしてブー
- 他人には理解されず、自分だけがキュンとすることを投稿するコーナー
ゲスト
ゲストが出演する際は前編・後編の2回に分かれることが慣例になっている。
- 畑亜貴(第43,44,238,239,307,308,353,355,380,381回) - アニメソングを数多く手がける作詞家。
- 徳永愛(第49,50回) - 声優、歌手。オープニングテーマを歌っている。
- 奥井亜紀(第68,69回)‐ 女性シンガーソングライター。
- 野間勤(第71,72,126回) - 図書館司書(一般人)
- リタ・ジェイ(第97,98回)- 芸人、イラストレーター。
- 黒須克彦(第108,109,134,178,179,238,239,353,355回)- ベーシスト、作曲家、編曲家。
- イズミカワソラ(第123,124回)‐ 女性シンガーソングライター。
- 新井弘毅(第136,137,350,351回) - プライベートでも仕事でも関わりがあるミュージシャン。
- やしきん(第151 - 153回) - 同じく、プライベートでも仕事でも関わりがあるミュージシャン。
- 鈴木このみ(第154,155回)- 最年少ゲスト。アニメソングシンガー。1stシングルが田代智一、畑亜貴提供。
- 常見陽平(第161,162回) - 人材コンサルタント、評論家。
- ヨシナガ(第167,168回) - サラリーマンクリエイター。
- タニザワトモフミ(第182,183,245回) - シンガーソングライター。
- 山田高弘(第189,190回) - 作曲・編曲家。
- 武者慶佑(第201,202,225,226,332,646回) - アニメコンテンテンツマーケティングプランナー・日本グミ協会 会長。
- 浅岡雄也(第222,223回) - 元FIELD OF VIEW(ボーカル)・シンガーソングライター・作詞家・作曲家。
- サンキュータツオ (第233,234,258,306,307,308,358,359,360,490,491,638,639,643,645,696,697回) - 芸人(米粒写経)、日本語学者。
- Mr.醤油工場(小野塚博之)(第243,244,245,261,309,310,311,312,357,358,359,360,362回) - マンガ大賞選考員(一般人)。
- 澄川龍一(第254,255,256回) - アニメ音楽専門雑誌リスアニ編集長。
- 益子和隆(第277,278,382,383,564,565回) - フリーランス編集者。
- 蒼樹うめ(第282,283,309,310,311,312回) - 漫画家。
- 田所あずさ(第289,290回) - 声優、歌手。
- 斎藤滋(第289,290,315,316,341,342回) - ランティスプロデューサー。
- 西田征史(第344,345回) - 映画監督、脚本家。
- 小松未可子(第377,378回) - 声優、歌手。
- 小林愛香(第476,511,608,609,654,698回) - 声優、歌手。
- eba(第492,493回) - 作曲家、cadode。
- syudou (第702,703回) - シンガーソングライター、音楽プロデューサー、ボカロP
テーマソング
オープニングテーマソング
オープニングテーマソングとして「なんてこった林檎」が第1回から使用されている。田代智一が作曲した。 当初、タイトルや歌詞はなくインスト曲だったが、田代智一が詞を畑亜貴に、歌を徳永愛にそれぞれ依頼し快諾、制作された。作詞した畑亜貴がゲスト出演した第43回(2012年2月12日)にて楽曲が初披露、制作エピソードが披露された。
新曲の「Uターン」と「なんてこった林檎」の英語歌唱版「Anti-gravity VIEWS!」がカップリング収録されたCDシングルが2012年12月12日に田代智一のインディーズレーベルCHMONOTH COM.(くものすこむ)よりリリースされた。一般のCDショップでは販売・取扱しておらず、通信販売サイトのAmazon.comやメロンブックスで販売している。 また、Gumroadでデジタル配信もしている。
エンディングテーマソング
タイトル不明。第1回から使用されている。田淵智也が作曲した。テーマは「おうちへ帰ろう」。インスト曲。歌詞は未定。
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自主企画
脚注
外部リンク
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