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2023年のJリーグカップ

2023年に開催されている第31回Jリーグカップ ウィキペディアから

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2023年のJリーグカップは、2023年3月8日から[1]11月4日にかけて開催された第31回Jリーグカップである。

概要 開催国, 開催期間 ...
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概要

ヤマザキビスケットを冠スポンサー(リーグカップパートナー)として[2]、「2023JリーグYBCルヴァンカップ」(: 2023 J.LEAGUE YBC Levain CUP)の名称で行う。

翌2024年大会からJリーグカップ戦についてJ1/J2/J3の全60クラブが参加するノックアウト方式への変更が明言されており[3]、グループステージを採用する方式はこの年が最後となった。

大会レギュレーション

要約
視点

2022年12月20日に大会方式と試合方式が明らかにされた[3][4]2023年のJ1リーグ全18クラブと2022年のJ1リーグ17位・18位の計20クラブが参加する形態は前回大会までと同様だが、AFCチャンピオンズリーグ (ACL) の開催時期が変更になったことを受ける形で、グループステージが全クラブ参加となり、プレーオフステージが廃止となる、さらにはアウェーゴールルールが廃止されるなど、いくつかのレギュレーションの変更がある[5]

グループステージ

プライムステージ

  • プライムステージは準々決勝、準決勝、決勝をノックアウト方式で行う。
    • 準々決勝・準決勝はホーム・アンド・アウェー方式で、以下の条件で優劣を決定する。
      1. 2試合における合計得点数(=得失点差)
      2. 第2戦の後半終了後、引き続き15分ハーフの延長戦
      3. PK戦(双方5人ずつ。決着しない場合は6人目以降サドンデス方式)
    • 決勝は1試合勝負で、90分(前後半45分ハーフ)で決着しない場合は15分ハーフの延長戦→PK戦により勝敗を決定する。
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大会日程

各日程については2022年12月20日に発表された[1]。水曜日開催と日曜日開催がほぼ交互に現れる形となった。日付は全て2023年。

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グループステージ

要約
視点

Aグループ

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出典: 順位表, 戦績表
順位の決定基準: 大会レギュレーション






2023年6月18日 第6節 横浜F・マリノス 6 - 1 サガン鳥栖 横浜市
18:03
レポート
競技場: ニッパツ三ツ沢球技場
観客数: 6,939 人
主審: 高崎航地

Bグループ

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出典: 順位表, 戦績表
順位の決定基準: 大会レギュレーション
注釈:
  1. 直接対戦の結果による。勝ち点(浦和:6, 清水:5, 川崎:4)で比較




2023年4月19日 第4節 川崎フロンターレ 6 - 0 清水エスパルス 川崎市
19:03
レポート 競技場: 等々力陸上競技場
観客数: 15,081 人
主審: 先立圭吾



Cグループ

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出典: 順位表, 戦績表
順位の決定基準: 大会レギュレーション
注釈:
  1. 直接対戦の結果による。勝ち点(3)で差が付かないため、得失点差(横浜:+1、神戸-1)で比較

2023年3月8日 第1節 サンフレッチェ広島 3 - 1 横浜FC 広島市
19:03
レポート 競技場: エディオンスタジアム広島
観客数: 5,249人
主審: 吉田哲朗

2023年3月26日 第2節 横浜FC 0 - 1 ヴィッセル神戸 横浜市
14:03 レポート
競技場: ニッパツ三ツ沢球技場
観客数: 3,813 人
主審: 今村義朗

2023年4月5日 第3節 名古屋グランパス 3 - 2 横浜FC 豊田市
19:33
レポート
競技場: 豊田スタジアム
観客数: 6,465 人
主審: 上村篤史

2023年4月19日 第4節 横浜FC 0 - 2 名古屋グランパス 横浜市
19:03 レポート
競技場: ニッパツ三ツ沢球技場
観客数: 2,818 人
主審: 池内明彦



Dグループ

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出典: 順位表, 戦績表
順位の決定基準: 大会レギュレーション


2023年3月26日 第2節 アビスパ福岡 3 - 3 柏レイソル 福岡市
15:03
レポート
競技場: ベスト電器スタジアム
観客数: 3,611 人
主審: 榎本一慶





Eグループ

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出典: 順位表, 戦績表
順位の決定基準: 大会レギュレーション
注釈:
  1. 直接対戦の結果による。勝ち点(3)で差が付かないため、得失点差(G大阪:+2、東京-2)で比較

2023年3月8日 第1節 セレッソ大阪 1 - 0 FC東京 大阪市
19:03 レポート 競技場: ヨドコウ桜スタジアム
観客数: 10,615人
主審: 池内明彦

2023年3月26日 第2節 FC東京 5 - 0 京都サンガF.C. 調布市
15:03 レポート 競技場: 味の素スタジアム
観客数: 8,662 人
主審: 岡部拓人

2023年4月5日 第3節 ガンバ大阪 3 - 0 FC東京 吹田市
19:03
レポート 競技場: パナソニックスタジアム吹田
観客数: 6,757 人
主審: 福島孝一郎

2023年4月19日 第4節 FC東京 1 - 0 ガンバ大阪 調布市
19:03
レポート 競技場: 味の素スタジアム
観客数: 8,117 人
主審: 岡部拓人

2023年5月24日 第5節 FC東京 0 - 0 セレッソ大阪 調布市
19:00 レポート 競技場: 味の素スタジアム
観客数: 8,376 人
主審: 川俣秀

2023年6月18日 第6節 セレッソ大阪 0 - 1 ガンバ大阪 大阪市
18:03 レポート
競技場: ヨドコウ桜スタジアム
観客数: 18,061 人
主審: 木村博之

2位チーム同士の比較

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出典:
順位の決定基準: 大会レギュレーション
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プライムステージ

要約
視点

プライムステージの組み合わせは2023年7月3日にJリーグ公式YouTubeチャンネルで実施されたオープンドローの結果、以下の通り決定した[6]。抽選に当たってはスタジアム確保の制約がないことから、予備抽選を行った順番にチームの代表者がトーナメントポジションの1から8の番号の入ったポットを順番に抽選した[7]。各チームの代表者は浅野雄也(札幌)、佐野海舟(鹿島)、マリウス・ホイブラーテン(浦和)、バングーナガンデ佳史扶(FC東京)、山根陸(横浜FM)、森下龍矢(名古屋)、谷晃生(G大阪[注釈 1])、紺野和也(福岡)の8名。進行役は元Jリーガーの播戸竜二とフジテレビアナウンサーの佐久間みなみ[8]

以下のトーナメント表では、第2戦が上のチームのホームゲームとして開催される。

 
準々決勝
(9月6日・9月10日)
準決勝
(10月11日・10月15日)
決勝
(11月4日)
 
                
 
 
 
 
鹿島アントラーズ112
 
 
 
名古屋グランパス (延長)12 3
 
名古屋グランパス000
 
 
 
アビスパ福岡12 3
 
アビスパ福岡022
 
 
 
FC東京10 1
 
アビスパ福岡2
 
 
 
浦和レッズ1
 
浦和レッズ134
 
 
 
ガンバ大阪00 0
 
浦和レッズ022
 
 
 
横浜F・マリノス10 1
 
横浜F・マリノス235
 
 
北海道コンサドーレ札幌30 3
 

準々決勝

さらに見る チーム #1, 合計 ...

準々決勝第1戦


さらに見る 名古屋グランパス, 1 - 1 ...
観客数: 8,089 人
主審: 山本雄大

さらに見る FC東京, 1 - 0 ...
観客数: 5,565 人
主審: 清水勇人

さらに見る ガンバ大阪, 0 - 1 ...

さらに見る 北海道コンサドーレ札幌, 3 - 2 ...
観客数: 7,566 人
主審: 松尾一

準々決勝第2戦


さらに見る 鹿島アントラーズ, 1 - 2 (延長) ...

さらに見る アビスパ福岡, 2 - 0 ...

さらに見る 浦和レッズ, 3 - 0 ...

さらに見る 横浜F・マリノス, 3 - 0 ...

準決勝

さらに見る チーム #1, 合計 ...

準決勝第1戦


さらに見る アビスパ福岡, 1 - 0 ...
ベスト電器スタジアム (福岡市)
観客数: 6,980 人
主審: 飯田淳平

さらに見る 横浜F・マリノス, 1 - 0 ...
観客数: 13,337 人
主審: 池内明彦

準決勝第2戦


さらに見る 名古屋グランパス, 0 - 1 ...
豊田スタジアム (豊田市)
観客数: 24,876 人
主審: 今村義朗

さらに見る 浦和レッズ, 2 - 0 ...
埼玉スタジアム2002 (さいたま市)
観客数: 29,504 人
主審: 谷本涼

決勝

決勝に駒を進めたのは、準決勝で2021年大会王者の名古屋を第1戦のFW鶴野怜樹、第2戦のウェリントンのゴールで2戦合計2-0で下し、史上初の決勝進出を決めクラブ初のタイトル獲得を目指す福岡[9] と、準決勝で2022年J1王者横浜FM相手に第1戦での1点ビハインドから第2戦でDFアレクサンダー・ショルツのPKによる2ゴールで逆転勝ちし7年ぶり3回目のルヴァンカップ制覇を狙う浦和[10] の2チーム。試合は大会史上最多となる61,683人の観衆が詰めかける中で行われた[11]

試合は開始早々に動く。前半5分、浦和のゴールキックを納めた展開から福岡MF前寛之が右サイドのFW紺野和也へ展開。紺野はドリブルでペナルティエリアに侵入し右足でクロスを上げると、ゴール前に走り込んでいたMF前がダイレクトで押し込み、福岡が早い時間帯で先制に成功する[12]。追いかける展開となった浦和はボールを保持しながらゴールに迫るが、5-4-1の守備ブロックを敷く福岡の守備を中々こじ開けることができず、逆に前半終了間際、コーナーキックのこぼれ球を拾った福岡FW紺野が左足でクロスを上げると、これをDF宮大樹が左足で蹴り込んで追加点。福岡が2-0でリードして前半を折り返す[12]

後半に入り、55分には福岡DFドウグラス・グローリが浦和DFマリウス・ホイブラーテンにペナルティエリア内で倒されPKを獲得。このPKを福岡FW山岸祐也は左に蹴るが、浦和GK西川周作がこれをキャッチして3点目を許さない[12]。これで流れを掴んだ浦和は67分、DF酒井宏樹が右サイドからロングボールを送ると、途中出場のMF明本考浩がこれをペナルティエリア内で胸トラップし、左足でシュート。これがGKの股を抜いてゴールに吸い込まれ浦和が1点差に詰め寄る[12]。その後も浦和は守備を固める福岡相手に猛攻を続けて、試合終了間際には浦和FWホセ・カンテがペナルティエリア外からシュートを放つが、左ポストを叩いてゴールを割ることが出来なかった。そのまま逃げ切った福岡がクラブ初のタイトル獲得。また、2008年大会大分以来15年ぶりの九州勢の優勝となった。


さらに見る アビスパ福岡, 2 - 1 ...
観客数: 61,683人
主審: 中村太
アビスパ福岡
GK1日本の旗 永石拓海81分に警告 81分
DF2日本の旗 湯澤聖人76分に交代退場 76分
DF33ブラジルの旗 ドウグラス・グローリ45分に警告 45分
DF3日本の旗 奈良竜樹
DF5日本の旗 宮大樹89分に交代退場 89分
DF29日本の旗 前嶋洋太
MF99日本の旗 井手口陽介
MF44日本の旗 森山公弥46分に交代退場 46分
MF6日本の旗 前寛之
FW8日本の旗 紺野和也72分に交代退場 72分
FW11日本の旗 山岸祐也89分に交代退場 89分
控えメンバー:
GK31日本の旗 村上昌謙
DF37日本の旗 田代雅也89分に交代出場 89分
DF16日本の旗 小田逸稀76分に交代出場 76分
MF17日本の旗 中村駿83分に警告 83分72分に交代出場 72分
MF7日本の旗 金森健志46分に交代出場 46分
FW28日本の旗 鶴野怜樹
FW18ブラジルの旗 ウェリントン89分に交代出場 89分
監督:
日本の旗 長谷部茂利
浦和レッズ
GK1日本の旗 西川周作
DF2日本の旗 酒井宏樹
DF28デンマークの旗 アレクサンダー・ショルツ24分に警告 24分
DF5ノルウェーの旗 マリウス・ホイブラーテン
DF26日本の旗 荻原拓也90+7分に警告 90+7分
MF3日本の旗 伊藤敦樹61分に交代退場 61分
MF19日本の旗 岩尾憲80分に交代退場 80分
MF18日本の旗 髙橋利樹46分に交代退場 46分
MF35日本の旗 早川隼平46分に交代退場 46分
MF8日本の旗 小泉佳穂61分に交代退場 61分
FW11ギニアの旗 ホセ・カンテ
控えメンバー:
GK16日本の旗 牲川歩見
DF4日本の旗 岩波拓也
MF15日本の旗 明本考浩61分に交代出場 61分
MF21日本の旗 大久保智明46分に交代出場 46分
MF25日本の旗 安居海渡46分に交代出場 46分
MF27タイ王国の旗 エカニット・パンヤ80分に交代出場 80分
FW9オランダの旗 ブライアン・リンセン61分に交代出場 61分
監督:
ポーランドの旗 マチェイ・スコルジャ
2023 Jリーグカップ 優勝
アビスパ福岡
初優勝
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表彰

さらに見る 表彰名, 選手名 ...

得点ランキング

出典:J.LEAGUE Data Site

脚注

関連項目

外部リンク

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