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JCOM BS

日本のBSデジタル放送局 ウィキペディアから

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JCOM BS株式会社(ジェイコム ビーエス)はBSデジタル放送局の「J:COM BS」を運営する株式会社である。旧社名はBS松竹東急株式会社、チャンネルとしてのJ:COM BSの旧名はBS松竹東急[2]

概要 J:COM BS, 基本情報 ...
概要 種類, 業種 ...
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概要

2025年7月1日にJCOMがBS松竹東急[注釈 1]を買収、社名を「JCOM BS株式会社」へ変更しチャンネル名も同時に「J:COM BS」に変更した[6][7][注釈 2]

番組編成について、JCOMは買収時点では番組放映権などの問題もあり、JCOMが運営している他のチャンネルや競合のBSデジタル放送局にて放送している[注釈 3]J:COM制作の番組をJ:COM BSにて放送または移管したり、逆にBS松竹東急の番組をJ:COMチャンネルJ:COM STREAMなどのJCOM運営チャンネル及び動画配信サービスに供給することは未定と述べている[11]。2025年7月時点では原則として9:55 - 24:00の暫定編成[注釈 4]となっており、同年10月を目処に24時間放送の開始と本格編成に移行する方針を示している[12][13][14]

暫定編成番組

旅チャンネル

  • 中西圭三の朝ぶら散歩
  • おくのほそ道を全部歩く
  • Best of Japan
  • 京都よろづ観光帖
  • 日本の夜景

ディスカバリージャパン

ショップチャンネル

J SPORTS

ドラマ

韓国
  • プレーヤー〜華麗なる天才詐欺師〜
朝日放送 必殺スペシャル
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BS松竹東急

要約
視点
概要 種類, 本社所在地 ...

BS松竹東急株式会社(ビーエスしょうちくとうきゅう、: BS Shochiku Tokyu Co., Ltd.)は、かつて存在した日本のテレビ放送事業者。2022年令和4年)3月26日から2025年令和7年)6月30日までBSデジタル放送を放送していた[17]松竹および東急両系列の衛星基幹放送事業者であった。

概要

完全無料放送で、映画歌舞伎舞台などの伝統芸能の中継、並びにオリジナルドラマの3ジャンルをメインとして、ドキュメンタリーバラエティースポーツ中継などの様々なコンテンツを総合編成するチャンネル。松竹ブロードキャスティングが運営する有料チャンネル『衛星劇場』の無料版兄弟チャンネルにあたる。

同局はリモコンキーIDの設定がないため、視聴の際は電子番組表(EPG)を使用する、チャンネル番号「260」を入力するなどの方法で選局する必要がある(ただし、受信機の設定メニューから手動で選局ボタンを変更でき、未使用のチャンネルまたは未契約の有料チャンネル〔2(NHK BS サブチャンネル)・9(WOWOWプライム)〕等のボタンに設定する方法がある)[注釈 5]

開局から1周年を迎え、同局は空チャンネルだとした2チャンネル[注釈 6]に選局ボタンを設定するよう呼びかけ、その方法を説明する動画をソニーシャープ東芝パナソニックハイセンスのメーカーごとに作成した[20]

開局時よりデータ放送を開始しているが、気象情報地震津波情報のみで、双方向サービスは行わないとされている[21]日本民間放送連盟および同連盟などが運営する放送倫理・番組向上機構には開局から1年後となる2023年4月1日に準会員として加盟した[22][23]衛星放送協会の正会員でもある[24]

2022年6月時点で社員は60人在籍している。なお、アナウンサーは在籍していない[25]

株主

設立当初は松竹ブロードキャスティングと東京急行電鉄(現:東急)の合弁会社であったが[26]、2022年8月にザイマックス[27]、2024年3月にゼビオホールディングス東映東映アニメーション[28]がそれぞれ資本参加している。

番組編成

年間300本近い映画作品の放送をレギュラー編成しているのが同局の大きな特徴である[29]。親会社である松竹制作の作品が中心だが、東映[注釈 7]をはじめとするそれ以外の制作会社による作品についても邦画・洋画を問わず多く放送されている。

年末年始などの特別編成ではなく、通常の番組編成において月曜日から土曜日のゴールデンタイムにあたる時間帯に映画を放送しており[注釈 8]、当局の特長になっている。

多くの番組で字幕放送を実施しており、生放送番組やテレビショッピングなど一部を除いて原則字幕放送もしくは字幕スーパーをつけて放送している。制作社や制作局で実施しなかった作品でも独自に字幕放送を付与している番組もある[要出典]

スポーツ番組

開局当初から3か月間はスポーツ中継は編成されなかったが、後述の通り、2022年8月5日に『BS松竹東急ナイター』のタイトルでオリックス・バファローズ北海道日本ハムファイターズ、同年8月10日にもオリックス・バファローズ対東北楽天ゴールデンイーグルスをいずれも京セラドーム大阪から生中継した[30][注釈 9]。また、同年8月7日には『2022 FIM世界耐久選手権(EWS) 鈴鹿8時間耐久ロードレース』を鈴鹿サーキットから生中継した[32]

2023年には、プロ野球中継の番組タイトルを『BS松竹東急ナイター』から『BS松竹東急ベースボールシアター』に改題。オリックス戦の主催試合の中継を16試合に大幅に増やす他、千葉ロッテマリーンズ主催試合の対オリックス戦も4試合生中継する[33]。シーズン開幕前にはオリックスの今シーズンの展望や分析をOB解説陣に聞く『オリックス・バファローズ2023特別番組〜ONE STEP OF VI』を4回にわたって放送した[34]

2023年4月にはアメリカで行われるゴルフ4大会(全米プロゴルフ選手権全米オープンゴルフ選手権全米女子オープンゴルフ選手権全米女子アマチュアゴルフ選手権)の放映権も取得したことを発表した[35]。後に2024年開催予定の全米女子アマチュアゴルフ選手権を除く3大会も放送することを2023年7月に発表した[36]

また、同年11月は『チャレンジ!秋のスポーツ』[37]と銘打って8日に『高松宮記念杯 全日本学生ハンドボール選手権大会[38][39]、11月12日に『ANAウィンドサーフィンワールドカップ』[40]、11月25日に『ANAウィンドサーフィンワールドカップ ダイジェスト』[41][42]を放送したほか、11月25、26日、12月3日にはテニスのATPチャレンジツアーの一つ『横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2023 supported by 三田興産[43][44][45][46][47]を放送した。

2024年1月は本放送局と同時期に開局したBSJapanext(現:BS10)とBSよしもとの3局共同で特別番組を制作し、同時放送を行った。本放送局からはオリックス・バファローズの選手が出演した[48]

2024年2月は『BS松竹東急 フットボールシアター』のタイトルでサッカー中継を放送することを発表。同月25日にJ1リーグ開幕戦となる東京ヴェルディ横浜F・マリノス国立競技場から生中継した[49][50]。また、東京ヴェルディとの間でオフィシャルメディアパートナー契約を締結し、同チームの応援番組『カモン!ヴェルディ!!』を同月23日から放送することも併せて発表した[50][51]

2024年3月は、『BS松竹東急ベースボールシアター』の今シーズンの中継試合を29試合以上に拡大することを発表。オリックス主催試合21試合(オープン戦2試合も含む)のほか、昨年に引き続いてロッテ主催試合4試合に加え新たに福岡ソフトバンクホークス主催試合と埼玉西武ライオンズ主催試合2試合ずつの対オリックス戦を中継する[52]。また、9月4・5日には初めてのセントラル・リーグ公式戦中継かつ出資会社(松竹)のかつてのグループ球団[注釈 10]である横浜DeNAベイスターズの主催試合(対広島東洋カープ戦)を2試合中継[53][54]。10月17日は初めてのプロ野球・クライマックスシリーズとなる「パ ファイナルステージ 福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズ」を中継した[55]

2024年4月は、『ハンドボールIHFオリンピック女子世界最終予選』を生中継した[56]オリンピックの出場がかかった最終予選を中継したのは初めてだった。

2024年9月24日、スカパーJSATからサブライセンスを取得し、サッカー・ブンデスリーガ2024-2025シーズンの一部試合を放送することを発表した[57]

動画配信

2022年9月現在、自社制作番組のうち、連続ドラマ(『月曜ドラマ』・『土曜ドラマ』)はひかりTVGYAO![注釈 11]、一部のバラエティ番組(『ゴルフW』・『号外!日本史スクープ砲』・『シェイクスピア・ラン』)はParavi[注釈 12]とGYAO!にてそれぞれ配信している[58]

2023年3月27日から独自のビデオ・オン・デマンドサービス「BS松竹東急オンデマンド」を開設し、自社制作番組を同サービスにて見逃し配信することを同月に発表した[59]

2023年10月7日から一部の自社制作番組について、在京民放キー局5社が共同運営している動画配信サービス「TVer」への供給を開始した[60]

沿革

  • 2019年令和元年)
  • 2020年(令和2年)7月22日 - BS松竹東急株式会社設立[64]
  • 2021年(令和3年)10月1日 - 東北新社フジ・メディア・ホールディングスにおける外資規制違反問題を受けて、総務省が全ての放送局を対象に同規制に違反していないか調査した結果、本テレビ局において、一時期外国人による役員就任の規定に違反していたことが判明し、再発防止を求める行政指導を受けた[65][66]
  • 2022年(令和4年)
  • 2023年(令和5年)
    • 2月2日 - 開局以来、初となる公式キャラクターを発表。スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫によるデザインで、大人の男女をイメージしており[68]、後に男性キャラクターが「銀さん」、女性キャラクターが「ミルさん」とそれぞれ命名された[69]
    • 3月27日 - ビデオ・オン・デマンドサービス「BS松竹東急オンデマンド」を開始[59]
    • 4月1日 - 日本民間放送連盟に準会員として加盟[22][23]
    • 10月7日 - 民放公式の無料動画配信サービス「TVer」での見逃し配信を開始[60]
  • 2024年(令和6年)3月 - 第三者割当増資により、ゼビオホールディングス東映東映アニメーションが資本参加[28]
  • 2025年(令和7年)
    • 3月12日 - ビデオ・オン・デマンドサービス「BS松竹東急オンデマンド」を3月31日をもって終了[70]
    • 3月31日 - 同年6月30日をもって放送・サービスを終了することを発表[3][4][5]
    • 6月18日 - JCOM株式会社が全株式を取得して完全子会社化することで合意し、株式譲渡契約を締結したと発表[6][7]
    • 6月30日 - この日をもってBS松竹東急としての放送を終了[4][71]。当日23時50分から放送終了の24時までの10分間に渡る、開局以降の全放送番組リストの表示が、最後の放送内容となった[72]
    • 7月1日 - チャンネル名を「J:COM BS」に変更し、当日午前10時より放送を継続[6][7][73]

資本構成

出典:[16]

  1. 松竹ブロードキャスティング株式会社
  2. 株式会社ザイマックスグループ
  3. 東急株式会社
  4. ゼビオホールディングス株式会社
  5. 東映株式会社
  6. 東映アニメーション株式会社

主な番組

開局記念特別番組[74]
さらに見る 番組名, 放送日時 ...

現在の番組

太字はJ:COM BSへの継続番組。

連続番組
さらに見る 番組名, 放送開始日 ...
スポーツ中継
さらに見る 番組名, 放送日時 ...
ミニ番組
さらに見る 番組名, 放送日時 ...

放送終了の番組

ドラマ
日本
韓国
アメリカ
アニメーション
バラエティー
  • 街頭Qバラエティー! スマホ見せてください(2023年7月16日 - 2023年10月1日)
  • 1×8いこうよ!(2022年3月29日 - 2024年3月30日)
ドキュメンタリー
  • 発酵の里ニッポン(2022年3月31日 - 9月29日)
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脚注

関連項目

外部リンク

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