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日本の俳優 (1956-) ウィキペディアから
役所 広司[注釈 1](やくしょ こうじ、Koji Yakusho、1956年〈昭和31年〉1月1日[注釈 2] - )は、日本の俳優・ナレーター・声優。
やくしょ こうじ 役所 広司 | |||||||||||||||||||||||
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本名 |
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生年月日 | 1956年1月1日(68歳) | ||||||||||||||||||||||
出生地 | 日本・長崎県諫早市 | ||||||||||||||||||||||
身長 | 179 cm | ||||||||||||||||||||||
血液型 | AB型 | ||||||||||||||||||||||
職業 | 俳優・ナレーター・声優 | ||||||||||||||||||||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ・舞台・CM・ドキュメンタリー・ナレーション | ||||||||||||||||||||||
活動期間 | 1978年 - | ||||||||||||||||||||||
配偶者 | 河津左衛子(1982年 - ) | ||||||||||||||||||||||
著名な家族 | 橋本一郎(長男) | ||||||||||||||||||||||
事務所 | ワイ・ケイ事務所 | ||||||||||||||||||||||
公式サイト | 役所広司 オフィシャルサイト | ||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||
映画 『タンポポ』/『オーロラの下で』 『KAMIKAZE TAXI』/『Shall we ダンス?』 『シャブ極道』/『眠る男』 『失楽園』/『うなぎ』 『バウンス ko GALS』/『カリスマ』 『どら平太』/『金融腐蝕列島〔呪縛〕』 『CURE』/『赤い橋の下のぬるい水』 『突入せよ! あさま山荘事件』/『東京原発』 『EUREKA』/『THE 有頂天ホテル』 『笑の大学』/『それでもボクはやってない』 『パコと魔法の絵本』/『十三人の刺客』 『最後の忠臣蔵』/『キツツキと雨』 『聯合艦隊司令長官 山本五十六』/『わが母の記』 『終の信託』/『清須会議』 『蜩ノ記』/『渇き。』 『日本のいちばん長い日』/『関ヶ原』 『三度目の殺人』/『孤狼の血』 『すばらしき世界』/『銀河鉄道の父』 『PERFECT DAYS』 テレビドラマ 『徳川家康』/『宮本武蔵』 『三匹が斬る!シリーズ』/『合い言葉は勇気』 『陸王』/『いだてん〜東京オリムピック噺〜』 『THE DAYS』/『VIVANT』 | |||||||||||||||||||||||
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ワイ・ケイ事務所所属。本名:橋本 広司(はしもと こうじ)。
長崎県諫早市で誕生。長崎県立大村工業高等学校卒業後[2]、上京して千代田区役所土木工事課に勤務。
友人に連れられて観劇した仲代達矢主演の舞台公演『どん底』に感銘を受け俳優への道を志す。200倍もの難関である仲代が主宰する俳優養成所無名塾の試験に合格。芸名は前職が役所勤めだったことに加え、役どころが広くなることを祈念して仲代が命名[3]。当初は所属する無名塾の舞台公演に出演。1982年に結婚した妻は無名塾の元女優。
1979年のアマゾンの歌でテレビデビューを果たす。この時は仲代達矢の付き人兼移民Aという役だった。1980年NHK連続テレビ小説『なっちゃんの写真館』など。 主に時代劇で評価を得ていた。1983年のNHK大河ドラマ『徳川家康』の織田信長役で注目を集め、1984年のNHK新大型時代劇『宮本武蔵』の主人公武蔵役で初めて主演に抜擢される。民放の時代劇作品では、『三匹が斬る!』シリーズなどが代表作。1985年には出身地の諫早を舞台としたテレビドラマ『親戚たち』に主演[4]。その後は時代劇以外にも活動の場を広げた。
映画では、伊丹十三監督作品の『タンポポ』などに出演。1988年の日本・スイス合作映画『アナザー・ウェイ ―D機関情報―』(西村京太郎の小説『D機関情報』の映画化作品。山下耕作監督作品)の主人公・関谷海軍中佐役で映画初主演を果たす。『オーロラの下で』で初めて日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を獲得する。1995年、『KAMIKAZE TAXI』(原田眞人監督)で毎日映画コンクール主演男優賞を受賞。
1996年公開の主演映画『Shall we ダンス?』で社交ダンスに魅了される平均的なサラリーマンを演じ、作品は大ヒットを記録。さらに、同年の『シャブ極道』(細野辰興監督作品)、『眠る男』(小栗康平監督作品)における演技も絶賛され、その年度の主演男優賞を総ざらいする。さらに、1997年の『失楽園』では不倫相手と許されざる愛の末に心中するサラリーマンを演じ、こちらもその年の邦画としては大ヒットを記録。また、同年の今村昌平監督作の『うなぎ』がカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した上に、自身も黒沢清監督作の『CURE』で東京国際映画祭の男優賞を受賞し、2年連続で20以上の国内映画賞も獲得。2000年以降も青山真治監督作の『EUREKA』がカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞とエキュメニカル審査員賞を受賞するなど、出演作が国内外の映画祭で受賞を重ね、自身も1996年から7年連続で日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞するなど、毎年の映画祭でその名前を挙げられないことはないほど名実共に、日本を代表する映画俳優の一人となった。
2005年にはアジアを代表する俳優、ハリウッドを牽引するスタッフが集結したことで話題を呼んだ『SAYURI』でハリウッドデビューを果たし、作品は同年のアカデミー賞で3部門を受賞。また、翌年のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作『バベル』ではブラッド・ピットと共演し、同作品はカンヌ国際映画祭におけるイニャリトゥの監督賞受賞に加え、ゴールデングローブ賞 作品賞(ドラマ部門)受賞、さらには第79回アカデミー賞で作品賞を含む7部門にもノミネートされ、自身も出演者の一人として全米映画俳優組合賞キャスト賞にノミネートされた。また、2023年のヴィム・ヴェンダース監督による日独合作映画『PERFECT DAYS』では主演に加えて製作総指揮も務め、第76回カンヌ国際映画祭で日本人としては柳楽優弥以来19年振りとなる男優賞を受賞[6]。作品自体も第96回アカデミー賞では国際長編映画賞にもノミネートされた。
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