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みちのくダービー

Jリーグのベガルタ仙台とモンテディオ山形の対戦の呼称 ウィキペディアから

みちのくダービー
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みちのくダービーとは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するベガルタ仙台モンテディオ山形が対戦する試合ダービーマッチ)の呼称である。

概要 都市、地域, 初開催 ...
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山形
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        仙台
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概要

1989年東北社会人サッカーリーグチャレンジマッチで東北電力サッカー部(後のベガルタ仙台)と山形日本電気(後のモンテディオ山形)が対戦したのが初対戦である。ジャパンフットボールリーグ、J2時代での対戦を経て、J1での初対戦を前にした2010年(平成22年)7月8日山寺 後藤美術館で開催された「みちのくダービー2010共同記者会見」において両クラブの対戦の呼称を「みちのくダービー」に制定することが発表された[1]

なお、「東北ダービー」の名称で報じるマスメディアもあり、完全に名称が統一されているわけではない[2][3]。ただし、2014年以降、同じく東北地方ヴァンラーレ八戸いわてグルージャ盛岡ブラウブリッツ秋田福島ユナイテッドFCいわきFCがJリーグに加盟したことから、これらのチームの対戦を総称して「東北ダービー」と呼ばれるようになり、仙台と山形の対戦については「東北ダービー」とは呼ばれなくなってきている。

J2元年の開幕節で唯一1万人超えしたカードであり、両チームは激しいライバル関係にあるため、公式からも「Jリーグ屈指の激しいダービー」と評されている[4][5]

2000年 - 2008年2010年の仙台のホームゲームでは、山形のフィールドプレーヤーが1stユニフォームストッキングを青から白に替えて着用していた。これは2ndユニフォームが全身黄色(2000年 - 2014年)で仙台1stユニフォームのシャツ(ゴールド)と同系色となるうえ、通常の1stユニフォームも仙台1stユニフォームのパンツ及びストッキングと同系色となるためである。なお2011年から仙台1stユニフォームのストッキングがシャツと同系色になったため、同年の仙台のホームゲームでは、山形のフィールドプレーヤーは通常の青ストッキングを着用した。2015年の対戦時は、仙台ホームでは山形のフィールドプレーヤーが全身赤の2ndユニフォームを着用し、山形ホームでは山形1stユニフォームが全身青である関係上、仙台のフィールドプレーヤーは1stユニフォームのシャツ・ストッキングに2ndユニフォームの白パンツを着用した。

2008年6月15日に行われた試合では、この前日に発生した岩手・宮城内陸地震の犠牲者を悼み、両チームとも喪章を付けて戦った[6]

仙台がJ2に降格し、2022年にリーグ戦で7年ぶりのダービーが実現したが、3月のダービーを前に山形の相田健太郎社長が仙台を挑発するポスターを制作[7]。山形駅周辺の飲食店やホテルなどを巡ってポスターを配布した。

2023年5月13日に行われた試合は「Jリーグ30周年記念マッチ」として開催され、公式試合球は「オーシャンズ」のスペシャルデザイン「KOTOHOGI 30」を使用[8]

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ホームスタジアム

さらに見る チーム名, スタジアム名 (命名権名称) ...
概要 全ての座標を示した地図 - OSM ...

戦績

要約
視点

[9]

東北電力 / ブランメル仙台ベガルタ仙台:25勝17分20敗
山形日本電気 / NEC山形 / モンテディオ山形モンテディオ山形:20勝17分25敗

リーグ戦

東北リーグ・JFL

東北電力 / ブランメル仙台:3勝3分8敗
山形日本電気 / NEC山形 / モンテディオ山形:8勝3分3敗

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Jリーグ

ベガルタ仙台:20勝16分8敗
モンテディオ山形:8勝16分20敗

さらに見る 年, 月日 ...

カップ戦他

東北リーグ・JFL時期

東北電力/ブランメル仙台:1勝1分3敗
山形日本電気/NEC山形:3勝1分1敗

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Jリーグ参入後

ベガルタ仙台:1勝0分1敗
モンテディオ山形:1勝0分1敗

さらに見る 年, 月日 ...
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パブリック・ビューイング

プロ野球オールスターゲーム(於フルキャストスタジアム宮城)のパブリックビューイングに続いて、みちのくダービーのパブリックビューイングも行われた。
  • 2011年(平成23年)5月22日:みちのくダービー第1戦(J1第12節)
    • ユアテックスタジアム仙台
スカパー!Jリーグ中継の企画として開催。

騒動・不祥事

2011年8月27日に行われた試合では、一部の仙台サポーターが山形に対する不適切なコールと横断幕の掲出を行った。なお、仙台が代表取締役社長名でクラブの公式サイトにおいて謝罪のコメントを発表した[14]

2015年3月7日に行われた試合では、山形サポーターが試合前の君が代斉唱などのセレモニー中にコールを続けて妨害し、後日山形が代表取締役社長名でクラブの公式サイトにおいて謝罪のコメントを発表した[15]

2024年4月13日に行われた試合はホームの仙台が2-0で勝利したが、敗戦によってヒートアップした山形サポーターの1名が、試合後に挨拶している山形の渡邉晋監督や選手へ水を浴びせかける事態が発生し、翌日に予定されていたファンサービスも中止となるなど、波紋が広がった[16][17]。後日山形は当該サポーターを無期限入場禁止とした[18]

2025年6月15日に山形で行われた試合ではチケット販売に関する不具合が発生し、山形がクラブの公式サイトにて謝罪のコメントと不具合の原因を発表した[19]

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脚注

関連項目

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