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南くんの恋人
日本の漫画作品、テレビドラマ番組 ウィキペディアから
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『南くんの恋人』(みなみくんのこいびと)は、内田春菊による漫画作品、およびそれを原作としたテレビドラマ。
概要
平凡な高校3年生の南くんと、突然身長15cmになってしまったちよみの恋と同棲生活を描いた連作。
『写真時代ジュニア』1985年4月号掲載の読切漫画「言いなりになりたい」(単行本『春菊』に収録)を元に、1985年マイアニメ増刊『コミックOZ』創刊号で第1話「悲しんだりもしたい」を掲載。第2話から舞台を『ガロ』に移して1986年10月号から1987年6月号まで連載され、描き下ろしの最終話を加えた単行本が1987年7月に青林堂から刊行された。1998年7月には文藝春秋より文春文庫として刊行、2004年6月には青林工藝舎より「改訂版」が刊行された。
原作
要約
視点
原作漫画はドラマ版と違い、掲載誌の性質上寓話的な要素が強い。また、原作は登場人物も少なく、ドラマのストーリーも「小さくなった恋人との同棲生活」程度の共通点しかない。また、漫画の内容は決して「プラトニックな恋愛」を描いたわけではなく、あくまで「ガロ系のラブストーリー」といったものであり、青年期の生々しい心情描写や大胆な性描写などが描かれ、恋愛漫画における綺麗事を一切排除した特殊な恋愛作品となっている。[独自研究?]
最終話は南くんとちよみが温泉旅行に出かけるが、旅行の帰り際に転落事故に遭い、南くんはかすり傷で済んだものの、ポケットの中にいたちよみが死亡してしまう残酷であっけないものだった。最後のページには「ちよみは小さいから生きられなかった」という本作品の構造に対しての皮肉も描かれている。また、「なぜちよみが小さくなったのか」といった理由や説明が本編で明示されることは一切なかった。
作者の内田春菊は『ガロ』1994年2月号のインタビューで、残酷な結末を描いた経緯について次のように回想している。
こーんな小さなちよみの子宮の中で生理が起こってる、とかいうのもいつまでもやっていたらおかしくなるな、と思ってこの話を終わらそうと決心したんですよ。それから話を思い出すたびにシクシク泣いて、やめればいいのにね。自分で勝手に世界を作って自分でそれを壊すことを決めて、でもそれに自分が悲しんでってもうおかしいよねぇ。なんてナルシスティックな商売なんだろう。あのころ、私は子どもを産める気がしていなかった、ちよみを殺してしまったのなんかは、子どもを諦めようという一連の作業だったんじゃないのかもしれない。
また、彼女は「あとがき」で、「この作品、自分は『小美人ポルノ』だと思ってたのに、読者からは『これってプラトニックな恋ですよね?』と手紙が来る」と述べており、読者と自分の認識のギャップを語っている。
初出
続編
『ガロ』連載終了から実に25年を経て『Cocohana』(集英社)誌上で2013年1月号より6月号にかけて続編『南くんは恋人』が連載された[1][2]。
本作品では『南くんの恋人』とは立場が逆転しており、高校生のちよみと、突然小さくなってしまった南くんの恋と同棲生活を描いた連作となっている。第1話冒頭に於けるちよみのモノローグにより、本作品中設定では、『南くんの恋人』はちよみの見た夢であったことが示唆されている。
- 内田春菊『南くんは恋人』 集英社〈愛蔵版コミックス〉、2013年8月28日第1刷発行(2013年8月23日発売)、ISBN 978-4-08-782707-1
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テレビドラマ
要約
視点
本作品は5度テレビドラマ化されており、本記事ではそれぞれ第1作 - 第5作とする(【主演】1990年、工藤正貴、石田ひかり。1994年、武田真治、高橋由美子。2004年、二宮和也、深田恭子。2015年、中川大志、山本舞香。2024年、八木勇征、飯沼愛)。
エピソードとして、ドラマ版を知った後に原作を読んで残酷な結末に衝撃を受けた視聴者が続出したという逸話がある。これに関して内田自身の「ちよみは本来存在すべきでない」という持論に対しても賛否両論があり、内田に対しても批判があった。内田の弁によると「もうあのページはノリで貼り付けてやりたい」という投書まで送られてきたという[3]。
内田によれば、第1作を手掛けたTBSからドラマ化の依頼があった際、フジテレビからも映画化の企画が来たというが、その依頼は断ったという。その経緯について内田は『ガロ』1994年2月号のインタビューで次のように明かしている。
「 | フジのほうはハイビジョンを全編に使って、ヒロインも募集して大事業みたいにするって言うのね。でもずっと話をしていても、作品に対する話というのが出てこないんですよ。TBSのほうはその辺はすごく愛情を持ってくれていたんだけれど、でも好きでやってくれるんだったら両方受ければいいか、と思ってたんですけどね。でもフジの人が「ちよみは処女じゃないといやだ」って言い始めましてね。で、そのうち「うちだけに使わせろ」みたいな話になってきて、でもそこまで言うのに作品に対する手ごたえっていうものがなかったんですよ。それでフジのほうは断ったんです。 | 」 |
1994年1月、高橋由美子・武田真治主演によるテレビドラマ(第2作)がテレビ朝日『月曜ドラマ・イン』枠で放映され、高視聴率を獲得した。しかし、月曜20時台という時間帯の関係で主たる視聴者層が低年齢化し、主に子供たちから「(最終回の結末を踏まえて)ちよみがかわいそうだ」との投書が寄せられた。それを契機として原作にないアナザーストーリー(厳密には続編)を追加することとなり、1995年4月にスペシャルドラマ「もうひとつの完結編」が放映された。本作品の設定上から映像はブルーバック合成という手法がとられ、そのために高橋の収録分の大半はブルーシートを背にしてひたすら一人芝居をするというものだった。他の出演者との絡みがあるのは、ちよみが小さくなる前の回想シーンの収録くらいであり、「何のために女優になったんだろう?」などといった葛藤を抱えながらの撮影だったことを高橋自身が後に回想して語っている[4]。 なお、「週刊TVガイド」のニュース記事では当初、ちよみ役は千葉麗子と発表されていた[要出典]。
2004年7月、二宮和也・深田恭子主演によりテレビ朝日系列の『木曜ドラマ』枠でリメイクされた(第3作)。同一放送局による10年振りのテレビドラマ化であった。
2015年5月、山本舞香・中川大志を主演に、『南くんの恋人〜my little lover』(第4作)のタイトルでドラマ化がされ[5]、11月からフジテレビ他で放映された。
2024年7月、飯沼愛主演により、『南くんが恋人!?』(第5作)のタイトルでテレビ朝日系列「火曜9時枠の連続ドラマ」枠でドラマ化され[6]、今作は男女逆転バージョンで描かれた[7]。
第1作
- 1990年4月28日、TBS系列、土曜日22:00-23:54(JST)、ドラマチック22枠(単発ドラマ)。視聴率は13.3%。
- ちよみが小さくなるのは家系(ちよみのおばあちゃんも若いころ小さくなった)で、ラストは行方不明になったちよみが風船につかまって戻ってくる。
キャスト(第1作)
スタッフ(第1作)
ネット局 (第1作)
- 系列は当時の系列。
第2作
- 1994年1月10日 - 3月21日、テレビ朝日系列、月曜日20:00-20:54(JST)、月曜ドラマ・イン枠。
- 1995年4月10日、「南くんの恋人スペシャル もうひとつの完結編」が20:00-21:48に放送された。
キャスト(第2作)
レギュラー出演者
(タイトルバックでのキャスト紹介順に掲載)
主なレギュラー
- 堀切ちよみ(ほりきり ちよみ)
- 演 - 高橋由美子
- セントルイス学園高等学校に通う普通の女子高生だったが、事故の衝撃で、身長15センチの小ささになってしまう(この時点で死亡扱いとなる)本編で一旦、姿を消す形で天に召されている。完結編では、間もなく父の後妻の娘として生まれ変わることになり「自分の記憶が消される前に」として浩之に会いにゆくが、トラウマを抱える範子を心配。再び自殺を図ろうとした彼女を救うように浩之を説得する。恋人同士でありながら、浩之を最後まで苗字で呼んでいた(浩之の方はちよみを名で呼んでいる)。
- 南浩之(みなみ ひろゆき)
- 演 - 武田真治
- 本編ではやはりセントルイス学園高の生徒で、恋人のちよみが小さくなってから、ずっと守り続けて来たが、ラストで彼女との別れにショックを受ける。完結編では卒業後、セントポーリア大学へと進学。押し切る形で接近して来た範子を気に掛けるうちに親しくなったころ、天国からやって来たちよみと再会。最終的にちよみと結ばれることになる。心優しい性格。
- 野村リサコ(のむら リサコ)
- 演 - 千葉麗子
- 浩之・ちよみのクラスメート。美人でおっとりした雰囲気だが、やや情緒不安定で突然キスをしたりなど、何かと浩之に色目を使う。勘が鋭い。両親は離婚していて一人暮らし。両親を嫌っている。
- 南涼子(みなみ りょうこ)
- 演 - 中村綾
- 浩之の姉。浩之のことを『弟』と呼ぶ。好奇心旺盛。
- 竹原直人(たけはら なおと)
- 演 - 岡田秀樹
- 浩之の友人で、ちよみに片思いをしている。真面目な性格で成績優秀だが、思い込みが激しく極端な一面がある。
- 榎本日出夫(えのもと ひでお)
- 演 - 石塚英彦
- 浩之・ちよみの高校での担任。体育担当で常にジャージ姿。手芸部の顧問でもある。生徒たちに何かを注意や発言しても言い返されたり無視されることが多い。
- 朝倉真知子(あさくら まちこ)
- 演 - 響野夏子
- ちよみの父の婚約者。信太郎の盲腸手術をきっかけに知り合った元看護師。
- 南暁子
- 演 - 岡本麗
- 浩之の母。基本的に陽気だが、ちよみを忘れられない息子を心配し、平手打ちの後に号泣したこともある。多趣味。
- 南隆之
- 演 - 高田純次
- 浩之の父。のんびりした性格で料理が得意。いざという時は父親らしく振る舞う時も。
- 堀切信太郎(ほりきり しんたろう)
- 演 - 草刈正雄
- ちよみの父。カフェ「ROUTE66」のマスター。『男はな、南くん』が口癖。本編最終回で、浩之から真相を知らされ思わず殴り倒す。その後に涙ながらに浩之の襟首を掴み「ちよみは……幸せだったのか?」と質し、浩之が必死に頷くと、納得する。完結編では再婚しており、後妻が妊娠。医師からは女児と伝えられていたが、男児の父となる。
その他レギュラー
- やまざき みちえ:木之下綾
- 吉田潤之祐
- 芦田真奈
- 東海林龍
- 富岡美奈
- 石塚隆夫
- 岩井裕扶子
- 梅田奈央美
- 木原久美
ゲスト出演者
主なゲスト
- 校長
- 演 - 福田豊土(3,7,8,9話)
- ちよみと浩之が通うセントルイス学園高等学校の校長。
- 野村百合子
- 演 - 田島令子(3,5,6,7,8,9,10話)
- 野村リサコの母。セントルイス学園高等学校に多額の寄付をしている教育評論家。リサコに嫌われているが、僅かながらリサコを心配している。
- 東山真理絵(ひがしやま まりえ)
- 演 - 西田ひかる(4,6話)
- 家出したちよみを見つけた一人暮らしの女子大生。初めてちよみを見た際も驚かずに保護した。喧嘩した浩之・ちよみの和解のきっかけを作る。
- 野村健三
- 演 - 西田健(5,6話)
- 野村リサコの父。会社経営が上手くいかず、百合子の慰謝料捻出のためリサコが暮らすマンションを売り払おうとする。
- 清水
- 演 - 清水ミチコ(7話)
- 世界史の先生。
- 中原範子
- 演 - 井出薫(完結編)
- 浩之が合コンで知り合った女子大生。高2のころ、既婚者だった担任教師と不倫の末に海岸での入水心中をはかり、自分のみが生き残るという事件を起こしている。大学進学後も周囲から後ろ指を指され、誹謗中傷を受けていることもあり、精神的に不安定で陰気な印象。浩之との出会いで次第に明るさを取り戻しつつあったが、命日に墓に手向ける花を購入した直後、死亡した愛人の妻と鉢合わせ。連れられていた幼い息子に「パパを殺した女」と説明されたショックで、浩之に予告電話をし、当時の同じ海岸で自殺を図る。しかし到着した浩之の呼びかけと、愛人の息子の許しで思い留まった。完結編のみの登場。
- 範子の元愛人の妻
- 演 - 波希かずえ(完結編)
- 夫と不倫をし、心中の末に生き残った範子を激しく憎悪。命日のころに息子を連れて彼女をつけまわし花屋の前で罵倒。落とした花束を踏みつけて去ってゆく。地味で真面目な印象を持つ。
- 範子の元愛人の息子
- 演 - 内田萌(完結編)
- 物心がつく前に父と死別。母に連れられて範子の後ろをついて回り、中傷を吹き込まれるが、海岸で自殺を図った範子に「お姉ちゃん! パパのお話を聞かせて!」と無邪気に歩み寄る。
- 謎の老人
- 演 - 松村達雄(完結編)
その他ゲスト
- トラック運転手。居眠り運転でちよみにぶつかった張本人。
- 今井治(1話)
- 金子浩子(2話)
- 横澤美智香(2話)
- 大塚洋(3話)
- 鈴木祥恵(4話)
- 田島幸代(4話)
- 渡辺幸恵(4話)
- 天谷規由季(4話)
- 中山由香理(4話)
- 櫃割みゆき(4話)
- 本庄佐知子(4話)
- 石橋秀太郎(4話)
- 須藤学(5話)
- 渋谷竹春(5話)
- ちよみの母:久我美智子(6話)※写真のみ
- 拓郎(たくろう):土谷一貴(子役)(7,8,10話)
- 野村リサコの母の連れ子。
サブタイトル(第2作)
ネット局 (第2作)
スタッフ(第2作)
- 原作 - 内田春菊(青林堂刊)
- 脚本 - 岡田惠和
- 音楽 - 寺嶋民哉 アルバム「南くんの恋人」より(ソニーレコード)
- 主題歌 - 高橋由美子「友達でいいから」(ビクターエンタテインメント)
- プロデューサー - 高橋浩太郎、黒田徹也(テレビ朝日)、照喜名隆(渡辺企画)
- 技術プロデューサー - 小関進
- TD - 笹村彰
- カメラ - 栗林克夫
- 照明 - 白石雄二
- 音声 - 八木明広
- MA - 前島真一(ザ・チューブ)
- 音効 - 鈴木晴夫(1 - 6・10話)、太田亜紀(7 - 9話)
- VE - 勝又章浩、勝屋一朗
- CGタイトル - F:DRIVE Ltd.,Ld、KAN DAVA、電影工房
- 編集 - 青柳信司(ザ・チューブ)
- 美術デザイン:北谷岳之
- 美術制作:林潤一
- 大道具:松岡美都司
- 装飾:相田伸一
- 持道具 - 水田貴紀
- 衣裳 - 山田秀夫
- メイク - ストロベリーキッズ
- スタイリスト - 曽根和子
- 演出補 - 松井哲彦
- 記録 - 岸田純子(1・2話)、石塚早苗(3 - 5・8・9話)、舘野弘子(6・7話)、志村実恵子(10話)
- 制作担当 - 植野亮
- 広報 - 上田めぐみ(テレビ朝日)
- スチール - 田部井満
- ビジュアルプランナー - 樋口真嗣※1・2話では「樋口信司」表記
- プランニングスタッフ - 楠本浩美
- アソシエイツプロデューサー - 小橋孝裕
- プロデューサー補 - 佐藤富宏
- 美術協力 - アップルコンピュータ株式会社、WHY CO., LTD.、UP BEAT GALLERY、BREE、RALLY(1 - 3・5 - 10話)、EPSON(4話)
- 衣裳協力 - J.CREW(4話)、pou dou dou(4話)、CHUCK.CHAQET.CHIKIT(5・6話)、CELLULOID(5・6話)、ホコモモラ、MORGAN(1話)、Jane Marple(2 - 5話)、イタリヤード株(1・2・9・10話)、KOOKAI(3・5話)、EQUAL(3話)、yoko(6 - 10話)、StrawBerry Fields(10話)、青山 伊万里、RORA-RORA、I,MARIO、pour la frime ainee(1 - 8・10話)、村田長(株)、ラブエル.、コード服装、PERSON'S、ハウステンボス・フォトジェニック(10話)
- 音楽協力 - テレビ朝日ミュージック
- 協力 - ハウステンボス(10話)、株式会社NHVホテルズインターナショナル(10話)、ZEEクルーズ株式会社(10話)、タカラ、パオ(2・8話)、富士重工(3 - 10話)、JAS 日本エアシステム(9・10話)、NARIKAWA、多摩大学(1話)、たま日吉台病院(2話)、株式会社四季の旅社(3話)、パルテノン多摩(3話)、新都市センター開発株式会社(4話)、BEAUX-ARTS(4話)、PRESEΛ ROOM(5話)、Bird Land(6話)、INTERIOR SPACE 彩(6話)、多摩中央病院(7話)、多摩市聖ヶ丘商店街(7話)、SEGA(8話)、BERKELEY(8話)、大中 渋谷店(8話)、山野美容芸術短期大学(9話)、にっかつ撮影所(9・10話)、(株)イースト・ウェスト トラベル(9話)、嬉野温泉 山水(10話)、カーヴ・ドゥ・カツヌマ(10話)
- 映像協力 - 「稲村ジェーン」(株)アミューズ(8話)
- 写真協力 - 菅原千代志
- 車輌 - オフィスK
- カースタント - スーパードライバーズ
- 技術協力 - テイクシステムズ
- 演出 - 中山史郎(ザ・ワークス)、今井和久(ザ・ワークス)
- 制作 - テレビ朝日、渡辺企画
関連商品(第2作)
- オリジナル・サウンドトラック
- 南くんの恋人~オリジナル・サウンドトラック(1994年2月21日、ソニー・ミュージックエンタテインメント)SRCL-2841 製作:寺嶋民哉
- VHS
- 南くんの恋人 Vol.1~5(1994年6月17日~8月19日、ポニーキャニオン) それぞれ2話ずつ収録
- 南くんの恋人スペシャル もうひとつの完結編(1995年8月23日、ビクターエンタテインメント)
- DVD
第3作
キャスト(第3作)
サブタイトル(第3作)
ネット局 (第3作)
スタッフ(第3作)
関連商品(第3作)
- DVD
- 南くんの恋人 第1巻~第5巻(2004年12月23日、メディアファクトリー) それぞれ2話ずつ(第5巻のみ3話分)収録
- 南くんの恋人 DVD-BOX(2004年南くんの恋人 DVD-BOX、メディアファクトリー) 上記5巻をまとめたもの
第4作
『南くんの恋人〜my little lover』(みなみくんのこいびと マイリトルラバー)のタイトルで、2015年11月10日から2016年2月2日までフジテレビの「Mナイト」枠にて放送された(全10話)[5][8]。
これにさきがけ、同年9月9日早朝(『Tナイト』枠の最終パート)に関東ローカルで特別番組『身長差163センチの恋!「南くんの恋人〜my little lover」に密着!』を放送予定[8]であったが、前夜のバレーボール中継の大幅延長に伴い、『Tナイト』の最終パートがカットされるため、後日振替放送予定。
主人公の南くんは、原作ではおっとりした性格だが、本作品では成績優秀なイケメンというキャラクター設定となる。また、ラストシーンは原作から変わることが開始前より明言されている[5]。
関東ローカルの番組であったが、サンテレビでの放送が決定し関西でも2017年4月7日から毎週金曜の15時から放送がスタートした。
キャスト(第4作)
主要人物
館山第一高校
南家
堀切家
カフェ「花泥棒」の常連客
- 堺沢
- 演 - 富岡晃一郎
- 地元の駐在さん。
- 佐野元太郎
- 演 - 今奈良孝行
- 居酒屋「元太郎」店主。佐和子の夫。
- 佐野佐和子
- 演 - 新井友香
- 居酒屋「元太郎」おかみ。元太郎の妻。
- 板倉次郎
- 演 - 山田伊久麿
- 矢沢
- 演 - 森啓一朗
- 内海
- 演 - 眼鏡太郎
主題歌(第4作)
サブタイトル(第4作)
スタッフ(第4作)
- 原作 - 内田春菊「南くんの恋人」(青林工藝舎刊)
- 脚本 - 新井友香[10]
- 監督 - 小中和哉[10]
- 音楽 - 遠藤浩二、黒木千波留、宮野幸子
- 特殊視覚効果 - 泉谷修
- VFX・CG - 日本エフェクトセンター
- ロケ協力 - 千葉県、千葉県フィルムコミッション、館山市、南房総市、千葉県立館山総合高等学校 ほか
- プロデュース - 岡本真由子(フジテレビ)、鈴木伸明(エスピーオー)、北詰裕亮(博報堂DYメディアパートナーズ)、代情明彦(AOI Pro.)
- ラインプロデューサー - 鶴岡智之
- アソシエイトプロデューサー - 根本裕美(エスピーオー)、山野邊雅祥(エスピーオー)、泊伸弘(フジテレビ)、唯野友歩(AOI Pro.)
- 企画プロデュース - 櫻井由紀(エスピーオー)
- 製作者 - 香川淑晴(エスピーオー)、宮道治朗(フジテレビ)、村田嘉邦(博報堂DYメディアパートナーズ)、中江康人(AOI Pro.)
- 製作プロダクション - AOI Pro.
- 制作 - 「南くんの恋人〜my little lover」製作委員会(エスピーオー/フジテレビジョン/博報堂DYメディアパートナーズ/AOI Pro.)[10]
第5作
『南くんが恋人!?』(みなみくんがこいびと)のタイトルで、2024年7月16日から9月10日までテレビ朝日系「火曜9時枠の連続ドラマ」にて放送された[6]。主演は本作がGP帯のドラマ初主演となる飯沼愛[7]。
過去のシリーズとは違い、男女逆転のバージョンでドラマ化[6]。また、第2作で浩之役を演じた武田真治が、今回はちよみの父役を演じることになる。
キャスト(第5作)
主要人物
堀切家
南家
焼鳥「信真」連中
その他
スタッフ(第5作)
サブタイトル(第5作)
- 初回・第2話は21時 - 22時の6分拡大放送。
- 8月6日はパリ五輪中で、『世界アニマル&キッズ動画スペシャル』(19:00 - 21:54)放送のため休止。
受賞
- 第28回 日刊スポーツ・ドラマグランプリ 夏ドラマ[29]
- 作品賞
- 主演女優賞
- 助演男優賞
- 第28回 日刊スポーツ・ドラマグランプリ 年間大賞 作品賞[30]
ネット局 (第5作)
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脚注
関連項目
外部リンク
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