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小林里歌子

日本のサッカー選手 ウィキペディアから

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小林 里歌子(こばやし りかこ、1997年7月21日 - )は、兵庫県神戸市出身の女子サッカー選手。日テレ・東京ヴェルディベレーザ所属。元サッカー日本女子代表。ポジションはフォワードミッドフィールダーJリーガー小林成豪は実兄。

概要 小林 里歌子, 名前 ...
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経歴

要約
視点

ユース

小学校時代に兄の小林成豪も所属していた地元の若草少年サッカークラブでサッカーを始める。神戸市立小束山小学校出身。小学6年生の時には4x100mリレーの選手として神戸女子選抜長距離大会に参加して3位になる[2]。10歳で神戸市女子トレセンU-11、12歳でナショナルトレセンU-12関西を経て、U-13日本女子選抜に選ばれた。神戸市立多聞東中学校に進学すると同時にアギラス神戸に入団、12歳でなでしこチャレンジリーグの試合に出場するようになった。

2011年、創立したばかりのプラセル神戸に入団し、背番号10をつけた。

2013年、高校女子サッカー界の名門常盤木学園高等学校へ進学。同年9月にはAFC U-16女子選手権(中国・南京)に出場し、得点王に輝く活躍でチームに優勝に導く[1]

2015年、チャレンジリーグで13試合13得点の活躍で自身初となるリーグ得点王、リーグMVPに輝いた[1]9月30日、宮城県代表として出場していた第70回国民体育大会の準決勝の三重戦で負傷。前十字靱帯断裂、全治6か月と診断され[3]2016年1月の第24回全日本高等学校女子サッカー選手権大会に出場出来なかった。

シニア

2016年法政大学に進学。同年1月19日、かねてから内定が報道されていた[4]日テレ・ベレーザへの入団が発表された。しかしシーズン大半を前年負った怪我のリハビリに当てることとなる。7月にはパプアニューギニアで11月に開幕するU-20杯での活躍が期待される選手としてFIFAのインタビュー内で大会への抱負を語り[5]、9月にはチーム練習に参加している旨が公表されるなど[6]、AFC U-19選手権MVPでU-19代表チーム得点王である小林の復帰への期待は自然と高まったが、ホーム戦の第15節と17節のベンチ入りのみにとどまり、10月24日に発表されたU-20女子日本代表からは選外となった。結局リーグ終了まで実戦復帰は叶わず、11月には今度は右膝半月板を損傷し手術していた事が発表された[7]

2017年、公表されていた2度目の怪我の全治予定時期を過ぎてもベンチ入りする事はなく、公式戦に出場せずにシーズンを終えた。

2018年4月1日のリーグカップ戦第1節ジェフ千葉戦で実に2年6ヶ月ぶりに公式戦復帰を果たした[8]。同月15日には復帰3試合目となるリーグカップ戦第3節でリーグ公式戦初ゴールを挙げた[9]11月3日のリーグ最終戦ではベレーザ入団後初めて公式戦で先発90分フル出場を果たし、その上に2得点を挙げる活躍を見せた[10]

2022年2月9日、左膝内側半月板を損傷し、全治は約6カ月と発表された[11][12]

2023年7月17日、プロ女子テニス選手の大坂なおみが共同オーナーを務めているアメリカNWSLノースカロライナ・カレッジへ完全移籍[13]

2024年3月21日、2024年シーズンまでのノースカロライナ・カレッジとの契約解除で合意した[14]。怪我のため、リーグでの出場がないままの退団となった。同年7月8日、古巣の日テレ・東京ヴェルディベレーザへ復帰することが発表された[15]。怪我からの回復・復帰を目指していた中、同年11月12日のトレーニング中にアキレス腱断裂(全治約6ヶ月)を受傷した[16]

代表

2014年2014 FIFA U-17女子ワールドカップ(コスタリカ)に出場、大会を通して2得点にとどまったものの、スペインとの決勝で試合を決定づける児野楓香の2点目をアシストをするなど攻守にわたって躍動し、日本の初優勝に大きく貢献した。

2015年AFC U-19女子選手権(中国・南京)に出場、準決勝まで出場したすべての試合でゴールする活躍を見せる。翌年のU-20W杯の出場権がかかった準決勝の韓国戦では、日本が試合の主導権を握りながら攻めあぐねる中、82分に値千金の決勝点をあげた。

2019年1月31日から5日間にわたって行われたトレーニングキャンプでA代表レベルでの初招集を受けると[17]2019 シービリーブスカップ英語版(2月27日-3月5日)に参加するアメリカ遠征メンバーに選ばれ[18]、初戦のアメリカ戦でなでしこジャパンデビューを飾った[19]。第2戦のブラジル戦では59分から途中出場すると、81分に代表初ゴールを記録した[20]

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プレースタイル

運動量が豊富で[21][22]確かなテクニックと状況判断能力に優れる[23]。小学校時に短距離の選手だった[2]こともあり、裏への瞬間的な飛び出し[24]DFを振り切るドリブルも武器としている[25]。AFC U-16やAFC U-19でチーム得点王に輝くなど、生粋の点取り屋のイメージが強いが、視野が広く[26]、サイドでの起点作りや、ドリブルからのチャンスメイクも得意としている[27]。 反面、ゴールが近くても味方へのパスを選択する事があり[28]2015年に放送された『めざせ!2020年のオリンピアン〜東京五輪の原石たち〜』(NHK総合テレビ) では、元日本代表の前園真聖にその点を改善すべき点として挙げられていた[29]

個人成績

クラブ

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  1. 各国の全国大会のみ集計

代表

主な出場大会

試合数

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2023年2月23日現在

出場試合

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ゴール

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タイトル

クラブ

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個人

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脚注

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関連項目

外部リンク

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