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新潟2歳ステークス
新潟競馬場施行の重賞競走 ウィキペディアから
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新潟2歳ステークス(にいがたにさいステークス、英称:Niigata Nisai Stakes[3] )とは、日本中央競馬会(JRA)が新潟競馬場の芝1600メートルで施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である[4]。
概要
1968年に新潟競馬場の3歳(現2歳)馬によるオープン競走・新潟3歳ステークスの名称で創設されたのが始まり[5]。
1984年にグレード制によりGIIIに格付け。1994年より混合競走に指定され、外国産馬の出走が可能になり、翌1995年からは特別指定交流競走となり地方馬にも門戸が開かれた。2002年より現在の芝外回り1600m・左回りコースで施行され、2010年より国際競走に指定され外国調教馬も出走可能になったため、国際基準の格付けを使用している。
2歳世代で最初に行われるマイル以上の距離で施行される重賞競走で[5]、本競走においては例年関西馬の参戦も目立っている。特に距離が1600mになってからは、翌年のクラシック戦線を占う意味合いがより強くなった。
本競走が重賞格付けされた第1回(1981年)優勝馬のビクトリアクラウンが後にエリザベス女王杯を制した。また本競走出走馬から後のGI5勝馬メジロドーベル(1996年5着、但しこの時は中山競馬場開催)も輩出した。
2004年は1着から6着まで入線した馬が後にオープン入りを果たし、重賞を勝利した。1着マイネルレコルト、2着ショウナンパントルはGIを勝利、3着スムースバリトンと4着フェリシアも後に重賞を勝利している。また5着のアイルラヴァゲインはNHKマイルカップで3着に入った後に重賞を勝利している。6着だったインティライミも後に重賞を勝利し東京優駿2着がある。
2013年は優勝馬のハープスターが後に桜花賞を、2着のイスラボニータが後に皐月賞を勝っている。
なお、2011年までは同日に2歳馬限定の重賞競走である小倉2歳ステークス(現・中京2歳ステークス)を施行していたが、2012年より同日での施行を避けるため、本競走を1週早めて施行することとなった。
出走条件はサラ系2歳のJRA所属馬、函館2歳ステークス・ダリア賞(オープン特別)で2着以内の条件を満たした地方競馬所属馬、及び外国調教馬(優先出走)[1][2][6]。
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歴史
要約
視点
- 1968年 - 3歳(現2歳)馬による3歳重量(牡馬51kg・牝馬50kg)のオープン競走として新潟3歳ステークスが新潟競馬場・芝1200mで施行された[5]。
- 1970年
- 施行距離を芝1400mで施行[4]。
- 負担重量が馬齢重量(52kg)に変更。
- 1972年 - 施行距離を芝1400mで施行[4]。
- 1973年 - 施行距離を芝1600mで施行[4]。
- 1981年 - 3歳(現2歳)の競走馬による馬齢重量(53kg)の重賞競走として新潟3歳ステークスが創設され、新潟競馬場・芝1200mで施行された。
- 1984年 - グレード制によりGIIIに格付け。
- 1985年 - 柴崎勇が騎手として史上初の連覇。
- 1990年 - ランドヒーロー号に騎乗の中野栄治が、体重調整が出来ず53.5kg(当時の負担重量は53kg)で騎乗。
- 1994年 - 混合競走に指定。
- 1995年 - 特別指定交流競走に指定。
- 1996年 - 福島競馬場の改修工事による振替開催により中山競馬場の芝1200mで施行。
- 1997年 - 施行距離を芝1400mに変更[5]。
- 1999年
- 2000年 - 新潟競馬場の改修工事により中山競馬場の芝外回り1200mで施行。
- 2001年
- 2002年 - 施行距離を現在の芝外回り1600mに変更[5]。
- 2003年 - 負担重量を馬齢重量に変更。
- 2007年
- 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、格付け表記をJpnIIIに変更[4]。
- 馬インフルエンザの影響により中央競馬所属馬のみで施行。
- 2009年 - 岩田康誠が騎手として史上3人目の連覇。
- 2010年
- 国際競走に指定され外国調教馬は9頭まで出走可能となる。このため、格付け表記をGIIIに戻す[4]。
- サマージョッキーズシリーズの対象競走に指定。
- 2012年 - 開催時期を新潟記念と交換。
- 2013年 - 未出走馬・未勝利馬の出走が可能になる。
- 2014年 - サマージョッキーズシリーズの対象競走から除外。
- 2020年 - 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[7]。
歴代優勝馬
馬齢表記は2000年以前も現表記としている。
コース種別を記載していない距離は、芝コースを表す。
重賞格付け以前
重賞格付け後
競走名は第20回まで「新潟3歳ステークス」、第21回以降は「新潟2歳ステークス」。
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脚注
外部リンク
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