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東日本旅客鉄道盛岡支社

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東日本旅客鉄道盛岡支社
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東日本旅客鉄道盛岡支社(ひがしにほんりょかくてつどう もりおかししゃ)は、岩手県盛岡市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の地域支社。 2026年に組織改正により盛岡支社が廃止され、管轄の業務は盛岡・青森の各事業本部に移管される予定[1]

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盛岡支社外観

支社・支店所在地

  • 所在地:岩手県盛岡市盛岡駅前通1-41
  • 青森支店:青森県青森市柳川1-1-1

沿革

盛岡支社

青森支店

  • 1893年4月8日 - 鉄道庁青森出張所設置。
  • 1913年4月8日 - 鉄道院東部鉄道管理局青森運輸事務所設置。
  • 1942年9月9日 - 鉄道省仙台鉄道局青森管理部となる。
  • 1950年8月1日 - 鉄道管理局制発足で青森管理部の鉄道管理業務を新設の青函鉄道管理局(函館)に編入。営業業務については青森地方営業事務所に分離。
  • 1952年8月5日 - 旧青森管理部管内の鉄道管理業務を青函鉄道管理局から盛岡鉄道管理局に移管。地方営業事務所を鉄道管理局に統合。
  • 1957年1月6日 - 盛岡鉄道管理局青森駐在部となる。
  • 1960年8月1日 - 東北支社青森出張所となる。
  • 1970年8月20日 - 仙台駐在理事室青森出張所となる。
  • 1985年3月10日 - 盛岡鉄道管理局青森出張所となる。
  • 1987年4月1日 - 東日本旅客鉄道 東北地域本社青森営業所事務所となる。
  • 1988年4月1日 - 東日本旅客鉄道 東北地域本社青森支店となる。
  • 1990年4月1日 - 東日本旅客鉄道 盛岡支社青森支店となる。
  • 2022年3月12日 - 青森管理駅・青森地区センターと統合し発足した青森営業統括センターの傘下となる。青森支店長は青森営業統括センター所長(青森駅長)兼務に。
  • 2026年7月1日(予定) - 組織改正により盛岡支社が廃止され、青森支店は同支社管内のうち八戸駅以北の青森県区間と八戸線全線を管轄する青森事業本部へと改組。同時に秋田支社管内のうち青森県内の各区間が移管される[7]
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管轄路線

要約
視点

岩手県全域、青森県津軽地方を除く地域、宮城県気仙沼地域を管轄しているほか、花輪線については秋田県内も含めたほぼ全区間を管轄する。

2021年(令和3年)3月31日時点で、合計724.3kmの在来線、316.3kmの新幹線、174の駅(好摩駅・野辺地駅・宮古駅を含むが、BRT区間の停留場は含まず)を管轄している[8]。新幹線については2019年4月1日より発足した新幹線統括本部へ列車運行・線路設備管理業務を順次移管しているが、現在も元々の管轄区間が営業エリアとして位置づけられている。

鉄道路線・バス路線

支社境界が場内信号機などと一致する場合は該当停車場信号場など)を境界駅として扱うが、支社境界が閉塞区間上にある場合には境界線の内側の停車場を記載している。なお、◇が付いた路線は全線が管理区間内に入っている路線である。

さらに見る 路線名, 区間 ...
駅数・支社境界についての注釈
  1. カッコ内は在来線併設駅を含めた駅数。
  2. 石越駅との間の、岩手県宮城県の県境北側の最初の踏切の付近(東京起点425.0km地点)が東北本部との境界となっている。なお、運行系統上の境界は一ノ関駅で、油島駅 - 一ノ関駅間は東北本部が列車運行を行う。
  3. 東北本線と接続する一ノ関駅は含まない。
  4. 黒沢駅との間の、岩手県秋田県の県境付近が秋田支社との境界となっている。
  5. 東北本線と接続する北上駅は含まない。
  6. 東北本線と接続する花巻駅は含まない。
  7. 志度内信号場との間の、岩手県と秋田県の県境を跨ぐ仙岩トンネルに秋田支社との境界がある。
  8. 東北本線と接続する盛岡駅は含まない。
  9. 好摩駅構内はIGRいわて銀河鉄道の管轄であるが、共同使用駅の扱いとしてJR盛岡支社管内の駅としても計上される。
  10. 大館駅との間の第2片山踏切(大館側最初の踏切)と長木川橋梁の間に秋田支社との境界がある。
  11. 宮古駅構内は三陸鉄道の管轄であるが、共同使用駅の扱いとしてJR盛岡支社管内の駅としても計上される。
  12. 在来線の八戸駅構内は青い森鉄道の管轄であるが、共同使用駅の扱いとしてJR盛岡支社管内の駅としても計上される。ただし新幹線の八戸駅はJR東日本の直轄。
  13. 野辺地駅構内は青い森鉄道の管轄であるが、共同使用駅の扱いとしてJR盛岡支社管内の駅としても計上される。
  14. 担当区所であるつがる運輸区が秋田支社傘下のため。
  15. 支線分岐駅である新青森駅、ならびに青い森鉄道線東青森駅ともに含まず、途中駅も存在しない。
  16. 海峡線が分岐する新中小国信号場は、津軽線の主本線部を除いてJR北海道函館支社の管轄である。なお、JR北海道との運賃計算上の境界は中小国駅である。
  17. 奥羽本線と接続する青森駅は含まない。
  18. 鉄道併設駅を除いた停留場の数。
  19. 東日本大震災で当該区間が被災する以前は陸前小泉駅との間の区間の、本吉駅前谷地方の最初のトンネル出入口付近(前谷地起点51.0km地点)を仙台支社との境界としていた。

上記に北上線のほぼ全線(横手駅除く)、第三セクターに移管されて営業を続けているいわて銀河鉄道線青い森鉄道線三陸鉄道リアス線、廃止された岩泉線を加えると、旧盛岡鉄道管理局の管轄とほぼ一致する。なお、奥羽本線の青森県内区間は秋田鉄道管理局管内であった。

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駅・乗務員区所

青森地区

盛岡地区

一ノ関地区

  • 国鉄盛岡鉄道管理局時代は青森・八戸・盛岡・釜石・一ノ関に運輸長が配置されていたが、現在は地区駅長に名前を変え、青森・八戸・盛岡・北上・一ノ関の各駅長が兼務することになった。また、それぞれの地区に「地区指導センター」が設置された。「地区指導センター」は2019年11月1日付で「地区センター」へ名称変更。
  • 青森地区駅長は2010年(平成22年)12月4日から2016年(平成28年)3月31日の間、新青森駅長兼務となっていた。なお、青森地区指導センターは2010年12月4日に青森駅近隣から新青森駅近隣へ移転したが、地区駅長が青森駅長兼務に戻った後もそのまま新青森に残されている。
  • 2021年(令和3年)10月1日に地区の再編が行われ、八戸地区は青森地区、北上地区は一ノ関地区に編入された。それに伴い八戸地区センター、北上地区センターが廃止。八戸駅に青森地区センター八戸在勤、北上駅に一ノ関地区センター北上在勤が配置された。また八戸駅長は青森地区副駅長兼務、北上駅長は一ノ関地区副駅長兼務となった。
  • 2002年(平成14年)12月1日に東北本線から移管された区間のうち、三戸駅二戸駅一戸駅の各管理駅は八戸地区、沼宮内駅好摩駅の各管理駅は盛岡地区に所属していた。
  • 2010年12月4日に東北本線から移管された区間のうち、三沢駅は八戸地区、野辺地駅は青森地区に所属していた。
  • 2014年(平成26年)4月1日に廃止された岩泉線は全駅が茂市駅の管轄下であったが、有人駅は岩泉駅(簡易委託駅)のみであった。
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営業所(廃止済)

  • 大船渡線営業所気仙沼駅
    • 業務は気仙沼管理駅、盛管理駅、一ノ関運輸区および一ノ関保線技術センターに移管。
  • 大湊線営業所大湊駅
    • 業務は大湊管理駅、八戸運輸区および青森保線技術センターに移管。
  • 釜石線営業所釜石駅
    • 業務は釜石管理駅、遠野管理駅、盛岡運輸区釜石派出に移管。
  • 気仙沼BRT営業所(気仙沼駅)
    • 設置当初は気仙沼線BRT営業所という名称で、本社復興企画部の所管であった。大船渡線BRT運行開始を機に現在の名称に変更し、後に盛岡支社へ移管された。現在は気仙沼統括センターBRT運行室となっている。

駅たびコンシェルジュ

  • 駅たびコンシェルジュ盛岡(盛岡駅東口1階)
  • 駅たびコンシェルジュ青森(青森駅

すべての店舗がVTS(びゅうトラベルサービス→びゅうツーリズム&セールス)運営。

お問い合わせセンター

盛岡支社ではJR東日本のお問い合わせセンターを設置しており、駅・電話での列車案内・運行状況、忘れ物等の問い合わせに対応している。(JR東日本東北総合サービス受託)

  • 盛岡お問い合わせセンター
  • 青森お問い合わせセンター

設備保全区所

保線関係区所

  • 盛岡保線技術センター
    • 鹿角花輪派出
    • 宮古派出
  • 北上保線技術センター
    • 釜石派出
  • 一ノ関保線技術センター
    • 気仙沼派出
  • 青森保線技術センター
    • 八戸派出

電気関係区所

  • 盛岡電力技術センター
    • 青森メンテナンスセンター
    • 八戸メンテナンスセンター
    • 盛岡メンテナンスセンター
    • 北上メンテナンスセンター
    • 一ノ関メンテナンスセンター
  • 盛岡信号通信技術センター
    • 青森メンテナンスセンター
    • 八戸メンテナンスセンター
    • 盛岡メンテナンスセンター
    • 北上メンテナンスセンター
    • 一ノ関メンテナンスセンター

その他の区所

  • 盛岡土木技術センター
    • 青森派出
    • 宮古派出
    • 一ノ関派出
  • 盛岡機械技術センター
    • 青森派出
  • 盛岡建築技術センター
    • 青森派出

乗車人員ランキング

乗車人員ベスト20

2022年度、盛岡支社管内で一日平均の乗車人員が多かった20駅は下記の通り[9]

さらに見る 順位, 駅名 ...

北東北県別乗車人員ベスト5

2023年度(令和5年度)、JR東日本盛岡支社および秋田支社管内に属する、北東北(青森県、岩手県、秋田県)の各県で一日平均の乗車人員が多かった5駅は下記の通り(第三セクターに移行された並行在来線は含まない)[10][11]

さらに見る 北東北1日平均乗車人員, 県内 順位 ...

対東京年間輸送人員

JR東日本によると、北東北の各県庁所在地における2018年度(平成30年度)の対東京年間輸送人員は下記の通り[13]

さらに見る 2018年度(平成30年度) 北東北の対東京年間輸送人員(千人), 区間 ...

キャラクター

要約
視点

新幹線トレインジャー

子供をターゲットにした新幹線をモチーフとした戦隊ヒーロー調のキャラクター。東北新幹線はやて1周年記念時にジェイアール東日本企画盛岡支店の音頭で登場。登場直後、テレビ東京系列のTVチャンピオンに出演した。盛岡支社管内ではそれなりに人気があり、実際、トレインジャーに会いに行くために家族・親子で列車に乗る乗客もいる。

創立時ははやて剛(E2系1000番台)、マックス勇山(E4系)、こまち美里(E3系)の3人構成であったが、間もなくNEWやまびこ(E2系、現・やまびこ太郎)が登場、その後こまち美里の従姉妹のこまちマコ(マコのほうが身長が低く、頭にリボンがついている)とやまびこ太郎の父親のやまびこハジメ(200系)も参加。2014年現在ではS(スーパー)こまちマコ(E6系)、2010年6月に登場のはやぶさ翔(E5系)、はやて剛の3名をメインメンバーとしてアトラクションショーなどのイベントを行っている。イベントは主に盛岡支社管内で行われるが、イベント列車での上京に合わせて首都圏のイベントに出演することもある。

着ぐるみは少なくとも初期型と後期型(頭部は共通)が存在し、ボディラインの色、ベルト、ブーツのデザインが異なる。また初期メンバーの3人は当初、銃や剣を所持しているのをポスターで見ることができる。はやてのみ実際にアトラクション時に帯刀していたこともある(2004年1月 - 9月)。

なお、他にイラストのみのキャラクターとして在来線列車をモチーフとした「きらミッチー→うみっちー(ジョイフルトレイン『き・ら・き・ら みちのく』→『リゾートうみねこ』)」・「ぐるさんた→ジョイケン(ジョイフルトレイン『Kenji』使用の臨時快速『ぐるっとさんりくトレイン』)」・「マルコポーロ(ジョイフルトレイン『ジパング』)」・「あすなろ兄弟下北&竜飛(ジョイフルトレイン『リゾートあすなろ』)」・「つがるん(E751系)」・「スタン本線(701系)」、安全運行の支障をモチーフとした悪役キャラの「ケムイジョー(喫煙)」・「フブッキー(吹雪)」・「ナマズおとこ(地震)」・「台風将軍(台風)」・「キセルスキー(不正乗車)」・「オキラレーン(寝坊・遅刻)」・「シャダーン(踏切事故)」・「ガンセッキー(置石)」も存在しており、2015年(平成27年)には公式サイト上のイラストの絵柄も初期のコミカルなタッチからリアルなタッチにリニューアルされている。

新幹線とりっぷナビゲーター

当支社のTwitter公式アカウント「新幹線とりっぷ」のナビゲーター役のキャラクターとして、2021年春よりE5系の色合いを施した新幹線情報を担当するハヤブサ「カンちゃん」を中心に、鉄道豆知識を担当するハト「豆さん」、ローカル線情報を担当するスズメ「すーちゃん」、観光・グルメ情報を担当するコザクラインコ「さくらちゃん」、イベント情報を担当する「ももちゃん」の5体が設定されている[15]

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関連会社

脚注

関連項目

外部リンク

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