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1500メートル競走
陸上競技のひとつ ウィキペディアから
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1500メートル競走(せんごひゃくメートルきょうそう, 英語: 1500 metres)は、1500メートルを走るタイムを競う陸上競技のトラック種目で、中距離走に分類される。
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詳細
世界的には、かつて、男子では英国をはじめとする欧州勢、女子ではソ連(現:ロシア)・旧東ドイツなどの東欧勢が圧倒的に強い時期があったが、現在では男女ともアフリカ勢(特にケニア)のレベルも高い。この種目もほかの中長距離種目と同様にスピード化が進み、陸上競技未経験者の感覚ではほとんど短距離走と変わらない速度で走り続けなければならない過酷な種目となっている[注 1]。名選手を多数指導したヱスビー食品陸上部の元監督である中村清はかつて、1936年ベルリンオリンピックのこの種目の日本代表選手であった。競技会や関係者の間では1500m(1500メートル)や1500、あるいはセンゴと略される場合がほとんどである。また、中学校・高等学校の体育祭や体力測定などでは1500メートル走と呼ばれることもある。なお、夏季オリンピックにおいて本競技は男子は第1回からの正式種目であるが、女子は1928年アムステルダムオリンピックの800メートル競走でゴール後に選手が続々と倒れこんだことから(人見絹枝のエピソードの項を参照)、正式種目となったのは1972年のミュンヘンオリンピックから、日本でも公式記録の公認は1969年と遅かった[1]。
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競技方法
400メートルトラックではこれを3周と300メートル(3.75周、33⁄4周)走る。このためスタート位置がバックストレートの入り口(第2コーナー出口)となる。1000メートルを超える距離なのでオープンコースであり、スタートラインは弧状である。セパレートレーンの種目よりも一度に多くの選手が出走できるので、国内レベルの競技会では予選・決勝の2ラウンド制をとることがほとんどだが、近年のオリンピックや世界選手権のように準決勝が行われるケースもある。ラウンド制の場合は12名あるいは15名で決勝戦を行なうのが一般的である。
世界歴代10傑
エリア記録
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U20世界歴代10傑
- 樹立年の12月31日時点で年齢が20歳未満である選手のみが対象となる。
U18世界最高記録
- 樹立年の12月31日時点で年齢が18歳未満である選手のみが対象となる。
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アジア歴代10傑
※記録を出した1982年当時はソビエト連邦
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U20アジア歴代10傑
- 樹立年の12月31日時点で年齢が20歳未満である選手のみが対象となる。
U18アジア最高記録
- 樹立年の12月31日時点で年齢が18歳未満である選手のみが対象となる。
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日本歴代10傑
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日本学生歴代10傑
要約
視点
※田中希実は同志社在学に在籍していた2021年8月4日に3分59秒19を記録しているが当時は豊田自動織機TC所属選手での登録、小林祐梨子は岡山大学に在籍していた2007年6月10日に4分11秒41を記録しているが豊田自動織機所属選手での登録、後藤夢は同志社在学に在籍していた2021年7月17日に4分12秒45を記録しているが当時は豊田自動織機TC所属選手での登録で、いずれも日本学連に登録していなかったため学生記録の対象にはならない。
日本人学生歴代10傑
U20日本歴代10傑
- 樹立年の12月31日時点で年齢が20歳未満である ジュニア選手のみが対象となる。
U18日本最高記録
- 樹立年の12月31日時点で年齢が18歳未満である選手のみが対象となる。
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高校歴代10傑
要約
視点
※日本の高等学校に籍を置き、日本高等学校体育連盟に選手登録している選手が対象となる。曽我瑛は高等学校就学年齢だった2025年3月22日に3分44秒84(退学していなければ高校2年)を記録しているが、既に高校を退学していたため高校記録の対象にはならず、樹立時の時点で「高校2年歴代2位相当」という表現となっている。市川良子は洗足学園高等学校在学時に当時の日本高校記録を上回る4分14秒69を記録していたが、日本高等学校体育連盟に選手登録していなかったため、日本高校記録とは認定されず、高校記録とは認められない高校生の記録が日本高校記録を上回る状態は市川が高校1年だった1992年から2005年に小林祐梨子が更新するまで約13年間続くこととなった。
高校生に関する各種記録
- 2002年より日本国籍のない高校生の記録は日本高校国内国際記録とされた。
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中学歴代10傑
中学生に関する各種記録
五輪・世界選手権における日本人入賞者
五輪・世界選手権における日本人女子入賞者
体力測定としての1500m
文部科学省が定める新体力テストでは20mシャトルランの代わりとして用いても良いものとされている。
得点表
脚注
関連項目
外部リンク
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