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吉田理保子

日本の女性声優 (1949-) ウィキペディアから

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吉田 理保子(よしだ りほこ、1949年1月24日[2][4][6] - )は、日本女性実業家、元声優

概要 よしだ りほこ吉田 理保子, プロフィール ...
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来歴

要約
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劇団こまどり[2][4][7][8]青二プロダクション[1][8]ぷろだくしょんバオバブ[7][8]を経て、81プロデュースに所属していた[4]

東京都出身で、4人兄妹の長女[4][9]。東京都練馬区育ち[1]

子供の頃から騒々しくニギやかな子供で遊び友達は皆男の子でやることといえば野球、馬とびだった[2]。少しは女らしくということで中学時代から女子校に進学していたが、まるで逆効果であった[2]。女ばかりだと女らしい子はますます女らしく、男っぽいのはより男っぽくなってしまったという[2]

その頃からスジガネ入り、バレリーナになろうと3歳からバレエをしていた[2][9]。その時に「踊りには演技の勉強も必要だな」と思い出し、富士見高校時代は演劇部に所属していた[9]。知り合いにテレビ局プロデューサーがいたことがきっかけで、劇団こまどりに所属[9]。芝居の方が面白く、バレエを辞めてしまい、途端にブクブク太り始めてしまった[8]。バレエを辞めたところあまりに太り過ぎてしまい、「これではいけない」と思い、高校3年生の時にモダンバレエを始めた[8]。しかしもう体がついていけず、それも辞めてしまい、1981年時点では「今度は、美容体操でも始めようか」と思っていたという[8]

20歳ごろに、NHK教育テレビの番組『明るいなかま』に顔出しでレギュラー出演をする。だが、本人曰く「太ってきちゃって(笑)。そのままいけば結婚するシーンもさせてあげるという役だったのに、その話もなくなっちゃうくらい」「こんなに太っちゃったら映像はもう無理じゃない?」となり、吉永小百合の夫でフジテレビの岡田太郎の紹介で青二プロダクションに所属し、声優活動を開始する[1][9]。アニメのデビュー作は『アンデルセン物語[9]。初レギュラーは『ワンサくん』である[2]。初主役は『魔女っ子メグちゃん』の神崎メグ役となる[2][10]

1998年1月に声優業の第一線から引退する[10]。理由については後に、洋画でいい役や面白い役を当時立て続けに担当できたことや、現場で共演者の芝居を観て「もっとこうすれば良くなるのに……」と感じるようになりマネージャーに向いているかもしれないと考えたこと、それまでにさまざまな役を演じ「やりきった」という気持ちが大きかったことを挙げている[9]

引退後はマネージャー職を経て、キャスティング・コーディネーター、声優講師などの活動に主に携わっている[9]。声優業については過去に演じた役・再現など特殊なオファーが入った場合を除き、基本的にしない方針を採っている[10]

2006年より野沢雅子が独立して設立したオフィス野沢に移籍し、野沢のマネージャーを務めていた。2012年4月30日付けでオフィス野沢廃業後、メディアフォースに移籍しマネージャー業を務める[10]2014年2月23日、メディアフォースの破産[11]に伴い、同年3月より株式会社ディーカラーにて所属声優のキャスティングに関わる業務を行った[12]

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人物

声種メゾソプラノ[7][8]

声優としては1960年代末期から1990年代にかけて活躍。『アルプスの少女ハイジ』のクララなど当初は少女役が多かったが、1978年に『未来少年コナン』で大人の女性であるモンスリー、翌1979年には『ベルサイユのばら』でロザリー・ラ・モリエールを演じ芸域を広げた。主役級の代表作に、『魔女っ子メグちゃん』の神崎メグ、『まいっちんぐマチコ先生』麻衣マチコなどがある[10]

洋画吹き替えでは、『エイリアン3』のシガニー・ウィーバーや『ターミネーター2』のリンダ・ハミルトン、『女刑事キャグニー&レイシー』のシャロン・グレスなど芯の強い女性キャラクターを数多く演じた。

エピソード

特技は日舞[4]。趣味は読書、お酒、ゴルフ[8]

アルプスの少女ハイジ』のクララについて、後に「ああいう役はめったに出会えなかった」「特別な役」であると共に、一番苦労した役だったと述べている。収録時に画がなく、何をやってるのか分からなくなるくらいダメ出しが多かったため、いつも「早くハイジは山に帰れ!」[注 1]と思っていたといい、クララがハイジに再会した辺りから「やっと吹っ切れた」という。また、演技ができず悔し泣きをした経験もあり、「今は、そういう経験をしたから良かったんだと思いますけど」と語っている[9]

魔女っ子メグちゃん』の神崎メグについては、クララとは対照的に男勝りで活発なため「本当に伸び伸びと地のままで演じさせていただいた感じでしたね」と語り、童心に戻れたように楽しく演じられた大好きな役だったという[9]

メグを演じていた頃、当時の所属事務所に小学校5年生の少年からファンレターが来た、内容は手紙の他に野球のユニフォーム姿などプライベート写真が同封されていた。明らかに吉田を異性として意識していたものであり、メグを演じる吉田のことを中学2年生くらいのお姉さんだと思い込んでいた様子だったという[8]

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後任

吉田の引退後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

さらに見る 後任, 役名 ...

出演

要約
視点

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1971年
1972年
1973年
1974年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年

劇場アニメ

1974年
  • 魔女っ子メグちゃん(メグ
1975年
1976年
1977年
1978年
  • 惑星ロボ ダンガードA 宇宙大海戦(リサ[61]
1979年
1980年
1981年
1983年
1984年
1985年
1986年
1988年
1989年
1990年
1992年
1995年
1996年

OVA

1986年
1989年
1990年
1991年
1993年
1994年
1997年

ゲーム

吹き替え

女優

シガニー・ウィーバー

映画

ドラマ

アニメ

特撮

テレビドラマ

ラジオ

CD

人形劇

舞台

その他コンテンツ

  • 『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(マナーCMナレーション)
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脚注

外部リンク

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