Loading AI tools
日本の漫画シリーズ、メディアミックス作品 ウィキペディアから
『カードキャプターさくら』(CARDCAPTOR SAKURA[注 2])は、CLAMP作の日本の漫画。CCさくら、CCSとも略される。講談社の少女漫画雑誌『なかよし』にて1996年6月号から2000年8月号まで連載された。単行本は全12巻あり、全50話で構成され、第6巻収録の26話までが「クロウカード編」、第7巻収録の27話以降が「さくらカード編」となる。2022年4月時点で関連書籍の累計発行部数は1900万部を突破し[4]、関連グッズの売上は約300億円を記録している[4]。
カードキャプターさくら | |
---|---|
ジャンル | 少女漫画、魔法少女[1] |
漫画:カードキャプターさくら | |
作者 | CLAMP |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | なかよし |
レーベル | KCデラックス 講談社バイリンガル・コミックス (バイリンガル版) プレミアムKC(記念版) |
発表号 | 1996年6月号 - 2000年8月号 |
巻数 | 全12巻(新装版・特装版を含む) 全6巻(バイリンガル版) 全9巻(記念版) |
話数 | 全49話 + 番外編 |
漫画:カードキャプターさくら クリアカード編 | |
作者 | CLAMP |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | なかよし |
レーベル | KCデラックス 講談社キャラクターズ(特装版) |
発表号 | 2016年7月号 - 2024年1月号 |
発表期間 | 2016年6月3日[2] - 2023年12月1日[3] |
巻数 | 全16巻 |
話数 | 全80話 |
アニメ:カードキャプターさくら クロウカード編 | |
原作 | CLAMP |
監督 | 浅香守生 |
シリーズ構成 | 大川七瀬 |
脚本 | 大川七瀬、金子二郎 石井博士、大久保智康 小川智子 |
キャラクターデザイン | 高橋久美子 |
音楽 | 根岸貴幸 |
アニメーション制作 | マッドハウス |
製作 | NHK |
放送局 | NHK衛星第2テレビ TVB Jade SBS、Tooniverse 中華テレビ |
放送期間 | 第1期:1998年4月7日 - 12月29日 第2期:1999年4月6日 - 6月22日 |
話数 | 全46話 (第1期:全35話 + 第2期:全11話) |
アニメ:カードキャプターさくら さくらカード編 | |
原作 | CLAMP |
監督 | 浅香守生 |
シリーズ構成 | 大川七瀬 |
脚本 | 大川七瀬 |
キャラクターデザイン | 高橋久美子 |
音楽 | 根岸貴幸 |
アニメーション制作 | マッドハウス |
製作 | NHK |
放送局 | NHK衛星第2テレビ SBS、Tooniverse |
放送期間 | 1999年9月7日 - 2000年3月21日 |
話数 | 全24話 |
アニメ:カードキャプターさくら クリアカード編 | |
原作 | CLAMP |
監督 | 浅香守生 |
シリーズ構成 | 大川七瀬 |
脚本 | 大川七瀬 |
キャラクターデザイン | 濱田邦彦 |
音楽 | 根岸貴幸 |
アニメーション制作 | マッドハウス |
製作 | NHK、NHKエンタープライズ、講談社 |
放送局 | NHK BSプレミアム |
放送期間 | 2018年1月7日 - 6月10日 |
話数 | 全22話 |
映画:劇場版カードキャプターさくら | |
原作 | CLAMP(ゲストキャラクター原案、 コスチュームデザインも兼任) |
監督 | 浅香守生 |
脚本 | 大川七瀬 |
キャラクターデザイン | 高橋久美子 |
音楽 | 根岸貴幸 |
制作 | マッドハウス |
製作 | バンダイビジュアル、シェルティ マッドハウス |
封切日 | 1999年8月21日 |
上映時間 | 1時間22分 |
映画:劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード | |
原作 | CLAMP(ゲストキャラクターデザイン原案、 コスチュームデザインも兼任) |
監督 | 浅香守生 |
脚本 | 大川七瀬 |
キャラクターデザイン | 高橋久美子 |
音楽 | 根岸貴幸 |
制作 | マッドハウス |
製作 | 講談社、松竹、バンダイビジュアル シェルティ、マッドハウス |
封切日 | 2000年7月15日 |
上映時間 | 1時間38分[注 1] |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
2001年に第32回星雲賞(コミック部門)を受賞した。アニメ化、ゲーム化などのメディアミックス展開もされた。
2016年3月3日発売のなかよし4月号において、連載開始20周年記念プロジェクトの一環として連載終了後初となる新作掲載が発表された[5]。同誌2016年7月号(6月3日発売)から2024年1月号(12月1日発売)まで「クリアカード編」が連載された[2][3]。2022年10月に全14巻予定となることが発表された[6]が、のちに全15巻と訂正[7]され、最終的には2024年4月に16巻が発売され、全16巻での完結となった。
木之本桜(以下、「さくら」)は、友枝小学校に通う小学4年生。父・藤隆と兄・桃矢と3人暮らしで、兄の親友・雪兎に憧れている。ある日、藤隆の書庫で不思議な本を発見する。すると、その本から封印の獣ケルベロス(ケロちゃん)が現れた。その本は、魔術師クロウ・リードが作った魔法のカード「クロウカード」が入っていた。全てのカードがさくらの住む町にばらまかれてしまい、封印が解かれるとこの世に「災い」が訪れるというクロウカードを回収するため、さくらはケルベロスによって「カードキャプター」にされ、ケルベロスや親友・大道寺知世、クロウの血縁の少年・李小狼(リ・シャオラン)と共に、クロウカードの起こした事件を解決しながら、カード集めに奮闘する。
そしてクロウ・カードが全て集まった時、ケルベロスに対するもう1人の守護者にして審判者「月」(ユエ)が現れる。それは雪兎の真の姿であった。さくらは正式なカードの主となるため、「最後の審判」に挑む。最後の審判とは、さくらが主に相応しいか否かを見極める試練で、内容は封印したクロウカードを使って月と対決して勝つというものだった。さくらが月に負ければ、「この世の災い」が起こるという。この世の災いとは、クロウカードとクロウカードに関わった者全てから一番大切な者の記憶が消えるというものだった。容赦のない月に対して、月を傷つけたくないさくらは逃げ回るだけでなかなか反撃できない。しかし、そんな中で観月歌帆は、さくらに月の鈴を渡す。実は、月の鈴はクロウ・リードが新しい主となるさくらを助けるために作ったものだったのだ。鈴の力で、封印の杖を星の杖に変えたさくらは、月を無傷のまま捕らえることに成功。月に勝ったさくらはクロウカードの新たな主として、認められた。
さくらがクロウカードの正式な主となってしばらくたったある日、転校生柊沢エリオルが現れる。それと前後して、奇妙な事件が起こるようになっていた。さくらは星の杖でクロウカードの使用を試みるがカードに呪文が通じない。そこで自分の魔力をクロウカードに注ぎ、さくらカードに変えることで呪文を扱えるようにし、事件を解決していく。
さくらカードに変える過程でさくらは魔力を消耗し、月はさくらから魔力を補給できず、消滅する危機に迫られる。桃矢は月の仮の姿でもある雪兎を守るため、自分の魔力を月に譲渡することを選ぶ。その際さくらは自分の「好き」という気持ちを雪兎に告白するが、「さくらの一番好きな人は別にいる」と告げられる。その後エリオルによって全ての者が永遠の眠りにつく呪いを掛けられるが、さくらは小狼と力を合わせ最後のクロウカード「光」と「闇」をさくらカードに変え、呪いを破ることができた。
事件の首謀者であるエリオルはクロウ・リードの生まれ変わりであり、従者のスピネル・サン(スッピー)や秋月奈久留(あきづき なくる) / ルビー・ムーンと共に暗躍していた。闇の力で作られたクロウカードはさくら自身が持つ星の力では維持できず、やがて魔力を失いただのカードになってしまう。事件を通じ星の力を持つ新たなカード「さくらカード」に変化させ、さくらを真の「持ち主」にするためだった。
さらにエリオルには、クロウ・リードとして死した際に魂を分け合ったもう一人の生まれ変わり、藤隆へエリオルがクロウから引き継いだ魔力を分け与えるという目的があった。それは自分より魔力の強い人物が行わなければならず、さくらカードを生み出す過程や事件も、さくらの星の力を育て、2つの目的を果たすために必要なことだった。
事件がすべて解決し、目的と真実を伝えたエリオルはイギリスへ帰ることとなり、小狼は故郷の香港に戻る前にさくらへ秘めていた思いを告白する。さくらは自作のテディベアを帰国直前の小狼に渡し、「一番好きな人」であることを伝えた。
友枝中学校に進学したさくらは初登校の途中で知世と友枝町に戻ってきた小狼に再会。小狼が同じ中学校に編入することを知る。小狼や小学校時代の同級生と一緒に過ごす中学校での新しい生活に期待しつつ眠ったその日の夜、透明なカードがバラバラに砕け、フードをかぶった謎の人物と対峙するという奇妙な夢を視る。さくらは目を覚ますと手に夢に出てきた新たな鍵を握りしめており、さくらカードは透明なカードに変化して魔力を失っていた。
さくらがクロウカードの関係者に相談して回る中、小狼だけはイギリスにいるエリオルと連絡を取り合い、何かを決意する。
再び魔法のような不思議な現象に遭遇するが、さくらは夢の中で手にした鍵を封印解除(レリーズ)して現象を「固着(セキュア)」することにより新たなカード「クリアカード」を手にする。
その後、転校生として詩之本秋穂が友枝中学校に編入し、さくらたちと友達になる。秋穂はさくらたちに執事のユナ・D・海渡を紹介したが、小狼から海渡の存在を聞かされたエリオルは彼の正体に疑念を抱く。
クリアカードの固着を進める中で、クリアカードはさくら自身の強力な魔力により無意識に生み出されたこと、魔力増大を抑えるために小狼がさくらカードをさくらから離したこと、海渡はイギリスの魔法協会に所属する最強の魔術師だったが「禁忌の魔法具」を持ち去ったことで1年前に協会を破門になったことなどが判明する。その「禁忌の魔法具」の正体は秋穂であり、秋穂が連れているウサギのぬいぐるみのモモも実際にはぬいぐるみではなく、秋穂の持つ「時の本」の守護者であった。
海渡は自身のある目的の達成に必要なクリアカードをさくらに創らせるために暗躍していたのだった。
全て作者はCLAMP、発行元は講談社。
1998年4月から2000年3月にかけてクロウカード編とさくらカード編がアニメ化され、2018年1月からはクリアカード編のテレビアニメ版が放送されている。全作品マッドハウス制作で、日本放送協会(NHK)で放送。
脚本の大半を原作者であるCLAMPの大川七瀬が手掛けており、さくらカード編とクリアカード編においては全話担当している。
NHKによると、自社製作アニメとしては過去最高額にも及ぶ費用投資を伴った作品であったとしている[82]。
NHK衛星第2テレビ(BS2)『衛星アニメ劇場』内にて1998年度より放送を開始し、1999年度からは地上波放送のNHK教育テレビにおいても放送された。前枠を担い、同系の「なかよし」作品でもある『あずきちゃん』の後継番組として、クロウカード編2部とさくらカード編の計3部構成で、各部終了毎の中断期間を挟んで全70話を放送した。2006年には「日本のメディア芸術100選」のアニメーション部門で選出された。2004年から2006年にかけてNHK教育テレビジョンで再々放送が行われた際にも玩具や文具などの関連商品が再発売された。
アニメオリジナルの話が多く、また原作とは設定や話が若干異なる部分があるものの、基本的なストーリーの流れは原作にほぼ忠実である。
2000年3月21日の最終回は直前まで放送されていた大相撲春場所の中継が4分延長したため『衛星アニメ劇場』が同じ分だけ繰り下がり、番組をタイマー録画していた場合[注 3]、最後の重要な場面の途中で録画が終了してしまい、本編放送後のトークコーナーも録画されない事態が発生し、この出来事は「武蔵丸の悲劇」(その日の結びの一番で敗れた力士)「スモウカード編」と呼ばれている[83][84][85]。
原作項目の数字は巻数を、()内は話数を表し、記載のない欄はアニメオリジナル作品に該当する。基本的に原作内容に準拠し得るが、斜字体については、ストーリーの基軸は異なるが部分的描写の一致するものを示している。なお、サブタイトルのフォーマットはいずれも「さくらと○○…」あるいは「さくらの○○…」である。
さくらたちは小学4年生の1学期 - 2学期。
話数 | 放送日(BS2) | 放送日(教育テレビ) | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 原作 | 登場(封印)したカード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 1998年 4月7日 | 1999年 4月10日 | さくらと不思議な魔法の本 | 大川七瀬 | 浅香守生 | 高橋久美子 | 1(1) | ウインディ、フライ | |
第2話 | 4月14日 | 4月17日 | さくらのすてきなお友達 | 小島正幸 | 中野頼道 | 郷敏治 | シャドウ | ||
第3話 | 4月21日 | 4月24日 | さくらのドキドキ初デート | 片渕須直 | 君塚勝教 | 1(3) | ウォーティ | ||
第4話 | 4月28日 | 5月1日 | さくらのくたくた日曜日 | 金子二郎 | 中西伸彰 | 北尾勝 嶋津郁雄 | ウッド、レイン | ||
第5話 | 5月5日 | 5月8日 | さくらとパンダとかわいいお店 | 石井博士 | 神戸守 | 古賀誠 | ジャンプ | ||
第6話 | 5月12日 | 5月15日 | さくらとおかあさんの思い出 | 大川七瀬 | 坂田純一 | さかいあきお | 郷敏治 | 1(4,5) | イリュージョン |
第7話 | 5月26日 | 5月22日 | さくらの怪盗初挑戦!? | 金子二郎 | 中西伸彰 | 水野和則 | 藤田まり子 | サイレント | |
第8話 | 6月2日 | 5月29日 | さくらのライバル、登場! | 大川七瀬 | 片渕須直 | 桜井邦彦 | 2(8) | サンダー | |
第9話 | 6月9日 | 6月5日 | さくらとふしぎなブローチ | 神戸守 | 古賀誠 | 2(9) | ソード | ||
第10話 | 6月16日 | 6月12日 | さくらと花の運動会 | 石井博士 | まついひとゆき | さかいあきお | 郷敏治 | 2(6,7) | フラワー |
第11話 | 6月23日 | 6月19日 | さくらと知世と大きなお家 | 大川七瀬 | 坂田純一 | 君塚勝教 | 3(13) | シールド | |
第12話 | 6月30日 | 6月26日 | さくらの終わらない一日 | 金子二郎 | 神戸守 | 古賀誠 | タイム | ||
第13話 | 7月7日 | 7月3日 | さくらとゾウの力くらべ | 大川七瀬 石井博士 | 水野和則 | 桜井邦彦 | パワー | ||
第14話 | 7月14日 | 7月10日 | さくらと桃矢とシンデレラ | 大川七瀬 | さかいあきお | 藪下昌二 | 郷敏治 | ミスト | |
第15話 | 7月21日 | 7月17日 | さくらとケロの大げんか | 金子二郎 | 片渕須直 | 北尾勝 | ストーム、フロート | ||
第16話 | 8月4日 | 7月24日 | さくらと思い出の虹 | 大川七瀬 | 神戸守 | 古賀誠 | 5(19) | - | |
第17話 | 8月11日 | 7月31日 | さくらのこわーいきもだめし | 寺東克己 | 安藤健 | 藤田まり子 | 4(16,17) | イレイズ | |
第18話 | 8月18日 | 8月7日 | さくらと雪兎と夏祭り | 藪下昌二 | 高橋久美子 | 4(18) | グロウ | ||
第19話 | 9月1日 | 8月21日 | さくらと夏休みの宿題 | 金子二郎 | 神戸守 | 古賀誠 | ムーブ | ||
第20話 | 9月8日 | 9月4日 | さくらとたたかう転校生 | 大川七瀬 | 坂田純一 | 桜井邦彦 | ファイト | ||
第21話 | 9月15日 | 9月11日 | さくらのながーいマラソン大会 | 金子二郎 | 神戸守 | 古賀誠 | ループ | ||
第22話 | 9月22日 | 9月18日 | さくらとやさしいお父さん | 石井博士 | 佐藤雄三 | 水野和則 | 北尾勝 | スリープ | |
第23話 | 9月29日 | 9月25日 | さくらと知世とすてきな歌 | 大川七瀬 | 浅香守生 | まついひとゆき | 桜井邦彦 | ソング | |
第24話 | 10月6日 | 10月2日 | さくらの小さな大冒険 | 大川七瀬 金子二郎 | 寺東克己 | 真野玲 | 藤田まり子 | リトル | |
第25話 | 10月13日 | 10月9日 | さくらともう一人のさくら | 小川智子 | 神戸守 | 古賀誠 | 3(11,12) 2(8) | ミラー | |
第26話 | 10月20日 | 10月16日 | さくらとすてきな先生 | 大久保智康 | 坂田純一 | 水野和則 | 君塚勝教 | 3(14) 4(15) | メイズ |
第27話 | 10月27日 | 10月23日 | さくらと思い出の神社 | 大川七瀬 | まついひとゆき | 北尾勝 | 4(15,16) | リターン | |
第28話 | 11月3日 | 10月30日 | さくらとおまじないカード | 小川智子 | 神戸守 | 古賀誠 | ショット | ||
第29話 | 11月10日 | 11月6日 | さくらのあまーいクッキング | 寺東克己 | 真野玲 | 藤田まり子 | スイート | ||
第30話 | 11月17日 | 11月13日 | さくらとケガをしたカード | 金子二郎 | 神戸守 | 古賀誠 | ダッシュ | ||
第31話 | 11月24日 | 11月20日 | さくらと名前のない本 | 大川七瀬 | 坂田純一 | 水野和則 | 桜井邦彦 | ビッグ、クリエイト | |
第32話 | 12月1日 | 11月27日 | さくらとケロと小狼と | 大久保智康 | まついひとゆき | 北尾勝 | チェンジ | ||
第33話 | 12月15日 | 12月4日 | さくらのさむーいアイススケート | 小川智子 | 神戸守 | 古賀誠 | フリーズ | ||
第34話 | 12月22日 | 12月11日 | さくらと雪兎と昼の月 | 大川七瀬 | 平塚住雄 | 真野玲 | 藤田まり子 | - | |
第35話 | 12月29日 | 12月18日 | さくらのすてきなクリスマス | 水野和則 | 君塚勝教 | 6(23) | ファイアリー |
さくらたちは小学5年生の1学期。
話数 | 放送日(BS2) | 放送日(教育テレビ) | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 原作 | 登場(封印)したカード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第36話 | 1999年 4月6日 | 2000年 4月9日 | さくらと雪の新学期 | 大川七瀬 | 坂田純一 | 真野玲 | 君塚勝教 | スノウ | |
第37話 | 4月13日 | 4月16日 | さくらと消えた知世の声 | 神戸守 | 古賀誠 | ヴォイス | |||
第38話 | 4月20日 | 4月23日 | さくらの楽しいいちご狩り | 大久保智康 | 寺東克己 | まついひとゆき | 藤田まり子 | ロック | |
第39話 | 4月27日 | 4月30日 | さくらのふらふら熱曜日 | 大川七瀬 | 坂田純一 | 三家本泰美 | 武内啓 | 8(33) | クラウド |
第40話 | 5月11日 | 5月7日 | さくらと夢の中のさくら | 高柳滋仁 | 長谷部敦志 | ドリーム | |||
第41話 | 5月18日 | 5月14日 | さくらと小狼と砂の海 | 神戸守 | 北尾勝 | 5(20) | サンド | ||
第42話 | 5月25日 | 5月21日 | さくらのまっくら学芸会 | 坂田純一 | 真野玲 | 君塚勝教 | 5(20,21) | ライト、ダーク | |
第43話 | 6月1日 | 5月28日 | さくらのさよなら苺鈴 | 西村聡 | 高瀬節夫 | 藤田まり子 | ツイン | ||
第44話 | 6月8日 | 6月4日 | さくらとケロと不思議な先生 | 神戸守 | 北尾勝 | 5(21) | - | ||
第45話 | 6月15日 | 6月11日 | さくらと最後のクロウカード | 冨永恒雄 | 山口頼房 | 君塚勝教 牛島勇二 | 6(23,24,25) | アーシー | |
第46話 | 6月22日 | 6月18日 | さくらと最後の審判 | 高柳滋仁 | 長谷部敦志 | 6(25,26) | - |
さくらたちは小学5年生の2学期 - 3学期。
話数 | 放送日(BS2) | 放送日(教育テレビ) | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 原作 | さくらカードにしたカード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第47話 | 9月7日 | 6月25日 | さくらと不思議な転校生 | 大川七瀬 | 浅香守生 | 高柳滋仁 | 北尾勝 | 7(27) | - |
第48話 | 9月14日 | 7月2日 | さくらとめざめた星の鍵 | まついひとゆき | 神戸守 | 君塚勝教 | 7(28) | ファイアリー | |
第49話 | 9月21日 | 7月9日 | さくらとキケンなピアノ | 三笠修 | 藤田まり子 | 7(29) | ソング | ||
第50話 | 9月28日 | 7月16日 | さくらと小狼とみえない糸 | 寺東克己 | ながはまのりひこ | 岩井優器 | 7(29,30) | ソード | |
第51話 | 10月5日 | 7月23日 | さくらと大きなぬいぐるみ | 坂田純一 | 水野和則 | 桜井邦彦 | 8(31,32) | ジャンプ、フライ | |
第52話 | 10月12日 | 7月30日 | さくらのひつじ注意報?! | まついひとゆき | 政木伸一 | 藤田まり子 | 9(36) | イレイズ、パワー | |
第53話 | 10月19日 | 8月6日 | さくらとパニック自転車 | 政木伸一 | 高瀬節夫 | 長谷部敦志 | スイート、ロック ライブラ、サンド ヴォイス、チェンジ ウェイブ、ダッシュ ウィンディ、ループ | ||
第54話 | 10月26日 | 8月20日 | さくらと思い出のカレンダー | 蛟イチロー | 佐伯昭志 | 高村和宏 | 8(34) 9(35) | フラワー | |
第55話 | 11月2日 | 8月27日 | さくらと不思議の国のさくら | 寺東克己 | ながはまのりひこ | 君塚勝教 | ビッグ、リトル | ||
第56話 | 11月9日 | 9月3日 | さくらとケロのお菓子な出会い?? | 阿蒜晃志 | 山口頼房 | 北尾勝 | スリープ | ||
第57話 | 11月16日 | 9月10日 | さくらと小狼とエレベーター | 高柳滋仁 | 濱田邦彦 | フロート(変換シーンなし) | |||
第58話 | 11月30日 | 9月24日 | さくらと二人の大ピンチ | 寺東克己 | はしもとなおと | 中原清隆 | バブル、シールド | ||
第59話 | 12月7日 | 10月1日 | さくらと知世とボールの罠 | 坂田純一 | 田中洋之 | 藤田まり子 | 9(37,38) | シャドウ | |
第60話 | 12月14日 | 10月8日 | さくらと大切なお友達 | 水野和則 | 長谷部敦志 | フリーズ | |||
第61話 | 12月21日 | 10月15日 | さくらとカードとプレゼント | 蛟イチロー | 真野玲 | 竹田欣弘 | ミラー、ミスト 他4枚(変換シーンなし[注 4]) | ||
第62話 | 2000年 1月4日 | 10月22日 | さくらと不思議なおみくじ | 山口頼房 | 君塚勝教 | ドリーム | |||
第63話 | 1月11日 | 11月5日 | さくらとプールと大きな波 | 松尾衡 | はしもとなおと | 中原清隆 | ウォーティ | ||
第64話 | 1月18日 | 11月12日 | さくらと吹雪のスキー教室 | 尾藤悠紀 | 高柳滋仁 | 春日井浩之 | タイム | ||
第65話 | 2月15日 | 11月19日 | さくらと雪兎と消えゆく力 | 坂田純一 | 田中洋之 | 藤田まり子 | 9(38) 10(39) | - | |
第66話 | 2月22日 | 11月26日 | さくらの一番好きな人 | 佐藤雄三 | 八谷賢一 | 阿部恒 | 10(39,40) | メイズ、イリュージョン | |
第67話 | 2月29日 | 12月3日 | さくらと小狼と月峰神社 | 北尾勝 | はしもとなおと | 中原清隆 | 10(41,42) | ウッド、サンダー、グロウ | |
第68話 | 3月7日 | 12月10日 | さくらと過去とクロウ・リード | 高柳滋仁 | 濱田邦彦 | 10(40) | スノウ、リターン | ||
第69話 | 3月14日 | 12月17日 | さくらと現れたクロウ・リード | 坂田純一 | 浅香守生 | 高橋久美子 | 11(43,44) | クラウド、サイレント レイン、ショット ファイト、ストーム ライト、ダーク | |
第70話 | 3月21日 | 12月24日 | さくらと本当の想い | 浅香守生 | 田中洋之 | 藤田まり子 | 11(45) 12(46) | - |
総集編や名場面集といった、通常の番組編成とは異なるスペシャル版。
回 | 放送日 | サブタイトル |
---|---|---|
第1期 | ||
1 | 1998年 7月28日 | みんな大好きさくらちゃん |
2 | 8月25日 | カードキャプターさくら 夏のイラスト大賞 |
第2期 | ||
3 | 1999年 5月4日 | バトルコスチューム大賞 〜めざせ!知世ちゃん〜 |
4 | 6月29日 | クロウカード レリーズ完了! |
5 | 7月6日 | わいの出番や!ケロちゃん大研究 |
6 | 7月13日 | さくらとたくさんの思い出 〜知世と桃矢と雪兎と小狼〜 |
第3期 | ||
7 | 12月28日 | 友枝町へようこそ! |
8 | 2000年 1月25日 | ケロちゃんにおまかせ!その1 |
9 | 2月1日 | ケロちゃんにおまかせ!その2 |
10 | 2月8日 | ケロちゃんにおまかせ!その3 |
テレビ放送は制作局であるNHKを軸とするが、CS放送においても再放送が行われている。
本編が終わった後に放送されるコーナー。ケルベロスが司会を担当する。第1期に設けられた(35話除く)。
内容は身の回りの色々な物や知世が作ったさくらのコスチュームを解説する。
クリアカード編でも第2話から本編終了後に同様の内容で設けられているが、背景がテレビ番組の収録スタジオ風になり、スピネルがカンペを出すカットが挿入されている。また、第1話ではアバンタイトルで旧シリーズの概説として挿入された。
本放送時に各メディアで随時リリースされた際には、バンダイビジュアル(以下「BV」)が販売を担当。その後にボックス仕様のディスクソフトがジェネオン エンタテインメント(以下「G」)→ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント(以下「GU」)→NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(以下「NBCU」からリリースされている(バンダイビジュアル以外の3企業は名称が変わっているが法人格を受け継いだ同一企業体。詳しい経緯は「NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン」の項を参照)。
2017年12月22日には販売元をワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント(以下「ワーナーHE」)[注 5]に変えたBD/DVD-BOXが発売。一部例外を除き、映像マスターが35mmオリジナルネガフィルムを4Kスキャンしリマスターしたものに変更された[89]。音声特典としてメインキャストによる新録オーディオコメンタリーを副音声として特定の回で流せる(第1・46・47・70話)。
LD・VT・DVDの全巻購入特典として制作された短編アニメ。2005年に発売されたDVD-BOX 3に収録され、以降に発売されたBlu-ray BOXにも収録されている。
話数 | タイトル | 脚本 | 絵コンテ 演出 | 作画 | 収録 |
---|---|---|---|---|---|
1 | すてきですわ、さくらちゃん! 知世のカードキャプターさくら 活躍ビデオ日記! | 金子勉 | 荒木哲郎 | 古賀誠 | 1 - 9巻ビデオ・LD全巻購入特典 |
2 | すてきですわ、さくらちゃん! 知世のカードキャプターさくら 活躍ビデオ日記スペシャル! | 長谷部敦志 | 1 - 9巻DVD全巻購入特典 | ||
3 | すてきですわ、さくらちゃん! 知世のカードキャプターさくら 活躍ビデオ日記2! | 井上茜 | 鈴木典光 | 10 - 18巻ビデオ・LD・DVD全巻購入特典 |
2018年1月7日から6月10日までNHK BSプレミアムで放送。4月4日からはNHK Eテレでも放送されている。全22話[90]。4月1日には第1話から第12話までを振り返る総集編が放送された。
監督は浅香守生が、アニメーション制作はマッドハウスが引き続き担当し、主要登場人物およびさくらのクラスメイトの声優もこれまでのアニメシリーズに声をあてた声優陣がそのまま再起用されている[注 6][91][92]。キャラクターデザインは旧アニメにも参加した濱田邦彦が担当する。
原作CLAMPメンバー・大川七瀬が本作では全話の脚本を担当[90]、同メンバー・もこな(旧名もこなあぱぱ)もデザインで携わる。
プロローグとしてクリアカード編3巻の特装版に完結した原作最終回をアニメ化する『クリアカード編 さくらとふたつのくま』がDVD収録された。2017年7月にはアメリカ・ロサンゼルスで行われたアニメ・エキスポでワールドプレミアとして上映された[93]。
基本的に原作と同様に構成されているが、前作と同じNHKで放送されることや、何度も再放送されたことで幅広い世代が前作を知っているため、そのファンたちも見て楽しめるようにとTVアニメの続編として制作された[94]。そのためアニメオリジナルの設定・登場人物が引き継がれている。また、アニメオリジナルのエピソードも制作されている。
過去シリーズとは異なり、本シリーズはハイビジョン制作かつデジタル制作となっている。
原作項目の数字は巻数を、()内は話数を表し、記載のない欄はアニメオリジナル作品またはコミック未収録に該当する。基本的に原作内容に準拠し得るが、斜字体については、ストーリーの基軸は異なるが部分的描写の一致するものを示している。なお、サブタイトルのフォーマットはいずれも「さくらと○○…」あるいは「さくらの○○…」である。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 原作 | 入手したクリアカード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
OAD | - | さくらとふたつのくま | 浅香守生 | 市村徹夫 | 濱田邦彦 | - | - | |
第1話 | 2018年 1月7日 | さくらと透明なカード | 若林邦甫 | 1(1,2,3) | 疾風 -GALE- | |||
第2話 | 1月14日 | さくらと出口のない部屋 | 市村徹夫 | 河田泉、岡郁美 | 大舘康二 | 1(4) | 包囲 -SIEGE- | |
第3話 | 1月21日 | さくらの大雨注意報 | 國行由里江 | 熨斗谷充孝 | 徳川恵梨、中原清隆 | 濱田邦彦 | 2(5,6,7) | 水源 -AQUA- 反射 -REFLECT- |
第4話 | 1月28日 | さくらと素敵な転校生 | 宍戸淳 | 筑紫大介 | 小畑賢、小林優子 | 大舘康二 | 2(7,8) | 行動 -ACTION- |
第5話 | 2月4日 | さくらとお花見ひっぱりだこ | 細川ヒデキ | 田中志保 | 濱田邦彦 | 引力 -GRAVITATION- | ||
第6話 | 2月11日 | さくらとうさぎと月の唄 | 大原実 | 西畑佑紀 | 吉川佳織、赤尾良太郎 | 3(9,10) | 記録 -RECORD- | |
第7話 | 2月18日 | さくらとお庭でおにごっこ | 夏目真悟 | 若林邦甫 | 宗崎暢芳 | 大舘康二 | 飛翔 -FLIGHT- | |
第8話 | 2月25日 | さくらと時計とかくれんぼ | 小島正士 | 飯村正之 | 山本径子、那須野文 | 3(11,12) | 透過 -LUCID- | |
第9話 | 3月4日 | さくらのドキドキ水族館 | 市村徹夫 | 西川千尋、河田泉 | 濱田邦彦 | 3(12,13) | 螺旋 -SPIRAL- | |
第10話 | 3月11日 | さくらとねむりのラビリンス | 國行由里江 | 神原敏昭 | 小畑賢、桜井このみ | 3(13) 4(14,15) | 転寝 -SNOOZE- 迷宮 -LABYRINTH- | |
第11話 | 3月18日 | さくらとさかさまペンギン | 夏目真悟 | 菊池聡延 | 藤田まり子 | 逆転 -REVERSAL- | ||
第12話 | 3月25日 | さくらと氷の球技大会 | 細川ヒデキ | 田中志穂、香月邦夫 | 氷雹 -HAIL- | |||
第13話 | 4月8日 | さくらとただいま苺鈴 | 坂田純一 | 友田政晴 | 吉田雄一、沼田広 | - | ||
第14話 | 4月15日 | さくらと神社と動物園 | 小島正士 | 高島大輔 | 野田康行 | 幻影 -MIRAGE- | ||
第15話 | 4月22日 | さくらのおもいで鑑賞会 | 國行由里江 | 若林邦甫 | 宗崎暢芳、吉川真一 | - | ||
第16話 | 4月29日 | さくらと苺鈴のおともだち | 大原実 | 飯村正之 | 山本径子、那須野文 | 揺動 -SWING- 争闘 -STRUGGLE- | ||
第17話 | 5月6日 | さくらとおかしなお菓子 | 坂田純一 | 西畑佑紀 | 吉川佳織、堀内博之 | 4(16,17) | 顕現 -APPEAR- | |
第18話 | 5月13日 | さくらと炎と水の鳥 | 佐山聖子 | 市村徹夫 | 河田泉、西川千尋 | 4(18,19) | 火焰 -BLAZE- | |
第19話 | 5月20日 | さくらと秋穂の子守唄 | 國行由里江 | 加藤顕 | 柴田志朗、木下由美子 | - | ||
第20話 | 5月27日 | さくらと虹とおじいさん | 坂田純一 | 菱川直樹 | 小島絵美、斎藤大輔 | 5(20,21,22) | - | |
第21話 | 6月3日 | さくらと鏡と思い出の鍵 | 佐山聖子 | 細川ヒデキ | 田中志穂、宗崎暢芳 | 5(22,23) | 鏡像 -MIRROR- | |
第22話 | 6月10日 | さくらの透明なカード | 坂田純一 | 若林邦甫 | 香月邦夫、吉川真一 | 5(24) | - |
巻 | 発売日[102] | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD初回版 | DVD初回版 | |||
1 | 2018年5月9日 | 第1話 - 第3話 | 1000710810 | 1000710818 |
2 | 2018年5月30日 | 第4話 - 第6話 | 1000710811 | 1000710819 |
3 | 2018年6月27日 | 第7話 - 第9話 | 1000710812 | 1000710820 |
4 | 2018年7月25日 | 第10話 - 第12話 | 1000710813 | 1000710821 |
5 | 2018年8月29日 | 第13話 - 第15話 | 1000710814 | 1000710822 |
6 | 2018年9月26日 | 第16話 - 第18話 | 1000710815 | 1000710823 |
7 | 2018年10月31日 | 第19話 - 第21話 | 1000710816 | 1000710824 |
8 | 2018年11月28日 | 第22話 | 1000710817 | 1000710825 |
観客動員数は50万人以上を記録[103]。第4回アニメーション神戸作品賞劇場部門受賞。同時上映作品は『CLOVER』(クローバー)。
1999年8月公開。第1期と第2期の間のストーリーで、さくらたちは小学4年生の冬休み。
また、2017年1月21日よりリバイバル上映が行われている。配給会社は松竹からワーナー・ブラザース映画に変更されており、併映作品もなく単独上映である。リバイバルの興行収入は3800万円[104]。
※ DVDは、劇場版3作を全てHDリマスターバージョンとして収録したものも、2007年に発売されている。
さくら達は冬休み。何も予定が無いさくらと知世だったが、雑貨屋ツイン・ベルで行われたくじ引きでさくらは特等の香港旅行を当てる。都合の悪い父の藤隆の代わりに雪兎を誘い、桃矢、知世と共にさくらは香港へ旅立つ。
香港が故郷である小狼と苺鈴に再会したさくらは喜ぶが、謎の魔道士の夢を見るようになる。小狼の母はクロウ・カードを所持していることを指摘し、さくらに危険が迫っていることを伝える。
さくらは妙な気配を感じ、店にあった一冊の本を開くと本からあふれ出た水に飲まれ、夢の魔道士と出会う。兄、友人を捕らえられたさくらは、香港を舞台に魔道士と戦いを繰り広げる。そこにはクロウ・リードとの悲しい過去があった。
映画の初めに封印したクロウカードは、アロー。
第5回アニメーション神戸作品賞劇場部門受賞。
2000年7月公開。劇場版第2作。アニメの最終回からその後のストーリーで、さくらたちは小学6年生の夏休み。
2017年12月29日にリバイバル上映が行われている。こちらも前作同様、配給が松竹からワーナー・ブラザース映画に変更されており、併映作品もなく単独上映である[106]。興行収入は3700万円[107]。
小学6年生になったさくらたち。さくらはまだ小狼への返事ができずにいた。夏休みに開催される友枝町の祭り「なでしこ祭」でさくらのクラスは劇を行うことになっており、その劇の練習をしていた中、エリオルの家の跡地に建てられた友枝遊園地で、ばったり小狼と苺鈴に遭遇する。実はこの再会は知世と苺鈴がメールのやり取りによって計画したものであった。苺鈴はさくらに告白する機会を仕向けるが、なかなか返事することができない。
その頃、町中ではあるものが次々に消えていくという奇妙な現象が起こっていた。その現象はさくらたちの下にも及び、さくらの持つさくらカードが次々に消え始める。それは、名前のないクロウカード=無のカードの仕業だった。異変を止めようとするさくらだったが、相談したエリオルから無のカードを封印するにはその時に1番魔力が大きい者の「大切な人への想い」を代価にしなければならないと聞かされる。動揺するさくらは小狼に相談するが、それしか方法がないのなら仕方ないと言われ思い悩む。しかし無のカードは刻々と威力を発揮し始めていた。
そしてなでしこ祭の当日。劇が本番を迎えた最中、無のカードが本格的に襲撃を開始し、友枝町の人々や空間を次々と消し去る。さらに残ったカードや知世、苺鈴、ケルベロス、ユエも次々と奪っていく。クロウが作ったカードが効かないことに気付いた小狼は1人で無のカードに立ち向かう。その読みは当たったものの無のカードの反撃によりさくらの前から姿を消してしまう。1人になったさくらは手持ちのカード全てを使い、一方でカードを奪われながらも無のカードに立ち向かう。実は無のカードの一連の騒動は今まで一人ぼっちにされていた寂しさからきたものであった。しかし、さくらに諭され自ら封印されることを決める。遂に封印をすることになった時、さくらは小狼への気持ちを伝えることができなかったことに決意を固めるがその「大切な人への想い」の 対価の対象は後を追ってきた小狼へ向けられた。1日に何枚もカードを使用したさくらは魔力が弱まっていたためであった。しかしこの事実は小狼が初めから覚悟していたもので、さくらの1番大切な想いは消させないという強い信念があったように窺える。とうとう封印の代償が失われる時、さくらの持っていた名前の無いカードが発動。ここで名前の無いカードと無のカードが一体となり「ホープ(希望)」のカードとなる。気持ちを失ったとされる小狼にさくらはやっと自分の気持ちを伝える。しかしホープのカードにより小狼は大切な想いを犠牲にすることなく、さくらの気持ちに応えて晴れて想いが通じあうことができ、両想いとなった。
劇場版『カードキャプターさくら 封印されたカード』の同時上映。ケルベロス(ケロちゃん)とスピネル(スッピー)を主役とした上映時間約10分の短編ギャグストーリー。なお、作中においてケロちゃんとスッピー以外に顔が映る人物は山崎のみである(他は遠景や後ろ姿、および手足のみ)。
エリオルと一緒にさくらの家に来たスッピー。ケロとの雑談中に、さくらがたこ焼きを2人のおやつとして持ってくる。最初は戸惑いもあったスッピーだが、その美味しさに大喜び。しかし最後の1個を巡り、ケロと対立する。
ミニゲーム
ソーシャルゲーム
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.