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ゆかな

日本の女性声優、歌手 ウィキペディアから

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ゆかな1975年1月6日[8] - )は、日本女性声優ナレーター[5]歌手千葉県富津市出身[3]。本名および旧芸名は、野上 ゆかな(のがみ ゆかな)[1]シグマ・セブン所属[6]

概要 ゆかな, プロフィール ...
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経歴

要約
視点

1975年1月6日[8]千葉県富津市で誕生[3]

小さいころから、ピアノ、習字など、習い事を多くこなしていた[9]

その後、千葉県立君津高等学校普通科を卒業。1990年、高校1年の夏にアーツビジョン付属の日本ナレーション演技研究所に入所。1993年、高校3年生の時にOVAモルダイバー』(大宇宙未来役)の主演で声優デビュー[7][8]1995年には『あずきちゃん』(野山あずさ役)でテレビアニメ初主演を果たし[8]、『愛天使伝説ウェディングピーチ』(谷間ゆり/エンジェルリリィ役)でも主役の1人を演じ、「20歳にして同期の中では群を抜く」[10]若手声優と注目された。

1996年3月にアーツビジョンを離れ、4月から音楽事務所IMADOKIに移籍するも約1年後に倒産、所属フリーとなる。1998年1月1日、個人事務所salirを設立[11]

1999年秋よりニューヨーク留学のため一時活動を休止。ただしレギュラー作品は降板せず、アフレコのため月に1度日本へ帰国していた。2000年春に帰国し、現所属事務所のシグマ・セブンと契約、以後再び活発に声優業を行うようになった。

2001年4月1日に、芸名を元々音楽活動のみで使用していた「ゆかな」に変更した。この芸名の変更は、「留学時の経験から、自身の授かった名前は『ゆかな』であると感じたこと」、「契約が切れていたこと」が契機となったという。また、「下の名前で呼んでほしい」という理由も語っている。改名後、2001年からの『おとぎストーリー 天使のしっぽ』(ウサギのミカ役)や、2002年からの『フルメタル・パニック!』(テレサ・テスタロッサ役)で経歴を重ねた後、2004年には、本名陽子とのダブル主演作『ふたりはプリキュア』(雪城ほのか/キュアホワイト役)が、幼年層を中心に人気を獲得した。以後も『コードギアス 反逆のルルーシュ』(C.C.役)や『我が家のお稲荷さま。』(天狐空幻役)などの作品で主要キャラクターを担当している。

音楽関係の経歴

両親は2人とも合唱団のパートリーダーで、ゆかなは幼いころからクラシック音楽の発声の手ほどきを受けて育ち、5歳ごろからピアノを弾いていた[8]。中学生になると吹奏楽部に入りフルートを始めた。歌も大好きで歌っている時の感覚は「音に包まれて泳いでる感じ」と表現している。

声優としてのデビュー作『モルダイバー』では主題歌を担当。OVA『青空少女隊』では第2期のエンディングテーマ、『愛天使伝説ウェディングピーチ』では声優ユニット「FURIL'」の一員として主題歌、挿入歌を担当。『あずきちゃん』でも2代目エンディングを歌うなど、各作品で持ち役のキャラクターソングを歌うこともある。

1996年8月24日から1997年8月17日まで、「YUKA」として以前まで同じアーツビジョンに所属していた横山智佐とバンドユニットW'sを組んで1年間限定の活動を行った。1998年には、音楽活動においてアブソードミュージックジャパン[12]と専属契約。この際、契約上の関係から音楽活動では「ゆかな」名義で活動、後に全活動が「ゆかな」名義に統一されるきっかけともなった。

1998年末にアルバム『yu ka na』を発表した後は、キャラクターソングを歌うことはあったものの、個人名義において、全国販売レベルでの作品は、10年途絶えることになる。

2008年に、angelaのKATSUをアレンジャーに迎えて、個人名義のフルアルバム『Blooming Voices』を発表する。

2010年2月19日にチェンバースレコーズのコンピレーションアルバム『桜の舞う頃に〜卒表アルバム第一楽章〜』にyukana名義で参加。オリジナル曲『卒業』の作詞、作曲とボーカルを担当。

詞や曲の提供
1991年に千葉県で開催の第6回国民文化祭で初演された青島広志作曲の混声合唱組曲『十七歳』のうちの1曲、『夢』の作詞をしている。これはまだデビュー前、高校2年生の時に作詞応募に投稿し採用されたものである。
また、自身で歌うほか、他の歌手に詞や曲を提供している。
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人物

要約
視点

主に女性を演じ、幼年の少女から成人女性まで幅広くこなしている[5]

高校時代は生徒会、音楽部、ほかにも色々掛け持ちしていた[9]。高校の文化祭で、音楽部と演劇部の合同でなにかをすることになり、主役を務めることになり、「下級生なのになんで!?」と驚いた[9]。何度も断っていたが、両方の部に所属して上手で可愛い先輩がいた[9]。かわいがってくれていた3年生の先輩たちが「私たちがゆかなしかいないっていってるんだよ」と言っていた[9]

が1人いる[13][14]。料理好きで、アフレコの時に共演声優やスタッフに差し入れとして、お菓子をよく持ってくる。『モルダイバー』でも最終話のアフレコで30個以上の自家製ミニシュークリームを持ってきていた。得意なのは和食で、一時期はうどんの麺打ちに凝っていたこともある[15]。他にも『杉田智和のデュクシwアイテテww』にゲスト出演した時は、絶品のカレーを披露。杉田智和ら男性レギュラー陣を感動させた。

好きなバンドはフランスジプシー・キングス。理由は「躍動感のある熱さ」だと語っている[16]。他にはアルゼンチン生まれのイギリスの女性歌手マリー・クレール・デュバルド、アメリカの歌手マドンナ中森明菜を挙げている。

スポーツでは、横浜F・マリノス(旧横浜マリノス)を応援している。大学生の時には少人数制のサッカーであるフットサルのチームに所属していた。

愛車は赤いアルファロメオ・GTV大型自動二輪車運転免許も所持している。

交遊関係

三木眞一郎は7歳年上だが、アニメ業界に入って初めての声優の友達だという。ゆかながメインキャラクターの一人・下連雀ようこ2等空曹役を担当した『青空少女隊』では、三木は主人公の石動拓也3等空曹役を担当している。この他、『愛天使伝説ウェディングピーチ』では、ゆかなが演じるヒロイン・谷間ゆりの恋人となる柳葉和也役で、『あずきちゃん』ではゆかな演じる主人公・野山あずさに密かに想いを寄せていた元クラスメイトの藤巻拓役を担当。『フルメタル・パニック!』でも、テレサ・テスタロッサ大佐の同世代の友人として親しいクルツ・ウェーバー軍曹を演じるなど、ゆかなと三木はデビュー初期から共演機会もアニメ内での直接的な絡みも多く、車やバイクといった共通の趣味を持っている。

女性声優では同い年(学年はゆかなが一年上である)の池澤春菜ともキャリア初期より親交が深く、『メルティランサー』、『ふたりはプリキュア』などで共演している。2006年になって声優ユニット「ゆかな*はるな」を結成。2008年6月15日放送の『ゲゲゲの鬼太郎(第5作)』第62話「くびれ鬼が死をまねく」で共演した時には、二人の楽曲「Sweet Magic(ピアノソロ特別version)」も劇中のコンサートで使用された。これは池澤からスタッフへの提案により採用されたもので、ゆかなが演じるアイドルのAYAと池澤春菜が演じる妖怪のアマビエが仲良く一緒に歌唱し友情を象徴するシーンとなっている。

先輩の椎名へきるや同級生の手塚ちはるとはデビュー当時より仲が良く、付き合いも長い[17]。年上の声優では『あずきちゃん』で母子として共演機会の長かった皆口裕子と自宅に寝泊りするほど親しい間柄である。また、デビュー作から共演している天野由梨も同じ所属事務所に所属していたこともあって昔から慕っており、天野もゆかなを妹のように可愛いがっていて愛しているとインタビューで答えている。

本名陽子とも『ふたりはプリキュア』でWヒロインとして共演以降は、ラジオやバースデー・ライブなどにゲスト出演するようになり交友が深まった。この他、11歳年下の小清水亜美は、共演を喜んだり食事を一緒にするなどゆかなを慕っており、互いのブログにも登場している。

エピソード

子供の頃はインドア派の読書好きで広辞苑六法全書、果ては電話帳を1日中眺めていることもあった[8]。これには後述の病弱さが影響している。

小学校の文集には「将来なりたいもの=薬剤師」と書いていた。理由は祖母がなりたかった職業だということを聞いていたからだという。

高校時代は文芸部に所属。部室は校舎内ではなく屋外にあり、コーヒー豆ミルクを持参しては友達とお茶会ばかりしていた。

声優へのきっかけ

幼少期は「20歳まで生きられないかもしれない」と医者に言われていたほど病弱であり、特に10歳時には「余命数か月」と宣告されるほどの末期的病状も経験している。これらの経験が人生観に大きな影響を与え、小学生当時から「自分がこの世に生まれてきた証を残したい」と常に考えており、それが役者の道を選んだ大きな理由だとインタビューで度々語っている。元々、就きたい職業はいくつもあったが「失敗も成功も評価が全て自分に返ってくる職業」を望み、中学校に進級する頃には芝居によって何にでもなれる声優になろうと決心していた。しかし、なかなか両親には言い出せず、その旨を伝えたところ猛反対され、学業に絶対に影響させない約束をすることでようやく許された。それまで、親には自分の病で苦労をかけていた負い目もあり、面と向かって我侭を言ったことは少なく、人生初の大きな我侭が声優になることだったという。説き伏せたものの、経緯から学校の成績だけは落とすわけにはいかず、デビュー初期は仕事量も抑えていた[7][9][18][19][20][13]

モルダイバー

声優養成所には、着替える時間がないので高校の授業が終わると制服のまま電車に乗って直行し、稽古が終わると終電で深夜に帰宅する生活で、アフレコも制服のまましていた。家が遠かったこともあり、ハードスケジュールで大変だったと述懐している。声優としてのデビュー作である『モルダイバー』の主人公の大宇宙未来役について、一番苦労した役と語っている。なにもかもが初めてだったため、ヘッドホンのジャックをどこに入れるか分からず、アドリブもできない状態だったという。周囲の共演者は全員が神様に見えて、みんなにはできることが自分だけできないまま終わってしまい、悔しかったとも語っている。初アフレコ時に緊張のあまりマイクの反対側に立ってしまい「それじゃあモニターが見えないでしょう」と指摘されたエピソードもある[8]

東日本大震災に関して

2011年3月に発生した東日本大震災に際し、過去に演じたキャラクターのテレサ・テスタロッサ役(『フルメタル・パニック』)にて激励メッセージを送った。原作者たちの手を借りて作成された動画はサイト上に投稿され、被災者へのエールとして公開された[21]

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出演

要約
視点

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
2025年

劇場アニメ

1995年
1996年
1999年
2000年
2002年
2005年
2006年
2007年
2010年
2012年
2015年
2016年
2017年
2019年
2022年
2024年
2025年

OVA

1993年
1994年
  • 青空少女隊(下連雀ようこ)
  • 他人の関係(女子学生、同級生)
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2001年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
  • IS 〈インフィニット・ストラトス〉2 ワールド・パージ編(セシリア・オルコット
2019年
2022年
2023年
  • 蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE(日野弓子[95]
2024年

Webアニメ

2007年
2008年
2014年
2016年
2019年
2021年
2022年
2024年

ゲーム

1993年
1994年
  • ADVANCED V.G.武内優香
  • 電脳天使(メルキュール・ティラス・サブロマリン)
  • とらべらーず!伝説をぶっとばせ(ラエル・マメミム・ボンフリー
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
  • あすは恋して〜 Prime Beat Planet 〜(永倉遙)
  • 華蘭虎龍学園 〜どきどき編〜(有栖川マミ
  • 華蘭虎龍学園 〜むねきゅん編〜(光神・アンジェリカ・美里
  • 華蘭虎龍学園 〜ぴゅあらぶ編〜(綾瀬加奈
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
  • テイルズ オブ ジ アビスティア・グランツ
  • ふたりはプリキュア Max Heart マジ?マジ!?ファイトde IN じゃない(雪城ほのか / キュアホワイト
  • ふたりはプリキュア Max Heart DANZEN! DSでプリキュア 力を合わせて大バトル(雪城ほのか / キュアホワイト
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
2025年

ドラマCD

吹き替え

映画

ドラマ

アニメ

ラジオ

オーディオドラマ

デジタルコミック

特撮

オーディオブック

ナレーション

テレビドラマ

実写

  • 超番宣人間タニョーン(2004年1月26日 - 1月30日、朝日放送) - 番宣番組。共演の本名陽子と共に顔出しで「ふたりはプリキュア」の番組告知を行った。
  • テイルズ オブ フェスティバル 2009
  • テイルズ オブ フェスティバル 2011

音声ガイド

その他コンテンツ

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ディスコグラフィ

シングル

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アルバム

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キャラクターソング

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その他参加楽曲

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ライブ

合同ライブ

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脚注

外部リンク

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