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プロ野球マスターズリーグ(プロやきゅうマスターズリーグ)は、かつて日本のプロ野球OBがプロ野球のシーズンオフに行っていた野球の興行である。
プロ野球マスターズリーグ | |
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競技 | 野球 |
代表取締役 | 一木良文 |
開始年 | 2001年 |
参加チーム | 5 |
国 | 日本 |
最終年 | 2008 - 09シーズンを開催後休止 |
最多優勝 | 札幌アンビシャス (3回) |
公式サイト | https://www.89master.com/ |
5つのチーム(札幌アンビシャス、東京ドリームス、名古屋80D'sers、大阪ロマンズ、福岡ドンタクズ)が組織され、それぞれ札幌市、東京都、名古屋市、大阪市、福岡市に本拠地を置いていた。委員会議長は土橋正幸、初代議長は大沢啓二最高顧問。
株式会社エンジェル(代表:一木文詞)が2000年に企画・立案し、社団法人全国野球振興会(理事長:大沢啓二)に提案。同会より全面的な支持、協力を取り付け、翌2001年に日本プロ野球OBクラブへ「プロ野球マスターズリーグ設立」企画を提案、プロ野球OBの人材活用と球界の活性化を模索していた同団体にとってタイムリーな申し出となり、人材の提供を約束することとなる。
同年4月、スカイパーフェクト・コミュニケーションズに「新リーグ設立」企画を提案。リーグ設立5つの理念に深い賛同を得て同社が冠スポンサー・特別協賛としてスタート。スカパーの各チャンネルにて全試合が中継されることとなった。11月1日、東京ドームでの東京ドリームス対札幌アンビシャス戦で開幕。
2006年に、初年度より特別協賛を務めていたスカイパーフェクト・コミュニケーションズが撤退。翌2007年はソフトバンクモバイルが新たに特別協賛となり、「ソフトバンクプロ野球マスターズリーグ」(大会ロゴには「Presented by SoftBank」のクレジットが入った)の名で行われた[1]。
しかし翌2008年はソフトバンクモバイルが特別協賛から撤退。冠スポンサーが無くなり、札幌ドーム、京セラドーム大阪、福岡Yahoo!JAPANドームでの開催が無くなったほか、地方開催の大部分を削る形で試合数が半減した。当該シーズンは、2009年5月までに残り10試合のうち、札幌戦を中心とした5試合を地方球場で行ったが、残り5試合は行われないままシーズンを終了した。なお、この年は名古屋-大阪戦は1試合も行われなかった。全チームの消化試合数が異なる(札幌8試合、東京7試合、福岡6試合、名古屋5試合、大阪4試合)ため、公式な成績を確定することは見送られた。
2009-2010年シーズンは、2009年12月6日に茨城県ひたちなか市民球場で、「マスターズリーグ東西対抗」が行われることのみが発表された[2]。肝心のリーグ戦については、11月末ぎりぎりまで開催を模索したものの、スポンサーを得ることが出来ず、「断念せざるを得ない」と発表。しかし「来季については、必ずリーグ戦を復活させ、マスターズリーグを継続していきたい」と合わせて発表した。なお、別途発表されている類似イベント「プロ野球OBオールスターアスリートカップ」があるが、これはマスターズリーグの主催ではない。
以降、マスターズリーグとしての試合の開催は行われていない。試合以外では、マスターズリーグが企画・運営する「野球知識検定」を2010年9月以降定期的に行い、試験官はマスターズリーグ選手を中心としたプロ野球OBが務めている[4]。また2011年4月にはマスターズリーグ事務局主催による、東日本大震災被災者支援の募金イベントを実施している[5]。
この「野球知識検定」が毎年12月に開催されている以外は、マスターズリーグとしての活動はない。
年度 | 優勝 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
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2001-2002 | 大阪 | 福岡 | 東京 | 名古屋 | 札幌 |
2002-2003 | 東京 | 福岡 | 名古屋 | 大阪 | 札幌 |
2003-2004 | 東京 | 札幌 | 名古屋 | 福岡 | 大阪 |
2004-2005 | 札幌 | 大阪 | 福岡 | 東京 | 名古屋 |
2005-2006 | 札幌 | 大阪 | 福岡 | 東京 | 名古屋 |
2006-2007 | 名古屋 | 札幌 | 大阪 | 福岡 | 東京 |
2007-2008 | 札幌 | 名古屋 | 東京 | 福岡 | 大阪 |
スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現・スカパーJSAT)がメインスポンサーだった当時は、パーフェクト チョイス(現・スカチャン)にて全試合中継を行っていたが、同社の撤退後は、スカイ・A sports+、J SPORTS、BS-i、BS日テレ他地上波ローカルいずれかで一部のカードを中継。
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