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美少女戦士セーラームーンCrystal

日本のWebアニメ、メディアミックス作品 ウィキペディアから

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美少女戦士セーラームーンCrystal』(びしょうじょせんしセーラームーンクリスタル)は、日本アニメ作品。

概要 ジャンル, アニメ:第1・2期 ...
概要 映像外部リンク ...

武内直子漫画美少女戦士セーラームーン』を原作とし、東映アニメーションによって映像化されたアニメシリーズであり、2014年から2023年にかけてテレビシリーズ3作(通算38話)、映画2作が制作された。同じく東映アニメーション(旧:東映動画)が、1990年代に制作したテレビアニメシリーズ(以下、旧テレビアニメ版)と区別して、「セラクリ」という愛称で呼ばれることもある。

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概要

前述の通り制作会社を同一とするものの、本シリーズは旧テレビアニメ版とは制作スタッフが異なり、声優陣も主人公の月野うさぎを演じる三石琴乃を除いて一新されている[注 1]。また、オリジナル要素の強い旧テレビアニメ版に対し、本シリーズは基本的に原作漫画をベースとした内容である[1]が、一方で本シリーズ独自の設定や話も含まれている(詳細は下記の#原作との主な相違点を参照)。

本シリーズでは、『セーラームーン』の映像作品としては初となる、全編デジタル工程によるアニメ[注 2]として制作されているが、第2期ではセーラーちびムーンの変身が手描きで書き起こされ、さらに第3期からは変身バンクが旧テレビアニメ版と同様の、手描きでのアニメーションに変更された。

5期にわたって展開された原作漫画のうち、テレビシリーズでは第3期までを映像化。その後を受けて制作された『劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal』の前後編では第4期、完結編に当たる『劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos』の前後編では第5期をそれぞれ元にしている。

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テレビシリーズ

要約
視点

第1期・第2期

本シリーズの制作は、2012年7月6日ニコファーレで開催されたセーラームーン誕生20周年記念イベントにて初めて発表された。この時点では、2013年夏に公開予定であるとされていた[2]が、翌2013年8月4日に開催された制作発表会において「Webアニメとしてニコニコ動画などで配信され、配信開始は今冬の予定である」[3]と延期が発表され[注 3]、さらに2014年1月には「配信開始は同年7月になる」[4]と、再度の延期が発表された。

2013年8月にももいろクローバーZが主題歌を担当することが発表され[3]、2014年1月に制作スタッフとして、シリーズディレクターを『スイートプリキュア♪』の境宗久、キャラクターデザインを『コードギアス 反逆のルルーシュ』などの総作画監督で知られる佐光幸恵が担当することを発表[4]。原作者の武内直子の誕生日でもある2014年3月15日に、タイトルが『美少女戦士セーラームーンCrystal』になることとキービジュアルが発表され、オリジナルサントラ盤を日本コロムビアからキングレコードイーブルラインレーベルに変更した。

こうして2度にわたる延期を経て、2014年7月からWebアニメとして第1期「ダーク・キングダム編」と第2期「ブラック・ムーン編」が毎月第1・第3土曜19時からニコニコ動画などで全世界同時配信され、旧テレビアニメ版と同じ時間帯のネット配信となった[5]。そして第1話の先行上映会が、月野うさぎの誕生日にあたる2014年6月30日にZepp DiverCity TOKYOにて開催された。言語は日本語の他に、英語中国語繁体字簡体字)、韓国語フランス語イタリア語スペイン語ドイツ語トルコ語ポルトガル語インドネシア語マレーシア語となっている。2015年4月からは、アニメーションを修正したアップグレード版が深夜アニメとして、TVQ九州放送TOKYO MXなどでテレビ放送された[6]

6月30日の月野うさぎとちびうさのバースデーを記念し、2015年6月29日から7月4日まで「月野うさぎ&ちびうさバースデー記念WEEK」と称して、ニコニコ生放送で特別配信を実施[7]。初日となる6月29日は19時から『セーラームーン』歴代オープニング&エンディング映像の一挙放送をループ配信し、20時10分から三石琴乃らメインキャストによる座談会を「誕生日前夜祭ニコ生特番」として配信した。バースデー当日となる2日目の6月30日ミュージカル版の新しいセーラー戦士役の大久保聡美小山百代七木奏音高橋ユウ坂田しおりによるミニライブとトークショーの生中継を行った後、旧テレビアニメ版『美少女戦士セーラームーンR』第60話 - 第72話の一挙放送が行われた。3日目の7月1日は『R』第73話 - 第88話の一挙放送を、4日目の7月2日は本シリーズのうち第1話 - 第12話の一挙放送を、5日目の7月3日は本シリーズの第13話 - 第24話の一挙放送を行い、最終日となる6日目[注 4]は第25話を配信した。

第3期

第3期「デス・バスターズ編」の制作はまず2015年9月に決定し[8]、さらに2016年1月には続報として、深夜アニメとしてテレビ放送されることも発表[9]、第2期までと同様にTVQ九州放送TOKYO MXなどで、同年4月から6月にかけて放送された。第3期からは、シリーズディレクターが『のだめカンタービレ』などの今千秋、キャラクターデザイナーは『プリキュアシリーズ』で知られる高橋晃に交代するなど、スタッフも一部変更されている。また、同年5月6日 - 8日にかけて東京ドームで行われた巨人中日の3連戦で『美少女戦士セーラームーンCrystal×読売ジャイアンツ』のタイトルでコラボレーションイベントが開催された。

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声の出演

セーラー戦士とその仲間たち

敵キャラクター

スタッフ

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主題歌

オープニングテーマ
MOON PRIDE[15](第1期・第2期)
作詞・作曲・編曲 - Revo / 歌 - ももいろクローバーZ
ニュームーンに恋して」(第3期)
作詞・作曲 - ティカ・α / 編曲 - やくしまるえつこ、山口元輝 / 歌 - やくしまるえつこ(Act.27 - 29&Act.38)、堀江美都子(Act.30 - 33)、ももいろクローバーZ(Act.34 - 37)
エンディングテーマ
月虹[15](第1期・第2期)
作詞 - 白薔薇 sumire / 作曲・編曲 - 小坂明子 / 歌 - ももいろクローバーZ
「eternal eternity」(第3期第1ED、第3期最終話)
作詞 - meg rock / 作曲・編曲 - 齋藤真也 / 歌 - セーラーウラヌス(皆川純子) & セーラーネプチューン(大原さやか
「乙女のススメ」(第3期第2ED)
作詞 - こだまさおり小西康陽 / 作曲・編曲 - 小西康陽 / 歌 - セーラーちびムーン(福圓美里
「永遠だけが二人を架ける」(第3期第3ED)
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - 大森俊之 / 歌 - タキシード仮面(野島健児
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各話リスト

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放送局

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原作との主な相違点

要約
視点

原作(現時点での最新版である「完全版」)をベースに制作されている[16]が、下記のような相違点もある。

  • セーラー戦士のコスチュームのデザインやアイテムは基本的に原作に基づいているが、一部異なる場合もある[注 13]。第1期・第2期のキャラクターデザインを担当した佐光幸恵によれば、完全版の単行本の表紙のイメージをベースにしてデザインされたものである[17]
  • プリンセス・セレニティの髪の色は原作では銀色に塗られているイラストが多いが、Crystalでは旧テレビアニメ版同様金髪に統一(Eternalでは前世のプリンセス・セレニティの髪が原作同様、銀色となっている)。ネオ・クイーン・セレニティの髪の色は、原作同様に銀色[注 14]。第2期でのキング・エンディミオンのタキシードの色は白(第3期以降は原作同様、ラベンダー色)。
  • 原作ではルナの瞳の色は基本青色だが、第3期までは旧テレビアニメ版同様に赤色、『Eternal』では原作同様に青色。アルテミスの目の色は原作同様の緑色[注 15]。ダイアナの目の色は出演告知時のイラストでは青色だったが、実際の映像作品ではピンクに近い赤(原作では青、赤両方の場合があり、旧テレビアニメ版は赤)。
  • 新たな視聴者にも違和感がないように、背景描写や表現に一部変更が加えられている。街にスマートフォンを持っている人がいたり、「スチュワーデス」の呼称が「キャビンアテンダント」、パソコンのディスプレイが液晶、フロッピーディスクが光学ディスクにそれぞれ変更されている[注 16]
  • 前世の記憶の伏線が多数張られている。
  • セーラー戦士のそれぞれに個別の決めゼリフが追加されている(主に旧テレビアニメ版で登場したものを流用)。
  • 未成年の飲酒・売買シーンは原作と異なったシーンに差し替えられている。また、残酷なシーンも旧テレビアニメ版同様に比較的マイルドな描写になっている。
  • セリフはないが、Act1のラストで水野亜美、Act2のラストで火野レイがそれぞれ登場している。
  • 原作と旧テレビアニメ版では亜美はパソコンのディスクで洗脳されていないが、本シリーズでは洗脳される。
  • 原作では地場衛は当初からヒーリングなどの力を持っているが、本シリーズでは第二部でキング・エンディミオンのサポートを受けた頃からサイコメトリーの力が見られる。
  • 原作でジェダイトはAct3(セーラーマーズ初登場回)、ネフライトはAct5(セーラージュピター初登場回)、ゾイサイトはAct7(セーラーヴィーナス初登場回)、クンツァイトはAct10でそれぞれ倒されているが、本シリーズではいずれもAct12までは生存している。また、クンツァイトの初登場がAct4、クイン・ベリルの初対面がAct9となり、四天王が一堂に会すシーンがある(原作ではクンツァイトの初登場はAct5、ベリルとの対面がAct11)。四守護戦士 = 内部太陽系戦士と四天王がそれぞれ対戦するシーンも存在する。そのため、四天王については原作と展開が異なる場面も多い。
  • 原作の裏設定である「四守護戦士と四天王が恋仲関係」という設定が掘り下げられている。ヴィーナスだけはその事実を覚えており、原作ではムーンがプリンセスセレニティに覚醒する際に四天王たちも前世の記憶を取り戻すが、本シリーズではクイン・ベリルの真の目的を知った際に取り戻すも彼女に洗脳される。四守護戦士によって思い出して和解するが、クイン・メタリアによって全員倒された。
  • 原作ではクイン・ベリルを倒すのはヴィーナスだが、本シリーズではムーンとなっている。
  • 原作ではプリンス・デマンドは直ちにムーンを手にかけようとしてムーンとタキシード仮面に倒されるが、本シリーズでは改心こそしなかったもののムーンを庇ってワイズマンに反撃するも返り討ちにされ、ネオ・クイーン・セレニティの名前を呟き絶命する。
  • 第3期のスーパーセーラームーンとスーパーセーラーちびムーンの衣装の着色は旧テレビアニメ版とほぼ同様(原作でも旧テレビアニメ版と同様のイラストもある)で、スカートの裾のラインについては原作と旧テレビアニメ版を折衷したデザインとなっている。『Eternal』では原作と同様のグラデーションの入ったスカート裾となっている。
  • 短刀状態のスペースソードとディープアクアミラーのデザインが異なり、原作と旧テレビアニメ版を折衷したデザインとなっている。セーラーウラヌスは旧テレビアニメ版同様に髪の色は淡い金髪で、コスチュームも紺色(原作では髪は金髪に近い白、コスチュームは青)。
  • 海王みちるは原作では普段は後髪をリボンで束ねていることが多いが、本シリーズではカチューシャで統一されている。また、原作及び第3期でのみちるはロングヘアーだが、『Eternal』ではセミロングヘアとなっている(回想シーンでは第3期同様の長さになっている)。
  • 原作では内部太陽系戦士は第3部以降は変身ペンを使っていないが、本シリーズでは内部戦士はスターパワースティックで「プラネットパワー」の変身呪文を唱えている(外部太陽系戦士は原作と同様)。
  • 原作と違い、第38話では第三期「デス・バスターズ編」の終了とともに、第四期「デッド・ムーン編」の内容を含め、今後の展開を連想させるように終了している。
  • スーパーセーラーサターンのティアラの宝石は原作及び第3期では紫色だが、『Eternal』では白に近い薄い紫色。ただし、エターナル化した際には紫色に戻っている。そして胸のブローチも原作では紫色だが、『Eternal』ではティアラと同じ色。
  • 原作ではエターナルセーラームーンの胸のブローチはピンク色だが、『Eternal』では旧テレビアニメ版同様、黄色となっている。

など。また、他にもカット・改変された台詞やシーンが多数ある。

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関連商品

BD / DVD

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音楽CD

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書籍

  • 『美少女戦士セーラームーンCrystal 公式ファーストビジュアルブック』(講談社、2014年8月22日発売、ISBN 978-4-06-389843-9

劇場アニメ

要約
視点

劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal

2021年1月から2月にかけて、原作第四期、および旧テレビアニメ版の『SuperS』に相当する劇場アニメ劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal』(げきじょうばん びしょうじょせんしセーラームーンエターナル)が前後編で公開された[18][19]。テレビシリーズとは異なり、同作品も含めた劇場版各作品は東映アニメーションとスタジオディーンの共同制作となる。

『美少女戦士セーラームーン』の劇場版アニメとしては、90年版アニメから通算すると『美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結!ブラック・ドリーム・ホールの奇跡』以来の、約25年ぶりとなる。同作品では、土萠ほたる/セーラーサターンが劇場版に初めて登場すると共に、アニメ作品としては初めてセーラーサターンの変身シーンが描かれている[注 17]

2017年1月に、「セーラームーン25周年記念プロジェクト」の一環としてテレビシリーズの続編の制作がまず発表され、同年6月30日にはさらに続報として、第4期「デッド・ムーン編」を劇場アニメとして前後編で公開し、監督を第3期にてシリーズディレクターを務めた今千秋が担当することが発表された。実際の公開までには、それから約3年半もの期間を経る格好となったものの、その間にも毎年6月30日に開催される月野うさぎのバースデーイベントを中心に、続報の発表は適宜なされている[注 18]。公開日は、当初は前編が2020年9月11日に公開予定であったが[20]2019新型コロナウイルスの感染拡大による影響を鑑み、前編は2021年1月8日に、後編は同年2月11日にそれぞれ延期することが、2020年6月18日に発表された[19]

スタッフの面では、第3期に引き続いて今千秋がシリーズディレクターを務める一方、キャラクターデザインは旧テレビアニメ版の『R』まで携わった只野和子が手掛ける他、脚本もテレビシリーズの小林雄次に代わって筆安一幸が担当しており、後二者は完結編の『Cosmos』にも引き続き参加している。

キャッチコピーは「胸の中の星よ、光り続けて、私に力を。」[21](ティザービジュアル)、「私たちは、何度だって「夢」を見る。」[22](前編)、「この星を守っていくこと、それが私の夢」[23](後編)。

前編・後編ともに、入場者特典として限定カードダスを配布[24]。また福岡市交通局(福岡市地下鉄)では、同作品とコラボしたグッズの配布や、主人公の月野うさぎが駅構内放送に登場するといったキャンペーンも実施された[25]

2021年6月30日にBlu-rayとDVDが発売された[26]。また、6月3日よりNetflixで日本国外向けに配信されている[27]

スタッフ(Eternal)

  • 原作・総監修 - 武内直子「美少女戦士セーラームーン」(講談社刊)
  • 監督 - 今千秋
  • 企画 - 鷲尾天(前編)、鈴木篤志(後編)、角田真敏
  • シニアプロデューサー - 小佐野文雄
  • プロデューサー - 田中瑠佳、五味秀晴、浅間陽介(後編)
  • アニメーションプロデューサー - 浦崎宣光、市岡大輔(前編)、門貴治(後編)
  • 脚本 - 筆安一幸
  • キャラクターデザイン - 只野和子
  • 音楽 - 高梨康治
  • サブキャラクターデザイン - 山口仁七
  • 美術設定 - 伊井蔵
  • プロップデザイン - 小坂知、亀谷響子
  • 服装設定協力 - 亀谷響子
  • 色彩設計 - 佐野ひとみ、安住唯(後編)
  • 色彩設計補佐・色指定検査 - 安住唯
  • 特殊効果 - 斎藤𠀋史
  • 美術監督 - 斎藤陽子
  • 美術監督補佐 - 倉本章
  • 撮影監督 - 浜尾繁光、柳田貴志(後編)
  • 3D監督 - 濱村敏郎
  • 音楽プロデューサー - 平野宗一郎、森優也、島谷浩作
  • 編集 - 小野寺桂子
  • 録音 - 阿部智佳子
  • アニメーション制作 - 東映アニメーションスタジオディーン
  • 制作 - 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会
  • 配給 - 東映

主題歌(Eternal)

月色Chainon」(前編・後編両方)[28]
作詞 - 白薔薇sumire / 作曲 - 小坂明子 / 編曲 - 月蝕會議 / 歌 - ももいろクローバーZ with セーラー5戦士[セーラームーン(三石琴乃)&セーラーマーキュリー(金元寿子)&セーラーマーズ(佐藤利奈)&セーラージュピター(小清水亜美)&セーラーヴィーナス(伊藤静)]
私たちになりたくて」(前編)[29]
作詞 - 秋元康 / 作曲 - 井上望 / 歌 - 石田燿子[注 19]
テレビアニメ第128 - 140話(『SuperS』第1 - 13話)のエンディングテーマである同曲を石田が特別カバー[注 20]
“らしく”いきましょ」(後編)[30]
作詞 - 武内直子 / 作曲 - 水野雅夫 / 編曲 - 林有三 / 歌 - ANZA[注 21]
テレビアニメ第141 - 166話(『SuperS』第14 - 39話)、および劇場アニメ『亜美ちゃんの初恋』のエンディングテーマである同歌をANZAが特別カバー[注 22]

劇中歌

「Moon Effect」(後編)
作詞・作曲・編曲 - 月蝕會議 / 歌 - エターナルセーラームーン(三石琴乃)、エターナルセーラーちびムーン(福圓美里)、エターナルセーラーマーキュリー(金元寿子)、エターナルセーラーマーズ(佐藤利奈)、エターナルセーラージュピター(小清水亜美)、エターナルセーラーヴィーナス(伊藤静)、エターナルセーラーウラヌス(皆川純子)、エターナルセーラーネプチューン(大原さやか)、エターナルセーラープルート(前田愛)、エターナルセーラーサターン(藤井ゆきよ

音楽CD(Eternal)

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書籍(Eternal)

  • 『劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK』(講談社、2021年2月27日発売、ISBN 978-4-06-522736-7

劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos

原作最終章、『Crystal』シリーズ最終章となる第五期、および旧テレビアニメ版の『セーラースターズ』に相当する劇場アニメ劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos』(げきじょうばん びしょうじょせんしセーラームーンコスモス)が、2023年6月9日に前編、月野うさぎ / セーラームーンの誕生日である6月30日に後編の前後編で公開[31][13]

同作品は「セーラームーン30周年記念プロジェクト」の一環として、2023年夏に前後編として公開されることが、2022年4月28日に発表されており[32]、スタッフのうち監督は前作までの今千秋に代わって高橋知也が新たに参加。原作者である武内直子も総監修として関わっている他、エンディング後の書き下ろしイラストのエターナルセーラームーンと共に、メッセージを添えている。

原作第5部『セーラースターズ編』の舞台が劇場映画化されるのは、本作品が初となる。また、ちびちび/セーラーちびちびムーン/セーラーコスモス、火球皇女/セーラー火球、星野光/セーラースターファイター、大気光/セーラースターメイカー、夜天光/セーラースターヒーラーは劇場映画初登場となり、セーラーコスモスは旧テレビアニメ版から通算してもアニメ初登場となる。

キャッチコピーは「もう一度、あなたに会いたい」(ティザービジュアル)、「信じてる。必ず未来はやってくるって。」(前編後編)

2023年12月20日にブルーレイとDVDが発売。また、2024年8月22日よりNetflixで日本国外向けに配信される。

スタッフ(Cosmos)

  • 原作・総監修 - 武内直子「美少女戦士セーラームーン」(講談社刊)[31]
  • 監督 - 高橋知也[31]
  • 脚本 - 筆安一幸[31]
  • キャラクターデザイン - 只野和子[31]
  • 音楽 - 高梨康治[31]
  • 美術監督 - 空閑由美子[31]
  • アニメーション制作 - 東映アニメーション[31]、スタジオディーン[31]
  • 制作 - 劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会
  • 配給 - 東映[31]

主題歌(Cosmos)

ムーンライト伝説[33](前編オープニングテーマ、後編エンディングテーマ[34]
作詞 - 小田佳奈子 / 作曲 - 小諸鉄矢 / 編曲 - 月蝕曾議 / 歌 - エターナルセーラームーン(三石琴乃)、エターナルセーラーマーキュリー(金元寿子)、エターナルセーラーマーズ(佐藤梨奈)、エターナルセーラージュピター(小清水亜美)、エターナルセーラーヴィーナス(伊藤静)
旧テレビアニメ版の第1シリーズから第4シリーズ『SuperS』のオープニングテーマだった同曲を、本シリーズの内部太陽系セーラー戦士の声優陣がカバーした。
セーラースターソング」(後編オープニングテーマ)
作詞 - 武内直子 / 作曲 - 荒木将器 / 編曲 - 月蝕曾議 / 歌 - セーラー火球(水樹奈々)、セーラースターファイター(井上麻里奈)、セーラースターメイカー(早見沙織)、セーラースターヒーラー(佐倉綾音)
旧テレビアニメ版の第5シリーズ『セーラースターズ』のオープニングテーマだった同曲を、本シリーズのキンモク星セーラー戦士の声優陣がカバーした。
「月の花」[35](エンディングテーマ)
作詞 - Daoko永井聖一 / 作曲 - 永井聖一 / 編曲 - kensuke ushio / 歌 - Daoko

劇中歌

「流れ星へ」(前編)
作詞 - 武内直子 / 作曲 - 鈴木キサブロー / 編曲 - ケンモチヒデフミ / 歌 - 星野光(井上麻里奈)、大気光(早見沙織)、夜天光(佐倉綾音)
旧テレビアニメ版の第5シリーズ『セーラースターズ』の劇中歌だった同曲を、本シリーズのスリーライツの声優陣がカバーした。
「Happy Marriage Song」(後編)
作詞・作曲 - 小坂明子 / 編曲 - 月蝕會議 / 歌 - 月野うさぎ(三石琴乃)、地場衛(野島健児)、ちびうさ(福圓美里)、水野亜美(金元寿子)、火野レイ(佐藤利奈)、木野まこと(小清水亜美)、愛野美奈子(伊藤静)、天王はるか(皆川純子)、海王みちる(大原さやか)、冥王せつな(前田愛)、土萠ほたる(藤井ゆきよ)

音楽CD(Cosmos)

さらに見る 発売日, タイトル ...

書籍(Cosmos)

  • 『劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」公式ビジュアルBOOK』(講談社、2023年8月2日発売、ISBN 978-4-06-532453-0
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脚注

外部リンク

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