トップQs
タイムライン
チャット
視点

Crystal Kay

日本の女性歌手、声優、女優 (1986-) ウィキペディアから

Crystal Kay
Remove ads

Crystal Kay(クリスタル・ケイ、1986年2月26日 - )は、主に日本で活動する女性歌手女優[2]。本名、Crystal Kay Williams(クリスタル・ケイ・ウイリアムズ[3][4])。略称はCK[5]、クリケイ[6][7][8][9]

概要 基本情報, 出生名 ...
概要 YouTube, チャンネル ...

神奈川県横浜市出身。上智大学国際教養学部卒業。所属レーベルはVirgin Music、所属事務所はLDH JAPAN

Remove ads

人物

父親(幼少時に離婚)はアフリカ系アメリカ人ベーシスト、母親は在日朝鮮人3世(東京で出生。本籍は釜山だが朝鮮高校卒)のシンガーでグレートプロダクション(所属事務所)の社長をつとめるshunkay(シュンケイ。旧芸名:シンシア)[10]。一人っ子。身長170cm。血液型O型[11]。米国籍を取得している。ミックスであること、日本の血が入っていないことにコンプレックスを抱えていたが、さまざまな人種が集まるアメリカニューヨークでの音楽活動を通じて、3つの異なる文化を背負い、日本語・朝鮮語・英語が話せて、歌手として10年にわたってキャリアを築いていることにもっと誇りを持ったほうがいい、との指摘の言葉に考え方を改めることができたという[12][13]

小学校より横須賀横浜アメリカンスクール[14]に通っていたため英語が堪能であるが、アメリカ合衆国には住んだことがなかった[15]朝鮮語の読み書きもできるトライリンガルであり、2011年には韓国ソウルへ語学留学も経験している[16][17]

学業においては、アメリカンスクールに就学後、2004年10月からは上智大学国際教養学部(旧比較文化学部)に進学、2008年9月卒業。高校時代までは仕事は週末の土曜・日曜のみに限定し、大学卒業までは学業優先で活動した[18]

愛称

愛称は「クリちゃん」。「ケイ」はミドルネームなので「『ケイちゃん、ケイちゃん』っていわれると、『ケイじゃない!』って思っちゃう」と「ケイちゃん」と呼ばれることに難色を示してきたが[3]、多くの人に「ケイちゃん」と呼ばれることで「最近はもう慣れてきたかな」とも語っている[19]。本来ならば「クリスタル」か「ウィリアムズ」で呼ばれるべきだが、付き合いの浅い人からは日本名と語感の近い「ケイちゃん」と呼ばれることもある。

交友関係

SHELLYは同じ横浜市の根岸住宅地区に住み、バード小学校に通った幼馴染[14]。テレビ番組で住んでいた米軍基地の敷地を案内したり、小学校を訪問した[14]

BENIはアメリカンスクールからの同級生で親友、青山テルマは大学の後輩。

趣味・特技

ピアノを3年間ほど習っていたことがある。ギター教室に通い始めた母の影響を受け、「ギターを弾けたら、今よりもっと曲が作れるな」と2015年夏よりアコースティック・ギターの演奏を始めた[20]

Remove ads

略歴

要約
視点

生い立ち

歌手の母とバンドで演奏していた父の影響で、幼いころから、たえず誰かのコンサートに連れていかれ、歌って踊るのが好きだったこともあって、「大きくなったら歌うんだろうな」と自然に思うようになっていたという。大人気となっていたマイケル・ジャクソンジャネット・ジャクソンに憧れ、来日コンサートも生で見て、「この人たちみたいになりたい」と思うようになる[19]

歌手活動

1999年 - 2001年

母の知人のCM制作会社の社長から、子供の歌声が必要となった時に「ちょっとクリ借りていい?」と声をかけられて、CMソングを歌い始める[19]。初めての仕事は4歳のころで、PCエンジンDuoのCMソング。後に、資生堂「スーパーマイルドシャンプー」と「ピエヌ」のCMソングを歌う[21]1999年、13歳の時に「Eternal Memories」(作曲編曲菅野よう子)でシングルデビュー。菅野美穂出演のサントリー「ビタミンウォーター」CMソングに使用され、視聴者からCMソングに関する問合せが相次いだことから、「じゃあ、フルにしよう」としてシングルリリースに至った[19]

その後、2000年頃は歌手としての目立った活動はなかったが、2001年映画サトラレ主題歌「LOST CHILD」を歌ったことで、知名度を上げた。同じ頃にm-floと知り合い、FMフェスティバル'01のファイナルライブに、☆Taku (m-flo) meets Crystal Kay meets YOU THE ROCK☆として、m-floの「come again」をセッションして出演した。

2002年 - 2003年

2002年8月にリリースした、m-floの☆Takuプロデュースのシングル「hard to say」がロングヒットとなった。同年10月に、T.Kuraなどを制作陣に加えた3rdアルバム『almost seventeen』がオリコン最高2位を記録。成長が期待される、若手女性アーティストの1人として注目された。

2003年LISAの脱退によってボーカル不在となった、m-floのゲストボーカリストとして、シングル「I LIKE IT」(Crystal Kay loves M-FLO 名義)と、その客演返しとしてシングル「REEEWIND!」(M-FLO loves Crystal Kay 名義)を同時にリリース。2枚共にオリコン10位以内に入るヒットとなった。

2003年の4thアルバム『4 REAL』以降、R&B路線からポップスにシフトしていった。

元々、全米進出を希望しており、同年、世界進出を視野に入れた全英語詞曲収録の『NATURAL -World Premiere Album-』を発表し、アジア市場への進出を試みた。

2003年よりクリスマスコンサートを開催、2005年は完全招待制で行なわれた。

2004年 - 2005年

デビュー5周年を迎えた2004年、シングルでは初のバラードMotherland」を発売。人気アニメ鋼の錬金術師』のエンディングテーマだった効果もあり、シングルチャートでトップ10入りを果たす。そして6月には、デビュー5周年を記念し、ファン投票によって収録楽曲を決定した企画アルバム『CK5』を発売。

CK5』リリース後はボイストレーニングダンスレッスンを受けるためニューヨークへ渡る。再来日後、同年11月にシングル「Bye My Darling!」、2005年1月には「Kiss」をリリース。そして3月に、プロデューサーに、Des'reeやCharaのプロデュースで知られるアシュリー・イングラムを筆頭にT.Kura・Nao'ymtマボロシを迎えた5thアルバム『Crystal Style』を発表、4作連続でオリコンチャート初登場2位を記録。5月には同タイトルのドラマ主題歌となった16枚目(コラボレーション除く)のシングル「恋におちたら」を発表。それまでのCrystal Kayの曲に無い、キャッチーで誰にも歌いやすい、いわゆる歌謡曲調の楽曲は、彼女の歌に今まで触れたことの無かった広い層にも知られ、商業的に最も成功する。このころ、歌唱法で悩み、2004年頃から始めていたボイストレーニングに集中する。幸い「恋におちたら」が比較的簡単な楽曲だったため、歌に自信を取り戻すための時間にはゆとりがあった。同年、CHEMISTRYとのコラボレーション曲「Two As One」が発表された。

2006年 - 2008年

2006年2月8日に17枚目の両A面シングル「Kirakuni/Together」を発表。大人のチルアウト・チューンと銘打たれたジャム&ルイスプロデュースのダンスナンバー「Kirakuni」のMVでは、和をモチーフにした世界観に和服姿で登場し、久々にダンスも披露した。カップリングの「Together」は テレビ東京系『トリノ2006』テーマソングとなった。同シングル発表2週間後に、「恋におちたら」や「Kirakuni」を収録した6thアルバム『Call me Miss...』をリリース、5作連続オリコン初登場2位を記録。

2007年1月17日に約1年ぶりとなるシングルきっと永遠に」(映画『僕は妹に恋をする』エンディング・テーマ)、2月28日にアニメ『のだめカンタービレ』エンディングテーマ「こんなに近くで...」を2か月連続リリース。さらに、先行シングル「あなたのそばで」を経て、6月20日に7thアルバム『ALL YOURS』を発売。全曲ラブ・アンセムと銘打った作品で、デビュー以来初めてのオリコン初登場1位を記録した。同年10月2日よりJ-WAVEのラジオ番組『THE UNIVERSE』で毎週火曜日のナビゲータ(DJ)を担当。同年11月28日に初のミニアルバム『Shining』をリリースする。同ミニアルバム収録曲の「Shining」はPARCO X'masのCMソングに起用され、自身もイメージキャラクターとなり、CMや広告など各種媒体に登場した。

2008年3月4日に『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ』の主題歌に、Crystal Kayの未発表の新曲「ONE」が決定する。これはCrystal Kay初のアニメ映画主題歌となる。また、同映画では声優としてラッキーの声を担当。同年3月15日に「SPACE SHOWER Music Video Awards 08」にて、同アワードでは新設となるBEST ONLY SSTV EDITIONを「あなたのそばで "for SPACE SHOWER TV"」で受賞。6月11日にシングル「涙のさきに」をリリースしたのを皮切りに7月16日には前述の未発表の新曲であった「ONE」をリリース。さらには8月6日には前作より1年2か月ぶりとなるアルバム『Color Change!』と3か月連続でリリース。10月からは約1年ぶりの全国ツアーを開催した。

2009年 - 2013年

2009年7月1日にデビュー10周年を迎え、それを記念した自身初となるベスト・アルバムBEST of CRYSTAL KAY』を9月2日に発売する[6][18]

2011年2月に予定していたツアー『Crystal Kay Live Tour 2011 Spin The Music』は本人の体調不良のため全公演中止となった[22]

2011年10月にユニバーサルインターナショナル内の邦楽レーベルDelicious Deli Recordsに移籍することを発表[23]。海外進出視野に多くの大物海外アーティストを擁する同社と同月に契約を交わし[24]、同年11月期放送のフジテレビ系テレビドラマ『僕とスターの99日』挿入歌で移籍第1弾シングルとなる「Superman」を同年12月14日にリリース[25]、また世界35カ国のiTunes Storeにて12月7日より順次配信リリースした[26]。翌2012年6月27日には、国内外アーティストたちが参加した移籍第1弾アルバム『VIVID』をリリースした[27]。同年6月に出身地の神奈川県横浜市で開催されるイベント「横浜セントラルタウンフェスティバルY153」のシンボルアーティストを務める。

2013年1月16日、舞台『DANCE EARTH~生命の鼓動~』のメインキャストで結成したユニットDANCE EARTH PARTYとして「イノチノリズム」をリリース。

2013年 - 2015年

2013年3月より渡米し、拠点をニューヨークに移して活動を開始。「ロス行ったら、デレ〜っとしそうで嫌だった」として、アートにも囲まれた街で刺激も多いことから「強くなりそう」とニューヨークを選択した。約2年間にわたって日本と往復しつつ、現地でのレコード契約を目標に、1人の無名シンガーとして連日スタジオに入って60曲以上の曲を作り、プロデューサーと会ってのセッション、ボイストレーニングやダンスレッスンに明け暮れる。初めての一人暮らしは孤独を感じ壁にぶつかることもあった反面、客観的に自分自身を見つめる時間を持つことができたという[20][28][29]

2014年7月1日、デビュー15周年。11月よりマネージメントを LDHに移籍[5]

現地アーティストたちの中でガツガツとしたアピール力で太刀打ちできないことを実感し挫折を味わう一方で、セッションの中でアイディアを出し合いつつ作り上げていく自由な制作スタイルを吸収し、自身のアイデンティティを見つめなおす中で、聴いて育った洋楽サウンドへの憧れから「私にしかできない、私にしか歌えないJ-POPが、確かにある」と日本で積み上げてきた自身の音楽への誇りと自信を手にして、2015年1月に帰国した[13][12][28][29]

2015年 -

2015年6月3日、LDH移籍後初のシングル『ワイルド・ヒーローズ』の主題歌、「君がいたから」をリリースし、本格再始動。同年9月には幼少時より尊敬するアーティスト・安室奈美恵へコラボレーションを打診し「Crystal Kay feat.安室奈美恵」名義でシングル「REVOLUTION」をリリース[30]、11月にはフジテレビ系ドラマ『オトナ女子』挿入歌の「何度でも」を配信リリース[31]。同年12月にはニューヨークでの音楽活動の経験や事務所移籍などさまざまな音楽環境の変化を反映させた「新生Crystal Kay」を象徴する3年半ぶりの新アルバム『Shine』をリリースして[20][28][32]、翌2016年2月から3月にかけて3年ぶりとなる全国ツアー「Crystal Kay LIVE TOUR 2016 “Shine”」を開催した[33]

2018年6月には、「サクラ」(Samantha ThavasaCMソング)、「Waiting For You」(ミュゼ・プラチナムCMソング)、「Forever Young」(ネイチャーラボ「LITS」CMソング)、「Lovin' You」(フジテレビ系『ノンママ白書』主題歌)、「幸せって。」(NHKドラマ10『デイジー・ラック』主題歌)などの既発楽曲に、自身の原点となるデビュー当初のR&Bテイストの楽曲を加えた、2年半ぶりのフルアルバムとなる『For You』をリリース[34][35]。7月から8月にかけて4都市にて「Crystal Kay -アコースティックツアー 『クリカフェ “For You”』」を開催した[36]

2025年6月24日に、デビュー25周年を記念したオールタイムベストアルバム『ALL TIME BEST 25th Anniversary』をデジタル配信で、また翌25日にはCDとして発売した[37]

女優活動

幼い頃のもう1つの夢が「女優になること」であり、デビュー10周年を迎えた2009年には、映画『山形スクリーム』に出演し、主題歌「Step by Step」を担当したフジテレビテレビアニメジャングル大帝 - 勇気が未来をかえる -』では研究員役で声優も務めた。これに続き、新たなチャレンジとして2010年1月期放送の日本テレビ系『左目探偵EYE』に天才ハッカーの黒晶晶役でレギュラー出演してテレビドラマに初出演した[18][38][39][40]2016年には主題歌「Lovin' You」を担当したフジテレビ系『ノンママ白書』にゲスト出演している[41]

10年来の親交がある俳優の城田優からLINEで「再来年、僕とブロードウェイ・ミュージカルやらない? 本場の人たちと」との誘いを受けて、城田が主演を務める2019年のブロードウェイミュージカル『ピピン』日本語版公演に物語の進行役となるリーディングプレイヤー役で出演し、ミュージカルに初挑戦[42][43][44]。同作での演技により、2020年の第27回読売演劇大賞にて優秀女優賞を受賞した[45][46]

2020年6月には渡辺直美主演のミュージカル『ヘアスプレー』日本版に“モーターマウス”メイベル役での出演が決まっていたが[47][48]新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い全公演中止となった[49][50]

Remove ads

ディスコグラフィ

シングル

CDシングル

さらに見る #, 発売日 ...

配信限定シングル

さらに見る #, 発売日 ...

配信限定EP

さらに見る #, 発売日 ...

アルバム

オリジナル・アルバム

さらに見る #, 発売日 ...

ミニ・アルバム

さらに見る #, 発売日 ...

カバーアルバム

さらに見る #, 発売日 ...

ワールド・アルバム

さらに見る #, 発売日 ...

ベスト・アルバム

さらに見る #, 発売日 ...

セレクション・アルバム

さらに見る #, 発売日 ...

リミックス・アルバム

さらに見る #, 発売日 ...

DVD

さらに見る 発売日, タイトル ...

未発売楽曲

  • WONDER(Jin Akanishi feat. Crystal Kay)
    • 2009年6月にKAT-TUNのSUMMER'09 Break the Recordsコンサートでの合作曲・全編英語詞R&B曲。そして、12月16日にDVD「KAT-TUN LIVE Break the Records」に収録された。そして2020年に発売された赤西仁のベストアルバムに再録バージョンとして収録されたがそちらにはCrystal Kayは参加していない。

参加作品

さらに見る 発売日, 曲名 ...
Remove ads

タイアップ

さらに見る 曲名, タイアップ ...
Remove ads

ライブ

要約
視点

ワンマンライブ

ツアー

Remove ads

出演

ラジオ

CM

イメージモデル

テレビドラマ

テレビアニメ

映画

舞台

  • DANCE EARTH 〜生命の鼓動〜(2013年)
  • ピピン(2019年) - リーディングプレーヤー 役

コンサート

ミュージック・ビデオ

Remove ads

受賞

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads