日比 麻音子(ひび まおこ、1993年7月5日[1] - )は、TBSテレビのアナウンサー。
概要 ひび まおこ日比 麻音子, プロフィール ...
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東京都大田区[5]の出身で、幼稚園へ通っていた時期に大阪府内での生活、幼少期に『おかあさんといっしょ』(NHK総合・教育)への出演を経験[6]。本人は「おばあちゃんっ子」であることを自認していて、悩み事を抱えるたびにアドバイスを求めるほど、実の祖母から多大な影響を受けているという[7]。名前の「麻音子」も祖母から付けられていて、「麻の布のようにまっすぐ育ちながら、音楽を愛でる子になって欲しい」との思いが込められている[6]。
保健体育の教師である実母[8][注 1] の勧めで横浜雙葉小学校へ入学すると、内部進学で横浜雙葉中学校・高等学校にも在籍[6]。幼稚園への在園中から高校3年時(大学受験の直前)までピアノ演奏のレッスンを受けていた[9]ほか、小学校5・6年時には、校内の吹奏楽部でユーフォニアムを演奏していた[10]。その一方で、中学校・高校への在学中には、校内の演劇部で活動。部内では、脚本の執筆や大道具の製作を主に任されていた[11][12]。
(『王様のブランチ』で新作映画の紹介企画を長年担当している)LiLiCoが洋画の主演俳優へのインタビューに英語で臨んでいる姿へ憧れていること[13]や、実母の影響で英語教師を志していたこと[6]などを背景に、横浜雙葉学園から青山学院大学文学部英米文学科へ進学。大学でも演劇部での活動を検討していたが、実際には学内のESSに入って、3年時(2014年)から副部長を務めた[1]。また、大学1年時(2012年)にオックスフォード大学への短期留学を経験した[14]ほか、3年時に「第48回東京国際大学・ウィラメット大学杯学生英語弁論大会」で優勝している[15]。同大在学中に中学校・高等学校の教諭1種免許を取得した[1]が、3年時にESSの活動でNHKワールド JAPANのスタジオを見学したこと[16]などがきっかけで、アナウンサーになることを本格的に志すようになった。その一方で、3年時には、学内の「ミス青山コンテスト2014」へ参加していた。本人が後に述懐したところによれば、「女子校である横浜雙葉学園で学んでいた頃から自己愛が低く、『女性は女性らしくあれ』という世間の価値観に馴染めず、メイクやファッションに対する興味も薄かった。それでも、『自分を磨くことの大切さを理解したり、自己愛を高めたりできるかも知れない』と思いながら、祖母に背中を押される格好で参加を決めた」[7]という。実際には、このコンテストで「2014 準ミス青山学院大学」に選ばれたこと[17]をきっかけに、芸能プロダクションの「スプラウト」へ所属。その後の就職活動では「アナウンサーだけにこだわらず、放送以外の業界での職業も視野に入れていた」[18]とのことだが、TBSテレビのアナウンサー試験を受けた際には、同局で制作している『王様のブランチ』を「(採用されたら)担当したい番組」に挙げた[13]。
TBSテレビへの入社が内定してからは、TBS DigiCon6(TBSホールディングスの主催で2000年から東京で年に1回開かれている短編映像の国際映画祭)の「DigiCon ASIA」運営事務局で、アルバイトスタッフとして英訳などの事務に従事[19][20][21]。大学卒業後の2016年4月1日付で、アナウンサーとして正式に入社した。同期のアナウンサーは伊東楓(2021年2月28日付で退社)と山本恵里伽で、入社式では、新入社員を代表して英語で挨拶した[22]。新人研修を経てアナウンスセンターへ正式に配属されてからも、英語圏での出生・居住・活動経験を持つ著名人やアスリートに対して、担当番組のロケ取材や生中継向けに英語でのインタビューを単独で任されることが相次いでいる[注 2]。ちなみに、TBSテレビでは「ミス青山コンテスト2014」のファイナリスト(青山学院大学での1年後輩)だった山本里菜を2017年、横浜雙葉中学校・高校での5年後輩に当たる佐々木舞音[注 3][6]を2021年に採用。いずれも、日比の同僚(アナウンサー)になっている[注 4]。
TBSテレビのアナウンサーとしては、2016年8月19日の『ジェーン・スー 生活は踊る』(TBSラジオ)内の天気予報で、伊東・山本と共に「初鳴き」(番組デビュー)を経験[23]。同年の10月改編から『はやドキ!』と『Nスタ』(平日版)へのレギュラー出演を始めたことを皮切りに、『報道特集』『Nスタ』(日曜版)『あさチャン!』でスポーツキャスターを担当している。また、『ひるおび!』でコーナープレゼンター、同番組の13時台や『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(CBCテレビ制作)でニュースキャスターを一時務めていた。その一方で、音楽・バラエティ系の番組へ出演することや、カラオケを使用するバラエティ系のチャレンジ企画(本来は進行を任されている『オオカミ少年』の「年の差ヒットバトル ハマダ歌謡祭」など)で歌声を披露することも多い。
TBSグループがブランドロゴを一新した2020年からは、「TBSブランディング大使」としても活動[24]。同年4月からは、『From TBS』(関東ローカル向けに放送している番宣番組)のナビゲーターを、2年間にわたって単独で務めていた。また、前述した「TBS Digicon6」には、TBSテレビへの入社後も深く関与。受賞作品の上映会・「JAPAN Awards」(日本国内からの応募作品に対する授賞式)の司会[25][26][27]、BS-TBSで放送される関連番組の進行役・ナレーター[注 5]にとどまらず、応募作品の一次審査にも携わっている[20]。
テレビのレギュラー番組では、『あさチャン!』が2021年9月30日で終了したことに伴って、翌10月1日から『Nスタ』(平日版)と『ひるおび』への出演を順次再開[28]。毎週月・火曜日に『Nスタ』でニュースプレゼンター、毎週水曜日の『ひるおび』で11時台に「JNN NEWS」のキャスターを担当しているほか、2022年12月23日までは毎週金曜日に『ひるおび』の全編でアシスタントを務めていた[29]。その一方で、2021年10月8日からは土曜日に『王様のブランチ』、2022年10月3日(月曜日)からは姉妹番組『プチブランチ』(同日から毎週月 - 木曜日に『ひるおび!』の前枠で放送を開始した関東ローカル向けの事前収録番組)の進行役も隔週で担当していた[30]。
TBSラジオ制作の生ワイド番組では、2017年度の下半期(同年度まで設定されていたナイターオフ期間)のみ、『THE FROGMAN SHOW A.I.共存ラジオ好奇心家族』の金曜日にアシスタントとして出演。TBSラジオがプロ野球中継の自社向け放送業務から完全に撤退した2018年度以降は、前年度までのナイトゲーム中継基本放送枠(18:00 - 21:00)に通年で編成された『アフター6ジャンクション』(『アトロク』)の水曜日で、2018年4月4日放送分から宇多丸(RHYMESTER)のパートナーを務めている。第26回参議院議員通常選挙の投・開票日(2022年7月10日)には、国政選挙開票特別番組の司会を、『開票ライブ!参院選2022』(JRN・TBSラジオ報道特別番組)[注 6]で(テレビを含めても)初めて担当した(荻上チキと共同で進行)[31]。
スポーツ関連のテレビ番組・中継にも随時出演していて、国立競技場(第2代)のこけら落としイベント(2019年12月1日)では、先輩アナウンサーの安住紳一郎と共に特別番組(TBSテレビ系列独占生中継)の司会を担当。国立競技場などで2021年の夏季に開催された2020年東京オリンピックの期間中には、報道系アナウンサー の1人として、当時キャスターを務めていた『あさチャン!』と並行しながらTBSテレビ系列の競技中継や関連番組に連日出演していた。また、パリ・サンジェルマンFC(フランスのリーグ・アンに加盟するプロサッカークラブで略称は「PSG」)が2022年の7月下旬に日本国内で「PSG JAPAN TOUR」(Jリーグに加盟する川崎フロンターレ・浦和レッズ・ガンバ大阪との国際親善試合シリーズ)を開催した際には、来日記者会見(17日)の司会および、初戦に当たる20日(水曜日)[注 7] の対フロンターレ戦(国立競技場)テレビ中継(TBSテレビ系列で全国放送)の「スタジオMC」と副音声の進行を担当[32]。『S☆1』(週末に全国ネットで放送されるスポーツ情報番組)向けの事前収録企画として、「世界で初めて」とされるリオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・エムバペ(いずれもパリ・サンジェルマンのメンバーとして来日した世界最高レベルのサッカー選手)[注 8]が揃ってのインタビューも敢行した[33]。
さらに、2021年11月28日開催のクイーンズ駅伝2021(第41回全日本実業団対抗女子駅伝)テレビ中継で、第2中継所の実況担当としてスポーツ中継の実況にデビュー[34][35]。TBS(テレビ・ラジオ兼営局)→TBSテレビのアナウンサーから駅伝中継の実況を任された女性は、日比が初めてである。翌年のクイーンズ駅伝(2022年11月27日)では、「TBS→TBSテレビが制作する駅伝中継では初めて」という女性アナウンサーだけの中継所実況を、後輩アナウンサーの篠原梨菜・佐々木とのリレー方式で成し遂げた(本人は第1・第4中継所を担当)[36]。
なお、『Nスタ』では2023年1月6日から、月・火曜日のニュースプレゼンターと並行しながら金曜日の「総合司会」を井上貴博(2017年4月6日から平日版の全曜日で担当してきた先輩アナウンサー)から継承[37][注 9](放送上の肩書は「金曜キャスター」)。他のレギュラー番組から『ひるおび』『プチブランチ』を卒業したうえで、月 - 木曜日で「総合司会」を続ける井上と同様に、ホラン千秋(青山学院大学での先輩に当たるフリーアナウンサー)とのコンビでメインキャスターの役割を担っていた[38]。2023年3月27日から1年間は井上に代わって月・火曜日の「総合司会」も任されていた[39]が、2024年の4月改編(3月29日)以降は、レギュラーの出演日を金曜日に限ったうえで「メインキャスター」を単独で担当[40]。パリオリンピックの開催(2024年夏季)に際しては、開幕の直前(7月の第4週)から佐々木と共に開催国(フランス共和国)へ1ヶ月ほど派遣されていて[注 10]、前回大会(前述した東京オリンピック)に続いてTBSテレビ系列での報道活動(『Nスタ』に向けた国内各地での取材リポートなど)へ従事していた[41]。
趣味は散歩、音楽・(演劇やコントなどの)舞台作品・(映画や新旧のテレビドラマなどを含む)映像作品の鑑賞、日本内外の美術館巡り。「青山学院大学へ進んでから距離を置いていた演劇への熱が、『アトロク』の出演日(水曜分)で高校演劇特集が放送されるようになったことを機に再燃した」とのこと[42]で、美術館を巡る際に「鑑賞した作品のポストカードを3枚だけ購入する」というルール(「3枚ルール」)を自主的に課していることも公表している[43]。
その一方で、ビールを初めとする飲酒を好んでいることを、TBSテレビへの入社直後からたびたび公言[1][44][45]。「折に触れて酒席を共にしている」という山本恵里伽が「量の日比、度数の恵里伽」[注 11]と形容する[46]ほどの飲みっぷりが、『アトロク』『Nスタ』内の企画[47][48][49][50]や、「TBS(テレビ)アナウンサー」という肩書での社外活動にも発展している[51]。同局公式サイト内の「アナウンサー名鑑」で公開しているプロフィールにも、「つまみをお供にビールを飲むことが好き」という情報が、本人の希望で2021年から加えられた[1][45]。2023年10月からは、第4週を除く火曜日に『アフター6ジャンクション2』(『アトロク』のリニューアル版)のパートナーを務める一方で、TBSテレビの現職アナウンサーから初めて『おんな酒場放浪記』(大衆酒場での飲酒を伴うBS-TBSのロケ番組)に「酒場おんな」(リポーター)としてレギュラーで出演中[52]。
地上波テレビ
- Nスタ
- 月・火曜日のコーナー担当:2016年10月 - 2017年3月
- 日曜版のスポーツキャスター:2017年4月 - 2018年9月
- 月・火曜日のニュースプレゼンター:2021年10月4日 - 2023年3月21日[注 12]
- 金曜日のMC(番組の全般にわたる進行役)
- 「金曜キャスター」(ホラン千秋と共同で担当):2023年1月6日 - 2023年3月24日
- 「総合司会」(井上貴博と共同で担当):2023年4月1日 - 2024年3月22日
- 「メインキャスター」(単独で担当):2024年3月29日 - [40]
- 月・火曜日の総合司会(ホラン千秋とのコンビで担当):2023年3月27日 - 2024年3月19日[注 13]
- 平日版では、月・火曜日で「日刊中吊りニュース」と「N天」(天気予報、いずれもTBSと一部ネット局でのみ放送)を担当した後に、2021年10月4日から「ニュースプレゼンター」として両曜日への出演を再開。JNNの全国ニュースパートにも、日曜版からの降板以来2年振りにレギュラーで登場していた。
- 『ひるおび』のアシスタントを務めていた2022年7月8日(金曜日)には、午前中に奈良市内で発生した安倍晋三銃撃事件の第一報を(TBSテレビの番組では最も早く)同番組午後枠の冒頭で伝えた後に、安倍晋三の死亡が確認されたことを受けて急遽編成された『JNN報道特別番組』(『Nスタ』の平日版と『news23』をベースに19:00 - 23:45[注 14][53]で生放送)へ出演[54]。
- 2022年1月からは、前年まで経験していなかったメインキャスターを、代理として通算で7日間担当[注 15][55]。本人曰く、「メインキャスターの代演を通じて『人間』としての意識が変わった」とのことで、「(情報の)『伝え手』としての欲が初めて湧いた」という[56]。
- 2023年1月からの3ヶ月間は、月・火曜日のニュースプレゼンターと並行しながら、「金曜キャスター」として金曜日にホラン千秋(アミューズに所属するフリーアナウンサー)とのコンビでメインキャスターをレギュラーで担当。TBS→TBSテレビの制作で平日の夕方にJNN全国ネットで放送されるニュース番組において、メインキャスターを女性のコンビが全編を通じてレギュラーで担うこと[注 16]は、金曜以外の曜日を含めても初めてである。なお、「金曜キャスター」への就任後も、水・金曜日以外の平日版を井上が休演した場合にはホランとのコンビでメインキャスターを代行していた[注 17]。
- 2023年3月27日からの平日版リニューアルを機に、「金曜キャスター」という肩書が外れる一方で、「総合司会」として月・火・金曜日に出演。月・火曜日ではホラン、金曜日では井上とのコンビでメインキャスターを務めた[39]ほか、起用の当初は「日比麻音子のデリシャスキッチン goes well with beer」(「ビールを提供している飲食店で、ビールに合う料理の作り方を学んだ後に、ビールを飲みながらその料理を試食する」という趣旨で関東ローカルパートの第3部に不定期で編成されていたロケ企画)のリポーターを兼務していた。その一方で、井上とホランのコンビで進行している水・木曜日でいずれか一方のキャスターが休演した場合にも、メインキャスターを随時代行[注 18]。日曜版にも、後述する「1.5℃の約束」キャンペーンに関する取材リポートを兼ねた進行役として、2023年10月29日放送分の『Nスタ 気候変動スペシャル』で5年振りに出演している。
- 2024年3月25日からの平日版再リニューアルに伴って、月・火曜日におけるメインキャスターの担当と、自身の出演日における井上/ホランとの共同進行体制を同月22日(金曜日)までに終了。再リニューアル後は、井上・ホランとの同格扱いを維持したまま、金曜日のメインキャスターを3月29日放送分から単独で続けている[40]。
- TBS→TBSテレビの制作で平日の夕方にJNN全国ネットで放送されるニュース番組において、同局の現職女性アナウンサーがメインキャスターを単独で定期的に任されることは、再リニューアル後の金曜日における日比が初めてである。実際には山内あゆ・南波雅俊(いずれも先輩アナウンサーで放送上の肩書は「ニュースプレゼンター」)と共に「金曜日のメインアナウンサー」と扱われていて、放送の時間帯に応じて少なくとも1名と共同で進行している[注 19]。第3部向けの行楽ロケ企画でも他の「メインアナウンサー」と共演することがある一方で、金曜以外の平日には、基本としてスタジオへ出演していない。
- オオカミ少年(アシスタント)
- 特別番組として不定期で放送を再開した2020年から、浜田雅功(ダウンタウン)のアシスタントを担当。2021年4月から復活したレギュラー版(第2期)にも出演している。
- レギュラー版では2021年12月3日放送分まで[57]、オオカミの両耳をかたどったカチューシャを頭に着用[58]。第2期では金曜日(主に19時台)の放送に向けて隔週ペースでスタジオパートを収録している[6] ため、生放送番組の『ひるおび』へ毎週金曜日に出演していた時期(2021年10月 - 2022年12月)も、『Nスタ』(TBSテレビ=関東地方における前枠番組)金曜キャスターへの就任後(2023年1月以降)もこのパートのアシスタントを任されている。
- 「年の差ヒットバトル ハマダ歌謡祭」が主体の構成へ移行した2022年末以降の放送では、自身より年下の共演者(第2期の開始当初からレギュラーで出演しているSixTONESの田中樹など)から「日比姉」(ひびねえ)と呼ばれるシーンが相次いでいる。また、スタジオでの進行と並行しながら、浜田と共に「歌ってつなげ!年の差名曲メドレー」へ随時参加。その際にあいみょんの楽曲をよく歌っていることから、「日比みょん」(ひびみょん)という愛称も付けられている(当該項で詳述)。
- 王様のブランチ(隔週土曜日、2021年10月9日 - )
- 詳細は前述。2021年4月から野村彩也子と交互に進行役を務めていた宇賀神メグ(いずれも後輩アナウンサー)が、『あさチャン!』からの続投扱いで同年10月1日から『THE TIME,』(後継番組)の進行キャスターへ事実上専念することに伴うレギュラー出演で、宇賀神の担当分を継承した。
- 『Nスタ』金曜キャスターへの就任(2023年1月)後も、『Nスタ』月・火・金曜分の「総合司会」への昇格(同年4月改編)後も隔週での出演を継続。2023年10月からは、後輩アナウンサーの若林有子(野村の後任)と交互に担当している。
- ムビきゅん(2021年2月18日から毎月最終木曜日の未明に関東ローカルで放送中の映画情報番組) - ナレーター
- スポーツ中継・関連番組
- 不定期で出演しているレギュラー編成番組
- S☆1
- 『報道特集』・『Nスタ』日曜版のスポーツキャスターを務めていた時期から、レギュラーでキャスターを務めている同僚の女性アナウンサーがスタジオへ出演できない場合に、キャスター代理を随時担当。
- 2022年7月23日深夜の土曜版と翌週(31日深夜)の日曜版では、同月の「PSG JAPAN TOUR」期間中に収録したリオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・エムバペへのインタビュー映像を放送。23日深夜の土曜版では、番組内の『JNN NEWS』でも臨時でキャスターを務めた。
- OAを見た後に…語らナイト(2024年4月20日から毎週土曜日の未明に放送中の30分番組)
- TBSテレビが制作している連続ドラマから1つの作品を、同局の現職アナウンサーが1話分鑑賞したうえで、その作品のPRを兼ねて「パジャマトーク」を展開する番組。放送上は、山本恵里伽がナレーションをほぼ毎回担当する一方で、同性のアナウンサーから3名が週替わり(または2週連続)で「パジャマトーク」に参加している。自身は、『くるり〜誰が私と恋をした?〜』を取り上げた第1回(当時は青森テレビとの2局ネットで放送)に、後輩アナウンサーの佐々木・吉村恵里子と揃って出演。
- あいテレビがネット局に加わった2024年5月以降は、同年6月29日未明放送分から6回連続で登場。4回目(7月20未明日放送分)まで(山本恵里伽を含む)同僚アナウンサーと「パジャマトーク」に参加していた一方で、『さっちゃん、僕は。』のメインキャストから3名が「パジャマトーク」に臨んでいた5回目(7月27日未明放送分の「特別編」)には、インタビュアーに相当する役割で収録に同席していた。また、6回目(8月17日未明放送分)には、2022年1月から委嘱されている「『ハリー・ポッターと呪いの子』東京公演のTBS応援大使」としての活動の一環で出演。
- ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!(2024年8月17日の「3時間スペシャル」から進行を担当)
- 2023年9月まで山本里菜がレギュラーで担当していたが、翌10月にTBSテレビを退社してからは、同局の女性アナウンサーから1名が交互に進行している。自身は、2024年パリオリンピック閉幕の直後(同年8月17日)に編成されている「東京ディズニーリゾート のお仕事のこだわり 全部見せちゃいますスペシャル」(開幕前に収録)で初登場。
- 定期的に放送される特別番組
- キングオブコント(2020年 - 、決勝の生放送で進行を担当)
- 第10回(2017年)から第12回(2019年)までの大会で準決勝(未放送)の会場MCをあべこうじとのコンビで務めた後に、浜田雅功が第1回(2008年)からMCに名を連ねている決勝の進行を、第13回大会から担当[59]。第16回の決勝(『キングオブコント2023』として2023年10月21日の「お笑いの日2023」内で生中継)では、浜田が悪態を繰り返すにつれて緊迫感が増していた会場の雰囲気を、当意即妙の一言で笑いに変えるほどの進行が関係者や視聴者の大きな反響を呼んだ[60]。
- オールスター感謝祭
- 2020年秋(10月3日)放送分で、スタジオアシスタントとして初参加[61]。恒例企画の1つである「赤坂5丁目ミニマラソン」が同年初頭からのCOVID-19流行の影響で番組史上初めて東京ドイツ村で開催された2021年春(3月27日)放送分[62]からは、 「ミニマラソン」のスタート地点のリポーターとスターターを、2022年春(3月26日)放送分まで3回にわたって任されていた。
- 2023年4月8日(土曜日)には、『王様のブランチ』で進行を担当した後に、『Nスタ』平日版リニューアル(前述)のPRを兼ねた記念企画の一環で「赤坂5丁目ミニマラソン」(2020年秋以来3年半振りに「2023年春」の生放送中に開催)へ初めて「出場」。リニューアル後のキャスター陣を代表して井上貴博と揃って参加した[63]ところ、レースの序盤で一時先頭に立った末に完走した[64]。2023年の秋(10月14日)放送分では、関東ローカル向けの告知枠にのみ、南後杏子(同年入社のアナウンサー)・ウエストランドと揃って生中継で出演[注 21]。
- お笑いアカデミー賞(進行)
- ダウンタウンのMCで2021年から12月の第4土曜日に全国ネットで放送されている特別番組で、第1回から出演。ダウンタウンが揃ってMCを務めるレギュラー番組では、『水曜日のダウンタウン』でもロケ企画の進行を随時担当している。
- 報道の日(情報プレゼンター)
- 『Nスタ』のキャスター陣を代表して、平日版のメインキャスターに加わった2023年(12月30日放送分)から進行を担当。
2023年からは、TBS放送センターNスタジオ(『Nスタ』向けのセット)からの生放送による1月1日(元日)早朝の特別番組(同年は『Nスタ特別編~開運!初日の出スペシャル』→2024年は『開運!絶景!初日の出スペシャル』)の司会も単独で任されている。
- 2024年1月1日(月曜日)には『開運!絶景!初日の出スペシャル』を7:30まで進行していたが、本番終了後の16:10頃に能登半島地震が発生。この事態を受けてTBSテレビが『JNN報道特別番組』を16:15頃から急遽編成したため、当時『Nスタ』金曜分のメインキャスターだった日比と井上貴博は、18:00以降4時間にわたってNスタジオから『JNN報道特別番組』へ出演した。さらに、日比は1月7日(日曜日)から10日(水曜日)まで、被害がとりわけ大きかった能登地方で『Nスタ』向けの取材と生中継リポートに従事(当該項で詳述)[65]。
この他にも、NHKと「民放」(放送対象地域が関東広域圏である地上波民放テレビ5局)の共同制作による『1.5℃の約束 いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。』(NHK総合テレビで年に1回放送される全国向けの特別番組)に、「TBSテレビの代表」として2023年から出演(詳細後述)。
BS放送
BS-TBS限定で放送される番組のみ記載。
- おんな酒場放浪記(2023年10月6日放送分から「酒場おんな」の1人としてレギュラー出演)
- BS-TBSが2023年3月27日 - 4月1日の期間を「よいの日WEEK」に設定していたことを背景に、1時間(23:00 - 翌0:00)の放送枠を設定していた同年3月31日の「よいの日スペシャル」に、「緊急参戦」と銘打って砂町銀座商店街(東京都江戸川区)界隈のロケで初登場。近隣(南砂町)で営業している大衆酒場でのロケ中には、ビールジョッキになみなみと注がれる生ビールや赤ワインなどを、自分で注文したばかりかすべて飲み干していた。このような「飲みっぷり」に対する関係者や視聴者からの反響は大きく、「よいの日スペシャル」向けに収録されていた上記のロケ映像が、((新旧のロケ映像を3 - 4本組み合わせた)レギュラー放送枠や(1本のロケ映像で構成している単独番組扱いの)再放送枠でも繰り返し流れている[66]。
- 2019年1月18日 - 2020年11月20日放送分に「酒場おんな」としてレギュラーで出演した後に、出産や育児を優先すべく新録のロケから遠ざかっていた弓木春奈(気象予報士)の卒業が正式に決まったことを受けて、弓木の後任扱いで2023年10月からレギュラー出演[52]。母体番組に当たる『吉田類の酒場放浪記』でも、『吉田類の年またぎ酒場放浪記』(大晦日の夜から元日の未明にかけて編成されている特別番組)において、「年またぎ酒場」(営業中の大衆酒場に吉田類を迎えての収録パート)の進行を2023年度(2023年12月31日 - 2024年1月1日)放送分で任されている。
ラジオ
- 『アフター6ジャンクション』シリーズ(曜日パートナー)
- 『アフター6ジャンクション』水曜パートナー:2018年4月4日 - 2023年9月27日
- 放送上は、毎週金曜日の20時台に放送される「アトロク フューチャー&パスト」(放送週における主な放送内容を同録音源とパートナーのコメントで曜日ごとに振り返るコーナー)にもコメント出演(水・金曜日以外での代演を含めて担当日の本番後に収録)。その一方で、『Nスタ』の金曜キャスターに就任した2023年1月以降も、(月に1 - 2回のペースで放送されることの多い)『オオカミ少年』へのレギュラー出演を続けている。このような事情から、TBSグループにおける金曜日夕方 - 夜間の関東地方(本来の放送対象地域)向け放送では、『Nスタ』『アトロク』への出演と『オオカミ少年』の放送が重なった週に「『Nスタ』から(テレビ・ラジオを通じて)3番組連続で登場」という事態が2023年1月から9月にかけて複数回生じていた[注 22]。
- 2018年7月18日(水曜日)には、アクション映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のジャパンプレミア・イベントが生放送中に東京ミッドタウン日比谷で開催されることを受けて、日本国内のメディア関係者としてはただ1人、会場のレッドカーペット越しからの生中継リポートを担当。「番組からのミッション」であったトム・クルーズ(主演)への独占インタビューばかりか、メインキャストの1人であるサイモン・ペッグへのインタビューも、生放送中に英語で実現させた[67][68][注 23]。2023年8月には、「世界で最も強く尊敬している俳優」というグレタ・ガーウィグが『バービー』(監督を務めた実写映画版)の日本公開に合わせた特別企画の一環で、東京に滞在していたガーウィグへの独占インタビューも敢行[69]。通訳を介して収録された音源が、同月9日(水曜日)に放送されている[70]。その一方で、2021年9月からから2022年1月までは、「LIVE&DIRECT」(19時台前半のライブパフォーマンスコーナー)内の「ARASHI_DJMIX」(嵐が発表した楽曲を1年単位で振り返るリミックス企画として2020年12月から2022年1月まで月に1回放送)で「DJヒーヴィー」[71] というキャラクターに扮していた[72][注 24]。
- 当時月 - 木曜日の20時台に編成されていた「BEYOND THE CULTURE」(日替わりの特集ゾーン)では、マナーの遵守や体調への配慮を踏まえた「家飲み」「宅飲み」(自宅でのひとり酒)の新たなスタイルを成年のリスナーに提案すべく、スタジオでの飲酒を伴う生放送企画へ宇多丸などと何度も臨んでいた[73]。その際には、マナーに反した飲酒へ警鐘を鳴らす一方で、「バキ酔い」「飲酒は総合文化」[注 25] といった独特のパンチラインを交えながら飲酒への思いの丈などを熱く語っている[74][75][76]。
- 「バキ酔い」[注 26]というフレーズは、『アトロク』としての放送開始6周年記念企画(2023年度)の一環で提案した公式グッズの名称(当該項で詳述)にも使用。『アトロク』シリーズ以外にも、自身が登場する雑誌の特集企画(詳細後述)[51]や、自身に関する各種メディアの記事などに取り入れられている[77]。
- 『アフター6ジャンクション2』(第4週を除く)火曜パートナー:2023年10月3日 -
- 番組のタイトルを変更するだけにとどまらず、『アフター6ジャンクション』では『Nスタ』平日版の一部(18時台のJNN全国ニュースパートおよび関東ローカルパート)と重複していた放送枠(TBSラジオでは基本として月 - 金曜日の18:00 - 21:00)を『Nスタ』本番後の時間帯(月 - 木曜日の22:00 - 23:30)へ移動させるなどのリニューアルを敢行。このリニューアルを機に、出演の曜日を(カレンダーで4週目に当たる)第4週を除く火曜日に変更したうえで、(当時火曜日のメインキャスターを毎週務めていた)『Nスタ』の本番後に出演することになった。なお、飲酒を伴う『アフター6ジャンクション』時代の企画は、『アフター6ジャンクション2』への移行後も自身が出演する日の「BEYOND THE CULTURE」(22時台)で随時生放送。
- 『アフター6ジャンクション2』への移行後は、(カレンダーで4週目に当たる)第4週の火曜日に山本匠晃(『アフター6ジャンクション』の金曜パートナーだった先輩アナウンサー)をパートナーに充てているが、火曜日が5日にわたる月(2024年1月など)には日比が第5週(5週目の火曜日)にもパートナーも務めている。ただし、2024年6月25日は「第4週の火曜日」で山本がパートナーを担当していたにもかかわらず、日比も「BEYOND THE CULTURE」の途中から「飛び入り」同然で23時台の冒頭までスタジオに登場していた。同年の4月改編から火曜日に『Nスタ』へ常時出演しなくなったことや、放送中の飲酒を伴うゲーム企画(「ランダム・カクテル・シェイカーズ」)が当日の「BEYOND THE CULTURE」で組まれていたことによる[78]。
ポッドキャスト
- SDGsジャンクション~地球を笑顔にするRADIO~(案内役)
- 2022年10月から2023年9月までは、『アフター6ジャンクション』で毎月第3水曜日(2023年3月までは19時台の後半→翌4月からは18時台の後半)にフロート番組[注 27]として内包されていた。『アフター6ジャンクション2』の放送を開始した2023年10月以降は、「TBSラジオPodcast」のコンテンツとして、毎月第3火曜日の同番組本番後から最新回を配信[79]。
YouTube
- GAME × GAME powered by TBS【ガメガメ。】(不定期)
- TBSテレビアナウンサーとしての先輩で、同社新規IP開発部内の「eスポーツ研究所」所員を兼務している宇内梨沙を中心に運営しているチャンネル。初出演は2024年5月15日から配信されているカラオケ対決シリーズで、他の企画での出演歴がある吉村と共に朝倉未来との対決に臨んでいる。
- 宇内は『アフター6ジャンクション』シリーズにおけるレギュラーパートナーの1人で、同番組が放送されていた2020年からチャンネルを開設している。もっとも、日比の初出演は、現職のTBSテレビアナウンサーによるレギュラーパートナー陣で最も遅かった。
特記しない限り、TBSテレビ入社後の主な活動を記載。
- イベントでの司会
- Sony Music Records×TBS Presents「Voice JAM」(2018年8月3日、duo MUSIC EXCHANGE)
- 2020年3月21日に、BS-TBSでダイジェスト番組を放送。
- TBS DigiCon6 - 2019年から「JAPAN Awards」の授賞式などで担当(詳細前述)。2023年には、アジア全域からの応募作品を対象に審査する「Digicon6 ASIA」でも、授賞式の司会を初めて任された。
- CDTV ライブ!ライブ!フェスティバル!2021(2021年9月19・20日、東京ガーデンシアター)
- CDTV ライブ!ライブ!フェスティバル!2022(2022年9月17・18日、同上)
- 『CDTV ライブ!ライブ!』が初めて手掛けるライブイベントで、全ての公演日でParaviから動画の有料ライブ配信を実施。
- JapanEventWeek2022「第9回ライブ・エンターテイメントEXPO」(2022年7月1日、東京ビッグサイト)
- 当日は金曜日で、『ひるおび』のアシスタントに続いて、「ライブ・エンターテイメントxSDGs」(西川貴教とSUGIZOによるトークセッション)の「モデレーター」(進行役)を担当[125]。
- 『吉田類の酒場放浪記』放送20周年記念ファンの集い Vol.1(2023年9月9日、新宿ロフトプラスワン)
- 当日は『王様のブランチ』担当週の土曜日であったため、開催の前には、同番組の特別企画として組まれていた東京ディズニーリゾートからの生中継も進行していた。
- 報道・啓発活動関連のCMやPR映像
- TBS SDGs(2022年12月からTBSラジオで放送)
- TBSグループによるSDGs達成への取り組みを紹介する啓発CMで、前述した『SDGsジャンクション』などと合わせて「地球を笑顔にするWEEK」(TBSグループがSDGsの達成に向けて2020年11月から展開しているキャンペーン)と連動。
- 本人は、「地球を笑顔にするWEEK」の開始当初から2022年度まで「17人のTBSアナウンサー」の1人としてSDGs第7の目標(「エネルギーをみんなに」)の啓発活動へ参加した後に、同局の女性アナウンサーから初めて2023年度に「キャンペーン大使」へ名を連ねている。なお、「キャンペーン大使」としては本来の担当番組や『東大王』に加えて、以下の番組にも関連企画で出演。
- 「2023春」以降:『ひるおび』
- 金曜日の午前枠:「2023春」(2023年5月19日)・「2023秋」(2023年11月10日)・「2024春」(2024年5月3日)
- 「地球を笑顔にする広場」(赤坂サカス内のキャンペーン関連イベント会場)からの生中継リポートで、総合司会を務める『Nスタ』の本番前に出演[126]。
- 木曜日の午後枠:「2024春」(2024年5月2日)
- 「2023春」(2023年5月14日):『アッコにおまかせ!』
- 「2023春」(2023年5月18日):『パンサー向井の#ふらっと』(TBSラジオ)
- 「パンサー向井」(メインパーソナリティの向井慧)と高橋ひかる(木曜パートナー)が自身と共に『一緒にやろう SDGsの日』(後述する特別番組)内の「東大王」(生放送によるクイズパート)で「オールTBSチーム」の一員として参加することを背景に、このパートへの予習を兼ねた「地球にもみんなにもやさし~いSDGsクイズ」の出題役として、『アフター6ジャンクション』出演の翌朝(木曜日)に「ふらっとトピック!」と「ふらっとひとやすみ」(いずれも午前9時台のパート)へ生出演[128]。
- 2023年5月20日(「2023春」の最終日):『一緒にやろう SDGsの日』(TBSテレビ系列における「2023春」のクロージング・プログラム)
- TBSテレビ系列の全局で14:00から8時間放送された特別番組で、生放送パートの大半(前述したクイズパートや18時台に組まれていた『Nスタ』とのコラボレーションパートなど)に出演。出演しないパートでも、閉眼供養を終えた墓石の再利用に関するロケ取材の映像[注 41]が「TBS"生放送の顔"大集合!!」(『Nスタ』を代表してホラン千秋が出演していた15時台の生放送パート)で流されたほか、「ごみアートショー」(21時台)における赤坂サカス広場からの生中継で「実況」を担当した。
- 「2023秋」(2023年11月9日):『news23』
- 水素エネルギーの最前線に関するロケ取材の報告を目的に、「SDGsキャンペーン大使」という肩書でスタジオに初登場。
- 「2024春」(2024年5月4日):『超こどもの日 2100年まで生きる君へ』(16:00 - 20:00に生放送の特別番組)
- 当日はこどもの日の前日(みどりの日)で、『王様のブランチ』を担当する週の土曜日でもあったが、同番組の本番終了2時間後から「キャンペーン大使」の1人として公開生放送に参加。また、放送中にTBS放送センター内のスタジオで開かれた「リメイクファッションショー」に『Nスタ』が協力することを受けて、放送時点でのキャスター陣を代表して「着なくなった衣服」をホラン千秋と共に提供した。
- TBS NEWS DIG「16日分の天気予報を先取り」編(2023年2月18日から『JNN NEWS』の全国ニュースパート内などで放送)
- スマートフォン向けアプリケーションの大幅なアップデート(2022年10月)によって、日常生活と密接に関連した気象情報を配信するサービスが増強されたことを紹介する目的で出演[129]。
- 上記のアプリケーションの一種である「NEWS DIG防災」では、人命に関わる防災情報(緊急地震速報、津波警報、大津波警報、大雨特別警報など)を伝える際に流していた機械的な通知音を、2023年9月から日比と井上貴博によるアナウンス音源へ変更した。日比はこの音源の収録後に、「『人の声だからこそ伝わる力がある』と信じながら、1人1人の生命を守るために、短くても強い一言になるよう心を込めた」とのコメントを残している[130]。
- 国連広報センター「民放NHK6局連動『1.5℃の約束 いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。』」(TBSテレビの代表として2023年度から参加)
- 世界の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて「1.5℃」に抑えることの必要性に対する理解と、地球全体の気候変動へ歯止めを掛けることに向けた行動の変容を個人や組織に促すべく、国際連合(国連)と(TBSテレビを含む)日本国内の「SDGメディア・コンパクト」加盟企業が2022年から共同で推進しているキャンペーン[131]の一環として2022年度から展開。同年度のみTBSテレビから国山ハセン(当時『news23』でキャスターを務めていた先輩アナウンサー)が参加していたが、本人が2022年末で退社したことを受けて、2023年度から「地球を笑顔にするWEEK」のキャンペーン大使と合わせて役割を引き継いでいる。実際には、NHKや他の「民放局」(関東広域圏を放送対象地域に定めている在京民放テレビ局)のアナウンサーと共に、YouTube向けのキャンペーン動画[注 42]やNHKによる同名の特別番組(NHK放送センター内での収録を経て毎年9月に全国放送)へ出演。
- TBS TVerセールス「日比麻音子アナウンサー編」(2024年4月からTVerとYouTube限定で配信されているPR動画)
- TBSテレビがTVerから配信している動画向けにCMを出稿するスポンサーを募集する目的で、「流すなら‥」をテーマに、「江藤愛アナウンサー編」「田村真子アナウンサー編」と合わせて制作。
- 映画
- スマホを落としただけなのに(2018年劇場公開、東宝) - スマホから流れる声だけの出演
- だから私は前を向く 萌々花20歳(「難病と私 萌々花20歳」の映画版で『TBSドキュメンタリー映画祭2022』参加作品) - ナレーター
- 骨噛み(2021年制作の短編アニメーション作品、監督:矢野ほなみ)- 音声ガイド向けの台本の執筆・ガイドのナレーションを担当[135]
- 2021年に「DigiCon ASIA」をはじめ、数々の国際映画祭でグランプリを受賞。シネマ・チュプキ・タバタ限定のバリアフリー上映(2022年9月22 - 26日)に合わせた音声ガイドの制作に際して、「横浜雙葉学園の高等部時代に演劇部の脚本で手掛けて以来」という台本の執筆を、ガイドのナレーションと合わせて引き受けた[136]。上映期間終了2日後(9月28日=水曜日)の『アトロク』では、「日本のラジオ番組で初めての試み」(放送上の呼称は「フル上映」)と銘打って、実際に提供された音声ガイドの音源を全編にわたって「BEYOND THE CULTURE」(20時台の特集コーナー)で放送している[137]。シネマ・チュプキ・タバタでは、2023年の再上映(3月16日 - 30日)に際しても、このガイドを提供[138]。
- 雑誌への寄稿
- 月刊『ユリイカ』(青土社)2018年12月号(特集=雲田はるこ号)[注 46]「『いとしの猫っ毛』みいくんと恵ちゃんに感謝したいこと。」
- 『いとしの猫っ毛』(雲田が手掛けたBL漫画)について、横浜雙葉学園への在学中に抱いていた恋愛観を交えながら、「BL初心者」の立場から感想を綴ったエッセイ。自身の執筆による文章を「TBSアナウンサー 日比麻音子」という名義で公表したことは、個人アカウントを開設しているSNSを含めても、このエッセイが初めてである。
- 『月刊ワイン王国』別冊「ビール王国」Vol.32(ワイン王国、2021年10月14日刊行) - 「特別寄稿 忘れられないペアリング・エピソード1」(25ページ)
- 飲酒に関する『アトロク』での企画や発言を『ビール王国』(『月刊ワイン王国』の別冊扱いで年に4回発売されている季刊誌)の編集者が聴取していたことがきっかけで、「ビールとペアリング(相性の良い食事の組み合わせ)」というテーマに沿ったエッセイの執筆を依頼。この依頼を受けて、TBSテレビ入社1年目の夏季休暇中に石垣島で味わったオリオンビールと石垣牛料理の思い出を綴った一文を署名入りで寄稿した[139][140]。
- 『Sha Shin Magazine vol.3 Spell』(ふげん社、2023年1月20日刊行) - 打林俊(副編集長で写真史家・写真評論家)などと共にエッセイを寄稿
- 日比が寄稿したエッセイのタイトルは「わたしを解き放つ一枚」で、出生直後の姿が祖母・実母と共に映っているモノクロ写真と合わせて174 - 175ページに掲載。
- 打林は『アトロク』のリスナーで、「日比が2021年の誕生日に際して、『MASAHISA FUKASE』(「写真家・深瀬昌久の集大成」とされる作品集)を宇多丸から贈られた」[注 47]というエピソードを誕生日前週(6月30日)の放送[141]で知ったことをきっかけに、このエピソードを『写真集の本 明治~2000年代までの日本の写真集662』(当時執筆していた飯沢耕太郎との共著書で同年10月5日にカンゼンから発売)の「著者紹介」(210ページ)へ日比・宇多丸の実名入りで加筆。『写真集の本』の刊行直前(9月22日)からは、写真に関する書籍やイベントに関する特集を『アトロク』水曜日の「CULTURE TALK」(18時台後半のコーナー)で取り上げるたびに、同コーナーのゲストとして日比と共演している[142]。
- 新聞でのインタビュー特集
- 『日刊スポーツ』2023年3月26日付(文化・芸能面)「日曜日のヒロイン」
- 『Nスタ』月・火・金曜日「総合司会」就任の前日に掲載されたため、紙面には(取材を受けた時点で担当していた)「『Nスタ』金曜キャスター」という肩書で登場。関係者を代表して、宇多丸がコメントを寄せていた。
- 『毎日新聞』東京本社発行版朝刊(芸能面)「赤坂電視台」(2023年3月27日 - 29日)[143][144][145]
- 『スポーツニッポン』2023年12月3日付(文化・芸能面)「あの人のモチベーション 夢中論」
- 「午前1時にTBSテレビへ出勤する日々だった」という『あさチャン!』のキャスター時代から、週1回ペースの散歩で心身のリフレッシュを図っていることを、「『ウォーキング』というより『徘徊』に近い」という表現を交えながら告白[146] 。
- 『デイリースポーツ』2024年1月4日付(芸能・社会面)「アナ番D」
- 飲酒(『おんな酒場放浪記 よいの日WEEKスペシャル』向けのロケなど)にまつわるエピソードを披露しながら、「『女子アナ』という(世間での)イメージの壁を超えたくて戦い続けてきた」というアナウンサー生活を回顧[147]
- 『サンケイスポーツ』2024年2月4日付(芸能面)「ヒューマン」
- 『おんな酒場放浪記』2024年最初のロケ(同年2月9日本放送分)への密着取材記事で、ロケ中に飲む酒をつまみに合わせて自分で選んでいることを、ロケに立ち会っていた尾賀達朗(当時のチーフプロデューサー)が証言[148] 。
- 定期刊行誌への登場
- 定期刊行誌以外の雑誌媒体への登場
- 美学生図鑑 - 青山学院大学への在学中に登場
- 文春ムック「『週刊文春』グラビア特別編集 原色美人キャスター大図鑑2015」(文藝春秋、2015年2月12日刊行) - 刊行の時点で青山学院大学とスプラウトに在籍していたため、「現役女子大生キャスター」の1人として91ページで紹介。
- 『アトロクプレゼンツ 高校演劇ZINE』シリーズ - 「Vol.1」(2022年2月に初版が刊行された第1号)のみ単独でのインタビュー記事、「Vol.2」(2021年11月刊行の第2号)以降の号で高校演劇経験者との対談記事に登場。
- 『アトロク』の水曜日で高校演劇やZINE(個人や小規模なグループが非営利で制作する出版物)を特集したことをきっかけに、澤田大樹(日比と同じく高校演劇への造詣の深いTBSラジオ国会担当記者)の監修で制作が始まった部数限定の同人誌。第1号を2020年2月10・11日開催の「RADIO EXPO ~TBSラジオ万博2020~」会場(パシフィコ横浜)などで販売したところ短期間で完売したため、増刷分および、第2号の初版からは主に「TBSショッピング」(TBSグループが運営する通信販売サイト)で取り扱っている[150]。さらに、2023年以降も年に1冊のペースで刊行。
- 新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が日本国内へ最初に発出された2020年4月には、不要不急の外出の自粛が宣言下で要請されていたことを踏まえて、自身も「外出自粛新聞」というZINEを(号外を含めて)4号制作した(『アトロク』のアーカイブページ 限定で公開)。
- 一日警察署長