2039年(2039 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、土曜日から始まる平年。
- 土星の環の消失現象観測(地球から見て完全に水平になり、光学望遠鏡では見えなくなる)[1]。
- 1月 - NASAの第一次火星調査隊が火星のタルシス台地で異文明の遺跡を発見するが、突然現れた異生命体「タルシアン」の攻撃によって全滅してしまう。(アニメ『ほしのこえ』)[2]
- 4月 - 正体不明の製作者によって東京都心在住の小学1年生100名にブレイン・バーストが配布される。(小説・アニメ『アクセル・ワールド』)
- 10月2日 - 初の有人火星飛行に臨んだNASAの宇宙船「オリオン3号」が火星に到達。火星までの約180日の航行期間中、乗組員に対してコールドスリープ中にプレイするゲーム『BEYOND THE INFINITE』が運用される。(小説『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』)[3]
- 「大海戦」勃発。「霧の艦隊」に対して人類側の最終決戦艦隊(アニメ版では国連軍傘下)が戦闘を挑むが敗北。その後、霧の艦隊によって海上と通信網は封鎖され、各国は完全な孤立を余儀なくされる。(漫画・アニメ『蒼き鋼のアルペジオ』)[4][5]
- 2019年に発生した奇形植物群が宇宙へ放ったESP波を受信した植物進化系人類「ヴァーガント」が、地球生物を食糧源とすべく地球圏へ侵攻する。地球へ降下したヴァーガント侵攻軍の前に地球防衛機構の敗退が続く中、防衛軍中央開発研究部は実験中の戦闘機「アレスタ2」を出撃させる。(ゲーム『アレスタ2』)[6]
- 「一三日間戦争」勃発。北方連合国家(ノーザン・コンドミニアム)と三大陸合州国(ユナイテッド・ステーツ・オブ・ユーラブリカ)が全面戦争に突入。13日間に渡って熱核兵器を大気圏内で大量に使用した結果、世界の主な都市は壊滅状態となる。(小説・アニメ『銀河英雄伝説』)[7]
- 地球連邦政府の宇宙海兵コマンドが原因不明の事故を起こした宇宙貨物船の救出に向かい、宇宙貨物船を襲ったモンスターたちと交戦する。(ゲーム『スペースガン』)[8]
- 2030年代後半の「大融解」で全ての陸地が水没し、人類唯一の居住地域となった自走式海上アーコロジー「アクアポリス」に対し、宇宙から来襲した有機的機械生命体「SPOOK」が攻撃を開始する。(ゲーム『創世奇譚アエリアル』)[9][10]
- 月内部の重力波探査「プロメテウス計画」に参加していた宇宙飛行士コリン・マッキンタイアが「ダハク」と名乗る存在のコンタクトを受け、月がかつて地球外の星間連合体「第四帝国」によって建造された戦列艦「ダハク」であることを知らされる。(小説『反逆者の月(英語版)』)[11]
注釈
出典
『アレスタ2』取扱い説明書 コンパイル、1989年、4・5頁。 『スペースガン』チラシ タイトー、1990年、裏面。