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アサカディフィート
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アサカディフィート(欧字名:Asaka Defeat、1998年3月26日 - )は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍に2004年の中山金杯、2007年、2008年の小倉大賞典。ベテランの星と呼ばれた[5]。
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経歴
1998年3月26日、新冠町の協和牧場繁殖分場で生まれる[6]。母スプリームクィーンはアメリカで5仔を産んだのちに導入され、アサカディフィートの出産を最後に牧場から売却された[2][4]。牧場では「第二のキングヘイローに」と期待をかけられる存在だったが、ゲートの出に難があり、去勢手術後の3歳6月に騸馬としてデビューを迎えた[7]。
デビュー後は先行力を武器に勝ち星を増やしたが、5歳シーズンの初頭より追い込み脚質へ移行していった[7][8]。柏木集保は「スタートが悪く行けないことが多くなったため、結果として脚質に幅を増す自在型になっていた」としている[8]。6歳シーズン初めの中山金杯で重賞初勝利[7]。その後は重賞勝利から遠ざかるが、2005年のカシオペアステークスを最低人気で勝利するなど、着実に、特に冬場に調子を上げて存在感を見せた[7][9]。2007年には9歳で出走した小倉大賞典をトップハンデで勝利[4]。9歳馬の平地重賞勝利は2002年シルクロードステークスのゲイリーフラッシュ以来2頭目の快挙だったが、翌年の小倉大賞典を10歳で連覇して自ら記録を更新、平地最高齢重賞勝利記録を打ち立てた[10][11]。なおこの勝利は当時の平地競走最高齢勝利記録でもあったが、2023年10月1日に阪神競馬場の3歳上2勝クラス戦で11歳のマイネルプロンプトが勝利したことで記録が破られた[12]。
2009年2月7日、3連覇のかかった小倉大賞典で殿負けに終わり、6日後の2月13日付けで競走馬登録を抹消された[11][13]。現役最終戦の隣枠は同期のダービー馬・ジャングルポケット産駒のバトルバニヤンだった[13]。通算76戦11勝[11]。1番人気での勝利は一度もなかった[14]。
引退後は功労馬として協和牧場トレーニングセンター(北海道新冠郡新新冠町西泊津)で繋養されている[15]。
2020年11月より協和牧場(新冠町明和)へと移されている[16]。
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競走成績
要約
視点
以下の内容はnetkeiba.comの情報[17]に基づく。
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記録
- JRA史上最年長平地重賞勝利 (10歳)
- 後に2012年ステイヤーズステークスでトウカイトリックがタイ記録を樹立[18]
血統表
アサカディフィートの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ネヴァーベンド系 |
[§ 2] | ||
父 *パラダイスクリーク Paradise Creek 1989 黒鹿毛 |
父の父 Irish River1976 栗毛 |
Riverman | Never Bend | |
River Lady | ||||
Irish Star | Klairon | |||
Botany Bay | ||||
父の母 North of Eden1983 鹿毛 |
Northfields | Northern Dancer | ||
Little Hut | ||||
*ツリーオブノレッジ Tree of Knowledge |
Sassafras | |||
Sensibility | ||||
母 *スプリームクィーン Supreme Queen 1981 鹿毛 |
Alydar 1975 栗毛 |
Raise a Native | Native Dancer | |
Raise You | ||||
Sweet Tooth | On-And-On | |||
Plum Cake | ||||
母の母 Knightly Belle1969 芦毛 |
Knightly Manner | Round Table | ||
Courtesy | ||||
Belle Poule | Barbizon | |||
Chinchon | ||||
母系(F-No.) | (FN:16) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Nasrullah S5×M5×M5, Polynesian M5×M5 | [§ 4] | ||
出典 |
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脚注
外部リンク
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