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2022年の北海道日本ハムファイターズ
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2022年の北海道日本ハムファイターズでは、2022年シーズンについての北海道日本ハムファイターズの動向をまとめる。
この年の北海道日本ハムファイターズはBIGBOSSの1年目のシーズンであり、札幌ドームを本拠地とする最後のシーズンでもある。
開幕前
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
2021年10月29日、16年ぶりの球界復帰となる新庄剛志が新監督に就任すると発表した[1]。11月4日の新庄の監督就任会見では異例の数のマスコミが集結し、大きな注目を集めた[2]。新庄はその記者会見の席で、「監督って、皆さん言わないで下さい。ビッグボスでお願いします。バリでビッグボスと言われていたんで」「優勝なんか目指しません」など発言した[3]。同18日にはコーチングスタッフが発表され、アマスカウトだった林孝哉が一軍ヘッドコーチに就任するなど[4]、一軍首脳陣は武田勝投手コーチと金子誠野手総合コーチ兼打撃コーチの2名以外が全員入れ替わった[5]。二軍も含めた首脳陣18人全員が球団OBなのは史上初[6]、さらに新ゼネラルマネージャーに就任した稲葉篤紀[7]が新庄監督から「左打者専用打撃コーチ」の特命を受け、シーズン中もほぼチームに同行しながらジャージー姿で打撃指導にあたる方針と異例づくめの体制で3年連続5位からのチーム再建に挑んだ[6]。
11月17日、球団はFA権を保有している西川遥輝・大田泰示・秋吉亮の3選手に対して来年の契約を提示せず保留手続きを行わないと発表し[8]、この措置を日本ハムの稲葉GMは「ノンテンダー」と表現している[9]。『年俸調停権の取得によって見合わない高年俸が予想されるため、契約の意思を示さず市場に放出する』というMLBではよく用いられる手法であり、厳密には今回の措置とは経緯が異なるものの[10]、高年俸ながら前年は成績不振であった3選手[9]をノンテンダーとすることで『チームの総年俸を削減したい』という思惑は同じであった[10]。また仮にFA権を行使した際には高年俸に加えて補償がネックとなり、移籍に制約がかかってしまうという側面もあり、これについて日本ハムの稲葉GMは、「選手にとって制約のない状態で、海外を含めた移籍先を選択できることが重要と考えた結果です。ファイターズとの再契約の可能性を閉ざすものではありません。」と説明した[8]。しかし再契約には至らず、3選手ともに退団となった[11]。
この年は札幌ドームを本拠地とする最後のシーズンであり、球団は新球場エスコンフィールドHOKKAIDOの開業に伴い来年の開幕戦を本拠地で開催することを希望していたが、2019年の順位が5位であったためか2023年の開幕主催権を有していなかった。ただし、2018年の成績は3位であり、2022年の開幕主催権は有していたため東北楽天ゴールデンイーグルス(2018年6位、2019年3位)と開幕主催権の交換が行われた[12]。
2022年1月21日には新プライマリーロゴ・新ユニフォームがお披露目された[13]。
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開幕後
開幕戦対ソフトバンク戦(福岡PayPayドーム)の先発にドラフト8位の新人北山亘基を指名、北山を含む5人の継投で8回表まで1-0とリードしながら、8回裏に6番手杉浦稔大がソフトバンクの新外国人ガルビスに満塁本塁打を許し逆転負けするとそのまま開幕から5連敗を喫した。3月31日対西武3回戦(札幌ドーム)でようやくシーズン初勝利を挙げたものの、直後に4連敗し開幕10戦で僅か1勝で最下位に低迷、3度目の4連敗を喫した4月27日には早くも借金10、5月10日には借金14に達するが、その後4連勝と3連勝でセ・パ交流戦前の時点で18勝27敗借金9となった。
交流戦では阪神戦3連敗を含む5連敗を喫し、最後の中日戦に3連勝したものの8勝10敗で8位となった。
リーグ戦再開から7連敗すると7月6日には借金20に到達し、直後に7連勝したもののその直後の今度は6連敗を喫してしまい、オールスター前時点で37勝55敗借金18の最下位で折り返した。
オールスター明け5カードを7勝5敗2分とし、復調の兆しを見せたかと思われた。だが、8月16日の楽天戦(札幌ドーム)からシーズン最長となる8連敗(1分を挟む)を喫し、8月30日時点ではシーズン最多の借金25に膨らんだ。その後9月に1度3連勝した以外は3連勝以上3連敗以上ともになかったものの、9月18日のロッテ戦(札幌ドーム)に敗れた時点でチームも最下位から抜け出せず、パリーグの全球団にも負け越したため2013年シーズン以来9年ぶりとなる最下位が確定した。
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チーム成績
レギュラーシーズン
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | オリックス・バファローズ | 76 | 65 | 2 | .539 | 優勝 |
2位 | 福岡ソフトバンクホークス | 76 | 65 | 2 | .539 | 0.0 |
3位 | 埼玉西武ライオンズ | 72 | 68 | 3 | .514 | 3.5 |
4位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 69 | 71 | 3 | .493 | 6.5 |
5位 | 千葉ロッテマリーンズ | 69 | 73 | 1 | .486 | 7.5 |
6位 | 北海道日本ハムファイターズ | 59 | 81 | 3 | .421 | 16.5 |
- 1位と2位の順位決定は直接対決の成績による
セ・パ交流戦
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 東京ヤクルトスワローズ | 14 | 4 | 0 | .778 | 優勝 |
2位 | 阪神タイガース | 12 | 6 | 0 | .667 | 2.0 |
3位 | 千葉ロッテマリーンズ | 10 | 8 | 0 | .556 | 4.0 |
4位 | 福岡ソフトバンクホークス | 9 | 9 | 0 | .500 | 5.0 |
5位 | 埼玉西武ライオンズ | 9 | 9 | 0 | .500 | 5.0 |
6位 | 横浜DeNAベイスターズ | 9 | 9 | 0 | .500 | 5.0 |
7位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 9 | 9 | 0 | .500 | 5.0 |
8位 | 北海道日本ハムファイターズ | 8 | 10 | 0 | .444 | 6.0 |
9位 | オリックス・バファローズ | 8 | 10 | 0 | .444 | 6.0 |
10位 | 読売ジャイアンツ | 8 | 10 | 0 | .444 | 6.0 |
11位 | 中日ドラゴンズ | 7 | 11 | 0 | .389 | 7.0 |
12位 | 広島東洋カープ | 5 | 13 | 0 | .278 | 9.0 |
記録
入団・退団
要約
視点
シーズン開幕前
シーズン開幕後
本節では、本シーズン開幕から終了までの入退団について記述する。
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マイナビオールスターゲーム2022選出選手
→詳細は「2022年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
代表選出選手
侍ジャパン強化試合2022・侍ジャパンシリーズ2022
- 日本代表
選手・スタッフ
- 背番号変更
- 登録名変更
- 新庄剛志→BIGBOSS(3月変更)
個人成績
投手成績
- 色付きは規定投球回数(143イニング)以上の選手
- 太字はリーグ最高、赤太字はNPBにおける歴代最高。
野手成績
- 色付きは規定打席(443打席)以上の選手
- 太字はリーグ最高。
タイトル
表彰
達成記録
記録
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試合結果
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ドラフト指名選手
→詳細は「2022年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
脚注
関連項目
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