トップQs
タイムライン
チャット
視点
第8回参議院議員通常選挙
1968年の参議院議員通常選挙 ウィキペディアから
Remove ads
第8回参議院議員通常選挙(だい8かいさんぎいんぎいんつうじょうせんきょ)は、1968年(昭和43年)7月7日に日本で行われた国会(参議院)議員の選挙である。
Remove ads
概説
1962年改選の議員の任期満了に伴って実施された選挙である。この選挙の特徴として、知名度の高いタレント候補が多数出馬して当選したことが挙げられる。石原慎太郎や青島幸男、横山ノックなど新人タレント候補5名の得票は670万票を超え、中でも石原は301万票を突破し、青島も120万票を超える得票を得た。もう一つの特徴はテレビを利用した選挙戦が本格的に行われたことである。政党によるテレビCMが多数放映され、テレビによる政党討論会が従来より増やされた他、立ち会い演説会の中継も29県の地方区で行われた。また民放の毎日放送では候補者にアンケート調査を実施し、その回答結果を有権者の判断材料として「近畿の顔」で放送した。そして開票速報においてNHKとTBS、フジテレビの3局がコンピューターを初めて用いたことも特徴として挙げられる[1]。
1970年には2年後の沖縄復帰を見込み、沖縄住民の国政参加特別措置法により沖縄県選挙区で国政参加選挙が実施されている。
Remove ads
選挙データ
内閣
- 第2次佐藤内閣(第62代)
公示日
投票日
- 1968年(昭和43年)7月7日
改選数
選挙制度
有権者と候補者
主な争点
選挙結果
投票率
- 地方区:68.93%(投票者数:45,417,653名)
- 全国区:68.94%(投票者数:45,421,063名)
議席数
政党・政治団体
自由民主党
日本社会党
公明党
民社党
日本共産党
Remove ads
議員
要約
視点
この選挙で選挙区当選
自民党 社会党 公明党 共産党 民社党 無所属
この選挙で全国区当選
自民党 社会党 公明党 共産党 民社党 無所属
- 補欠当選(任期3年)- 第7回で選出された松本治一郎の欠員による。
- 沖縄・国政参加特別措置法による参議院議員選挙 (1970年(昭和45年)11月15日執行)
補欠当選
- 長崎選挙区 久保勘一(長崎県知事選立候補による退職)→初村滝一郎(1970.3.15補欠当選)
- 山梨選挙区 吉江勝保(1970.9.17死去)→星野重次(1970.11.1補欠当選)
- 三重選挙区 斎藤昇(1972.9.8死去)→斎藤十朗(1972.10.22補欠当選)
- 兵庫選挙区 佐野芳雄(1972.9.27死去)→中西一郎(1972.11.5補欠当選)
- 静岡選挙区 栗原祐幸(衆院選立候補による辞職)→斎藤寿夫(1972.12.10補欠当選)
- 新潟選挙区 松井誠(1972.11.10死去)→君健男(1972.12.17補欠当選)
- 香川選挙区 平井太郎(1973.12.4死去)→平井卓志(1974.1.27補欠当選)
この選挙で初当選
- 計50名
- 衆議院議員経験者には「※」の表示。
- 自由民主党
- 23名
- 日本社会党
- 8名
- 公明党
- 8名
- 民主社会党
- 3名
- 日本共産党
- 3名
- 無所属
- 5名
この選挙で返り咲き
- 計3名
- 自由民主党
- 1名
- 日本社会党
- 1名
- 民主社会党
- 1名
この選挙で引退・不出馬
- 計29名
- 自由民主党
- 15名
- 日本社会党
- 9名
- 公明党
- 3名
- 日本のこえ
- 1名
- 無所属
- 1名
この選挙で落選
- 計22名
- 自由民主党
- 11名
- 日本社会党
- 8名
- 公明党
- 1名
- 無所属
- 2名
Remove ads
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads