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2009年の自転車競技
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概要
ロードレース
→「ロードレース (自転車競技)」も参照
従前のUCIプロツアーの制度を維持しつつ、2008年度に、国際自転車競技連合(UCI)と、グランツール主催者グループとの、制度上における対立構図が元で、UCIプロツアー対象レースから離脱することになった大半のレースについては、『ヒストリカルレース』(歴史的レース)というカテゴリーに分類され、以上2つのカテゴリーを包含したものを、UCIワールドカレンダー(UCI World Calendar)として実施する運びとなった[1]。なお、個人、チーム、国別の各総合成績はUCIワールドカレンダーに移行して争われることになった。
競輪
特別競輪改革
4月よりスタートの2009年度の特別競輪について、大幅な変更がなされる[2]。
- 主なポイント
外国人選手短期免許制度の導入
当年より、国際競輪という括りをやめ、JKAが特に国際大会等において成績優秀と認める外国人選手について、4月から9月までの間、3ヶ月間以上の滞在を条件に、競輪選手としての短期免許を交付することになった。なお、当該免許の有効期限は原則2年間。対象選手はS級2班にランクされ、S級シリーズ(FI)にしか出場することができない。また、滞在にかかる諸経費は自己負担となる。
当年に短期免許が交付された選手は以下の5名。
- テーン・ムルダー (
オランダ)
- ロス・エドガー (
イギリス)
- シェーン・パーキンス (
オーストラリア)
- マシュー・クランプトン (
イギリス)
- ジョサイア・ヌグ (
マレーシア)
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できごと
1月
- 1月13日……競輪GIレースで3回優勝の実績を誇る山口健治(東京)が選手登録削除され引退。
- 1月16日……2008年度の競輪最優秀選手賞に、井上昌己(長崎)が選出される。北京五輪・ケイリン銅メダルの永井清史(岐阜)は、国際賞と特別功労賞を受賞[3]。
- 1月18日……ツール・ド・フランス総合7連覇達成者(後にドーピングが発覚し剥奪)のランス・アームストロング(アメリカ)が、同日開幕のツアー・ダウンアンダーにおいて、約3年半ぶりに実戦復帰。初日ダウンアンダー・クラシックは64位。
- 1月25日……競輪祭(小倉競輪場)は、山崎芳仁(福島)が2年ぶり2度目の優勝[4]。ツアー・ダウンアンダーは、アラン・デイヴィス(オーストラリア)が初の総合優勝を果たした[5]。なお、2005年のツール・ド・フランス以来のレース復帰を果たしたランス・アームストロングは総合29位だった。
- 1月27日……ツール・ド・フランスのポイント賞を6年連続で受賞した経験を持つ、エリック・ツァベル(ドイツ)が、同胞のロベルト・バルトコと組んだベルリン6日間レースで優勝。このレースを最後に現役を引退することになった。
2月
- 2月1日……男子エリートは、ニールス・アルベルト(ベルギー)が初の[6]、女子エリートは、マリアンヌ・フォス(オランダ)が2年ぶり2度目となる[7]、シクロクロス世界選手権制覇を果たした。
- 2月14日……トラックワールドカップ第5戦のコペンハーゲン大会、男子・スクラッチにおいて、盛一大が優勝[8]。日本勢の同大会優勝例は、2003年の第4戦、シドニー大会におけるチームスプリント(長塚智広、伏見俊昭、永井清史)以来のこと。
- 2月15日…東西王座戦決勝が行なわれ、東王座は海老根恵太(千葉)[9]、西王座は加藤慎平(岐阜)[10]がそれぞれ優勝。
- 2月22日……ツアー・オブ・カリフォルニア最終日が行われ、リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ)が総合3連覇を達成[11]。
3月
- 3月8日……ソルトレイクシティオリンピック・スピードスケート、500m・1000m日本代表選手で、2003年に競輪選手に転身した武田豊樹(茨城)が、第62回日本選手権競輪決勝を制し、初のGI優勝を果たした[12]。
- 3月9日……競輪が外国人選手の短期登録制度を導入すると発表[13]。
- 3月10日……平成22年度(2010年度)の競輪、GI・GII日程決まる[14]。
- 3月11日……リクイガス所属のジャンニ・ダ・ロスが、筋肉増強剤使用の疑いで、トレーニング先のパドヴァで身柄を拘束される[15]。
- 3月13日……手島慶介の死去に伴い、欠員が生じていた競輪S級S班について、5月1日付より、岡部芳幸を繰り上げ選出することが決まった[16]。
- 3月15日……パリ〜ニースが行われ、ルイス・レオン・サンチェス(スペイン)が初の総合優勝を果たした[17]。
- 3月17日……ティレーノ〜アドリアティコ最終日[18]が行われ、ミケーレ・スカルポーニ(イタリア)が初の総合優勝。
- 3月17日……ツール・ド・フランスの主催者である、アモリ・スポル・オルガニザシオン(ASO)が、当年のツール・ド・フランスに招待する20チームを発表[19]。
- 3月21日……第100回ミラノ〜サンレモが行われ、マーク・カヴェンディッシュ(マン島・イギリス)が初優勝[20]。
- 3月23日……ランス・アームストロング(アメリカ)が、ブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオン第1ステージで落車転倒し、鎖骨を骨折。25日に手術し、全治8~12週間程度と診断される[21]。
- 3月25日……トラックレース世界選手権初日、女子500mタイムトライアルにおいて、リトアニアのシモーナ・クルペツカイテーが、33秒296の世界記録をマークして初の世界一に。男子チームスプリントはフランス(グレゴリー・ボジェ、ミカエル・ブルガン、ケヴィン・シロー)が4連覇を達成[22]。
- 3月26日……トラックレース世界選手権、男子個人追い抜きにおいて、父母ともにオリンピックメダリストであるテイラー・フィニー(アメリカ)が優勝。男子ケイリンは、マキシミリアン・レヴィ(ドイツ)が初優勝[23]。
- 3月28日……トラックレース世界選手権、女子スプリントにおいて、ヴィクトリア・ペンドルトン(イギリス)が3連覇、4度目の優勝[24]。
- 3月29日……トラックレース世界選手権、男子スプリントは、グレゴリー・ボジェ(フランス)が初優勝[25]。クリテリウム・アンテルナシオナル最終日が行なわれ、イェンス・フォイクト(ドイツ)が総合3連覇を達成した[26]。
4月
- 4月5日……ステイン・デヴォルデル(ベルギー)が、ロンド・ファン・フラーンデレンの連覇を達成[27]。
- 4月8日……ヘント〜ウェヴェルヘムは、21歳のエドヴァルド・ボアソン・ハーゲン(ノルウェー)が初優勝[28]。
- 4月9日……日本競輪学校第96期卒業記念レース決勝が行なわれ、同期在校競走成績第1位の西村光太(三重)が優勝[29]。
- 4月11日……バスク一周最終日が行なわれ、アルベルト・コンタドール(スペイン)が総合連覇達成[30]。
- 4月12日……パリ〜ルーベが行なわれ、トム・ボーネン(ベルギー)が連覇、3度目の優勝を果たす[31]。
- 4月17日……アテネオリンピック・個人タイムトライアル金メダリストのタイラー・ハミルトンが、2月に行われた競技外の検査でステロイド系の禁止薬物DHEAで陽性になっていたことが発覚。本人も使用事実を認め、現役引退を表明[32]。
- 4月19日……永井清史(岐阜)が共同通信社杯競輪春一番で優勝[33]。アムステルゴールドレースが行なわれ、セルゲイ・イワノフ(ロシア)が同レース初優勝を果たした[34]。
- 4月22日……フレッシュ・ワロンヌが行なわれ、ダヴィデ・レベッリン(イタリア)が2年ぶり3度目の優勝[35]。
- 4月26日……リエージュ〜バストーニュ〜リエージュが行なわれ、アンディ・シュレク(ルクセンブルク)が初優勝[36]。
- 4月28日……ダヴィデ・レベッリン(イタリア)に、北京オリンピックのドーピング再検査(Aサンプル)において、CERA陽性が発覚[37][38]。
- 4月29日……シュテファン・シューマッハー(ドイツ)にも、北京オリンピックにおけるCERA陽性が発覚[39]。
5月
- 5月3日……ツール・ド・ロマンディ最終日が行なわれ、ロマン・クロイツィガー(チェコ)が初の総合優勝を飾る[40]。第25回BMX全日本選手権男子エリートが行なわれ、三瓶将廣が初優勝[41]。
- 5月5日……SSシリーズ風光る決勝戦が行なわれ、伏見俊昭(福島)が初代優勝者に輝く[42]。
- 5月6日……カチューシャは、クリスティアン・ファンベルガー(オーストリア)に対し、当年3月19日に自宅で行われたドーピング検査において陽性の疑いがあるとして、出場禁止を言い渡した[43]。
- 5月9日……4月27日に、二度目のコカイン陽性反応が発覚したトム・ボーネン(ベルギー)に対し、クイックステップは、ボーネンに出場禁止処分を下す[44][45]。
- 5月11日……アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)に対し、ローマ・アンチドーピング裁判所が、イタリア国内におけるレースに対し、2年間の出場停止処分を下す。したがって、当年のツール・ド・フランスでは、第16ステージにおいてイタリア領内に入ることから、出場できないことになる[46]。
- 5月17日……全日本プロ選手権自転車競技大会のケイリンにおいて、武田豊樹が4連覇を達成[47]。
- 5月24日……カタルーニャ一周最終日が行なわれ、アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)が総合優勝を果たした[48]。ツアー・オブ・ジャパン最終日が行なわれ、セルヒオ・パルディリャ(スペイン)が総合優勝[49]。
- 5月30日……ケヴィン・シロー(フランス)が、モスクワで行われたGP・モスクワの200mフライングタイムトライアルにおいて、9秒650の世界新記録をマーク[50]。
- 5月31日……ジロ・デ・イタリア最終日が行なわれ、デニス・メンショフ(ロシア)が初の総合優勝を決めた[51]。ACCトラックアジアカップ最終日が行なわれ、日本は男子が5種目で優勝[52]。
6月
- 6月7日……トム・ボーネン(クイックステップ)が、同日開幕のドーフィネ・リベレより復帰。
- 6月9日……チーム・カチューシャのアントニオ・コロム(スペイン)に対し、UCIは、EPO陽性反応が認められたと公表[53]。
- 6月12日……ブエルタ・ア・エスパーニャに招待する21チームが発表される[54]。
- 6月14日……アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)が、ドーフィネ・リベレの総合連覇達成。全日本自転車競技選手権大会ロードレース・個人タイムトライアルが行なわれ、男子は盛一大(愛三工業レーシングチーム)が、女子は萩原麻由子(サイクルスペースあさひ)が優勝[55]。
- 6月17日……UCIは、新ドーピング対策システム、「バイオロジカルパスポート」を発表。これによると、ピエトロ・カウッキオーリ、フランチェスコ・デボニス(以上、イタリア)、リカルド・セラノ、ルーベン・ロバト、イゴル・アスタルロア(以上、スペイン)の5人にドーピング違反の疑いがあると公表。内、カウッキオーリとセラノの2人について、各国自転車競技連盟に対し、出場停止処分に処すよう促した[56]。
- 6月18日……アモリ・スポル・オルガニザシオン(ASO)は、トム・ボーネンに対し、当年のツール・ド・フランスへの参加を認めないことを表明[57]。
- 6月19日……2012年のトラックレース世界選手権の開催地が、メルボルンに決まる[58]。
- 6月20日……イタリア国内選手権個人タイムトライアルが行なわれ、マルコ・ピノッティが、男子同種目3連覇、通算4回目の優勝を果たした[59]。
- 6月21日……ツール・ド・スイス最終日(個人タイムトライアル)が行なわれ、区間優勝を果たしたファビアン・カンチェラーラ(スイス)が、前日までの総合2位から逆転し、初の総合優勝を飾った[60]。第60回高松宮記念杯競輪決勝戦が行なわれ、平原康多(埼玉)が初のGI制覇を果たした[61]。
- 6月24日……2007年のマウンテンバイク・スイス選手権優勝者、ユルク・グラフに対し、オキシロフリンの陽性反応が出たとして、スイスオリンピック委員会は、2011年5月15日までの出場停止処分を科した[62]。
- 6月25日……フランス国内選手権・女子タイムトライアルが行なわれ、50歳のジャニー・ロンゴが優勝[63]。
- 6月27日……英国選手権・女子個人ロードレースが行なわれ、ニコール・クックが同種目9連覇、通算10回目の優勝[64]。
- 6月28日……全日本自転車競技選手権大会・個人ロードレースが行なわれ、男子は西谷泰治[65]、女子は西加南子[66]が優勝。
7月
- 7月1日……UCIはバイオロジカルパスポートに基づき、トーマス・デッケル(オランダ)に、EPO陽性反応の疑いがあると公表[67]。
- 7月3日……UCIは、トルコ一周で妨害行為を行ったとしながらも、処分保留となっていたテオ・ボス(オランダ)に対し、当年8月15日から9月14日までの1ヶ月間、出場停止処分とすることを決めた[68]。
- 7月4日……第96回ツール・ド・フランスが開幕。モナコで第1ステージの個人タイムトライアルが行なわれ、13年ぶりに日本国籍選手として同レースに参加した新城幸也は127位、別府史之は174位[69]。
- 7月5日……ツール・ド・フランス第2ステージが行なわれ、新城幸也が5位に入る[70]。
- 7月6日……ツール・ド・フランス第3ステージが行なわれ、別府史之が8位に入る[71]。
- 7月7日……寛仁親王牌決勝が行なわれ、海老根恵太(千葉)がGI初優勝を果たす[72]。
- 7月13日……国際自転車競技連合(UCI)会長に、現職のパット・マッケイドが再任される[73]。
- 7月17日
- UCIは、イニィーゴ・ランダルセ(エウスカルテル・エウスカディ)とリカルド・セラノ(フジ・セルベット)に対し、Bサンプルにおいて、持続性エリスロポエチン受容体活性化剤(CERA)陽性が認められたとして、出場停止処分を科した[74]。
- ツール・ド・フランス第13ステージのレース中に、オスカル・フレイレ(ラボバンク)とジュリアン・ディーン(ガーミン・スリップストリーム)の2人が、何者かによって放たれたエアライフルの襲撃を受ける。2人とも幸いにも軽傷で済み、翌日の第14ステージに出走している[75]。
- 7月18日……マウンテンバイク全日本選手権女子・ダウンヒルにおいて、末政実緒(兵庫)が10連覇を達成[76]。
- 7月21日……ロシア自転車競技連盟は、ロシアの2選手にステロイド、1選手にフェナイルピラスタム(Phenylpiracetam)の使用が認められたとして、出場停止処分を科した[77]。
- 7月22日
- UCIは、ダニーロ・ディルーカに対し、当年のジロ・デ・イタリアにて採取された血液サンプルの中から、第11、18の2ステージにおいて、持続性エリスロポエチン受容体活性化剤(CERA)陽性が認められたとして、出場停止処分を科した[78]。
- 9月19日開幕のオールスター競輪出場メンバーが発表され、伏見俊昭が初のファン投票第1位となる[79]。
- 所属チームが当年のジロ・デ・イタリアに招待されなかったことに対して抵抗姿勢を示すため、当年5月、国内選手権者ジャージをイタリア自転車競技連盟に返還した、2008年のイタリア選手権・ロードレース優勝者、フィリッポ・シメオーニに対し、同自転車競技連盟は、4ヶ月の出場停止処分を下した[80]。
- 7月24日……ツール・ド・フランス第19ステージ、別府史之が7位。
- 7月25日……サマーナイトフェスティバル決勝が行われ、武田豊樹が優勝[81]。
- 7月26日
- ツール・ド・フランスがシャンゼリゼゴールを迎え、アルベルト・コンタドールが2年ぶり2度目の総合優勝を果たす[82]。
- 別府史之が112位、新城幸也が129位でゴール。ツール・ド・フランス史上初めて、日本国籍選手が完走を果たした。また別府は、同日第21ステージの敢闘賞を獲得[83]。
- →詳細は「ツール・ド・フランス2009」を参照
- BMX世界選手権最終日が行われ、女子種目は、サラ・ウォーカー(ニュージーランド)がエリート、クルーザーの連覇を達成。
- 7月31日……UCIは、当年のツール・ド・フランス第16ステージを勝利したミケル・アスタルロサ(エウスカルテル・エウスカディ)に対し、当年6月26日にマドリードで行われた国際アンチドーピング機構(WADA)による尿検査の結果、EPO陽性が認められたとして、出場停止処分としていたことを表明[84]。
8月
- 8月1日
- クラシカ・サンセバスティアンが行われ、カルロス・バレードが優勝[85]。
- マウンテンバイクW杯・ダウンヒル第7戦(カナダ・ブロモン)が行われ、末政実緒が3位に入る[86]。
- 8月4日……全日本選抜競輪決勝戦が行われ、山崎芳仁が2年ぶり2度目の優勝[87]。
- 8月8日……ツール・ド・ポローニュ最終日が行われ、アレッサンドロ・バッランが総合優勝を飾る[88]。
- 8月11日
- 8月15日……ジュニア世界選手権自転車競技大会トラックレース・女子ポイントレースにおいて、上野みなみ(八戸工業高等学校)が3位に入り、銅メダルを獲得[91]。
- 8月16日……ヴァッテンフォール・サイクラシックスが行われ、タイラー・ファーラーが初優勝[92]。
- 8月23日
- GP西フランス・プルエーが行われ、サイモン・ジェランが優勝[93]。
- 世界選手権のバイクマラソンが行われ、男子はルル・パウリセン(ベルギー)が連覇。女子はザビーネ・シュピッツ(ドイツ)が優勝。
- 8月25日……エネコ・ツアー最終日が行われ、エドヴァルド・ボアソン・ハーゲンが総合優勝を果たした[94]。
9月
- 9月1日……北京オリンピック・マディソン金メダリストのワルテル・ペレス(アルゼンチン)が、トレーニング中に憲兵に捕まる[95]。
- 9月2日
- 現役競輪選手の藤澤明弘(91期)が、詐欺容疑で逮捕される[96]。
- 9月11日
- 9月15日
- 9月18日……当年開催のポルトガル一周におけるドーピング検査に関連して、同レース総合優勝者のヌーノ・リベイロ(ポルトガル)、イシドロ・ノサル、エクトル・ゲラ(以上スペイン)の、リベルティ・セグロスに在籍する3選手に、CERA陽性反応の疑いが報じられる[101]。
- 9月20日……ブエルタ・ア・エスパーニャ最終日が行われ、アレハンドロ・バルベルデが初の同レース及びグランツール制覇を果たした[102]。
- 9月23日
- オールスター競輪決勝戦が行われ、武田豊樹が同大会初、GI2度目の優勝[103]。
- 2012年の世界選手権ロードレースの開催地が、オランダのリンビュルフに決定。また同年よりチームタイムトライアル(TTT。男女とも)も種目に追加され、現在の5日間開催から9日間開催へと変更される[104]。
- 世界選手権自転車競技大会ロードレース2009・女子個人タイムトライアルが行われ、クリスティン・アームストロング(アメリカ)が、3年ぶり2度目の優勝を果たした[105]。
- 9月24日……世界選手権自転車競技大会ロードレース2009・男子エリート個人タイムトライアルが行われ、ファビアン・カンチェラーラ(スイス)が2年ぶり3度目の優勝を果たした[106]。
- 9月26日……世界選手権自転車競技大会ロードレース2009・女子個人ロードレースが行われ、タティアナ・グデルツォ(イタリア)が初優勝[107]。
- 9月27日……世界選手権自転車競技大会ロードレース2009・男子エリート個人ロードレースが行われ、カデル・エヴァンス(オーストラリア)が初優勝[108]
10月
- 10月2日……競輪政策決定会議の席上で、2011年度を目処に、女子競輪を約半世紀ぶりに復活させる方針が決定される[109]。
- 10月6日……UCIは、バイオロジカル・サポートに基づき、ガブリエーレ・ボジージオ(イタリア)にEPO陽性反応が出たことを公表[110]。
- 10月14日
- 2010年のツール・ド・フランスのコース図が発表される[111]。
- 日本競輪学校第97期卒業記念レース決勝戦が行われ、在校競走成績第1位の井上嵩(いのうえ しゅう)が優勝[112]。
- 10月17日……ジロ・ディ・ロンバルディアが行われ、フィリップ・ジルベールが初優勝。またジルベールは、コッパ・サバティーニ、パリ〜ツール、ジロ・デル・ピエモンテに続き、同レース制覇により、10月開催のワンデーレース4連勝を果たした[113]。
- 10月19日
- UCIワールドランキング初代個人総合優勝者が、アルベルト・コンタドールに決まる[114]。
- トラックマスターズ世界選手権・女子500mタイムトライアル45歳~49歳部門において、和地恵美が3位に入った[115]。
- 10月20日……共同通信社杯秋本番決勝戦が行われ、山崎芳仁が4連勝完全優勝を達成[116]。
- 10月21日……当年のポルトガル一周でCERA陽性の疑いが持たれた、ヌーノ・リベイロ、イシドロ・ノサル、エクトル・ゲラの各3選手のBサンプルにおける陽性反応が認められたことから、同レースで総合1位となったリベイロの総合優勝記録は剥奪される予定[117]。
- 10月23日……フランセーズ・デ・ジューに所属する、オレリアン・デュヴァル(フランス)に対し、禁止薬物であるノルフェンフラミン(Norfenfluramine)の陽性反応が出たとして、UCIは出場停止を表明[118]。
- 10月24日……2010年のジロ・デ・イタリアのコース図が発表される[119]。
- 10月25日
- ジャパンカップサイクルロードレースが行われ、クリス・アンカー・セレンセン(デンマーク、チーム・サクソバンク)が初優勝を飾った[120]。
- アルベルト・コンタドールが3年連続のヴェロ・ドール受賞を果たした[121]。
11月
- 11月6日……パラサイクリング世界選手権・3km個人追抜き(LC3)において、藤田征樹が2位に入る。
- 11月7日……パラサイクリング世界選手権・1kmタイムトライアル(LC3)において、藤田征樹が1分15秒307のタイムをマークし優勝[122][123]。
- 11月8日……マウンテンバイク アジア選手権・女子ダウンヒルにおいて、末政実緒が7連覇、9回目の優勝[124]。
- 11月9日…マウンテンバイク アジア選手権・男子クロスカントリーにおいて、山本幸平が優勝[125]。
- 11月12日……スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、2008年のジロ・デ・イタリアにおいて、大会終了後にCERA陽性反応が発覚したエマヌエーレ・セッラにCERAを渡していたとして、当時チームメイトであったマッテオ・プリアーモに対し、2013年2月までの出場停止処分を下した[126][127]。
- 11月13日…JKAは、復活予定の女子競輪について、2010年5月に日本競輪学校定員35名を募集。合格者は2011年1月から同年12月まで同校で養成され、2012年3月に、FI・FII開催(首都圏のナイター開催対応場に限定の予定)において、1日2レースを行う予定であることを発表した[128]。
- 11月16日……セドリック・ヴァスールが、国際自転車選手協会(CPA)会長に再任される。任期は2年[129]。
- 11月17日……ダヴィデ・レベッリンが、北京オリンピック・男子個人ロードレースで2位に入りながらも、CERA陽性の疑いが持たれていた一件で、国際オリンピック委員会(IOC)は再検査の結果、正式に陽性反応を認めたことから、レベッリンの順位並びに銀メダル剥奪を決定。近く、イタリアオリンピック委員会(CONI)を通じて銀メダルは返還される[130]。
- 11月23日
12月
- 12月1日……神奈川県競輪組合は、花月園競輪場を、2010年3月31日の開催をもって廃止することを決定した[134]。
- 12月9日……当年12月27日から2010年12月26日までの期間適用される、S級S班選手の18名が決定[135]。
- 12月11日……S級2班にランクされている競輪選手、岩橋則明(78期)が県迷惑行為防止条例違反の疑いで埼玉県警大宮西署に逮捕される[136]。
- 12月13日
- 12月16日……2010年のブエルタ・ア・エスパーニャのコース図が発表される[140]。
- 12月17日……ドイツ自転車連盟(BDR)は、オラフ・ポラクとマルクス・クロンイェーガーに対し、ドーピング違反の疑いがあるとして出場停止処分を下した[141]。
- 12月18日……18歳のエウジェニオ・バーニが、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HcG)の使用により、イタリア・アンチドーピング裁判所より、21ヶ月間の出場停止を命じられる[142]。
- 12月28日……ヤンググランプリが行われ、91期の神山拓弥(栃木)が優勝[143]。
- 12月29日……SSカップみのりが行われ、山田裕仁(岐阜)が優勝[144]。
- 12月30日……KEIRINグランプリが行われ、海老根恵太(千葉)が初出場初優勝を果たした[145]。
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結果
要約
視点
世界選手権自転車競技大会
→「世界選手権自転車競技大会」も参照
シクロクロス
→「世界選手権自転車競技大会シクロクロス2009」も参照
トラックレース
→「世界選手権自転車競技大会トラックレース2009」も参照
BMX
→「世界選手権自転車競技大会BMX2009」も参照
マウンテンバイク
→「世界選手権自転車競技大会マウンテンバイク2009」も参照
- バイクマラソン 8月23日(
オーストリア・グラツ)
ロードレース
→「世界選手権自転車競技大会ロードレース2009」も参照
アジア自転車競技選手権大会
→「第29回アジア自転車競技選手権大会」を参照
全日本自転車競技選手権大会
BMX
ロードレース
→「ロードレース (自転車競技)」も参照
- 6月14日・秋田県大潟村……個人タイムトライアル
- 6月28日・広島県立中央森林公園……個人ロードレース
マウンテンバイク
→「マウンテンバイク」も参照
トラックレース
→「トラックレース」も参照
- 10月17日~18日 山梨県・境川自転車競技場
シクロクロス
ジュニア世界選手権自転車競技大会
ロードレース
トラックレース
ロードレース
→「ロードレース (自転車競技)」も参照
UCIワールドカレンダー
→「UCIワールドカレンダー2009」も参照
UCIコンチネンタルツアーHCレース
UCI女子ロードワールドカップ
→「UCI女子ロードワールドカップ」も参照
- 総合成績
日本開催国際レース
- ジャパンカップサイクルロードレースは、
全日本アマチュア自転車競技選手権大会
- 6月27日 広島・中央森林公園
国内選手権
→「国内選手権大会 (自転車競技)」も参照
トラックレース
競輪
→「競輪」も参照
UCIトラックワールドカップ
→「UCIトラックワールドカップ」も参照
各大会の成績については、
→「UCIトラックワールドカップ2008-2009」を参照
総合成績
ACCトラックアジアカップ
- 5月30日、31日 花月園競輪場
全日本プロ選手権自転車競技大会
→「全日本プロ選手権自転車競技大会」も参照
- 5月17日 花月園競輪場
全日本アマチュア選手権自転車競技大会
- 6月6日、7日 防府競輪場
6日間レース
→「6日間レース (自転車競技)」も参照
マウンテンバイク
→「マウンテンバイクレース」も参照
UCIマウンテンバイクワールドカップ
各大会の成績については、
→「UCIマウンテンバイクワールドカップ2009」を参照
総合成績
シクロクロス
→「シクロクロス」も参照
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死去
- 1月25日……手島慶介 (
日本・競輪選手 *1975年)
- 2月5日……フレデリック・ノルフ (
ベルギー・ロードレース選手 *1987年)
- 4月7日……ジョビー・ダイカ (
オーストラリア・トラックレース選手 *1981年)
- 4月30日……ヘンク・ナイダム (
オランダ・トラック&ロードレース選手 *1935年)
- 6月25日……ジナイダ・スタルスカヤ(
ベラルーシ・女子ロードレース選手 *1971年)
- 9月30日……ヴィクトル・ファンスヒル(
ベルギー・ロードレース選手 *1939年)
- 10月1日……竹野暢勇(
日本・競輪選手*1935年)
- 10月12日……フランク・ヴァンデンブルック(
ベルギー・ロードレース選手 *1974年)
- 11月6日……ディミトリ・デファウ(
ベルギー・トラック&ロードレース選手 *1981年)
脚注
関連項目
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