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ポップUP!
2022年に放送されたフジテレビ系列の情報番組 ウィキペディアから
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『ポップUP!』(ポップアップ!)は、フジテレビ系列で2022年(令和4年)4月4日から12月23日まで毎週月曜日から金曜日の11:45 - 14:45(JST)に生放送されていた情報番組である[3][4][5][6][7][8][9][10][11][12]。
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概要
要約
視点
2014年4月1日から2022年4月1日まで8年間放送され、MCの坂上忍の意向により終了することになった『バイキング→バイキングMORE』の後継番組[3][11]。
世の中で話題の出来事、うわさのスポットやグルメ、美容ダイエット、最新ファッション、注目のエンタメ&カルチャーといった情報を幅広く伝える情報番組[13]で、企画段階では『Dress Up!』という仮タイトルが付いていた[14]。
前番組の『バイキングMORE』で扱っていた政治・経済・事件・事故やスキャンダルなど、芸能・時事ニュースはほぼ排除され[注 3]、比較的明るい内容の芸能ニュースと生活情報、ゲストトークをメインにした番組に刷新された。番組制作は、引き続きニュース総局の情報制作局内にある情報番組センターが担当しているが、上述した通り時事ニュースは緊急・重大事やニュースコーナーを除き扱わないため、FNN加盟各社は制作協力から外れてフジテレビのみで制作していた。
『バイキング→バイキングMORE』は放送枠を徐々に拡大させ、最終的に170分番組となっていた。その枠を10分拡大して継ぐこととなり、帯のバラエティ番組としては異例の3時間番組となった。なお、枠拡大により当番組が開始されてからは、『FNN Live News days』が10分縮小された。
進行MCには佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー)と山﨑夕貴(フジテレビアナウンサー)の両アナウンサーを起用しており、総合司会をフジテレビアナウンサーのみで務めるのは開局以来、初となる[注 4][12]。また、曜日レギュラーには相席スタートや平子祐希(アルコ&ピース)といった、お笑い芸人が多くキャスティングされることとなった[15][16]。
しかし、視聴率は初回の世帯3.2%[17]、個人1.6%[18]に始まり、裏番組の『ヒルナンデス!』(日本テレビ)・『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日)・『ひるおび』(TBSテレビ)に押され苦戦。9月には、3日連続で世帯視聴率が1%を割った週があった[19]。
8月下旬には「フジテレビが当番組の年内打ち切りを決定した」という趣旨の記事が、『週刊女性PRIME』(26日配信分)と『スポーツニッポン』(27日発行分)に相次いで掲載された[20][21]。フジテレビの編成制作局編成センター局長職兼室長兼編成部長の中村百合子も、9月5日の秋季番組改編会見で以上の報道に言及している[22]。会見に同席した編成制作局長の立松嗣章も同じく言及している[23]。
9月27日、当番組の年内終了が正式に発表された。なお、当日は日中に元内閣総理大臣の安倍晋三の国葬に関する特別番組が組まれ、短縮して放送する予定であったが、直前になって当番組の枠すべてを使って放送することになり、全編休止することになった(#重大ニュース・特別番組放送時の対応参照)。
これに限らず、番組末期は、重要度や国民の関心が高い出来事があった際はそちらを優先することが増えた。11月から12月までは『2022 FIFAワールドカップ』期間中であったため、試合の振り返りや選手にまつわるクイズ企画などを行った。
12月23日の最終回では、最後の『ゲームパーク』のコーナー中にフジテレビ社長の港浩一がスタジオに姿を見せ、金曜レギュラーの吉村崇(平成ノブシコブシ)が緊張の中テーブルクロス引きを成功させて、幕を下ろした[24]。放送期間は9か月で、1日につき1時間以上にわたって放送するようになった1980年春以降のフジテレビの平日正午枠の番組としては『日本全国ひる休み』(半年)に次ぐ短さとなった[25][19]。最終回の平均視聴率は世帯1.5%、個人0.7%で、どちらも初回の半分以下となった[26]。
2023年1月9日からは、フジテレビ第2制作部のバラエティ制作センターによる『ぽかぽか』が当番組の放送枠を継承することが決まった。MCはフジテレビのアナウンサー(佐野・山崎)に任せていた当番組から一転して、ハライチ(岩井勇気・澤部佑)と神田愛花(NHK出身のフリーアナウンサー)が務めている[27]。これにより、フジテレビでは2015年4月から開始した『直撃LIVE グッディ!』から続いていた午後のワイドショー枠から3度目の撤退となり、さらに2023年4月3日から『ぽかぽか』の放送時間を13:50までに縮小したため、14時台における全国ネットの生放送番組の制作からも撤退した。
当番組終了後から後継番組『ぽかぽか』が開始するまでの間だった12月26日から2023年1月6日までの2週間については、単発特番で穴埋めする措置をとった[28]。
なお、10月3日から12月21日まで当番組で放送されていたアニメ『まめきちまめこニートの日常』については、『ぽかぽか』にて継続された[29][30](全87話)。
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出演者
要約
視点
レギュラー
☆:フジテレビアナウンサー。
◎:『バイキングMORE』から続投。
△:隔週出演。
□:『ぽかぽか』も続投(コーナーレギュラー・途中参加も含む)。
放送終了以前に降板
「スター★ニュース速報」ゲスト
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コーナー・企画
要約
視点
◎はスタジオ企画、○は生中継企画、△はVTR企画。
放送終了時点
- アナタはどっち派?もやもやチャット[33](13:10頃 - )◎
- ひるトピ!ランキング(13:35頃 - )△
- 10月17日から始まった。ネットアンケートで男女300人に聞いた「今気になるトピック」を集計した独自ランキング(ベスト5)[34]。
- ポップUP! くろうと番付[33][35] ◎
- スター★ニュース速報[33][36][注 15] ◎
- 今旬なゲストをスタジオに招き、生トークで新たな魅力を引き出す。本日のスターとして日替わりゲストが登場していた[注 16]。
- 日替わりゲストは#「スター★ニュース速報」ゲストを参照。
- 報道センターから最新ニュース(14:25頃 - )
- 曜日対抗!ポップUP!ゲームパーク(14:35頃 - )◎
- 曜日企画コーナー(全コーナーを毎週放送はしない。)
- 月曜日・水曜日
- アニメ「まめきちまめこニートの日常」(10月3日 - 12月21日)[37][38] - ※2023年1月から9月まで、『ぽかぽか』にてコーナーは継続された[29]。
- 月曜日
- 火曜日
- 水曜日
- 木曜日
- 金曜日
- 曜日不定
- 月曜日・水曜日
放送終了以前に終了
特別企画
曜日対抗企画→「曜日対抗!ポップUP!ゲームパーク」
番組エンディングにおいて、レギュラー出演者による曜日対抗アトラクションゲーム企画が、不定期で行われてきた。当初はコーナー名がなかったが、8月1日の夏休み特別企画から「曜日対抗!ポップUP!ゲームパーク」というコーナー名が付いた。夏休み後も毎週継続されることになった。
- 曜日対抗!極細パッティング選手権(4月18日 - 22日)[49]
- 各曜日代表者1人ずつが挑戦。優勝曜日は、翌週の楽屋弁当が少し豪華なものになる。
- GW特別企画 曜日対抗!ジェスチャー選手権(5月2日 - 6日)[50]
- 各曜日代表者1人ずつが挑戦。優勝曜日は、翌週の楽屋弁当が少し豪華なものになる。
- 東アジアE-1サッカー選手権応援企画 曜日対抗!アジアの頂点を目指せ! フットボウリング11(7月18日 - 22日)[51]
- 各曜日代表者1人ずつが挑戦。優勝曜日は、翌週の「くろうと番付」1位の商品を(くろうとクイズ免除で)全員で試食できる。
- 東アジアE-1サッカー選手権応援企画 曜日対抗 目指せ大量得点!スリッパフリーキック!!(7月25日 - 29日)[52]
- 各曜日5人ずつ(月・火・木は山﨑も参加)が挑戦。優勝曜日は、翌週の楽屋弁当が少し豪華なものになる。
- 麦わら帽子を君に!(8月1日 - 5日)[53]
- これ以降、いずれも優勝曜日は、「くろうと番付」1位商品全員試食券(期限なしで1度使える)がもらえる。
- J-ポップUP!MUSIC(8月8日 - 12日)[54]
- 暑い日々を飲み干せ! ビールジョッキdeピンポン(8月15日 - 19日)[55]
- 頭の柔軟体操! 創作漢字を読み解け!(8月22日 - 26日)[56]
- 夏の終わりの昆虫採集! 折り紙昆虫を捕まえろ!(8月29日 - 9月2日)[57]
- 急がないと焦げちゃうよ! フライパンDEフライングエッグ!(9月5日 - 9日)[58]
- お願い!割らずに運んで♥ お空をお散歩!フーセンの寅さん(9月12日 - 16日)[59]
- CO2削減のために私ができること! S1お台場GP!(9月19日 - 23日)[60]
- 風船をPan!Pan!Pan! フゥッと一息!スポーツ吹き矢(9月26日、28日 - 30日)[61]
- 投げて倒すのセンスが大事! 投扇興DEめざせ一本!(10月3日 - 7日)[62]
- みんな一緒にぴょん!ぴょん! 秋の大運動会!大縄跳び(10月10日 - 14日)[63]
- これ以降、いずれも優勝曜日は、「レジェンド・オブ・くろうと番付」1位商品試食券(期限なしで1度使える)がもらえる[注 30]。
- 滑りすぎにはご注意を! 卓上カーリング!カーレット(10月17日 - 21日)[65]
- パックンからの〜ポン! ピンポンキャッチャーリレー(10月24日 - 28日)[66]
- Oh〜OhOh〜 さあ輪を持って投げよう! WA・NA・GE(10月31日 - 11月4日)[67]
- あまり高く上げると急降下で落ちてくるよ! ワンバウンドピンポン(11月7日 - 11日)[68]
- ドーン!ピュー!ゴール! ティンパニDEファンタスティックゴラッソ(11月14日 - 18日)[69]
- うまく乗せればもう快・感! 積み上げろ!カンカンタワー(11月21日 - 25日)[70]
- スペイン戦でも大量ゴール 撃ち抜け!おはじきサッカーFK(11月28日 - 12月2日)[71]
- ねえ狙って! 頭上のカゴにポンポン投げこめ!人間玉入れ(12月5日 - 9日)[72]
- ジングルベル♪ジングルベル♪鈴が鳴る♪ サンタさんも準備に大忙し!プラトンボキャッチ(12月12日 - 16日)[73]
- 最終週は「ポップUP!ゲームパーク」として曜日対抗形式ではなく、ゲームに成功すれば試食できるルールとなった。
- 絆の力で引っ張って! レジェンドオブかくし芸!テーブルクロス引き(12月19日 - 23日)[74]
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コラボレーション
- 4月25日から29日は、『劇場版ラジエーションハウス』とのコラボウィークを実施した。この期間の『スター★ニュース速報』のゲストは全曜日『ラジエーションハウス』の出演者となった。
- 6月27日から7月1日は、EXILEとのコラボウィークを実施。この期間の『スター★ニュース速報』のゲストは全曜日EXILEのメンバーとなった。
- 同じくこの週は、曜日レギュラー1名が日替わりで『めざまし8』のエンディングに出演し、谷原章介や永島優美と共にみどころをプレゼンした。
- 6月27日(月) - 工藤美桜
- 6月28日(火) - 福田麻貴(3時のヒロイン)
- 6月29日(水) - 丸山礼
- 6月30日(木) - ゆうちゃみ(古川優奈)
- 7月1日(金) - 中島颯太
- 7月20日は、前日にフィギュアスケート選手の羽生結弦がプロ転向を記者会見で表明したことから、当番組の前半は特別構成として、羽生の特集を『S-PARK』と合体して放送した。ゲストとして無良崇人とフジテレビアナウンサーの三田友梨佳が出演した[注 31]。
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関連番組
ネット局と放送時間
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重大ニュース・特別番組放送時の対応
- 突発的な大事件・大事故や大地震などの自然災害、政局などでの重大な動きが発生した時に報道フロアから臨時ニュースを放送する必要が生じた場合は、一時中断とする場合があった[注 33]。ニュースの重要度によっては、本番組は途中打ち切りとなる場合もあった。
- 特番などによる放送内容変更・放送日時変更は以下の通り。
- 7月8日:番組放送開始前に安倍晋三銃撃事件が発生したため、当番組は正午に途中で事実上の打ち切り、報道特別番組に準じた体制となった[注 34]。放送予定だったコーナーの内容はそれぞれ翌週火・水・金曜日と翌々週の金曜日に振替され、「芸能ズームUP!」は12日(翌週火曜日)、「スター★ニュース速報」は13日(翌週水曜日)[注 35]、「もやもやチャット」は15日(翌週金曜日)、「シカクイズ」と「くろうと番付」は22日(翌々週の金曜日)に改めて放送された。
- 8月10日:第2次岸田改造内閣のニュースを伝えるため、「もやもやチャット」を途中中断して報道フロアからのニュースに切り替えた。
- 9月27日:『FNN特報 安倍晋三元首相「国葬」』を放送するため、全編休止(当初は13:45までの短縮放送の予定だったが変更。)[77][78][79]。
- 10月10日:『富士通Japanスポーツスペシャル出雲全日本大学選抜駅伝競走』を放送するため、13:00までの短縮放送。
- 12月2日:『FIFAワールドカップ カタール2022 日本×スペイン』を12:45 - 14:45まで録画放送(同日早朝に生中継された同試合のハイライト版)するため、12:45までの短縮放送。
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スタッフ
- ナレーター:相原嵩明(月 - 金)、大野恵里佳(火)[80]、浅野真澄(水 - 金)、よしいよしこ(月・火)
- チーフプロデューサー:濱潤(フジテレビ)[2]
- 企画担当プロデューサー:渡邊美香(共同テレビ)[81]
- 総合演出:島野平(フジテレビ)[2][44][81]
- デザイナー:安部彩[82]
- 美術プロデューサー:古川重人[82]
- 制作協力:FCC、D:COMPLEX、共同テレビ
- 制作:フジテレビニュース総局情報制作局情報制作センター
- 制作著作:フジテレビ
放送終了以前に降板したスタッフ
脚注
関連項目
外部リンク
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