トップQs
タイムライン
チャット
視点
ミュージックスクエア (NHK-FM)
ウィキペディアから
Remove ads
『ミュージック・スクエア』(Music Square)は、NHK-FMで1990年4月2日から2009年3月27日まで放送されていた日本の音楽番組である。
概要
番組は、以下2つの時期に大別できる。すなわち、1990年4月 - 1995年3月におけるアーティスト・音楽関係者による日替わりパーソナリティ時代(リニューアル前)と、1995年4月 - 2009年3月における月 - 木曜日/金曜日の計2人によるパーソナリティ体制の時代(リニューアル後)である。
放送時間
すべてJST。
- NHK交響楽団定期演奏会生中継の演目が通常放送枠に収まりきらない場合、放送時間を繰り下げる事があったが、2006年度からNHKラジオ第1放送同時の「NHKきょうのニュース」が延長されたことと、「ベストオブクラシック」が19時30分から21時10分の枠で放送されるようになり、N響演奏会の延長スライドが殆どなくなった。
Remove ads
リニューアル前(1990年4月 - 1995年3月)
1990年4月2日にアーティストらが日替わりでパーソナリティを務める番組としてスタート。リニューアル前の最後の放送は1995年3月31日。
- 月曜日
- 火曜日
- 水曜日
- 木曜日
- 金曜日
リニューアル後(1995年4月 - 2009年3月)
要約
視点
1995年4月3日、別番組であった「ミュージックパイロット」とフォーマットを交換する形で内容がリニューアルされた。
月 - 木曜日は、パーソナリティ・番組スタッフ・各種コーナー・リクエストにて選曲された日本のロック・ポップスを中心とした楽曲を流す部分と、ゲストコーナーにて構成。金曜日はメインとなるカウントダウンと各種コーナーにて構成されていた。主なリスナーは若者層や熱心な音楽ファンであり、末期においても週1500通のはがきやメールが番組に寄せられていた[2]。
パーソナリティーについても、日替わり形式を事実上やめて、月-金曜日まで1人で担当するようになったが、1996年10月からは月-木曜日担当と金曜日担当とに分けて2人が担当するようになった。この体裁は同時刻後番組の「ミュージックライン」においても踏襲されている(但し左記番組は金曜日の放送が2011年3月をもって休止となったが、2018年4月に再開された[注釈 1])。
2009年3月27日、枠開始から19年・リニューアル後14年にわたる放送を終了。
歴代パーソナリティ
- 月曜日 - 木曜日
- 金曜日
番組内容
- 番組末期時点
- オープニング・エンディングの曲は2か月ごと[注釈 2]に変更されていた。
- 月曜日 - 木曜日
- 前半は番組おすすめの曲やリスナーのリクエスト曲などを中心に流し、その次に各種コーナーを行い、中盤はゲストが出演するトークコーナー、後半にはリスナーからのリクエストを中心に曲を流す構成であった。楽曲はフルコーラスのオンエアが基本であった。
- 金曜日
- リクエストやCD売上を集計したカウントダウンプログラム『TOP20カウントダウン』をメインに注目アーティストなどを紹介するコーナーなどを間に挟み進行する。
- オープニング
- 先週のTOP5おさらい
- 20 - 11位[注釈 5]
- 新着スポットライト
- 放送日近辺でリリースの楽曲をアーティストからコメントを含めてフルでオンエア。
- 10 - 6位[注釈 6]
- ミュージックカレンダー
- 放送日 - 次回放送日までの間の記念日をリスナーから募り、リクエストをオンエア。2009年3月20日放送分が最終回となり、対象期間が3月31日までに拡大。
- 5 - 1位
- エンディング
定期的に行われていた企画
- 毎年放送初週に『ミュージック・シーン』、音楽関係者をゲストに招き今年期待されるアーティストや音楽シーンについて語ってもらった。
- 毎年大型連休近辺に『ニューカマー&ネクストブレイクSP』、番組が今後期待するアーティストを紹介する特集を行う。パーソナリティの2人が登場、五十音順で5日間かけて紹介していた。
- 毎年7月下旬 - 8月下旬には『上半期TOP100カウントダウン』、12月下旬には『年間TOP100カウントダウン』を放送。パーソナリティが2人とも登場し、1日20(ないし25)曲ずつ1週間を通してカウントダウンしていた。なお、TOP100カウントダウンを放送したときでも日曜日に放送されるのは金曜日の放送分だけであった。
過去に行われた特集・企画・特番
- 公開録音
- アーティストカウントダウン
- アーティストヒストリー
- プロデューサーウィーク
- サマーソングリクエストSP
- 過去には8月の数日間を割り当てて番組まるごとサマーソングを流すスタイルの特別編成であったが、後に7・8月テーマリクエストの一つに縮小された。
- スプリングSP - 2000年5月1日6時間半特番。
- AUTUMN SPECIAL TOP20 COUNTDOWN
- 2007年上半期TOP50カウントダウン
- 最終回スペシャル
- 2009年3月27日、オープニング・エンディング曲のピックアップダイジェストとリスナーから募集したリクエストやエピソードを中心に構成され、宮原亜矢とHappyだんばらの2人にて行った。
Remove ads
テーマ曲
リニューアル後
Remove ads
エピソード
- 従来、ライヴ会場の告知をする場合、広告・宣伝放送を禁止した放送法83条に抵触するため具体的な施設名を言わなかった(日本武道館を「東京・九段下」、NHKホールのことを「NHKのそばにあるホール」など)が、2007年秋頃から解禁された。
- おとぎ話の風間洋隆[3]や元椿屋四重奏 の中田裕二[4]のように、当番組のリスナーであったことがきっかけで音楽活動を始めたことを告白するミュージシャンもいる。
- 1995年6月1日の放送(収録は5月17日)で、ゲスト出演していたTHE BLUE HEARTSが突然の解散発表を行った。パーソナリティを含めた殆どのスタッフに知らされていなかったため、収録現場は騒然となったという[1]。この状況は翌日6月2日の新聞で取り上げられたほか、後年(2023年4月)放送された民放のバラエティ番組(TBSテレビ制作『マツコの知らない世界』)でも当時の音源が流された[5]。
- 2006年12月15日のTOP20カウントダウンにランクインしたUVERworldは、タイトルのみが紹介され曲は流れなかったが、同日にボーカルのTAKUYA∞が公務執行妨害で逮捕されたことが影響したものと考えられる[6]。
Remove ads
後継番組
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads