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君の名は

日本のラジオドラマ ウィキペディアから

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君の名は』(きみのなは)は、日本NHKラジオ第1放送1952年から1954年に放送されたラジオドラマ。小説化、映画化、テレビドラマ化、舞台化もされた。

概要

脚本家菊田一夫の代表作。1952年ラジオドラマで放送され、多大な人気を獲得した。ただし、最初の半年間は菊田が「人々の戦争体験を主題に」シリアスタッチで描いていたため、あまり人気はなかった[1]。当初は、東京・佐渡志摩半島に住む家族を並行する社会派ラジオドラマを目指していた。真知子と春樹との恋愛にドラマが集中し始め、初めて人気番組となった[1]。「番組が始まる時間になると、銭湯の女湯から人が消える」といわれるほどであったという[2]。このエピソードは松竹の宣伝による虚構だという説もあるが、『宣伝・ここに妙手あり』(田中純一郎、1958年)では、映画版の監督を手がけた大庭秀雄夫人の松竹の女優、森川まさみの発言がもとだとしており、『松竹の内幕』(横溝竜彦、1957年)では松竹の重役が考えたとしているなど、記述によって説がバラバラであり、これ自体が根も葉もない噂である可能性は否定できない。

ラジオドラマの人気を受けて1952年から菊田による小説版が新聞連載ののち宝文館から出版され[3]、菊田にとって初の出版におけるベストセラーとなった[4]。1953年には松竹映画化されると大ヒットを記録し、氏家真知子のストールの巻き方が「真知子巻き」と呼ばれて女性の間で流行した。

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映画『君の名は』(1953年)から数寄屋橋のシーン。向かって右が岸恵子、左が佐田啓二。

これは、主演の岸惠子北海道ロケの合間に現地の寒さをしのごうと、神奈川県横浜市中区馬車道界隈の店で購入して持参していた私物のストールを肩から一周させ、耳や頭をくるんでいたことによるとされる。この姿はカメラが回っている時にも使われることになり、「真知子巻き」が誕生した。第一部の冒頭、佐渡に渡る船上でも真知子は「真知子巻き」に類したストールの巻き方をしている。

真知子と春樹が再会しそうになる(半年ごとの数寄屋橋での待ち合わせなど)が、不都合が起きてなかなか会うことができない。この「会えそうで会えない」という事態が何度も繰り返された。これは後の恋愛ドラマでもよく見られる描写(演出)であり、本作はこのパターンの典型にして古典となっている。

2020年の連続テレビ小説『エール』でも劇中劇として使われた。劇中では真知子役は恒松あゆみ、春樹役は三木眞一郎、アナウンサー(語り部)役は尾田木美衣が務めた。

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あらすじ

第二次大戦東京大空襲[注釈 1]の夜。焼夷弾が降り注ぐ中、たまたま一緒になった見知らぬ男女、氏家真知子後宮春樹は助け合って戦火の中を逃げ惑ううちに、命からがら銀座数寄屋橋までたどり着く。一夜が明けて、二人はここでようやくお互いの無事を確認する。

お互いに生きていたら、半年後の11月24日、この橋で会おうと約束し、お互いの名も知らぬまま別れた。やがて、二人は戦後の渦に巻き込まれ、お互いに数寄屋橋で相手を待つも再会が叶わず、1年半後の3度目にやっと会えた時は真知子は、既に明日嫁に行くという身であった。しかし、夫との生活に悩む真知子、そんな彼女を気にかける春樹、二人をめぐるさまざまな人々の間で、運命はさらなる展開を迎えていく。

NHKラジオ連続放送劇

要約
視点
概要 連続放送劇「君の名は」, ジャンル ...

放送期間は、1952年(昭和27年)4月10日から1954年(昭和29年)4月8日。毎週木曜20時30分から21時までの30分放送。全98回。

番組の冒頭で「忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」という加藤幸子の、1953年(昭和28年)1月からは鎌田彌恵の「忘れ得ぬ人とは遠き人を云うなり。人は常に忘れ得ぬ人を忘れよと云う」というナレーションが流れた。また、当時のラジオドラマは生放送だったため、劇中のBGMは音楽担当の古関裕而がスタジオにハモンドオルガンを持ち込み毎回即興で演奏していた。さらに、当初は4クールの予定だったが2年間のロングランとなった。

1953年12月、1954年1月に行った冬季の聴取率調査では、『君の名は』は関東地区で59パーセントと、全番組の中でベスト2位の結果になっている[5]。なお、出演者である臼井正明七尾伶子はこの作品をきっかけに結婚した。仲人は菊田一夫である[6]

キャスト

スタッフ

  • 作:菊田一夫
  • 演出:近江浩一湯浅辰馬
  • 音楽:古関裕而

主題歌

映画とレコードは織井茂子によって吹き込まれている。

ラジオ復刻版

NHK放送開始80周年記念特別番組『もっと身近に もっと世界へ NHK80』(2005年3月19日から22日)の一環として、「復刻ラジオドラマ」としてNHKラジオ第1放送で放送された。放送日時は19日から21日の連日21時5分ごろから21時55分。NHKのライブラリーに保管されている音源や台本を参考にしている。

出演は田中美里(真知子)、萩原聖人(春樹)、内山森彦(修造)、松熊明子(悠起枝)、村治学(勝則)、山本深紅(綾)、金内喜久夫(勘次)、岩本多代(信枝)、吉野佳子(徳枝)、吉野悠我(水沢謙吾)、佐藤麻衣子(美子)、谷川俊(副島)、岡本敏明(野島医師)、勝由美子(ユミ)、村上想太(俊樹)、永島広美(あさ)、劇団ギルド。ナレーションは、映画版で主人公の氏家真知子を演じた岸恵子が担当した。 演出:伊藤豐英 デスク:真銅健嗣 制作統括:金澤宏次 技術:加村武西田俊和 音響効果:久保光男大和定次米本満高石真美子

NHK総合では、「君の名は&冬のソナタ 今夜純愛をあなたに…」の特集を組み、その中でラジオドラマの収録風景を放送している。放送日は3月20日。司会は小野文惠(NHKアナウンサー)。

映画

要約
視点
概要 君の名は, 監督 ...

全3部。大ヒットし、通し上映では6時間を超えることから総集編も製作された。3部作の総観客動員数は約3,000万人(1作平均1,000万人)である。

君の名は(第一部)

1953年9月15日公開。2億5047万円の配給収入をあげ、1953年度の配給収入ランキング第2位(1位は同名第二部)。

冒頭のタイトル表記には「第一部」の字はなく、最後に「君の名は 㐧一篇 終」と表示される。

特殊撮影を担当した円谷英二は、公職追放解除を受け前年に東宝へ復帰しており、書籍『円谷英二特撮世界』では本作品は東宝復帰前に受注したものと推測している[8]

キャスト(第一部)

スタッフ(第一部)

  • 原作:菊田一夫
  • 監督:大庭秀雄
  • 脚本:柳井隆雄
  • 音楽:古関裕而
  • 主題歌:「君の名は」「君、いとしき人よ」
  • 製作:山口松三郎
  • 撮影:斎藤毅
  • 美術:熊谷正雄
  • 録音:小尾幸魚
  • 照明:磯野春雄
  • 特殊撮影:川上景司円谷英二
  • 装置:関根正平
  • 装飾:星野武
  • 衣装:五島サエ子
  • 現像:神田亀太郎
  • 編集:杉原正志
  • 監督助手:尾崎甫
  • 撮影助手:柳澤春雄
  • 録音助手:栗田周十郎
  • 証明助手:大西作蔵
  • 録音技術:宇佐美駿
  • 進行:新井勝次

協賛(第一部)

君の名は(第二部)

概要 君の名は 第二部, 監督 ...

1953年12月1日公開。3億2万円の配給収入をあげ、1953年度の配給収入ランキング第1位。

キャスト(第二部)

  • 浜口真知子:岸惠子
  • 後宮春樹:佐田啓二
  • 石川綾:淡島千景
  • 後宮悠起枝:月丘夢路
  • 浜口[注釈 2]勝則:川喜多雄二
  • 梢:小林トシ子
  • アイヌの娘 ユミ:北原三枝
  • 加瀬田修造:笠智衆
  • 仁科:日守新一
  • 永橋局長:柳永二郎
  • 浜口[注釈 2]徳枝:市川春代
  • 信枝:望月優子
  • 奈美:淡路恵子
  • あさ:野添ひとみ
  • 横山:三井弘次
  • 勘次:市川小太夫
  • 水沢謙吾[注釈 3]:須賀不二男
  • 末長:磯野秋雄
  • ユミの母:林喜美枝
  • サロム:岸本公夫
  • 横山の乾分:桂小金治諸角啓二郎
  • 北海道の巡査:土紀就一
  • 春日の女中:植芙左子東遥子
  • 宿屋の女中:谷川浩子
  • 看護婦:志賀直津子
  • 駅員:髙瀬乗二
  • 唄:高柳二葉

スタッフ(第二部)

  • 原作:菊田一夫
  • 監督:大庭秀雄
  • 脚本:柳井隆雄
  • 音楽:古関裕而
  • 主題歌:「花のいのちは」「黒百合の歌」
  • 製作:山口松三郎
  • 撮影:斎藤毅
  • 美術:濱田辰雄
  • 録音:大村三郎
  • 照明:磯野春雄
  • 装置:関根正平
  • 装飾:山崎鉄治
  • 衣装:五島サエ子
  • 現像:神田亀太郎
  • 編集:杉原与志
  • 監督助手:尾崎甫
  • 撮影助手:柳澤春雄
  • 録音助手:栗田周十郎
  • 証明助手:市村政二郎
  • 録音技術:堀川修造
  • 進行:新井勝次

協賛(第二部)

君の名は(第三部)

概要 君の名は 第三部, 監督 ...

1954年4月27日公開。3億3015万円の配給収入をあげ、1954年度の配給収入ランキング第1位。ライバルの東宝は『七人の侍』(4月26日公開)を公開している。

キャスト(第三部)

  • 浜口真知子:岸惠子
  • 後宮春樹:佐田啓二
  • 石川綾:淡島千景
  • 仁科悠起枝:月丘夢路
  • 浜口勝則:川喜多雄二
  • 梢:小林トシ子
  • 清宮美子:紙京子
  • 野島八郎:三橋達也
  • 加瀬田修造:笠智衆
  • 永橋局長:柳永二郎
  • 副島渡:大坂志郎
  • 浜口徳枝:市川春代
  • 信枝:望月優子
  • あさ:野添ひとみ
  • 末長:磯野秋雄
  • 丸岡調停員:森川まさみ
  • 編集長:清水一郎
  • 榊原弁護士:山路義人
  • 郡山調停員:近衛敏明
  • 家庭裁判所判事:奈良真養
  • 裁判長:長尾敏之助
  • 俊樹:大田良志
  • 歌:高柳二葉
  • 詩朗読・解説:鎌田弥恵NHK放送劇団
  • 雲仙ホテル支配人:竹田法一
  • メイド:高友子
  • 事務員:東遥子
  • 看護婦:大塚君代
  • 東京のホテルボーイ:川村禾門
  • 浜口家女中:御室蘭子
  • 自転車の男:手代木國男
  • 病院の看護婦:文谷千代子山本多美
  • 雑誌記者:渡規子
  • 仁科の娘:大野佳世子

スタッフ(第三部)

  • 原作:菊田一夫
  • 監督:大庭秀雄
  • 脚本:柳井隆雄
  • 音楽:古関裕而
  • 主題歌:「君は遥かな」「忘れ得ぬ人」「数寄屋橋エレジー」「綾の歌」
  • 製作:山口松三郎
  • 撮影:斎藤毅
  • 美術:濱田辰雄
  • 録音:妹尾芳三郎
  • 照明:磯野春雄
  • 装置:関根正平
  • 装飾:山崎鉄治
  • 衣装:細井真佐江
  • 現像:神田亀太郎
  • 編集:杉原よ志
  • 監督助手:萩原徳三
  • 撮影助手:柳澤春雄
  • 録音助手:栗田周十郎
  • 証明助手:市村政次郎
  • 録音技術:沼上精一
  • 進行:新井勝次

協賛(第三部)

主題歌・挿入歌

  • 「君の名は」(歌:織井茂子
  • 「君いとしき人よ」(歌:伊藤久男
  • 「黒百合の歌」(歌:織井茂子)
  • 「忘れ得ぬ人」(歌:伊藤久男)
  • 「数寄屋橋エレジー」(歌:伊藤久男)
  • 「君は遥かな」(歌:佐田啓二、織井茂子)
  • 「綾の歌」(歌:淡島千景

「君の名は」に関する歌の作詞・作曲は、すべて菊田一夫古関裕而のコンビによる。

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舞台

宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧を参照。

テレビドラマ

要約
視点

テレビでは4度ドラマ化されている。

1962年版

1962年10月2日から1963年10月13日まで、フジテレビ系で放映。放送時間は火曜21時 - 21時30分だったが、1963年4月14日以降は日曜20時30分 - 21時に変更された。

さらに見る フジテレビ系 火曜21時台前半枠, 前番組 ...

1966年版

1966年5月23日から1967年1月28日まで、日本テレビ系列の毎週月曜 - 土曜の13時 - 13時15分の時間枠で放映。全216回。

さらに見る 日本テレビ系 月 - 土曜13:00 - 13:15 枠, 前番組 ...

1976年版

1976年10月1日から12月24日まで、NETテレビ(現・テレビ朝日)系列の毎週金曜21時枠で放映。全13回。

さらに見る NET系 NET金曜9時枠の連続ドラマ(当時はNETの制作枠), 前番組 ...

1991年版(NHK連続テレビ小説)

概要 君の名は, ジャンル ...

1991年平成3年)4月1日から1992年(平成4年)4月4日まで、連続テレビ小説30周年記念作品(第46作)として放送された。全312回[11]。連続テレビ小説では、1983年昭和58年)度の『おしん』以来の1年間放送[12][13][14]

解説

年々視聴率が下降を続けていた連続テレビ小説のテコ入れとして、1975年以前の原点に戻り放送期間を1年間とした。千葉県野田市に1億円をかけ数寄屋橋のオープンセットを造る[13]など、異例の予算が組まれた。原作は一世を風靡した作品であったため前評判は大変高く、視聴率が50%を超えるのではないかともいわれていた。

しかしながら、最高視聴率34.6%、期間平均視聴率29.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)ともに、本ドラマ終了時点での当時の歴代最低を記録した[15]

あまりの低視聴率に放送途中に前例のない改変が行われ、副題タイトルの挿入、Op.テーマ曲の曲調を明るいものに変更、ストーリーも暗さをなくすなどテコ入れを行ったが視聴率は改善する事はなかった。

なお、第五部の舞台は、長崎県島原市の予定だったが、雲仙普賢岳の噴火により中止となり、舞台は、静岡県西伊豆に変更された。

2006年4月3日から2007年3月31日まで、BS2アンコール放送された。

放送ライブラリーでは第1回が公開[16]

構成

  • 第一部:第1 - 12週(第1 - 72回)[注釈 4]
  • 第二部:「結婚編」:第13 - 19週(第73 - 114回)
  • 第三部:「旅立ち・北海道編」:第20 - 25週(第115 - 150回)
  • 第四部:「愛ふたたび・志摩編」:第26 - 34週(第151 - 204回)
  • 第五部:「愛のゆくえ・対決編」:第35 - 39週(第205 - 234回)
  • 第六部:「それからの二人・夫婦編」:第40 - 52週(第235 - 312回)

キャスト(1991年版)

氏家(→浜口→後宮)真知子
演 - 鈴木京香
ヒロイン。
後宮春樹
演 - 倉田てつを
空襲で真知子を助けた男。
東京(浜口家)
浜口勝則
演 - 布施博
真知子の夫。
浜口徳枝
演 - 加藤治子
勝則の母・真知子の姑。
その他 東京の住人
小野瀬綾
演 - いしだあゆみ
真知子・春樹の友人。佐渡出身。
本間定彦
演 - 古舘伊知郎
真知子・春樹の友人。佐渡出身。北国文学天天教の布教師。
美村蘭子
演 - 佐藤友美
夜の女。
美村礼治
演 - 小坂一也
蘭子の夫。戦争によって記憶喪失になる。
美村千枝子
演 - 川田美香(幼少期:小川京子
美村夫妻の娘。戦争によって行方不明になる。志摩内野家での名は里子。
あさ
演 - 伊藤嘉奈子
夜の女。
石上梢
演 - 河合美智子
夜の女。
加瀬田修造
演 - 橋爪功
元陸軍少将。
加瀬田岸枝
演 - 中原ひとみ
修造の妻。曙荘の管理人。
加瀬田和子
演 - 羽田美智子
加瀬田夫妻の娘。
田上うらら子
演 - 益田愛子
天天教の教祖。
富士子
演 - うえだ峻
天天教の信者。おかま。
岩間(副島)伝次
演 - 宍戸開
闇市でならしたヤクザ。
マリー
演 - 伊佐山ひろ子
夜の女・蘭子のライバル。
永橋
演 - 加藤武
勝則の上司。
永橋清子
演 - 高田敏江
永橋の妻。
深野柳子
演 - 樹木希林
下町の長家の大家。
叶哲司
演 - でんでん
長屋の住人、畳屋。
住職
演 - 鈴木清順
真知子・春樹の結婚式を行う寺の住職。
多比良良作
演 - 蟹江敬三
定彦の仕事仲間。税務署職員。
木村吾郎
演 - 八百坂圭祐大沢樹生(当時:光GENJI
大学受験生。下宿し勉強中。
真知子の父
演 - 冨田浩太郎
東京大空襲で死去。勘次の弟。
真知子の母
演 - 泉よし子
東京大空襲で死去。
清宮家(東京)
清宮(→浜口)美子
演 - とよた真帆
勝則の2番目の婚約者。
清宮田鶴子
演 - 稲垣美穂子
美子の母。
北海道 美幌・弟子屈
末永保
演 - 村田雄浩
春樹の大学の先輩。
牧子
演 - 塚田きよみ
末永の妻。
松吉
演 - 高品格
末永の先代から牧場で働いている。
ユミ
演 - 松永麗子
春樹を好きになった女。
三郎
演 - 土門廣
牧場で働いている男。
新潟・佐渡
野添絹子
演 - 早乙女愛
定彦の友人。勘次の不倫相手。
角倉勘次
演 - 宍戸錠
真知子の叔父。角勘の主。
角倉信枝
演 - 佐々木すみ江
真知子の叔母・角勘の女将。
米夫
演 - 井上康
角勘の従業員。
捨松
演 - 中野英雄
角勘の従業員。
スミ代
演 - 山家千花
捨松の妻。
忠公
演 - 三井善忠
角勘の従業員。
三重県・志摩
西崎(→後宮→水沢)悠起枝
演 - 田中好子
春樹の姉。
水沢謙吾
演 - 平田満
悠起枝の友人。
戸村(→水沢)奈美
演 - 杉本彩
海女。謙吾の妻。後に行方不明になる。
水沢フサ
演 - 小林トシ江
謙吾の母。
西崎
演 - 森山周一郎
悠起枝の義父。
長島龍伍
演 - 鶴田忍
密輸組織のボス。
善吉
演 - 横山あきお
長島の溜り酒場店主。
海渡琴乃
演 - 伊藤友乃
志摩で店を営む。
西野彰一
演 - 柾木卓
里子の義父。
西野珠子
演 - 内田藍子
里子の義母。長島龍伍の姉。
草薙
演 - 岡部雅郎
小学校校長。住職。
柴山晴男
演 - 伊沢勉
小学校教諭。
前野
演 - 小澤寛
元長島の手下。
愛知・名古屋
尾田登美子
演 - 山田昌
那古野旅館の女将。
天馬徹太郎
演 - 金田龍之介
浪漫タイムス編集長。
菅谷三千代
演 - たかべしげこ
天馬の元妻。
菅谷博史
演 - 美木良介
三千代と天馬の子。現在は巣鴨留置所で生活。
その他
きし子
演 - 安達祐実
浜口家の前で遊ぶ女の子。
美代子
演 - 星野真理
春樹が列車の中で出会った女の子。
数寄屋橋の警官
演 - きたろう
その他
演 - 会田博康青木茂青木雪絵青柳文太郎明石知也明石良浅賀秀郎浅川理恵芦沢孝子足立建夫阿部光子阿部六郎阿部渡綾田俊樹鮎川昌平新井量大荒井昌代有村圭助飯島正和五十嵐憲子いかりはるみ池上尚吾池田道枝石井富子石黒正男石坂明石坂重二石沢徹石住昭彦石田純子石原辰己市瀬晃央市原清彦伊藤克伊藤公子伊藤富美也伊藤眞稲垣健井上牧子井上康夫井上裕季子伊庭隆今西正男伊予博史岩崎智江入谷美幸上杉二美上田茂上田日出春植田博美上村裕樹内山森彦梅津直美絵沢萠子及川ヒロオ大川浩正大川万裕子大倉順憲大島蓉子大須賀裕子大嶽隆司太田実大塚秀喜大坪日出代大林丈史大豆生田信彰大森啓祠朗岡村洋一小川英信小川美那子奥野匡奥村正小栗一也押切優子尾高久美子小田島隆落合ひとみ小貫加恵恩田恵美子甲斐純一郎柿崎澄子笠井心柏木みどり加世幸一勝又祐子加藤治加東京子加藤忠夫金沢喜久子兼田晴臣金丸正城叶ヤスフミ河合真希川村一代川村隆紀神田正夫北原弘一木田三千雄北見敏之北村貴栄木村翠久我陽子草薙良一草村礼子久野浩太郎久保酎吉久保道子黒正浩子小池幸次小池榮小池雄介小塩利文児玉頼信後藤哲夫斉川一夫坂井淳子坂田祥一朗坂本あきら坂本由美佐川二郎咲田とばこ桜井勝佐々木菜摘佐々木正明五月晴子佐藤麻衣子佐藤洋匡佐藤裕一佐藤幸雄沢田薫佐渡稔澤登伸一山道志穂子椎名茂ジェームズ・ナージェント茂木和範篠田薫忍竜島田亜希子嶋谷和幸島田洋八島津賢次清水甚也下元史朗ジョージ・ネルソン白井真木代田勝久城間章子杉浦明彦菅原千加代住若博之関悦子千田みき仙波和之宋英徳田岡美也子高杉哲平高野守多賀啓史高嶺巌高橋覚高橋千代美高橋豊高山尚子滝川健武川信介武中秀人竹田寿郎竹音なつみ武野功雄竹本和正竹本純平武山桃子田島曲己加田嶋基吉多田木亮佑ただのあっ子立花恵橘家二三蔵橘雪子竜川真達城龍次田中幸子田中智有記谷口徹次田根楽子田村元治丹治靖之チャック・ウィルソン佃典彦柘植欽也辻伊万里堤勝巳常松めぐみ坪井由理津村鷹志勅使河原祐二寺田奈穂子天現寺竜飛田磨由富田三千代豊島まさみ永井紀子長倉理子長坂しほり中島元仲野文梧中村美代子中村由起子夏川加奈子夏川光央成田重実西尾元気西川ひろみ西川亘西田俊太郎西谷卓統にしだまちこ西根智彦西野貴律西村淳二二宮千尋根上彩野沢聡哉野田和孝野原ひろみ信実一徳野村信次萩原等司橋本ありす八月薫子花田暁美花山幸三郎浜田道彦浜野正幸早川亜友子林純司速見領原純二春延朋也日高圭智日埜洋人平沢敦子平野早苗広瀬五朗深谷みさを藤井佳代子藤岡京子藤岡隆藤尾年樹藤岡広子藤田啓而藤夏子二見忠男舟越圭佑船田めぐみ古原鉄平ペコちゃん星野龍美まいど豊前沢迪雄前田昌明麻志奈純子益富信孝増山幸司松井範雄松浦正幸松岡みどり松澤重雄松田章生松田勝松永としよ松乃薫松美里杷松本じゅん松本直之松本喜臣真鍋敏宏丸谷小一郎三浦めぐみ三重街恒二三上瓔子水谷ひろ子水野麻美水森コウ太三田篤子皆川衆港雄一三野輪有紀宮内順子宮沢彰宮島りゅう子宮武のりひろ宮原綾香宮本晃武藤まき子宗近晴見村上靖博村山将平村山野々子モト冬樹森尾由香森康子谷津勲柳有山口晃史山口智恵山口仁奈子山崎紫乃山崎満山下徳久やまだしんご山田登是山中篤山中臨在山根久幸山本英樹山本弘光横山由佳𠮷江太一吉田晃介吉田真弓吉羽美由紀米郁男蘭紅徹連城裕十若菜一義和田浩一和田周渡辺亜里沙渡部真美子若駒ジャパンアクションクラブ稲川素子事務所鳳プロ早川プロ劇団いろは劇団ひまわり劇団若草丹波道場劇団東俳東京児童劇団ツインズ商会悪役商会劇団7曜日T&T企画東海芸術アカデミー東京宝映巣山プロ、安乗人形芝居保存会のみなさん、鳩森小学校の皆さん、三重県阿児町のみなさん

スタッフ(1991年版)

放送日程

さらに見る 週, 回数 ...
さらに見る NHK 連続テレビ小説, 前番組 ...
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エピソード

  • 数寄屋橋の撤去:1964年(昭和39年)の東京オリンピックを控え、皇居外堀を埋めて東京高速道路が作られることになり、1957年(昭和32年)7月に数寄屋橋の撤去工事が開始された。今は数寄屋橋交差点傍にある数寄屋橋公園に、原作者の菊田一夫の筆による「数寄屋橋 此処に ありき」との小さな石碑が残されている。
  • 台湾映画での使用:1993年製作の台湾映画多桑』中の主人公が映画を見る描写で、『君の名は(第二部)』の冒頭部分が使用されている。
  • 伊集院光の百年ラヂオ(NHK-FM)の2024年5月19日放送において、NHKアーカイブスに保管されているオリジナルのラジオドラマ『君の名は』の第1回がほぼフルサイズで放送された。また、NHKアーカイブスには第1回の他、第97回と第98回の計3回しか現存しないと明かされた[17]

参考文献

  • 『円谷英二特撮世界』勁文社、2001年8月10日。ISBN 4-7669-3848-8

脚注

外部リンク

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