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稚内市

北海道の市、宗谷総合振興局所在地 ウィキペディアから

稚内市map
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稚内市(わっかないし)は、北海道北部(道北地方)にあるで、宗谷総合振興局の振興局所在地である。北方領土を除く日本本土の最北端[注 1]に位置しており、宗谷地方の行政経済の中心地。

概要 わっかないし 稚内市, 国 ...
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地名の由来

アイヌ語の「ヤㇺワッカナイ(ラテン翻字: yam-wakka-nay)」〔冷たい・水(飲み水)の・沢〕より[1][2]

現在の港1丁目付近にあった小川が由来とされる。かつてこの付近は良い水の得にくい場所だった中で、この小川が例外的に良い水だったことから付いた名と考えられる[2]

地理

要約
視点
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稚内市中心部周辺の空中写真。2017年7月17日撮影の36枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

稚内市は西は日本海、北は宗谷湾宗谷海峡、東はオホーツク海に面しており、南北約39 km、東西約38 km、面積は約761.47 km2ある[3]宗谷岬からサハリン州のクリリオン岬(ロシア語: Мыс Крильон)(旧称西能登呂岬)までは約43 kmの距離にあり[1]、日本国内で最も樺太(サハリン島)に近い。最北端は宗谷岬北西にある弁天島(北緯45度31分35秒、東経141度55分09秒)であり[4]、現時点での日本国実効支配する国土の最北端になっている[注 1]。地勢は南北に縦走する2本の丘陵性山地、これらの中間と両端に発達する低地帯からなる[3]。東側の脊梁山地は「宗谷丘陵」と呼ばれており、周氷河地形を形成し「宗谷丘陵の周氷河地形」として「北海道遺産」に選定されている[5]。西側の丘陵帯と日本海との間にある低地帯は砂丘湿地であり、「利尻礼文サロベツ国立公園」の一部になっている[6]。 海岸線に連なる市街地の後背は山地となっているため、発生確率は非常に低い[7]ものの、北海道北西沖断層に起因する地震津波が発生した際には最大4070人の死者が生じるものと予想されている[8]

地形

山地

主な山

河川

主な川
  • 勇知川
  • クトネベツ川
  • ウエンナイ川
  • 声問川
  • 増幌川
  • 泊内川
  • 目梨川
  • 下苗太路川

湖沼

主な沼
主な池
  • 北辰貯水池(稚内市北辰ダム)

海岸

主な岬

島嶼

主な島

気候

ケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候湿潤大陸性気候)(Dfb)に属す。宗谷海峡に面しているため海洋からの影響を受けやすい海洋性気候である。冬期は内陸部に比べて比較的温暖な気候になっている[9]。最高気温は低いが海風の影響で朝晩の冷え込みはかなり緩く、1月の平均最低気温はヒートアイランド現象が著しい札幌市並みである。積雪期間は11月上旬から4月中旬であり、1月下旬から2月にかけてはオホーツク海から宗谷海峡に流氷が流入し、一部が接岸することがある[9]。夏は緯度が高いこともあり北海道内でも安定して冷涼である。夏日日数の平年値は10日を切る。近年は冷涼とされる道東やオホーツク海側で猛暑日が多発するなか、2001年から2020年までの20年間は真夏日すら観測されていなかった。海岸に面しているためが強く、日最大風速10 m/sとなる日が年間88.9日ある。

さらに見る 要素, 観測値 ...
概要 稚内市, 雨温図(説明) ...
さらに見る 稚内地方気象台(稚内市開運、標高3m)の気候, 月 ...
さらに見る 稚内市(宗谷岬)の気候, 月 ...
さらに見る 稚内市(沼川)の気候, 月 ...
さらに見る 稚内(稚内地方気象台・1961年 - 1990年平均)の気候, 月 ...
さらに見る 平均気温の推移, 最高気温・最低気温・湿度の推移 ...

人口

国勢調査による稚内市の人口は、1975年(昭和50年)の55,464人をピークに減少しており[15]2002年(平成14年)には「過疎地域」に指定されている[16]。社会動態は1969年(昭和44年)に転出数が転入数を上回る社会減が続き[17]、自然動態は2003年(平成15年)以降は死亡数が出生数を上回る自然減が続いている[17]2010年(平成22年)から2013年(平成25年)の4年間では1,588人の転出超過であり、道北では最大の転出超過数になっている[18]。特に生産年齢人口の流出が激しく、2012年(平成24年)10月からの1年間で734人減少(減少率3.2%)している一方、高齢者人口は160人増加している[19]

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稚内市と全国の年齢別人口分布(2005年) 稚内市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 稚内市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
稚内市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 54,493人
1975年(昭和50年) 55,464人
1980年(昭和55年) 53,471人
1985年(昭和60年) 51,854人
1990年(平成2年) 48,232人
1995年(平成7年) 45,754人
2000年(平成12年) 43,774人
2005年(平成17年) 41,592人
2010年(平成22年) 39,601人
2015年(平成27年) 36,380人
2020年(令和2年) 33,563人
総務省統計局 国勢調査より

消滅集落

「平成27年国勢調査」によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[20]

  • 稚内市 - 水面調査区、大字稚内村、若葉台、新末広町、新光町

隣接する自治体

宗谷総合振興局
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歴史

要約
視点
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現在の北防波堤に接岸している稚泊連絡船「亜庭丸」

稚内は1685年貞享2年)に松前藩が藩主直轄の宗谷場所を開設したことに始まり[21]アイヌとの交易の場や北方警備の要所になった[21]1879年明治12年)、宗谷村に戸長役場が置かれたことを稚内の開基としている[21]

沿革

「稚内のあゆみ」参照[22]

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政治

行政

役所

市長

市長
  • 工藤広(2011年5月1日就任、4期目)
    • 2011年(平成23年)の市長選挙で次点候補と198票差で当選。2015年(平成27年)の市長選では推薦・支持政党がともにない中で出馬し[30]無投票当選した[31]。任期満了日は2027年4月30日。
副市長
  • 川野忠司(2019年6月1日就任)
歴代市長
さらに見る 代, 市長名 ...

市民憲章・都市宣言

稚内市民憲章

わたくしたちは、氷雪の門のあるところ秀峰利尻富士と樺太を望む、日本北端の都市稚内の市民です。
わたくしたちは、きびしい風土のなかから、たくましく前進する稚内をつくることを誇りとし、この憲章を定めます。
自然を愛し、うつくしい緑のまちをつくりましよう。
生産を高め、ゆたかな暮しのまちをつくりましよう。
文化を育て、あたたかい心のまちをつくりましよう。
きまりを守り、あかるい住みよいまちをつくりましよう。
子どもたちに、しあわせな希望のまちをつくりましよう。
昭和43年4月1日告示[32]

都市宣言

  • 安全都市宣言(昭和37年9月18日制定)
  • 平和都市宣言(昭和44年12月24日制定)
  • スポーツ都市宣言(昭和56年12月17日制定)
  • 子育て平和都市宣言(昭和61年6月7日制定)
  • 環境都市宣言(平成23年3月1日制定)

議会

市議会

  • 議員定数:18人[33]
  • 議会
    • 定例会(3月、6月、9月、12月)[33]
    • 臨時会[33]
  • 委員会
    • 常任委員会[33]
      • 総務経済常任委員会[33]
      • 民生文教常任委員会[33]
    • 特別委員会[33]

不祥事

  • 2007年(平成19年)に政務調査費をめぐる不正事件が発覚した。しかし旭川地裁判決で不正利得を得たと判断された2人の議員のうち1人に至っては、2019年4月30日まで議長を務めていた[34]。現在2人とも引退している。
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国家機関

官公庁

裁判所

独立行政法人・特殊法人等

地方独立行政法人

特殊法人等

道の機関

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施設

警察

警察署
交番
  • 中央交番、大黒交番、朝日交番
駐在所

野寒布駐在所、勇知駐在所、声問駐在所、沼川駐在所、宗谷駐在所、宗谷岬駐在所

警備派出所
  • 稚内空港警備派出所

消防

本部
消防署
  • 稚内消防署

医療

主な病院

郵便局

  • 沼川郵便局(集配局)
  • 宗谷郵便局(集配局)[注 2]
  • 稚内宝来郵便局
  • 稚内港郵便局
  • 稚内南郵便局
  • 稚内潮見郵便局
  • 稚内萩見郵便局
  • 声問郵便局
  • 宗谷岬郵便局(日本最北端の郵便局)
  • 抜海郵便局
  • 勇知郵便局
  • 稚内ノシャップ簡易郵便局
  • 稚内緑簡易郵便局
  • 稚内富岡簡易郵便局
  • 稚内富磯簡易郵便局
  • 稚内曲渕簡易郵便局
  • 稚内富士見簡易郵便局(2020年10月31日より閉鎖中[35]

公共施設

  • 稚内市立図書館
  • 稚内市青少年科学館
  • 稚内市立ノシャップ寒流水族館
  • 稚内市地域交流センター(キタカラ(KITAcolor)内)
  • 稚内市総合福祉センター
  • 稚内市保健福祉センター
  • 稚内総合文化センター
  • 稚内市総合勤労者会館
  • 稚内市ポートサービスセンター
  • 稚内市地方卸売市場
  • 稚内市日ロ友好会館
  • 稚内市動物ふれあいランド
  • 下水終末処理場
  • 稚内聖苑
  • 稚内市大規模草地

運動施設

  • 稚内市総合体育館
  • 稚内市体育館
  • 稚内市緑体育館
  • 稚内市営球場
  • 稚内市若葉球場
  • 稚内市大沼球場
  • 稚内市大沼第2球場
  • 稚内市こまどりスキー場
  • 稚内市上勇知スキー場
  • 稚内市温水プール水夢館
  • 稚内市スポーツセンター
    • カーリング場
    • 武道館
  • 稚内市富士見球技場
  • 稚内市若葉球技場
  • 稚内市ソフトボール場
  • 稚内市緑庭球場
  • 稚内市宝来庭球場
  • 稚内市こまどりパークゴルフ場
  • 稚内市ノシャップ公園パークゴルフ場
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対外関係

姉妹都市・提携都市

海外

姉妹都市
提携都市

国内

提携都市

姉妹港・提携港

姉妹港
提携港
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経済

要約
視点
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稚内公園から眺めた稚内市街(2006年10月)

稚内市の産業は水産農業観光を基幹産業としている[1]。また、旭川以北で最大の都市になっていることから、海上保安部、自衛隊税務署裁判所、区検察庁などの国の機関や宗谷総合振興局が置かれている[42]港湾重要港湾稚内港を始めとして、地方港湾宗谷港や9つの漁港がある[43]。産業別就業者は第一次産業が8.4 %、第二次産業が21.9 %、第三次産業が69.8 %になっており(平成22年国勢調査)[44]、第一次産業(特に漁業)の割合が高くなっている[44]

組合

第一次産業

漁業

漁業北洋漁業を中心とする水産業が発展し、1960年(昭和35年)には第一次産業が産業別人口全体の約30%を占めていたが[45]1977年(昭和52年)の「200海里漁業専管水域」の設定により、関連業種を含めて打撃を受け、就業人口が大きく減少した[45]市場は主に沖合いの底曳網漁業による漁獲物を扱う「稚内市地方卸売市場」、主に沿岸の漁獲物を扱う「稚内漁業協同組合地方卸売市場」がある[46]。魚種別水揚高はホタテガイが最も多く、次いでホッケイカナゴナマコなどがある[47]ロシアから輸入される水産物1988年(昭和63年)頃から始まり、1993年(平成5年)頃から本格化した[48]2012年(平成24年)に水産物の密漁・密輸出対策に関する日露協定が結ばれ、2014年(平成26年)に発効し[48]、それまで主な輸入海産物であったカニにも確認手続きが必要になったため、カニ輸入が減少した[48][49]

農業

農業は昭和20年代に畑作農業から有畜農業への転換を図っており[50]酪農を主業としている農家の割合が高くなっている[51]。そのため、農業生産は主に生乳の個体販売であるが、一部の農家で馬鈴薯(ジャガイモ)を中心にイチゴミニトマトなどを生産している[52]

林業

林業は明治末期から大正後期にかけての乱伐と山火事による無立木地の解消を目的に造林事業を行ってきた[53]。昭和20年代後半から民有林の造林が本格化した[53]

第二次産業

工業

工業は製造品出荷額の多くを食料品製造業が占めており、水産物加工業が主な産業になっている[54]商業は宗谷地域の中心都市としての機能を有しているが、購買力が市外に流出しており、市内の空洞化が見られる[55]

エネルギー産業

付近に風を遮る地形が少なく、日最大風速10 m/sに達する日が年間83.8日ある稚内市は[9]、日本国内における風力発電の導入に先駆的な地域である上、さらにバイオマスの燃料を使用した発電や、太陽光発電などにも取り組んできた結果、再生可能エネルギーだけで市内の消費電力の約9割を賄うことができる発電量を達成した[56]

第三次産業

商業

主なスーパーマーケット

物流

観光業

稚内周辺では1989年に天北線が廃線になった上、宗谷本線も列車の減便が続き、廃線に向けた検討が行われるなど鉄道は存続が厳しい状況にある[57]。一方で、稚内空港は1987年にジェット機の就航が可能になった後、2009年には滑走路が延長供用されるなど空港の整備が続けられている中で、2013年度の稚内の観光入込客数は497,400人と低調だった。これは1995年度の半数に満たない状況である[58]

金融機関

拠点を置く主な企業

50音順

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情報・通信

マスメディア

新聞社・通信社

業界紙・雑誌

放送局

テレビ放送
ラジオ放送
  • エフエムわっかない(FMわっぴー)

生活基盤

ライフライン

電力

電源開発
  • 風力発電
    • さらきとまないウィンドファーム
    • 稚内ウィンドパワー
    • 稚内風力第1・第2発電所
    • 稚内公園風力発電所
    • 稚内市水道事業風力発電所
  • 太陽光発電
    • 稚内メガソーラー発電所(桜井・ほくでんエコエナジー共同企業体に委託)

教育

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育英館大学(2006年10月)

大学

私立

高等学校

道立
私立

中学校

市立

小学校

市立

小中併設校

市立

幼稚園

  • 大谷幼稚園[59]
  • 鈴蘭幼稚園[59]
  • 富岡幼稚園[59]
  • ひかり幼稚園[59]
  • 稚内幼稚園[59]

保育所

  • 稚内市立港保育所[59]
  • 稚内市立白樺保育所[59]
  • 富岡保育園[59]
  • もぐもぐ保育園[59]
  • オアシス保育園[59]
  • きらきら保育園[59]
  • 恵北保育所[59]
  • 宗谷保育所[59]
  • 沼川保育所[59]
  • 勇知保育所[59]

特別支援学校

  • 北海道稚内養護学校

学校教育以外の施設

廃止・閉校となった学校

高等学校

中学校

  • 稚内市立大岬中学校(1967年宗谷中学校に統合、小学校は現存)
  • 稚内市立富磯中学校(同上)
  • 稚内市立声問中学校(1969年7月1日に恵北中と名目統合、70年4月1日に南中学校の一部校区、8月1日に更喜苫内中を名目統合し、同年8月26日に稚内市立稚内東中学校が開校。小学校は現存)

小学校

  • 稚内市立稚内北小学校(1967年稚内小と統合し稚内市立稚内中央小学校が開校)
  • 稚内市立稚内小学校(同上)
  • 稚内市立上増幌小学校(1974年増幌小中に統合)
  • 稚内市立曙小学校(2002年統合により稚内市立天北小中学校か開校)
  • 稚内市立上声問小学校(同上)

小中学校

  • 稚内市立三井沢小中学校(1954年中学校が曲渕小中に統合。1964年に炭鉱が閉山し小学校も閉校、同時に三井沢集落も解散)
  • 稚内市立峰岡小中学校(1969年閉校、漁業不振により同時に峰岡集落も解散)
  • 稚内市立恵北小中学校(1969年中学校が声問中と名目統合し翌年東中が開校。1981年小学校が増幌小中と統合、同時に中学校の校区も増幌小中に変更)
  • 稚内市立更喜苫内小中学校(1970年中学校が声問中、恵北中、南中(一部)と名目統合し稚内東中が開校。2001年小学校が潮見が丘小に統合、同時に中学校の校区も潮見が丘中に変更)
  • 稚内市立夕来小中学校(1985年下勇知小中に統合)
  • 稚内市立樺岡小中学校(2002年統合により稚内市立天北小中学校が開校)
  • 稚内市立豊別小中学校(同上)
  • 稚内市立上修徳小中学校(同上)
  • 稚内市立沼川小中学校(同上)
  • 稚内市立曲渕小中学校(同上)
  • 稚内市立抜海小中学校(2007年稚内南小・中に統合)
  • 稚内市立東浦小中学校(2010年中学校が宗谷中に統合、小学校が大岬小に統合)
  • 稚内市立下勇知小中学校(2013年稚内南小・中に統合)
  • 稚内市立稚内西小中学校(2014年休校。2015年小学校は稚内中央小と稚内南小に分割統合、中学校は稚内中と稚内南中に分割統合)
  • 稚内市立上勇知小中学校(2016年稚内南小・中に統合)
  • 稚内市立増幌小中学校(2024年)
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交通

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稚内空港(2012年6月)
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稚内駅(キタカラ (KITAcolor) )(2016年10月)
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国道40号(国道232号との重複区間)(2008年4月)
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道の駅わっかない(キタカラ(KITAcolor))(2012年6月)
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稚内フェリーターミナル(2008年5月)

空港

鉄道

廃線となった路線

バス

路線バス

高速バス

タクシー

「天北地区、恵北・増幌地区」を対象とした乗合タクシー(予約制)を運行している(乗合タクシーの運行は宗谷バスが行っている)。

  • 稚内日の丸交通(大丸交通グループ)
  • 北都ハイヤー(北都交通グループ)

道路

市内を通る幹線道路は、シーニックバイウェイの「宗谷シーニックバイウェイ」になっている他[62]北海道道106号稚内天塩線には「日本海オロロンライン」の愛称がついている。

国道

道道

道の駅

港湾

航路

フェリー

観光

文化財

国登録

道指定

市指定

名所・旧跡

神社
  • 北門神社
  • ウロンナイ稲荷神社
  • 豊浜神社
  • 坂ノ下神社(龍神沼)
  • 巌島神社(宗谷厳島神社)[66]
  • 明治神社
  • 沼川神社
  • 曲渕神社
寺院

観光スポット

文化・名物

祭事・催事

  • 初日の出 in てっぺん(元日)
  • わっかない氷雪の広場(2月中旬)
  • JAPAN CUP 全国犬ぞり稚内大会(2月最終土日)
  • 日本最北端わっかない白夜祭(6月中旬)
  • 北門神社例大祭(7月4日 - 6日)
  • 稚内みなと南極まつり(8月第1土日)
  • 最北端・食マルシェ(2019年より休止中)
  • 稚内市子ども芸能祭・南中ソーラン祭(8月下旬)

名産・特産

稚内付近の海域には魚介類が多数生息している上、海藻類も豊富に生育しており[71]ホタテガイウニツブ貝ナマコミズダコオオナゴなどが獲れる[71]。春から秋にかけてはハマボウフウタケノコチシマザサ)などの山菜[72]、馬鈴薯(ジャガイモ)やカボチャなどの野菜を収穫することができる[72]。勇知いもは冷水害の影響や畑作から酪農への転換により販売中止に追い込まれたが、特産品復活のために有志が研究会を設立し、自然冷熱利用貯蔵庫を使用することで馬鈴薯の高糖度化を実現しており[73]北海道の「YES!clean」表示制度[74]特許庁の「地域団体商標」に登録されている[75]。稚内から生まれた水産物、農畜産物、加工品などを「稚内ブランド」に認定しており、北海道内外に宣伝している[76]

稚内のラーメンはホタテラーメン、エビラーメン、カニラーメン、海藻ラーメンなどを店舗独自に開発している。宗谷丘陵では「宗谷黒牛」を放牧しており、日本国内最大級の公設牧場「宗谷岬肉牛牧場」で飼育している[77]。「稚内牛乳」は低温殺菌によって牛乳本来の風味を残しているため賞味期限が短く、地元でしか味わうことができない。タコミズダコ)の名産地であることから「たこしゃぶ」や肉の代わりにタコを使用した「タコカレー」がある[78]。稚内では炒麺(チャーメン)を提供する飲食店が多く、店舗ごとに特色がある[79]

稚内市を舞台とした作品

書籍

テレビアニメ・ドラマ

映画

音楽

出身・関連著名人

名誉市民

受賞順

  • 西岡斌(元稚内町長・稚内市長、元北海道議会議員)[80]
  • 渋谷長吉(元稚内町議会議員・稚内市議会議員)[80]
  • 瀬戸常蔵(元稚内市議会議員など)[80]
  • 高橋善之助(元稚内市議会議員など)[80]
  • 浜森辰雄(元稚内市長、元北海道議会議員)[80]
  • 吉田政一(元北海道議会議員、元稚内市議会議員)[80]
  • 井須孝誠(元稚内信用金庫理事長・会長・最高顧問、元稚内商工会議所会頭など)[80]
  • 横田愼一(医師、病院経営者)

市民栄誉賞

受賞順

出身人物

ゆかりのある人物

脚注

参考資料

関連項目

外部リンク

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