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2004年の日本プロ野球
2004年のNPB ウィキペディアから
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2004年の日本プロ野球(2004ねんのにほんぷろやきゅう)では、2004年の日本プロ野球(NPB)における動向をまとめる。
→メジャーリーグベースボール(MLB)の動向については2004年のメジャーリーグベースボール、NPB、MLB以外の野球動向については2004年の野球を参照
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できごと
1月
- 1月9日 - 野球体育博物館は2004年度の野球殿堂表彰者を発表。競技者表彰として元近鉄バファローズ、オリックス・ブルーウェーブ監督の仰木彬、特別表彰として2000年に死去した元大洋ホエールズの秋山登を選出。元阪神タイガースのランディ・バースは競技者表彰の部門で有効投票に5票足りず殿堂入りならず。来年度以降資格を失った[2]。
- 1月13日 - 千葉ロッテマリーンズは前アトランタ・ブレーブスのマット・フランコを獲得したと発表[3]。
- 1月15日 - プロ野球コミッショナーの川島廣守が、3月の任期切れを待たず1月をもって退任すると表明[4]。
- 1月20日 - シアトル・マリナーズの佐々木主浩が東京・赤坂プリンスホテルにて記者会見し、マリナーズを退団し日本球界に復帰する意向を表明[5]。
- 1月22日 - オリックスは元監督で巡回打撃コーチに就任予定だったレオン・リーが退団したと発表[6]。
- 1月23日 - 読売ジャイアンツは阪神からカツノリを金銭トレードで獲得したと発表[7]。
- 1月26日
- 1月28日 - プロ野球コミッショナーの川島廣守と日本高等学校野球連盟の会長の脇村春夫を高校生のドラフトに関する覚書に調印。脇村は現役のプロ野球選手による現役の高校生への指導について「今後、プロ側と指導の具体的なやり方について話し合っていきたい」と語る[10]。
- 1月30日 - プロ野球オーナー会議が都内のホテルで開かれ、コミッショナーの川島廣守が退任し後任に元公正取引委員会委員長の根来泰周の就任を全会一致で承認[11]。
- 1月31日
2月
- 2月3日
- 2月4日 - 近鉄の球団社長の永井充が東京・千代田区のコミッショナー事務局にコミッショナーの根来泰周を訪ね、球団名の売却について説明。根来はこの後記者会見し「野球協約上いろいろ難しい面があると思っている」と語る[17][18]。
- 2月5日
- 近鉄の球団社長の永井充が大阪市のホテルにて記者会見し、1月31日に明らかにした球団名の売却案について撤回すると正式に表明[19]。
- 北海道日本ハムファイターズは、元オリックスのフェルナンド・セギノールの入団を発表[20]。
- 2月21日 - 福岡ダイエーホークスの松中信彦が宮崎市内で球団と3度目の代理人による契約交渉を行い、出来高払いを含む3年契約10億5千万円で合意しサイン[21]。
- 2月23日 - 近鉄は3月の球団の株主総会で球団社長の永井充が退任、後任に球団代表の小林哲也が就任する事が決定[22]。
3月
4月
- 4月2日 - プロ野球のセントラル・リーグの公式戦が開幕。
- 4月3日 - オリックスの大島公一がヤフーBBスタジアムでの対大阪近鉄バファローズ2回戦の六回裏一死二、三塁の場面で犠打を決め、プロ通算250犠打を達成[27]。
- 4月4日
- 4月6日 - 日本ハムの金子誠が千葉マリンスタジアムでの対ロッテ2回戦に出場し、プロ通算1000試合出場を達成。史上391人目[31]。
- 4月9日 - 広島東洋カープの前田智徳が広島市民球場での対横浜1回戦の3回裏に2号本塁打を放ち、プロ通算200本塁打を達成。史上78人目[32]。
- 4月11日 - ヤクルトスワローズの岩村明憲が東京ドームでの対巨人3回戦の三回表に5号本塁打を打ち、これが球団通算6000本塁打となる[33]。
- 4月13日 - 中日ドラゴンズのアレックス・オチョアが東京ドームでの対巨人4回戦で、二回表に3号本塁打、三回表に三塁打、四回表に二塁打、延長十一回表に安打を打ち、サイクル安打を達成[34]。
- 4月14日 - 中日の福留孝介が東京ドームでの対巨人5回戦の八回表に巨人の上原浩治から3号2点本塁打を打ち、プロ通算100本塁打を達成[35]。
- 4月17日 - 東京ドームで日本ハム対ロッテ5回戦が行われ、日本ハムがロッテに6-2で勝ち、敗れたロッテは2年ぶり10連敗。ロッテの黒木知宏が先発し、2001年7月以来3年ぶりに公式戦登板[36]。
- 4月18日 - ロッテが東京ドームでの対日本ハム6回戦に13-2で勝利し、連敗を10で止める[37]。
- 4月20日 - 巨人の阿部慎之助が東京ドームでの対横浜1回戦の五回裏に9号本塁打を打ち、これで巨人は開幕から15試合連続本塁打のセ・リーグ新記録[38]。
- 4月21日
- 4月22日 - 東京ドームでの巨人対横浜3回戦で、巨人の清水隆行が一回裏に3号本塁打を打ち、巨人はプロ野球記録の開幕連続試合本塁打が17となり、阪急が1969年に記録した日本記録に並ぶ[41]。巨人の井出竜也が代打で出場し、プロ通算1000試合出場を達成[42]。
- 4月24日 - オリックスの川越英隆が千葉マリンスタジアムでの対ロッテ5回戦に先発して7回無失点の内容で勝利投手となり、2002年から続いていた連敗を15で止める[43]。
- 4月30日 - 巨人の阿部慎之助が神宮球場での対ヤクルト5回戦の五回表に15号2点本塁打、九回表に16号本塁打を打ち、プロ野球タイ記録の月間16本塁打[44]。
5月
- 5月1日 - ダイエーの倉野信次が大阪ドームでの対近鉄7回戦の八回裏に登板して無失点に抑え、パ・リーグ新記録となる7試合連続ホールドを達成[45]。
- 5月2日
- 5月3日 - 近鉄の水口栄二が西武ドームでの対西武7回戦の3回表に安打を放ち、プロ通算1000安打を達成。史上217人目[49]。
- 5月5日 - 巨人の清水隆行が横浜スタジアムでの対横浜6回で、一回表に4号本塁打、四回表に安打を打ち、プロ通算1000安打を達成[50]。
- 5月8日 - 巨人のロベルト・ペタジーニが広島市民球場での対広島8回戦の一回表に6号本塁打を打ち、プロ野球通算200本塁打を達成[51]。
- 5月9日 - 巨人の仁志敏久が広島市民球場での対広島9回戦の一回表に7号本塁打を打ち、プロ通算100本塁打を達成[52]。
- 5月10日 - 日本ハムの立石尚行が札幌ドームでの対ロッテ7回戦に先発、ボークを一回表に2つ、四回表に1つとられ、1試合3ボークのプロ野球タイ記録[53]。
- 5月12日 - 日本ハムが札幌ドームでの対ロッテ9回戦でチーム1試合9二塁打のパ・リーグタイ記録。史上4度目[54]。
- 5月15日 - オリックスは打撃投手の栗山聡を現役選手登録[55]。
- 5月17日 - 近鉄二軍打撃コーチ鈴木貴久が急性気管支炎により死去
- 5月18日
- 5月23日 - 中日の立浪和義が横浜スタジアムでの対横浜11回戦の八回表に二塁打を打ち、セ・リーグ新記録の通算423二塁打を達成[56]。
- 5月25日 - 日本ハムの吉崎勝が札幌ドームでの対ダイエー11回戦に先発して4回1/3で降板し、日本ハムは2001年に横浜が記録した試合連続完投なしのプロ野球記録を更新する48試合連続完投なし[57]。
- 5月27日 - ヤクルトとロッテは前田浩継と田中充・丸山泰嗣のトレードが成立したと発表[58]。
- 5月29日
- 5月30日 - ダイエーは、ヤフーBBスタジアムでの対オリックス10回戦の3回表にペドロ・バルデスが、5回表に城島健司が満塁本塁打を放ち、史上16度目のプロ野球タイ記録となるチームで1試合2満塁本塁打[61]。
- 5月31日 - 日本ハム対西武11回戦が函館で行われ、日本ハムの新庄剛志が三回裏に安打を打ち、プロ通算1000安打を達成[62]。西武の和田一浩が十回表に17号満塁本塁打を打ち、プロ通算100本塁打を達成[63]。
6月
- 6月1日 - 福岡ドームでのダイエー対ロッテ9回戦でダイエーの城島健司が三回裏に安打を打ちプロ通算1000安打を達成[64]。ダイエーの杉内俊哉が先発し二回七失点で降板し、降板直後ベンチを手で殴って指を骨折[65]。
- 6月2日 - 巨人の河本育之と日本ハムの隼人の交換トレードが成立し、両球団が発表[66]。
- 6月3日 - ヤクルトの五十嵐亮太が甲子園球場での対阪神10回戦の九回裏から救援登板し、九回裏二死一、三塁、打者・今岡誠への3球目に日本プロ野球最速記録タイの158Kmを記録[67]。
- 6月4日 - 神宮球場で行われたヤクルト対巨人9回戦が行われ、巨人の清原和博が一回表に安打を打ち、プロ通算2000安打を達成[68]。巨人の先発・工藤公康が五回裏にビリー・マーチンからこの試合6個目の三振を奪い、プロ通算2500奪三振を達成[69]。仁志敏久が一番・二塁で先発出場しプロ通算1000試合出場[70]。
- 近鉄の中村紀洋が千葉マリンスタジアムでの対ロッテ12回戦の六回表に12号2点本塁打を打ち、プロ通算300本塁打を達成[71]。
- 6月5日 - 神宮球場での巨人対ヤクルト10回戦で、巨人の清水隆行が二番・左翼で先発出場し、プロ通算1000試合出場を達成[72]。ヤクルトのアレックス・ラミレスが7号2点本塁打を打ち、通算100本塁打を達成[73]。
- 6月7日 - 東京ドームでのダイエー対日本ハム戦13回戦でダイエーが9-6で日本ハムに勝ち、ダイエーの監督の王貞治は監督通算1000勝を達成[74]。
- 6月8日
- 6月9日 - ロッテの初芝清がヤフーBBスタジアムでの対オリックス13回戦の二回表に安打を打ち、プロ通算1500安打を達成[77]。
- 6月12日 - 近鉄の岩隈久志が大阪ドームでの対日本ハム12回戦に先発して7回無失点の内容で10勝目を挙げ、球団タイの開幕10連勝を記録[78]。
- 6月13日 - 日本経済新聞が近畿日本鉄道が大阪近鉄バファローズをオリックス・ブルーウェーブへ譲渡する方向で交渉中と報道[79][80]。
- 6月15日 - 阪神の平下晃司とロッテの立川隆史のトレードが成立し、両球団が発表[81]。
- 6月17日
- 6月18日
- 6月19日 - 横浜の三浦大輔がナゴヤドームでの対中日13回戦に先発し、プロ通算1500投球回を達成[89]。
- 6月23日
- 6月26日 - ロッテの堀幸一が対西武15回戦の一回表に安打を打ち、プロ通算1500安打を達成[93]。
- 6月28日
- 阪神がアトランタ・ブレーブス傘下のAAA級リッチモンドのトレイ・ホッジスの獲得を発表[94]。
- 日本ハムが1999年から2002年まで同球団に在籍したシャーマン・オバンドーと正式契約を結んだと発表。背番号は67[95]。
- 6月29日
- 6月30日 - 広島の緒方孝市が対中日14回戦の五回表に14号本塁打を打ち、プロ通算200本塁打を達成[98]。
7月
- 7月1日 - 日本ハムの田中幸雄が札幌ドームでの対ロッテ17回戦に6番・指名打者で先発出場し、プロ通算2000試合出場を達成[99]。
- 7月2日 - 巨人の小久保裕紀が広島市民球場での対広島16回戦の3回表に23号満塁本塁打を放ち、プロ通算250本塁打を達成。史上46人目[100]。
- 7月6日 - 日本ハムの金子誠が札幌ドームでの対近鉄14回戦で遊撃手1試合11補殺のパ・リーグタイ記録。史上4人目[101]。
- 7月7日 - オーナー会議が東京都内のホテルで開かれ、近鉄とオリックスの統合について、二つの地域権や選手の配分方法について、球団代表の会議で協議されていた方向でまとめ、9月8日のオーナー会議で、正式承認を目指す方向で一致。また、西武のオーナーの堤義明はパ・リーグでもう一組の合併が進行中であると発言[102]。
- 7月16日 - 横浜スタジアムでの横浜対広島14回戦で、横浜の佐伯貴弘が2回裏に安打を放ち、プロ通算1000安打を達成。史上222人目[103]。横浜の佐々木主浩が9回表の途中から救援登板してシーズン19セーブ目を挙げ、高津臣吾が記録した通算最多セーブポイントのプロ野球記録289に並ぶ[104]。
- 7月23日 - ダイエーの松中信彦が福岡ドームでの対ロッテ18回戦の一回裏に33号3点本塁打を打ち、パ・リーグタイ記録となる6試合連続本塁打を達成[105]。
- 7月24日 - 日本ハムの小笠原道大が東京ドームでの対オリックス16回戦の5回裏に安打を放ち、プロ通算1000安打を達成。史上223人目[106]。862試合目での達成は球団最速[107]。
- 7月26日 - プロ野球実行委員会が都内のホテルで開かれ、阪神の球団社長の野崎勝義が球団統合、リーグ再編成の問題について、来季まで二リーグを維持し、一年間かけて議論するよう提案。阪神・中日・広島は2リーグ制を支持し、巨人とパ・リーグは1リーグ制を支持[108][109]。
- 7月28日 - ロッテは監督のボビー・バレンタインが友人の見舞いのため帰国したため、この日のヤフーBBスタジアムでの対オリックス19回戦はヘッドコーチの西村徳文が監督代行を務めた[110]。
8月
- 8月1日 - 阪神の金本知憲が甲子園球場での対巨人戦21回戦に四番・左翼で先発出場してフル出場し、プロ野球新記録となる701試合フルイニング出場を達成[111]。
- 8月3日 - 神宮球場でのヤクルト対巨人17回戦で、巨人は上原浩治が先発し、プロ通算1000投球回を達成[112]。ヤクルトの鈴木健が5番・一塁で先発出場し、プロ通算1500試合出場を達成[113]。
- 8月11日
- 8月13日
- 巨人は臨時株主総会を開き、明治大学野球部4年生の一場靖弘に対し日本学生野球憲章22条で禁じられているプロ野球団からアマチュア選手への金銭授受を行ったとして、球団社長の土井誠、球団代表の三山秀昭、球団副代表の高山鋼市の三人を解任し、後任の球団社長に読売新聞東京本社執行役員総務局長の桃井恒和、球団代表に読売新聞東京本社運動部長清武英利を選出。オーナーの渡辺恒雄が道義的責任を取って辞任し、後任に読売新聞東京本社取締役社長の滝鼻卓雄が就任[116][117]。
- 西武の西口文也が札幌ドームでの対日本ハム20回戦に先発し、プロ通算1500投球回を達成[118]。
- 東京ドームにて巨人対横浜20回戦で、巨人はロベルト・ペタジーニ、堀田一郎、小久保裕紀、清水隆行の4選手が本塁打を打ち、球団新記録の年間206本塁打[119]。
- 8月18日 - 巨人の工藤公康が東京ドームでの対ヤクルト20回戦に先発して今季9勝目を挙げ、プロ通算200勝を達成[120]。
- 8月20日 - ロッテの福浦和也が千葉マリンスタジアムでの対ダイエー23回戦の六回裏に安打を打ち、プロ通算1000安打を達成[121]。
- 8月22日 - 近鉄の吉田豊彦が大阪ドームでの対日本ハム24回戦の七回表に救援登板し、プロ通算500試合登板を達成[122]。
- 8月25日 - 巨人の仁志敏久が東京ドームでの対中日21回戦で四回裏に23号本塁打を打ち、巨人のチーム本塁打が219本となり、阪神が1985年に記録したセ・リーグ最多本塁打記録に並ぶ[123]。
- 8月28日 - 西武の小関竜也が西武ドームでの対ダイエー23回戦の一回裏に犠打を決め、プロ通算200犠打を達成[124]。
9月
- 9月3日
- 9月4日 - 阪神の金本知憲が甲子園球場での対巨人25回戦で四回裏に見逃し三振を喫し、プロ通算1000三振[127]。
- 9月5日 - 大阪ドームでのダイエー対近鉄25回戦でダイエーが6-5で勝利し、札幌ドームでの日本ハム対西武25回戦で日本ハムが1-4で敗れたため、ダイエーのプレーオフ進出が決定[128]。
- 9月6日
- 日本プロ野球選手会は神戸市内で臨時運営委員会を開き、オリックスと近鉄の統合の一年間の凍結などの要求が認められない場合、9月11日以降の毎週土日の、二軍を含めた公式戦でストライキを行うことを決議[129]。
- プロ野球実行委員会が開かれ、オリックスと近鉄の統合を承認。広島は裁決を棄権。
- 9月7日
- 9月8日 - プロ野球臨時オーナー会議が都内のホテルで開かれ、近鉄とオリックスの合併を正式承認。西武のオーナーの堤義明は、7月7日のオーナー会議で言及した「もう一組の合併」のダイエーとロッテの合併については、ダイエーが正式に断ったと報告。現時点で来季の公式戦はセ・リーグ6球団、パ・リーグ5球団で運営することを確認。会議の記者会見で、オーナー会議の議長の滝鼻卓雄は、来季から交流戦を行う構想を明らかにした[132]。
- 9月10日 - オリックスと近鉄の統合の一年間の凍結などを求めストライキを通告していた日本プロ野球選手会と、日本プロ野球プロフェッショナル組織との協議・交渉委員会が大阪市内のホテルで11時より開かれ、来季のセ・リーグ、パ・リーグの2リーグ制での運営、交流戦を実施した際の近鉄とオリックスの経営分析のシミュレーションを行うことなど6項目で合意し、11、12日のストライキは回避することで合意[133]。
- 9月14日 - ヤフーBBスタジアムでのダイエー対オリックス27回戦でダイエーが5-3で勝利し、シーズン同一カード最多タイの23勝[134]。
- 9月15日
- 9月16日 - 楽天は新球団の本拠地を宮城県仙台市にすると発表。
- 9月17日
- 9月19日 - 西武の潮崎哲也が今季限りで現役引退することを表明[140]。
- 9月20日
- 9月21日
- 9月22日
- 9月23日 - 22日に引き続いて日本プロ野球選手会と日本プロフェッショナル野球組織の労使・交渉委員会が名古屋市内のホテルで開かれ、来季12球団に戻すことを視野に新規参入の審査を早急に行う、加盟料・参加料の撤廃、預かり金保証制度の導入など7項目で合意し、ストライキを回避[149]。
- 9月24日
- 9月25日
- 9月26日 - 巨人の前田幸長が東京ドームでの対阪神27回戦の8回途中から救援登板し、プロ通算500試合登板を達成。史上76人目[156]。
- 9月27日
- 9月28日 - オリックスは監督の伊原春樹が退任すると発表。
- 9月29日 - 巨人の高橋由伸が東京ドームでの対広島27回戦の六回裏に安打を打ち、プロ通算1000安打を達成。史上227人目[159]。
10月
- 10月1日
- 10月3日
- 10月4日
- 10月5日 - 阪神が伊良部秀輝に戦力外通告[168]。
- 10月6日
- 10月7日
- 10月8日 - 横浜は監督の山下大輔を14時にTBS本社に呼び、来季の契約を結ばないと通告[175]。
- 10月10日 - 神宮球場でのヤクルト対中日28回戦でヤクルトは中日に2本塁打を打たれ、中日が1976年に記録したリーグ年間最多被本塁打199を更新する通算年間200被本塁打を記録[176]。
- 10月11日 - パ・リーグのプレーオフ第2ステージの西武対ダイエーの第5戦が行われ、西武が延長10回4-3で勝利し、2年ぶりリーグ優勝が決定[177]。
- 10月12日 - オリックスと近鉄の統合球団のオリックス・バファローズの初代監督に仰木彬が就任することが決定し、大阪市内のホテルで記者会見[178]。
- 10月13日 - ダイエー本社は19時半より臨時取締役会を開き、産業再生機構に支援要請することを決定。社長の高木邦夫は記者会見の中で、ダイエー球団について「継続保有したいお願いした」と語る[179][180]。
- 10月14日
- 10月15日 - 巨人が野村克則(カツノリ)に戦力外通告[183]。
- 10月16日
- 10月18日
- 10月22日 - 阪神と横浜は、明治大学硬式野球部の一場靖弘に対しそれぞれ25万円、60万円の現金を渡していたことを認め、両球団のオーナーが責任を取って辞任すると表明[190]。
- 10月25日
- 10月26日
- 10月27日
- 10月29日 - プロ野球実行委員会が都内のホテルで開かれ、11月2日の実行委員会とオーナー会議で、来季からの新規参入を目指すライブドアと楽天から1社だけを選ぶことで合意[198]。
11月
- 11月1日
- 11月2日 - 日本プロフェッショナル野球組織は新規参入を希望していた楽天とライブドア社を審査。パ・リーグは理事会を開き審査小委員会の報告を元に議論し全会一致で楽天を推薦。11時からプロ野球実行員会が開かれ、パ・リーグが楽天を推薦した事を発表。セ・リーグの代表者も出席者全員が楽天を支持。14時からオーナー会議が開かれ実行委員会の結果を全会一致で了承。また楽天には本拠地として予定している仙台宮城球場の改修を来季開幕までに行うことを約束する誓約書の提出を求めることで一致[203]。会議後にオーナー会議議長の滝鼻卓雄が楽天の新規参入を正式に発表[204]。
- 11月3日
- ダイエー本社は保有するダイエー・ホークス球団の株式の8割程度をソフトバンク社に譲渡することで調整が始まった事が明らかに[205]。
- ダイエーの井口資仁が福岡市内で球団事務所で記者会見し、自由契約選手としてメジャーリーグ挑戦を発表。昨年オフに球団と結んだ契約の「オーナーあるいはオーナー代行が退任した場合には自由契約選手となることを認める」との条件による[206]。
- 中日は山北茂利とロッテの清水将海の交換トレードが成立したと発表[207]。
- 近鉄の中村紀洋が大阪市内で記者会見し、ポスティングシステムによるメジャーリーグ移籍を発表[208]。
- オリックスの三輪隆が今季限りでの現役引退を表明。来季からはオリックスのバッテリーコーチに就任[209]。
- 11月4日 - 阪神の野口寿浩がFA宣言を行使[210]。
- 11月5日
- 11月6日 - コクドは西武ライオンズ球団の売却しライブドア社、テレビ朝日など複数の企業に打診していた事が明らかになった[215][216]。
- 11月7日 - 近鉄の赤堀元之が現役引退を表明[217]。
- 11月8日
- 11月9日
- 11月10日 - ソフトバンクの社長の孫正義は都内で行われた中間決算発表にてダイエー球団の買収に関して、米の投資会社のコロニー・キャピタルが保有する球団の興行権と共に一括して買収する意向を明らかにした[222]。
- 11月11日
- 11月12日 - 西武は今季限りで現役を引退した潮崎哲也が編成部編成担当に就任したと発表[225]。
- 11月13日 - 楽天は藤井寺球場にて20日までの予定で秋季キャンプを開始[226]。
- 11月15日 - プロ野球実行員会が都内で開かれ、ダイエーは球団をソフトバンクに興行権と共に売却すると報告。ソフトバンク社財務状況などを審査するため、野球協約で定める11月末までの承認起源を延長すると決定[227]。
- 11月17日 - 日本プロ野球ドラフト会議か東京都内のホテルにて開催される[228]。
- 11月20日 - 西武の宮越徹・正津英志と、中日の玉野宏昌・大友進による交換トレードが成立したと西武、中日両球団が発表[229]。
- 11月25日 - 楽天が前横浜の中村武志を無償トレードで獲得したと発表[230]。
- 11月27日 - 巨人の球団社長の桃井恒和は熱海市内のホテルにて来季から本拠地の東京ドームの入場者数を実数に近い形で発表する意向を明らかにした[231]。
- 11月29日
- 11月30日
12月
- 12月1日 - オリックスと近鉄が合併し誕生した「オリックス・バファローズ」の統合式が午前、神戸市内のオリックス室内練習場にて行われる[237]。
- 12月2日
- 12月3日 - 西武鉄道グループ経営改革委員会が開かれ、西武球団は年間約20億円の赤字で大半が西武鉄道からの広告協賛金で補っていると明らかにした[240]。
- 12月6日
- 12月10日 - 巨人は前ヒューストン・アストロズのダン・ミセリを獲得したと発表[243]。
- 12月11日 - 楽天は中日の紀藤真琴、酒井忠晴を無償トレードで獲得したと発表[244]。
- 12月15日 - 近鉄からFA宣言していた大村直之がダイエーへの入団が決定したと発表[245]。
- 12月20日 - プロ野球実行委員会が都内のホテルにて開かれ、ソフトバンクがダイエー球団の株を買収し、来季から球界に参入することを了承[246]。
- 12月21日 - 楽天が新外国人選手としてルイス・ロペスとアーロン・マイエットの獲得を発表[247]。
- 12月22日 - オリックスの球団社長の小泉隆司が神戸市の球団事務所にて記者会見し、合併球団のオリックスへの入団を拒否していた元近鉄の岩隈久志を楽天へ金銭トレードすると発表[248]。
- 12月23日 - 阪神がニューヨーク・メッツのシェーン・スペンサーと契約を結んだと発表[249]。
- 12月24日
- プロ野球オーナー会議が都内のホテルにて開かれ、ソフトバンクホークスの球界参入を正式に承認[250]。また、永久失格となった選手に対する処分を解除する条項を野球協約に設ける方向で検討すること認める[251]。ソフトバンクは新球団名「福岡ソフトバンクホークス」と新たな球団ロゴマークを発表。
- 阪神がボストン・レッドソックス傘下のAAA級ポータケットのジェイミー・ブラウンと契約したと発表[252]。
- 12月29日 - 西武と情報通信会社のインボイスは西武の球団事務所にて記者会見し、同社が西武の二軍の命名権の売買契約で合意したと正式に発表[253]。
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競技結果
順位
- 本年度より、パ・リーグは27回総当たり(ホームゲームが1試合多く行われる球団が3チームあり)とし、上位3チームがプレーオフトーナメント(1位が2ndステージ、2位と3位は1stステージ進出を基本とする。1位同勝率が2チームである場合は3位の出場喪失)進出とする方式が採用された。
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個人タイトル
ベストナイン
オールスターゲーム
→詳細は「2004年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
- 第1戦
- セントラル・リーグ 3対6 パシフィック・リーグ(7月10日、ナゴヤドーム)
- MVP 松坂大輔(西武)
- 第2戦
- パシフィック・リーグ 1対2 セントラル・リーグ(7月11日、長野オリンピックスタジアム)
- MVP SHINJO(日本ハム)
プレーオフ
日本シリーズ
二軍
- イースタン・リーグ 10対0 ウエスタン・リーグ
- MVP 青木宣親(ヤクルト)
- 中日ドラゴンズ 3対4 北海道日本ハムファイターズ
- MVP 土谷鉄平
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誕生
→詳細は「2004年の野球#誕生」を参照
死去
→詳細は「2004年の野球#死去」を参照
出典
関連項目
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