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浦和レッドダイヤモンズ・レディース

埼玉県さいたま市(旧・浦和市)を本拠とする女子サッカーチーム ウィキペディアから

浦和レッドダイヤモンズ・レディース
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浦和レッドダイヤモンズレディース (うらわレッドダイヤモンズレディース、英語: Urawa Red Diamonds Ladies)は、日本埼玉県さいたま市(旧・浦和市)をホームタウンとする日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)に所属する女子サッカーチームである。

概要 浦和レッドダイヤモンズ・レディース, 原語表記 ...
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歴史

要約
視点

さいたまレイナス時代

1998年、かつてL・リーグにも所属したことのある浦和レディースFCから一部のメンバーが脱退し浦和レイナスFCを設立。企業の支援を取り付けず、市民参加を全面的に打ち出したチーム運営を目指しての創部であった。

1999年にはL・リーグに加盟。当初は下位に甘んじたが、2001年からは、元サッカー日本代表田口禎則を監督に起用して着実なレベルアップに成功。2002年からチーム名を「さいたまレイナスFC」に変更し、2003年には日本女子代表の正守護神に成長したGK山郷のぞみを中心に勝利を積み上げ、優勝争いに加わるまでになった。この年は結局、決勝(上位)リーグ4位に終わったが、この躍進により翌2004年からレベル別のリーグ戦方式により1部(L1)所属となったレイナスは、日本女子代表にも選ばれたMF安藤梢らの活躍により参戦6年目で悲願のリーグ初優勝を果たす。

浦和レッズレディース時代

2005年から浦和レッドダイヤモンズの下部組織として活動することになり、チーム名も「浦和レッドダイヤモンズ・レディース(浦和レッズレディース)」に変更。県大会などを中心に活動する下部組織(サテライト相当)の「さいたまレイニータFC」も「浦和レッドダイヤモンズ・レディース・ジュニアユース」に変更となった(L・リーグに浦和の名が復活するのは2001年度以来4年ぶり)。

2006年には山郷、安藤、柳田美幸TASAKIペルーレFCから移籍)の3名をプロ選手として契約。さらに2007年には新入団選手の矢野喬子とプロ契約するなど強化を図り、2009年にはレッズレディースになってから初のリーグ優勝を成し遂げた。

その後優勝から遠ざかり、特に2013年は中心選手を含む6人の退団と、それに伴う選手平均年齢の若返りが起こり[3]、リーグ開幕から苦戦を強いられ、残留争いの末に6位という成績となった。しかし2シーズン制が採用された2014年は、堅守速攻を武器に前半のレギュラーシーズンで僅差の3位、そして年間1位を決めるエキサイティングシリーズで優勝し、2009年以来5年ぶりのリーグ優勝を果たした[4]。優勝の功績から彩の国功労賞を受賞。

2020年10月15日、2021年から発足するWEリーグへの参入が承認された[5]。これに合わせて三菱重工業をチームのネーミングライツパートナーに招聘、呼称を「三菱重工浦和レッズレディース」とする[6]

2022年2月27日皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会決勝でジェフユナイテッド市原・千葉レディースを破って皇后杯初優勝を果たした[7][8]

2023年6月3日、ホームで大宮アルディージャVENTUSとのさいたまダービーを4-0で制し、WEリーグ初優勝を果たした。

2023-24シーズン、WEリーグ新記録となる10連勝を達成した。

2024年5月12日に行われたWEリーグ 20節 千葉L対INAC神戸レオネッサの試合にて2-1と千葉Lが勝利。それに伴い、2023-24シーズンリーグ優勝が決まった[9]。また、WEリーグ初連覇を達成した。

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年度別成績・歴代監督

さらに見る 日本女子サッカーリーグ, 日本女子プロサッカーリーグ ...
  • 前後期制を採用した1999年の成績は年間順位。
  • 予選(地区)リーグと決勝リーグを採用した2000年から2003年までの成績は年間順位。チーム数は両地区の合計チーム数。
  • 2004年から二部制に移行。チーム数は所属リーグのみ。
  • 2003年まではシーズン名に「第○回」と表記されていたが、2004年からは西暦年で表記するようになった。
  • 2006年は8チーム2回戦総当たりの「レギュラーリーグ」(RL)後、その順位に基づき上位と下位の各4チームによる1回戦総当たりの「プレーオフ」(PO)を実施。試合数はRLとPOの合計。成績は年間順位。
  • 2014年および2015年は10チーム2回戦総当たりの「レギュラーシリーズ」(RS)後、上位6チームと下位4チームが2リーグに分けられ、それぞれで2回戦総当たりの「エキサイティングシリーズ(ES)」を実施。試合数はRSとESの合計。成績は年間順位。
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タイトル

国内タイトル

国際タイトル

その他タイトル

  • 国民体育大会:2回
    • 2004, 2008
  • グルーネウェーゲン国際大会トーナメント (女子の部):1回
    • 2015

スタジアム

ホームゲームを開催するスタジアムは、浦和駒場スタジアムである。

シーズン別入場者数

  • スタジアム欄の太字はホームスタジアムに登録されている競技場。
  • 入場者数の太字は、所属リーグ毎の歴代最多。
  • 入場者数の斜字は、所属リーグ毎の歴代最少。
  • 試合数および入場者数データはリーグ戦のみ。
シーズン所属合計
入場者数
最多入場者数最少入場者数平均
入場者数
試合数ホームゲーム
開催スタジアム
動員数相手会場動員数相手会場リーグ戦カップ戦
2010 なでしこ 15,302 4,012 日テレ 埼玉 1,019 伊賀FC 浦和駒場 1,700 9 浦和駒場(8)、埼玉(1) 浦和駒場(1)、鴻巣(1)
2011 18,658 8,217 I神戸 NACK 987 AS狭山 埼玉第2 2,332 8 鴻巣(3)、埼玉(2)、
NACK(2)、埼玉第2(1)
(開催中止)
2012 22,879 7,330 I神戸 浦和駒場 1,104 福岡AN 熊谷陸 2,542 9 浦和駒場(5)、埼スタ(1)、
NACK5(1)、鴻巣(1)、
熊谷陸(1)
浦和駒場(1)、鴻巣(1)
2013 19,865 6,875 I神戸 991 ジェフL 浦和駒場 2,207 9 浦和駒場(8)、熊谷陸(1) 浦和駒場(2)、鴻巣(1)、
栃木グ(1)
2014 37,786 5,976 新潟L 1,301 伊賀FC 熊谷陸 2,699 14 浦和駒場(12)、鴻巣(1)、
熊谷陸(1)
(開催無し)
2015 なでしこ1部 23,795 3,878 I神戸 1,507 AS埼玉 浦和駒場 2,163 11 浦和駒場(10)、鴻巣(1)
201615,8973,047I神戸939コノミヤ1,7669浦和駒場(9)浦和駒場(3)、鴻巣(1)
201716,7902,305I神戸1,549新潟L1,8669浦和駒場(9)浦和駒場(4)
201815,1482,617日テレ1,182AC長野1,6839浦和駒場(9)浦和駒場(4)
201916,1132,779I神戸1,352F日体大1,7909浦和駒場(9)浦和駒場(4)
202013,9293,899愛媛L774伊賀FC1,5489浦和駒場(9)(開催中止)[10]
2021-22WE21,324 4,509マイ仙台埼玉 1,039千葉L熊谷陸 2,13210浦和駒場(6)、埼玉(1)、
熊谷陸(3)
(開催無し)
2022-2323,7964,905大宮V浦和駒場1,430東京NB浦和駒場2,38010浦和駒場(9)、埼玉(1)浦和駒場(3)
2023-2426,9214,024C大阪1,397千葉L2,47711浦和駒場(11)浦和駒場(2)
2024-2526,7804,787新潟L1,155千葉L2,43511浦和駒場(11)[注 1]
  1. AFC女子チャンピオンズリーグ2024/25出場のため、ノックアウトステージの開催がなかった。
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ユニフォーム

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チームカラー

  •  

ユニフォームサプライヤー

ユニフォームスポンサー

さらに見る 胸, 鎖骨 ...

歴代ユニフォームスポンサー表記

さらに見る 2022-23, 2023-24 ...
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在籍選手・スタッフ

要約
視点

2025/26シーズン[14]

スタッフ

さらに見る 監督, コーチ ...

選手

Pos No. 選手名 生年月日 (年齢) 前所属 在籍年 備考
GK 01 日本の旗 池田咲紀子 (1992-09-08) 1992年9月8日(32歳) 日本の旗 浦和レッズJrユースレディース 2007年 - 日本女子代表
ユース出身、さいたま市出身
23 日本の旗 伊能真弥 (2000-09-28) 2000年9月28日(24歳) 日本の旗 日体大SMG横浜 2023年 - 2017年 - 2018年は2種登録選手として在籍
2022年は特別指定選手として在籍
ユース出身、志木市出身
31 日本の旗 熊澤果歩 (2008-07-31) 2008年7月31日(16歳) 日本の旗 三菱重工浦和レッズレディースユース 2025年 - 昇格
U-17日本女子代表
さいたま市出身
DF 02 カメルーンの旗 エスタ・マイ・キス (1997-03-28) 1997年3月28日(28歳) フランスの旗 ASサンテティエンヌ英語版 2025年 - 新加入
カメルーン女子代表
03 日本の旗 岡村來佳 (2005-07-30) 2005年7月30日(19歳) 日本の旗 三菱重工浦和レッズレディースユース 2024年 - U-20日本女子代表
ユース出身
04 日本の旗 後藤若葉 (2001-06-04) 2001年6月4日(24歳) 日本の旗 早稲田大学ア式蹴球部女子 2024年 - 元U-17日本女子代表
07 日本の旗 高橋はな (2000-02-19) 2000年2月19日(25歳) 日本の旗 浦和レッズレディースユース 2018年 - 2016年 - 2017年は2種登録選手として在籍
日本女子代表
ユース出身、川口市出身
13 日本の旗 長嶋玲奈 (1998-09-12) 1998年9月12日(26歳) 日本の旗 浦和レッズレディースユース 2017年 - 2016年は2種登録選手として在籍
ユース出身、鴻巣市出身
22 日本の旗 秋本佳音 (2006-05-20) 2006年5月20日(19歳) 日本の旗 三菱重工浦和レッズレディースユース 2025年 - ユース出身、八潮市出身
33 日本の旗 伊勢はな (2007-06-22) 2007年6月22日(18歳) 日本の旗 三菱重工浦和レッズレディースユース 2025年 - 昇格
MF 05 日本の旗 伊藤美紀 (1995-09-10) 1995年9月10日(29歳) 日本の旗 INAC神戸レオネッサ 2023年 -
06 日本の旗 加藤千佳 (1994-02-28) 1994年2月28日(31歳) 日本の旗 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 2012年 - 2020年
2025年 -
復帰
2010年 - 2011年は2種登録選手として在籍
元U-20日本女子代表
ユース出身、鴻巣市出身
08 日本の旗 榊原琴乃 (2004-10-11) 2004年10月11日(20歳) 日本の旗 ノジマステラ神奈川相模原 2025年 - 新加入
14 日本の旗 角田楓佳 (2004-10-24) 2004年10月24日(20歳) 日本の旗 三菱重工浦和レッズレディースユース 2023年 - 2021年 - 2022年は2種登録選手として在籍
U-20日本女子代表
ユース出身、さいたま市出身
16 日本の旗 水谷有希 (1996-04-11) 1996年4月11日(29歳) 日本の旗 筑波大学女子サッカー部 2019年 - 元日本女子代表
2015年 - 2018年は特別指定選手として在籍
18 日本の旗 柴田華絵 キャプテン (1992-07-27) 1992年7月27日(32歳) 日本の旗 神村学園高等部 2011年 - キャプテン、元日本女子代表
20 日本の旗 高塚映奈 (2004-06-18) 2004年6月18日(21歳) 日本の旗 常盤木学園高等学校サッカー部 2023年 - 所沢市出身
26 日本の旗 丹野凜々香 (2003-07-10) 2003年7月10日(22歳) 日本の旗 三菱重工浦和レッズレディースユース 2022年 - ユース出身
28 日本の旗 櫻井まどか (2003-09-02) 2003年9月2日(21歳) 日本の旗 ニッパツ横浜FCシーガルズ 2025年 -
34 日本の旗 平川陽菜 (2008-10-06) 2008年10月6日(16歳) 日本の旗 三菱重工浦和レッズレディースユース 2025年 - U-17日本女子代表
ユース出身
FW 09 日本の旗 菅澤優衣香 (1990-10-05) 1990年10月5日(34歳) 日本の旗 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 2017年 - 元日本女子代表
10 日本の旗 安藤梢 (1982-07-09) 1982年7月9日(43歳) ドイツの旗 SGSエッセン 2005年 - 2009年
2017年 -
元日本女子代表
15 日本の旗 島田芽依 (2002-05-08) 2002年5月8日(23歳) 日本の旗 浦和レッズレディースユース 2021年 - 2020年は2種登録選手として在籍
元U-20日本女子代表
ユース出身
24 日本の旗 藤﨑智子 (2006-11-01) 2006年11月1日(18歳) 日本の旗 三菱重工浦和レッズレディースユース 2025年 - ユース出身
25 日本の旗 前原嘉乃 (2006-05-20) 2006年5月20日(19歳) 日本の旗 三菱重工浦和レッズレディースユース 2025年 - ユース出身、新座市出身
27 日本の旗 松尾美月 (2003-01-14) 2003年1月14日(22歳) 日本の旗 オルカ鴨川FC 2025年 -
37 日本の旗 髙橋佑奈 (2008-10-31) 2008年10月31日(16歳) 日本の旗 三菱重工浦和レッズレディースユース 2025年 - 昇格
U-17日本女子代表
ユース出身

期限付き移籍中の選手

Pos選手名生年月日(年齢)在籍年移籍先移籍期間備考
GK 日本の旗 福田史織 (2002-06-13) 2002年6月13日(23歳)2021年 - 2025年RB大宮アルディージャWOMEN2025年6月11日 - 2026年6月30日
FW 日本の旗 西尾葉音 (2003-04-27) 2003年4月27日(22歳)2022年 - 2024年RB大宮アルディージャWOMEN2025年1月6日 - 2025年5月31日→2026年6月30日
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背番号変遷

1-10

11-20

21-30

さらに見る 2025/26, 2024-25 ...

31-37

さらに見る 2025/26, 2024-25 ...
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浦和レッドダイヤモンズ・レディース・ユース

要約
視点

獲得した全国タイトルは、全日本女子ユース (U-18)サッカー選手権大会の優勝1回である。

タイトル

出身者

さらに見る MF, DF ...
  • 生年は年度。
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浦和レッドダイヤモンズ・レディース・ジュニアユース

獲得した全国タイトルは計10個で、全国女子ジュニアユースチーム最多である。

タイトル

脚注

関連項目

外部リンク

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