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ビッグゴールド (競走馬)

日本の競走馬 ウィキペディアから

ビッグゴールド (競走馬)
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ビッグゴールド(欧字名:Big Gold1998年3月21日 - )は、日本競走馬[1]。主な勝ち鞍に2002年中山金杯

概要 ビッグゴールド, 欧字表記 ...

2005年天皇賞・春では、14番人気ながら2着となりスズカマンボとともに大波乱の立役者となった。

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経歴

要約
視点

2 - 3歳時(2000年-2001年)

2000年10月7日京都競馬場第3競走の3歳新馬戦で、村本善之を鞍上にデビューし1着。続く3戦は馬券圏内を外したが、シンザン記念では2着、きさらぎ賞では3着と重賞で好走を見せた。しかし、皆勤したクラシック三冠競走ではいずれも2桁着順に沈んでしまう。その後、菊花賞後に挑んだウェルカムステークス(1600万下)でデビュー以来の勝利を収め、12月鳴尾記念で9着に敗れたのを最後にこの年のレースを終えた。

4歳時(2002年)

2002年中山金杯より始動。後方からの追走のち直線で先頭を捉えて末脚を繰り出し、1番人気に応えて重賞初勝利を収めた[3]。その後も産経大阪杯3着、新潟大賞典2着とたびたび重賞でも好走し、11月キャピタルステークスでは2着を半馬身差退け4勝目を挙げた。さらに前年惨敗した鳴尾記念では3着と堅実に走りを見せることができた。このレースが2002年の最終戦であったが、この年は14戦も出走した使い込まれた年であった

5 - 6歳時(2003年-2004年)

この2年は重賞7戦を含む14戦に出走した。しかし、重賞では2003年初戦の日経新春杯5着を除いた全レースで着外、以降は初ダート戦となった2004年のオープン特別のKBC杯での4着が最高着順であった。

7歳時(2005年)

2005年は、初戦の大阪城ステークス(OP)を10番人気ながら制し、2年以上振りの勝利を掴むと、続く大阪-ハンブルクカップ(OP)も1番人気の菊花賞ザッツザプレンティらを退け勝利。この勢いで、2001年の菊花賞以来のGI出走となる天皇賞・春に参戦した。ここでは14番人気と伏兵扱いであったが、レースでは逃げを打ち最後はスズカマンボに差されるも2着と大健闘を果たし[4]三連単の払い戻しが193万円を越える大波乱の立役者となった。その後はGI級競走3戦を含む重賞5戦に出走したものの、アルゼンチン共和国杯5着が最高着順となり、この年のレースを終えた。

8歳以降(2006年-2010年)

年明けから万葉ステークス(OP)に出走、2番人気に支持されていたが、ファストタテヤマの5着に敗れた。続く小倉大賞典京都記念でも着外に敗れ、連覇のかかる大阪-ハンブルクカップも4着。前年激走を見せた天皇賞・春も13着に大敗し、このレースを最後に現役を引退、5月3日にJRAの登録が抹消された[2]。この後は滋賀県の東近江トレーニングファームで乗馬になると発表されていた[2]が、予定を変更し金沢競馬で現役に復帰。初戦、2戦目を圧勝すると、交流重賞にも数回出走。結果的に重賞勝利はなかったものの、2010年10月に引退するまで金沢で7勝を挙げた。

引退後

現役を引退すると、当初から厩舎サイドに引退後のビッグゴールドの引き取りを申し出ていたファンの夫妻に引き取られ、NPO法人引退馬協会の本部のある千葉県香取市の乗馬クラブイグレットへ移動した[5]。その後12月に去勢を行い[5]、また引退名馬繋養展示事業の助成対象となったあと、現在はその夫妻が立ち上げた「ビッグゴールドサポーターズクラブ」の支援のもと、乗馬クラブイグレットから移動した先の北海道新ひだか町の静内坂下牧場で余生を送っている[6]。離乳後の仔馬の面倒を見る「園長先生」[注 1]的な役割も担っているという[6]

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競走成績

要約
視点

以下の内容は、netkeiba.com[7]およびJBISサーチ[8]に基づく。

さらに見る 競走日, 競馬場 ...
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血統表

ビッグゴールド血統(血統表の出典)[§ 1]
父系ロベルト系
[§ 2]

*ブライアンズタイム
Brian's Time
1985 黒鹿毛
父の父
Roberto
1969 鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Bramalea Nashua
Rarele
父の母
Kelley's Day
1977 鹿毛
Graustark Ribot
Flower Bowl
Golden Trail Hasty Road
Sunny Vale

*ビューティフルゴールド
Beautiful Gold
1986 鹿毛
Mr. Prospector
1970 鹿毛
Raise a Native Native Dancer
Raise You
Gold Digger Nashua
Sequence
母の母
Before Dawn
1979 鹿毛
Raise a Cup Raise a Native
Spring Sunshine
Moonbeam Tim Tam
A Gleam
母系(F-No.) ビューティフルゴールド系(FN:23-b) [§ 3]
5代内の近親交配 Nashua:4×4・5、Raise a Native:3・4(母内) [§ 4]
出典

脚注

外部リンク

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