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邦ちゃんのやまだかつてないテレビ
フジテレビ系列で放送されたバラエティ番組 ウィキペディアから
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『JOCX-TV PRESENTS 邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』(ジェイ・オー・シー・エックス・ティーヴィープレゼンツ くにちゃんのやまだかつてないテレビ)は、1989年10月18日から1992年3月25日まで放送されたフジテレビ制作のバラエティ番組。山田邦子の冠番組である。
テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
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愛称は『やまかつ』、もしくは『邦ちゃんのやまかつTV』。
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概要
要約
視点
1988年から『火曜ワイドスペシャル』にて『いきなり!フライデーナイト』の兄弟特番として数回放送。この番組のMCであった山田邦子のカラーをより全面に押し出す形で、レギュラー番組に昇格となった。当初は『夜のヒットスタジオDELUXE』終了により空白となった水曜21時台[注釈 2]のつなぎ番組の予定だったが、視聴率が好調だったため1992年3月まで放送された。
放送開始当初のキャッチコピーは、「人生は、山あり、田あり、邦あり、子あり。」
タイトルは、当時山田が出演していた大塚製薬[注釈 3]の『ファイブミニ』のキャッチフレーズ「やまだかつてない味」に由来している。『フライデーナイト』時代から引き続き、山田をサポートするサブキャスト的役割として渡辺徹が続投した。
番組のセットには山田の好物であるスイカのデザインがふんだんに使われている。
番組の人気
レギュラー出演者に、バラエティーへの本格出演は初であった高橋英樹[注釈 4]や高岡早紀、ミュージシャンの大江千里、バラドルとして売り出していた森口博子など異色の人材を擁し、最高視聴率20.4%を獲得する人気番組となった。同時にNHKの好感度タレント調査でも明石家さんまと並んで1位に選出されるなど、山田邦子の人気は絶頂期を迎えた。また、アーノルド・シュワルツェネッガーやチャーリー・シーン、マイケル・J・フォックスといったハリウッドの人気スターもゲスト出演することもあった。
1990年には、山田が当時人気の女性デュオ・Winkを自身の物真似のレパートリーとしていたことと、ミュージシャンや音楽関係者を多く出演者・スタッフとして登用していたことが縁で、山田とオーディションで合格した横山知枝で「やまだかつてないWink」を結成。同ユニット名義の「“T”intersection 〜あなたに戻れない〜」、「さよならだけどさよならじゃない」がオリコンチャートのベスト10にランキングされる等、一時は社会現象的な人気を誇っていた。その後も、本番組をきっかけとしてKANの「愛は勝つ」が大ヒットするなど安定した人気を堅持していた。
番組終了
しかし、1991年末の『FNS歌謡祭』を音楽ショー形式に転換して予想外の高視聴率を獲得したことと、KANの「愛は勝つ」がTBS「第33回日本レコード大賞」を受賞したことでフジテレビ社内に「ゴールデンタイムの音楽番組復活」の機運が高まり、また当時の鹿内宏明会長がゴールデンタイムの番組改編を示唆したことから、1992年春の改編をもって同番組は終了した。
番組終了後、山田は『クイズ!年の差なんて』や『カモナ・マイハウス』等の既存のフジテレビのレギュラー番組が残っていたものの、タイトル違いのオマージュも含めて特番形式の復活が一切行われておらず、2000年の大晦日に放送された『FNS年末スペシャル フジテレビにしか出来ない20世紀の黄金バラエティ大全集!』と題された特別番組でも、本番組は除外されていた。
2022年12月31日に山田がyoutubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えてください~」に出演。この時の証言によると、大江やKAN、大事MANとタイアップしてきたアーティストをその期間中は番組を上げてのバックアップをしていたものの、次の曲のタイアップになるとそのアーティストが評判如何に関わらず卒業させられ、翌週からはそんな事は全く無かったかのように名前が出ないという番組方針に不満が噴出。山田自身もそれを聞いていくうちにスタッフとの間に不信感による溝が生まれ、番組打ち切りを願い出たと話す。
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放送日・番組内容
- 『読売新聞』テレビ番組表による。
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出演者
レギュラー
準レギュラー
番組初期
番組中期
番組末期
やまだかつてないバンド
主なコーナー・コーナードラマ・コント
要約
視点
主な番組構成
- 初期1:「大江千里or高岡早紀とのトーク」→「恋愛ロマンor所さんの爆笑しっぺシャルorくにとん」→「ものまねベスト10」(のちに「ものまねベスト5」に改題)
- メインコーナーだった「ものまねベスト10」→「ものまねベスト5」を中心に、若手俳優と競演する「やまだかつてない恋愛ロマン」や「くにとん紅鯨団」、所ジョージの「しっぺシャル」などのコーナーがあった。
- 初期2:「OPトーク(アニメ実写ネタの場合も)」→(所さんの爆笑ロシアンルーレットが入る場合もあり)「十二単に着替えたら」→「ものまねランド」
- 徐々にスタンスが変化し、コーナーを放送する回数が減少。やまかつWinkの誕生により、「ベスト10」から続いてきたものまねコーナーは自動消滅してしまう。
- 中期-末期:ストーリーコント、ドラマコーナー、ショートコーナー、所さんの爆笑ロシアンルーレットなど多岐に渡る。最後のコーナーは大体「やまだかつてないライブ」の場合が多い。
番組全期を通して行われたコーナー
- 所さんの爆笑○○対談 → 所さんの爆笑○○しっぺシャル → 所さんの爆笑○○ロシアンルーレット
歴代食材と勝敗
- 単発スペシャル1(1988/7/19) 爆笑スイカ対談(この時は実が黄色いスイカを引いたほうがしっぺ。邦子の負け)
- 単発スペシャル2(1989/1/31) 爆笑なべ対談(所の負け)
- 単発スペシャル3(1989/5/30) 爆笑おにぎりシッペシャル(この回からシッペシャルという名称になり、ゲストが初登場<島倉千代子>2回行い(1回目はスイカ、2回目はチョコ。2回とも邦子の負け)
- #3.4(1989/11/1.11/8) 爆笑たい焼きシッペシャル(1回目はスイカ、2回目はハンバーグ。ゲスト:斉藤由貴、2回とも所の負け)
- #6.7(1989/11/22.11/29) 爆笑大福しっペシャル(ゲスト:森口博子、倉田保昭がしっぺ帝王としてバラエティ初登場、所の負け)
- #10(1989/12/20) 爆笑クリスマスしっぺシャル(ゲスト:永井真理子、所の負け)
- #11(1989/12/27) 爆笑福引きしっぺシャル(年末スペシャルでフジテレビ女子アナウンサーが登場した)
- #15(1990/1/31) 爆笑コロッケしっぺシャル(ゲスト:戸川純、所の負け<6連敗>)
- #17(1990/2/14) 爆笑バレンタインしっぺシャル(ゲスト:西田ひかる、2回とも西田ひかるの負け)
- #27(1990/5/2) 爆笑かしわもちロシアンルーレット(ゲスト:西村知美、邦子の負け<罰ゲーム>整体)
- この回から爆笑ロシアンルーレットにモデルチェンジ。しっぺシャルからの変更点は以下の通り。
- ゲームに使われる食材が12個から6個に減少。
- それまではくじを引いて食べる順番を決めていたが、挑戦者の似顔絵が書かれたサイコロを振って出た人が食べるというルールに変更。ただし、末期は6つの紐がついているスイカ型のクラッカーを鳴らした人が食べるというルールに再変更された(つまり1回も出なければ食べなくても良い)。
- 罰ゲームがしっぺだけではなくなった。
- 観客を招いての収録になった。
- #33(1990/6/13) 爆笑バースデーケーキロシアンルーレット
- #35(1990/6/27) 爆笑シェイクロシアンルーレット(ゲスト:渡辺満里奈、渡辺満里奈の負け。罰ゲームは観客と鏡越しにキス)
- #35(1990/6/27) 爆笑ハンバーガーロシアンルーレット(2回戦。邦子の負け。罰ゲームはスタッフと鏡越しにキス)
- #37(1990/7/11) 爆笑アイスキャンデーロシアンルーレット(ゲスト:喜多嶋舞、3回行い、3人とも負け。罰ゲームはしっぺ)
- #38(1990/7/18) 爆笑シュークリームロシアンルーレット(ゲスト:相原勇、所の負け。罰ゲームは人間キャンパス)
- #41(1990/8/8) 爆笑ゼリーロシアンルーレット(ゲスト:酒井法子)<CS再放送では欠番>
- #44(1990/8/29) 爆笑ホットドッグロシアンルーレット(ゲスト:松本伊代、所の負け、罰ゲームはしっぺ)
- #47(1990/9/19) 爆笑お月見ロシアンルーレット(ゲスト:高岡早紀、邦子の負け、罰ゲームはしっぺ)
- #48(1990/9/26) 爆笑フランス料理ロシアンルーレット(ゲスト:加賀まりこ、所の負け、罰ゲームはしっぺ)
- #56(1990/11/28) 爆笑中華まんロシアンルーレット
- (今回は牛若丸子の劇中で登場、牛若チームVSサキスキーチームでの対戦だったが、所も参加させられて敗北。罰ゲームはしっぺ)
- #60(1991/1/16) 初笑いひつじ年ロシアンルーレット(ゲスト:WINK、WINKの負け)
- #62(1991/1/30) 爆笑節分ロシアンルーレット(ゲスト:浅田美代子、所の負け)
- #64(1991/2/13) 爆笑バレンタインロシアンルーレット(ゲスト:千堂あきほ、千堂あきほの負け)
- #66(1991/2/27) 爆笑ひなまつりロシアンルーレット(ゲスト:深津絵里、深津絵里の負け)
- #69(1991/3/20) 爆笑お花見ロシアンルーレット(ゲスト:小川範子、2回戦行い、1回目邦子、2回目は所が負け)
- #70(1991/4/03) 爆笑寿司食いねえロシアンルーレット(ゲスト:工藤静香、邦子の負け)<CS再放送では欠番>
- #72(1991/4/24) 爆笑シュークリームロシアンルーレット(ゲスト:松坂慶子)
- #73(1991/5/01) 爆笑ピクニックロシアンルーレット(ゲスト:南果歩)
- #78(1991/6/05) 爆笑クレープロシアンルーレット(ゲスト:中山忍)
- #80(1991/6/19) 爆笑アイスクリームロシアンルーレット(ゲスト:古手川祐子)
- #82(1991/7/10) 爆笑シェイクロシアンルーレット(ゲスト:横山知枝)
- #85(1991/7/31) 爆笑アップルパイロシアンルーレット(ゲスト:冨田靖子)
- #87(1991/8/14) 爆笑トロピカルドリンクロシアンルーレット(ゲスト:中山美穂)
- #89(1991/8/28) 爆笑菓子パンロシアンルーレット(ゲスト:佐野量子)
- #92(1991/9/18) 爆笑おはぎロシアンルーレット(ゲスト:高橋由美子)
- #93(1991/9/25) 3年目突入記念大感謝祭爆笑たいやきロシアンルーレット925(クニコ)スペシャル(ゲスト:蓮舫、小田茜)
- #95(1991/10/16) 爆笑プリンロシアンルーレット(ゲスト:渡辺美奈代)
- #98(1991/11/20) 爆笑ドラ焼ロシアンルーレット(ゲスト:小牧ユカ)
- #102(1991/12/18) 爆笑ハンバーガーロシアンルーレット(ゲスト:渡瀬マキ<LINDBERG>)
- #103(1992/1/15) 爆笑めでたいロシアンルーレット(ゲスト:田中美奈子)
- #105(1992/1/29) 爆笑大パイロシアンルーレット(ゲスト:かとうれいこ)
- #108(1992/2/19) 爆笑日本チャチャチャロシアンルーレット(ゲスト:中山博子)
番組初期のみに行われたコーナー・コント
ものまねコーナー
いずれも渡辺徹が司会を務め、ゲスト数名がコメンテーターとして参加した。
- 邦ちゃんのものまねベスト10(1988年7月19日、1989年1月31日、5月30日、10月18日 - 11月8日)
- 山田邦子がランキング形式でものまねを披露する番組初期のメインコーナー。
- 第1位のものまねについては生で歌を披露するのが決まり。
- 邦ちゃんのものまねベスト5(1989年11月15日 - 1990年2月28日)
- 上記のものまねが5種に減少。
- 「やまだかつてないWink」が結成。
- 邦ちゃんのものまねランド(1990年3月7日 - 4月25日、5月9日 - 5月30日、6月20日、7月25日、8月15日、8月22日、9月12日)
- ランキング形式を廃し、「冒険の国」、「ファンタジーの国」、「野生の国」、「妖怪の国」、「音楽の国」というカテゴリーに分けて披露された。ちなみに最後は「音楽の国」と題し、山田が生で歌を披露した。
- 「やまだかつてないWink」名義でオリジナル曲が発表され、同ユニットは独立アーティスト化。
ドラマコント
- やまだかつてない恋愛ロマン(1989年10月18日 - 11月1日)
- やまだかつてない大河ドラマ(1989年11月8日、11月15日、12月6日、12月27日、1990年1月10日、1月17日)
- 上記恋愛ロマンの時代劇版。ゲストの俳優とさまざまなシチュエーションで行なうコント。主に邦子姫平安絵巻など。
- 十二単衣に着がえたら(1990年2月7日 - 6月27日、9月26日)
- アニメ実写版劇場(さまざまなアニメのパロディコント)
- 番組中期にはセルアニメと実写の合成によるアニメキャラとの競演もあった。一作品に付き山田自身が一人で役を多くこなしていくため、編集等に時間が掛かることや当時忙しかった山田のスケジュール確保のためか、不定期の放送となった。
森末慎二出演コーナー
元体操選手の森末慎二とともにスポーツに挑戦するシリーズ。
- 森末慎二のスポーツタイム(1990年1月17日 - 1月24日)
- 森末の司会で新しいスポーツに挑戦するコーナー。
- モリモリの金メダルへの道(1990年7月11日、7月18日、8月1日、8月8日、8月29日、9月5日)
- ゲスト(主にアイドル)と山田、森末がいろいろな体操をするコーナー。
- OPに「パタパタママ」のイントロが使われていた。
その他のコーナー
- 日本全国早智子を探せ(1989年12月13日)
- 前述の「邦ちゃんのものまね - 」から派生したコーナー。このオーディションコーナー(送られてきたビデオ映像を流す形式)で横山知枝が鈴木早智子役に合格し、山田邦子とやまだかつてないWinkを結成。
- なお審査員役には、当時Winkの振付師だった五十嵐薫子(現:香瑠鼓)も関わっていた。
- 同姓同名子供ショー くにとん紅鯨団(1989年1月31日、5月30日、10月25日、11月29日、12月13日、1990年1月10日、2月21日、2月28日)
- なんですか物語(1990年6月6日、7月11日、8月1日、8月15日、8月29日、9月5日)
- 武田鉄矢に扮した山田邦子が演じる学園コント。
- Hey!神様ビデオ鑑賞会(1990年6月27日 - 8月29日)
- 前述の「十二単衣に着がえたら」からの派生コーナーであり、川村かおりの「神様が降りてくる夜」をBGMに視聴者が集団で踊りを披露する。
- のちにNo1を決める「Hey!神様ビデオ大賞」を開催。
番組中期のみに行われたコーナー・コント
ドラマコント
- タイムパトロール牛若丸子 - やまだかつてないテレビの中でも一番人気のストーリーコント。
- やまかつファジー劇場 クニ18番街の青春(1991年4月17日 - 9月18日)
- 「タイムパトロール牛若丸子」終了後にシリーズ化された、ドラマ仕立ての舞台コント。ニューヨークを舞台にさまざまな騒動を描く。海外からのゲストも多かった。
- 挿入歌:「Downtown」 ペチュラ・クラーク
- 贈り物シリーズ(1990年9月19日、10月17日 - 11月28日) - 男と女がキスするまでのドラマ。主に当時の若手俳優と若手女優の組み合わせが多かった。
- キスの贈り物 → クリスマスの贈り物 → バレンタインの贈り物 → さよならの贈り物 → キッチンの贈り物
- サインは2V(ニブイ)(1990年11月21日、12月5日、12月12日、1991年1月23日 - 2月6日、2月20日、2月27日、3月13日)
その他のコーナー
- ギバちゃんのスターゴルフ(1990年9月12日 - 9月19日、10月17日 - )
- 柳葉敏郎とゲスト(主にものまねしている関根勤)がゴルフをするコーナー。
- 日本全国やまかつVOICE(1991年2月20日、3月6日)
- 視聴者からの投稿ビデオなどを紹介するコーナー。
- やまだかつてないライブ(1990年10月17日 - )
- ゲストが歌を披露するコーナー。このコーナーからKANの「愛は勝つ」がヒット。ほかに、西田ひかるや江口洋介などもゲストで登場している。
- やまかつWinkの新曲や、横山知枝のソロ曲を披露することもあった。
- ポパイのママ(1990年9月19日、10月17日 - 11月21日)
- 上唇と下唇が合わさった数を当てるゲーム(例:ポパイのママ→PoPainoMaMa→4、山田邦子→yaMadakuniko→1)。
- 「愛は勝つ」替え歌シリーズ(1991年1月16日 - 3月20日) - こちらを参照。
番組末期のみに行われたコーナー・コント
ドラマコント
- フジテレビ社員食堂物語(1991年9月25日 - 11月6日)
- やまかつファジィミュージカル(1991年11月13日 - 12月18日)
- 上記の「フジテレビ社員食堂物語」をリニューアル。舞台はそのままに、毎週さまざまなストーリーコントを放送。
- 最後は「みんなで歌おうフォークボックス」と題し、ゲストと歌を歌う。
- アイ・ラブ・ユー 奥様はコメディアン(1991年9月25日 - 12月18日)
- やまかつ痛快ミニドラマ ガコちゃん(1992年1月15日 - )
- 末期のメインコント。いたずら好きなガコちゃんと周囲の人間とのやり取りを描く。
- OPには大事MANブラザーズバンドの「それが大事」が使用された。
その他のコーナー
- きんさん・ぎんさん日記
- きんさん・ぎんさんのパロディコント。きんさん役を山田が、ぎんさん役を森口が演じた。後述のダスキンCMパロディからの派生。ちなみに最終回では、本物のきんさん・ぎんさんこと成田きんと蟹江ぎんが登場。
- YAMAKATSU SUIKA PINBALL GAME → やまかつスイカ時限爆弾ピンボール(1991年9月4日 - )
- 超ひっかけ早押しクイズに挑戦し、正解者が投げたボールが入ったマスの人が罰ゲームを受けてしまうというゲーム。主な罰ゲームは、くさややタライなど。後半はスイカの時限爆弾を用いた古今東西ゲームを行ない、敗者がスイカピンボールに挑戦。ボールが入ったマスの罰ゲームを受ける内容にリニューアル。
- 大事MAN集合
- ゲストが大事MANブラザーズバンドの「それが大事」に乗せて、自分の大事なものを紹介するコーナー。
- クイズ!年の差なんちゃって(1991年9月25日、11月6日)
- 当時山田邦子が司会を務めていた『クイズ!年の差なんて』のパロディ。本家のセットを忠実に再現。
- 内容は出てくる素人2人の年の差を当てる。10歳以上離れるとNGワード扱い。
- クイズ役人に聞きました
- 『クイズ100人に聞きました』のパロディ。関根勤扮する関口宏の進行で、「山田さんチーム」と「渡辺さんチーム」の対戦形式で争う。
- バーコードバトラーを使用した対戦コーナー、中期から後期にかけてのEDコーナーでは片想いをしている女性を募集し男性へ愛の告白を見守るミニコーナー[注釈 10]もあった。
CMパロディ
多くの場合、本家CM出演者のものまねを兼ねていた。
- 薬師丸ひろ子関連
- ライオン「ソフトインワン」
- 当時番組スポンサーだった同社のシャンプーのキャッチコピー、「ちゃん リン シャン」[注釈 11]を文字ったネタを言う(「さん リン シャ」(三輪車)、「チン トン シャン」(三味線の音)など)。人気が出たものの山田本人は当初ものまねに自信がなく「私は、化け物かもしれない」とアドリブで発言したこともあった。
- ものまねコーナーにおいての初登場は「ちゃんリンシャンする 薬師丸ひろ子」。その後「またちゃんリンシャンする 薬師丸ひろ子」→「またまたちゃんリンシャンする 薬師丸ひろ子」→「またまたまたちゃんリンシャンする 薬師丸ひろ子」と、回を追うごとに「また」の数が増えていった。
- のちにこのネタを視聴者から募ってはがきを読み上げるコーナーも存在し(「サン コン サン」(→ サンコンさん。直後にサンコン本人が登場)など)、中には上記の武田鉄矢をネタにした「なん です かー」も登場した。
- NTT「パジャマコール」
- ライオン「ソフトインワン」
- ダスキン「100番100番」 - きんさん・ぎんさんのものまねで登場。
- ネッスル日本(現:ネスレ日本)「ネスカフェ ゴールドブレンド」 - 小田和正のものまねで登場。
- コニカ(現:コニカミノルタ[注釈 12])「ビッグミニ」(カメラ) - 山田の顔でクニカ「ビッグクニ」として登場。
- 求人雑誌
- セブン-イレブン「私のそばにセブン-イレブン」
- 小泉今日子関連
- JR東日本「ジャンジャカジャーン」(1991年ダイヤ改正) - 「さよならジャーンない」(「さよならだけどさよならじゃない」)、「ジャーンまかつ」(やまかつ)、「ポンポコポーン」 になっている。
- 武田薬品工業「ベンザエースカプセル」 - 「ベンザエースの歌」の代わりに「かつてないソング」を歌う。
- 三菱電機「霧ヶ峰(きりがみね)」(エアコン) - エアコンの名前が「邦ヶ峰(くにがみね)」(邦=山田邦子)になっており、スイカの模様がかかっている。
- JR東海「クリスマス・エクスプレス」 - こちらを参照。なおこれとは別に、山田扮する山下達郎が、佐藤陽子、妖怪人間ベラ、宮沢りえ、そして松任谷由実(いずれも山田によるものまね)とともに「長髪オールスターズ」を結成し、当時CMソングだった「クリスマス・イブ」を熱唱するというコーナーもあった。
- ノエビア「コスメティック・ルネッサンス」 - 「コスメティック・ルネッサンス」が「バラエティ・ルネッサンス」になっている。ノエビアは本番組のスポンサーに入っていた。
- 山之内製薬(現:第一三共ヘルスケア)「カコナール」 - Winkのものまね(やまかつWink)で登場。
- サントリー「サントリーウイスキーホワイト」 - レイ・チャールズのものまねで登場。
特番、または季節限定で行われたコーナー
- やまかつビーチバレー(1990年、1991年の夏のみ)
- 一般視聴者の選抜チームとやまかつのレギュラーチームがトーナメント形式でビーチバレーを行なうコーナー。ちなみに当時のレギュラーとして、元バレーボール選手の川合俊一が参加していた。
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主題歌
- 愛は勝つ/KAN
- それが大事/大事MANブラザーズバンド
- ハートをWASH!/永井真理子(オープニングテーマ:出演者の顔がはめ込まれた手の生えたTV同士が競争するCGが、バックに流れていた)
- 涙のスイカ日記(秋ヴァージョン)/やまだかつてないバンド(初期テーマ曲。火曜ワイドスペシャルの際は、夏・冬バージョンがあった)
- かつてないソング/番組中に大江千里と山田邦子の2人で完成させた曲。CD化はされていない。
オープニングテーマ
- 涙のスイカ日記/山田邦子〈1989.10.18 - 1990.11.21〉
- クリスマスクリスマス/やまだかつてないWink〈1990.11.28 - 12.19〉
- 愛は勝つ/KAN〈1991.1.16 - 3.20〉
- ハートをWASH!/永井真理子〈1991.4.17 - 9.25〉
- For you/横山知枝〈1991.10.30 - 11.27〉
エンディングテーマ
- 涙のスイカ日記(秋ヴァージョン)/山田邦子&やまだかつてないバンド〈1989.10.18 - 〉
- クリスマスソングメドレー/山田邦子&高岡早紀&やまだかつてないバンド〈1989.12.20〉
- お正月/山田邦子&やまだかつてないバンド〈1989.12.27〉
- GLORY DAYS/大江千里〈1990.8.22〉
- “T”intersection〜あなたに戻れない〜/やまだかつてないWink〈 - 1990.9.12〉
- ZUTTO/永井真理子〈1990.9.19 - 1991.2.13〉
- さよならだけどさよならじゃない/やまだかつてないWink〈1991.2.20 - 3.20、1992.3.25〉
- Happy Birthday/横山知枝〈1991.4.17 - 9.18〉
- Christmas in the Blue/山本英美〈1991.10.16 - 12.18〉
- それが大事/大事MANブラザーズバンド〈1992.1.15 - 〉
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スタッフ
- 構成:鶴間政行、加藤芳一、大田一水、内田英一、舘川範雄、西条昇 / 岩立良作 / 自転車キンクリート(飯島早苗、鈴木裕美)、水橋文美江、明石典子、中山乃莉子
- ブレーン:鈴木清一、武上純希、神林素子、栃内克彦、水多優雄
- オープニングアニメーション:真賀里文子
- ナレーション:堀内賢雄(スペシャル1 - 3・レギュラー)、光岡ディオン(レギュラー)、折笠愛(スペシャル2)
- 技斗:多賀谷渉
- 振付:五十嵐薫子
- 美術制作:永本允(フジテレビ)
- デザイン:高橋幸夫、石森慎司、住吉敬子
- 美術進行:金子隆、伊藤則緒、松沢由之
- 大道具:樋口雄一郎、松尾茂毅
- 装飾:鎌田徳夫、丸山善之
- 持道具:藤井直也
- 衣裳:城戸政人
- メイク:小山徳美、河本友佳、高梨由美子、河本文雄
- かつら:牧野勇
- 視覚効果:浅田雅美
- 電飾:森智、西脇通泰、飯田修一
- アクリル装飾:佐藤則雄、村山敏春
- 生花装飾:中村佳苗、金森久我
- 植木装飾:須田信治
- 楽器:岩崎滋
- タイトル:岩崎光明
- 装飾タイトル:渋谷正義
- 特殊美術:佐藤むさく
- CG:大村卓(フジテレビ)
- CGデザイナー:赤木智明・船津美江子(エクサインターナショナル)
- TD:高田治
- カメラ:田中祥嗣、河西純
- 音声:深谷高史、石井俊二
- VE:瀧本恵司
- ロケカメラ:石黒義満
- ロケ音声:斉藤哲史
- ロケVE:品田正人
- 照明:植松良友、谷口昭夫
- 音響効果:佐藤昭・西野有彦(4-Legs)
- 編集:秋葉武弘・箭内克彦・豊川勇(IMAGICA)
- MA:新野真(IMAGICA)
- スタイリスト:前田みのる
- TK:中村みどり、長井千鶴、山中京子
- 技術協力:ニユーテレス、共同テレビ、ビジョンユニバース
- 制作協力:太田プロダクション
- フロアディレクター:中村雅一(フジテレビ)
- ディレクター:清水淳司・山田洋久・代々木明徳・荒井昭博(全員フジテレビ)
- プロデューサー・演出:小畑芳和(フジテレビ)
- 制作:フジテレビ第二制作部
- 制作著作:フジテレビ
やまかつin武道館
- 構成:岩立良作、内田英一 / 鶴間政行、加藤芳一、大田一水、舘川範雄、西条昇
- 音楽:小林信吾
- ナレーション:堀内賢雄
- 美術制作:鈴木武治
- デザイン:高橋幸夫、石森慎司、住吉敬子
- 美術進行:伊藤則緒、林勇
- 基礎舞台:小林武司
- 大道具:樋口雄一郎
- 装飾:山崎賀津馬
- 持道具:斉藤広治
- 衣裳:城戸政人
- メイク:河本友佳
- かつら:亀井博
- 視覚効果:浅田雅美
- 電飾:森智、今石純一
- アクリル装飾:佐藤則雄
- 生花装飾:金森久我
- 植木装飾:須田信治
- 楽器:岩崎滋
- タイトル:岩崎光明
- 装飾タイトル:渋谷正義
- 特殊美術:佐藤むさく
- バルーン:酒井侑・井上義教(スピーチ・バルーン)
- 吊り:秋山清次(秋山メカステージ)
- 技術:木下弘
- TD:石黒義満(共同テレビ)
- カメラ:佐々木信一(共同テレビ)
- VE:富沢茂明(共同テレビ)、浦須内修(フジテレビ)
- 音声:吉田信吾・松永英一(フジテレビ)
- PA:志村輝男、白石敏幸
- カムリモート:渡辺宏(Wビジョン)
- クレーン:山家保
- 照明:大和田恵久
- LD:植松良友、谷口昭夫
- バリライト:土屋欣宥
- レーザー:金子壽郎、丸尾務
- 音響効果:佐藤昭・西野有彦(4-Legs)
- 編集:豊川勇・箭内克彦(IMAGICA)
- MA:新野真(IMAGICA)
- 技斗:多賀谷渉
- スタイリスト:前田みのる、大塚勇造
- TK:長井千鶴、中村みどり
- 技術協力:共同テレビ
- 取材技術:ニユーテレス
- 協力:日本武道館、キョードー東京、ケイ・エス・エフ、スピーチ・バルーン、倉田プロ、Mプロジェクト、劇団ビタミン大使「ABC」
- 制作協力:太田プロダクション
- ディレクター:荒井昭博、清水淳司、代々木明徳、香取慶、山田洋久
- 舞台監督:久保田庄司
- プロデューサー・演出:小畑芳和
- 制作:フジテレビ第二制作部
- 制作著作:フジテレビ
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ネット局
系列は当番組終了時(1992年3月)のもの。
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再放送
2006年9月からフジテレビ721で再放送が行われるようになった。ただ、権利問題をクリアできなかったものはカットされるため、放送時間の長さにはバラツキがある。また、当時の募集告知にはボカシがかけられている[注釈 16]。
CD
やまだかつてないCD(1991年3月21日発売/2枚組、2枚目はカラオケ)
- 1.愛は勝つ/KAN
- 2.神様が降りて来る夜/川村かおり
- 3.さよならだけどさよならじゃない/やまだかつてないWink
- 4.ZUTTO/永井真理子
- 5.翼をください/川村かおり
- 6.“T”intersection〜あなたに戻れない〜/やまだかつてないWink
- 7.涙のスイカ日記(夏ヴァージョン)/山田邦子
- 8.クリスマス クリスマス/やまだかつてないWink(作詞・作曲:大江千里 編曲:清水信之)
同一内容のカセットテープ版として、『やまだかつてないCASSETTE』も同時発売された。なお第2弾として『やまだかつてないCD2』も開発予定だったが、放送終了が決まったためお蔵入りとなっている。
DVD
- フジテレビ50周年記念DVD企画の1つとして、2009年10月21日に『やまだかつてないDVD』が3枚組DVD-BOXで発売された。
関連項目
- とんねるずのみなさんのおかげです - 同じフジテレビ系にて放送されていたバラエティ番組で、本番組と同じく火曜ワイドスペシャルからレギュラー昇格した。
- ぷるるんクニクニ島 - 同時期にTBS系にて放送されていた山田のレギュラー番組。1991年4月11日から同年9月19日まで放送。
脚注
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