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日本の漫画、メディアミックス作品 ウィキペディアから
『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)は、鳥山明による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1984年51号から1995年25号まで連載された。略称は「DB」[1]。
ドラゴンボール DRAGON BALL | |||
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ジャンル | 少年漫画・冒険・バトル SF漫画・ファンタジー | ||
漫画 | |||
作者 | 鳥山明 | ||
出版社 | 集英社 | ||
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掲載誌 | 週刊少年ジャンプ | ||
レーベル | ジャンプ・コミックス | ||
発表号 | 1984年51号 - 1995年25号 | ||
発表期間 | 1984年11月20日 - 1995年6月5日 | ||
巻数 | 全42巻(JC) 全34巻(完全版) | ||
話数 | 全519話 | ||
アニメ | |||
映画 | |||
ゲーム | |||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画・アニメ・コンピュータゲーム | ||
ポータル | 漫画・アニメ・コンピュータゲーム |
世界中に散らばった七つの球をすべて集めると、どんな願いも一つだけ叶えられるという秘宝・ドラゴンボールと主人公・孫悟空(そん・ごくう)を中心に展開する「冒険」「夢」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画作品。
1986年から1996年までフジテレビ系列で『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』が放送され、11年間のシリーズ放送期間中、平均視聴率20%以上を記録した[2]。また、全世界80か国以上で放送されるなど[3]、世界中で絶大な人気を誇る日本の漫画・アニメを代表する作品である[4][5]。
連載終了後もテレビアニメ・映画・ゲームなどが展開しており[6]、2024年10月からフジテレビで新作アニメ『ドラゴンボールDAIMA』が放送予定[7]。
単行本の発行部数は完全版(2000万部)を含み国内で1億6000万部以上[2][8]、全世界累計で2億6000万部を記録[9]。
ゲームソフトはミリオンセラーを10本以上輩出し、シリーズ累計販売本数は全世界5000万本に達する[10]。『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は2023年2月時点で、5000億円の収益を記録し、バンダイナムコエンターテインメントの収益を牽引する存在となっている[11]。
地球の人里離れた山奥に住む尻尾の生えた少年・孫悟空はある日、西の都からやって来た少女・ブルマと出会う。そこで7つ集めると神龍(シェンロン)が現れ、どんな願いでも一つだけ叶えてくれるというドラゴンボールの存在を、さらに育ての親である孫悟飯の形見として大切に持っていた球がその1つ「四星球(スーシンチュウ)」であることを知り、ブルマと共に残りのドラゴンボールを探す旅に出る。人さらいのウーロンや盗賊のヤムチャらを巻き込んだドラゴンボール探しの末、世界征服を企むピラフ一味にボールを奪われ神龍を呼び出されるが、ウーロンがとっさに言い放った下らない願いを叶えてもらうことで一味の野望を阻止する。
その後、悟空は旅の途中に知り合った武術の達人・亀仙人の下で、後に親友となるクリリンと共に8か月間にわたる修行を積み、その成果を確かめるために世界一の武術の達人を決める天下一武道会に出場し、変装して出場していた亀仙人に敗れるも準優勝を果たす。悟空は再び修行の旅へと出発し、ドラゴンボールの悪用を企むレッドリボン軍との闘いや、仙猫カリンの修行、孫悟飯との再会などを経てさらに強さを増していく。さらに3年後の天下一武道会では、亀仙流のライバルである鶴仙流の天津飯(テンシンハン)と闘うが、あと一歩のところで敗れ、前回と同じく準優勝に終わる。
天下一武道会終了後、ピラフ一味によって復活したピッコロ大魔王によって、クリリンや亀仙人など悟空の仲間たちや多くの武道家たちが殺される。悟空は仇を討つため、道中に出会ったヤジロベーやカリンの協力を得て命を賭して潜在する力を引き出す超神水を飲み、ピッコロ大魔王に闘いを挑み勝利する。闘いの後、悟空はピッコロ大魔王に殺された神龍や仲間たちの復活のため天界へ向かい、ドラゴンボールの創造者である神様に会う。そこで神龍復活の条件として、神の下、天界で修行することとなった。
その約3年後、少年から青年へと成長した悟空は、天下一武道会の会場で仲間たちと再会。試合では、少年時代に出会った際に「嫁にもらう」と約束していた牛魔王の娘・チチと再会しその場で結婚。そして武道会に出場していたピッコロ大魔王の生まれ変わりであるマジュニアと決勝戦で激突、悟空はこれに勝利し初の天下一武道会優勝を飾る。
ピッコロ(マジュニア)との闘いから約5年後、息子の孫悟飯を儲けて平和な日々を過ごしていた悟空のもとに、実兄・ラディッツが宇宙より来襲し、自分が惑星ベジータの戦闘民族・サイヤ人であることを知らされる。さらわれた孫悟飯を助けるため悟空は宿敵ピッコロと手を組み、自らの命と引き換えにラディッツを倒すが、約1年後にはさらに強力なサイヤ人たちがドラゴンボールを求めて地球に来襲することを知る。
悟空はドラゴンボールによって生き返るまでの間、あの世の界王の下で修業し、仲間と共に地球に強襲したサイヤ人の戦士・ナッパとベジータを迎え撃つ。悟空は修行により増した力でナッパを一蹴し、ベジータと決闘。仲間の協力もあり、何とか辛勝し撤退させるが、多くの仲間を失うとともに、ピッコロの戦死により彼と一心同体であった神も死亡し、地球のドラゴンボールも消滅する。
地球の神と殺された仲間たちを甦らせるため、重傷で入院中の悟空に代わり、悟飯、クリリン、ブルマの3人が神とピッコロの故郷であるナメック星へ向かう。だが、そこには地球で闘ったベジータや、界王すら畏怖する宇宙の帝王・フリーザとその一味が不老不死を求めて来襲し、ナメック星人を虐殺しながらドラゴンボールを略奪していた。悟飯たちはベジータ、フリーザ一味とのドラゴンボールをめぐる三つ巴の攻防の末、後から到着した悟空とナメック星人たちの協力を得てナメック星の神龍・ポルンガを呼び出し、ピッコロと地球のドラゴンボールを復活させる。
出し抜かれて願いが叶えられなかったフリーザは激怒し、一行は対決を強いられる。フリーザの持つ圧倒的な力の前にはベジータやピッコロ、悟空すら歯が立たず仲間たちが次々と命を落としていった。クリリンをも殺され、怒りを爆発させた悟空は伝説の戦士・超(スーパー)サイヤ人へと覚醒。フルパワーを解放したフリーザに勝利する。ポルンガによって地球に帰還した悟飯たちは復活したドラゴンボールによりサイヤ人やフリーザ一味に殺された人々を蘇生させた。一方の悟空も爆発するナメック星を辛くも脱出、ヤードラット星に漂着し一命を取り留めた。
ナメック星での闘いから約1年後、密かに生き延びていたフリーザとその一味が地球を襲撃するが、突如現れた超サイヤ人に変身できる謎の青年によって撃退される。トランクスと名乗るその青年は、自分は未来からやってきたブルマとベジータの息子であることを悟空にだけ明かすと同時に、悟空は心臓病によって命を落とすこと、3年後に現れる2体の人造人間が絶望の未来をもたらすことを告げる。その後本当に心臓病によって危篤状態になるも、トランクスから渡された特効薬によって生還、来るべき日に備えて3年間各々に修行してその日を迎える悟空たちであったが、事態はトランクスが知っている歴史とは大きく違うものとなり、彼さえ知らなかった人造人間たちまで現れ、さらに究極の人造人間・セルが未来から出現。悟空らの想定を遥かに超えた戦士が続々と現れた。
人造人間17号と人造人間18号を吸収することで完全体となったセルは地球の命運を賭けた武道会「セルゲーム」の開催を全世界に宣言する。悟空らは天界にある1日で1年の修行が行えるも過酷な環境に晒される「精神と時の部屋」で修行し、強さを増してセルゲームに臨むが、悟空はセルとの激闘の末降参する。その意思を継いだ悟飯が怒りをきっかけに超サイヤ人2へと覚醒、勝つことを断念したセルは地球ごと爆破させる自爆を図るが、悟空の命と引き換えの咄嗟の機転により地球の爆破は免れる。しかしセルは生きており悟飯と再び闘うことになる。セルもパワーアップしているため闘いは苦戦を強いられたが悟空の幻影と共にかめはめ波を放ちセルを撃破。セルゲームを制した悟飯たちは、ドラゴンボールによりセルに殺された人々を蘇生させるが、悟空は自分が悪人を引き寄せているという理由で生き返りを拒否し、あの世に残ることを選ぶ。
セルゲームより約7年後、高校生に成長した悟飯が天下一武道会に出場することを知った悟空は、自らも出場するために占いババの力によって1日だけこの世に戻る。天下一武道会の最中、悟空たちは界王よりもさらに高位の存在である界王神から恐ろしい力を持つ魔人ブウの封印が解かれようとしていることを知らされる。復活した魔人ブウにより悟飯やベジータが倒され、悟空はあの世に帰ったため、地球の命運は悟空の次男・孫悟天と少年トランクスの幼い2人に託される。
一方、魔人ブウは様々な人間との出会いからより邪悪で強力な魔人(魔人ブウ〈悪〉)へと変貌。悟天とトランクスが「フュージョン(融合)」して誕生した戦士・ゴテンクスや、潜在能力を解放し、パワーアップを遂げて帰ってきた悟飯らが応戦するが、戦士たちを次々と吸収し姿を変えていく魔人ブウに苦戦を強いられる。危機に陥った悟飯らを救うため現世に舞い戻った悟空とベジータは、界王神界で真の姿となった魔人ブウとの最終決戦に臨む。ドラゴンボールの協力もあり、地球・ナメック星・あの世の人々のエネルギーによって作り上げられた超特大の元気玉によって魔人ブウは完全に消滅する。
それから10年後、悟空は孫のパンと共に天下一武道会に久しぶりに出場し、魔人ブウの生まれ変わりである少年・ウーブと出会う。悟空はウーブと共に見果てぬ強さを追い求めて修行に旅立ち、物語は幕を閉じる。
以下は、主人公と主要キャラクターである。
本作の舞台となる世界は主人公・孫悟空がいる太陽系の惑星「地球」を初め、広大な宇宙である「この世」、死後の世界である「あの世」、界王神たちが住む「界王神界」の3つのエリアに分かれている。この他、どの世界にも属さない「亜空間」も存在している[14]。
アニメ版の詳細な設定は以下の個別記事を参照。
1984 | 11月 『週刊少年ジャンプ』51号より連載開始 |
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1985 | 9月 コミックス第1巻発売 |
1986 | 2月 アニメ『ドラゴンボール』放送開始 |
11月 ファミリーコンピュータゲーム『ドラゴンボール 神龍の謎』発売 | |
12月 初の劇場版アニメ『ドラゴンボール 神龍の伝説』公開 | |
1987 | アニメ『ドラゴンボール』第47話で最高視聴率29.5%を記録 |
1988 | 11月 カードダス ドラゴンボールシリーズ発売開始 |
1989 | 4月 アニメ『ドラゴンボール』放送終了 |
4月 アニメ『ドラゴンボールZ』放送開始 | |
1990 | 10月 TVスペシャル『たったひとりの最終決戦』放送 |
1991 | 『週刊少年ジャンプ』の読者アンケート史上最大得票となる815票を獲得 |
1992 | |
1993 | 2月 TVスペシャル『絶望への反抗!!』放送 |
1994 | アニメ『ドラゴンボールZ』第218話で最高視聴率27.5%を記録 |
1995 | 5月 『週刊少年ジャンプ』25号に最終回「バイバイドラゴンワールド」掲載 |
8月 コミックス最終巻となる42巻発売 | |
1996 | 1月 アニメ『ドラゴンボールZ』放送終了 |
2月 アニメ『ドラゴンボールGT』放送開始 | |
1997 | 11月 アニメ『ドラゴンボールGT』放送終了 |
1998 | |
1999 | |
2000 | |
2001 | |
2002 | 12月 完全版コミックス発売 |
2003 | |
2004 | 7月 アニメ『ドラゴンボール』のDVD-BOX「DRAGON BOX」発売 |
2005 | 3月 『データカードダス ドラゴンボールZ』稼働開始 |
2006 | 9月 『超こち亀』に秋本治との共作『こちらナメック星ドラゴン公園前派出所』を掲載 |
2007 | 1月 『週刊少年ジャンプ』4・5合併号で尾田栄一郎との共作『CROSS EPOCH』を掲載 |
2008 | |
2009 | 4月 アニメ『ドラゴンボール改』第1期放送開始 |
2010 | 11月 アーケードゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』稼働開始 |
12月 オオイシナホによるスピンオフ漫画『ドラゴンボールSD』連載開始 | |
2011 | 3月 アニメ『ドラゴンボール改』第1期放送終了 |
2012 | |
2013 | 3月 17年ぶりとなる劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』公開 |
2014 | 4月 アニメ『ドラゴンボール改』第二期放送開始 |
2015 | 4月 劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』公開 |
6月 とよたろうによる漫画『ドラゴンボール超』連載開始 | |
6月 アニメ『ドラゴンボール改』第2期放送終了 | |
7月 アニメ『ドラゴンボール超』放送開始 | |
2016 | 6月 集英社に「ドラゴンボール室」新設 |
11月 アーケードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』稼働開始 | |
2017 | |
2018 | 3月 アニメ『ドラゴンボール超』放送終了 |
4月 東映に「ドラゴンボール部署」新設 | |
12月 劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』公開 | |
2019 | |
2020 | |
2021 | |
2022 | 6月 劇場版『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』公開 |
2023 | |
2024 | 10月 アニメ『ドラゴンボールDAIMA』放送開始(予定) |
本作は、連載が始まるまでにさまざまな紆余曲折があった。鳥山と担当編集者の鳥嶋和彦は、当時連載中であった『Dr.スランプ』のアイデアが尽きかけていたため連載を終了させたがっていたが、そう簡単に人気作品を終わらせるわけにもいかず、連載終了3か月後に新連載を始めるなら辞めてもいいという条件を受け、『Dr.スランプ』の連載と平行して描いた読み切り作品『騎竜少年(ドラゴンボーイ)』、『トンプー大冒険』(両作品とも『鳥山明○作劇場VOL.2』に収録)を基に[27][28]、『ドラゴンボール』のネタを固めていった[27]。
プロット段階においては『西遊記』の要素も取り入れると共に[29]、「ボールを集める」というアイデアは『南総里見八犬伝』から取られたが[30]、「『八犬伝』が8つの球なので、同じじゃ悔しいから」とボールの数は7個にされ[31]、タイトルは映画『燃えよドラゴン』から取られた[32]。こうして本作の初期の構想がまとまった。
当初は鳥山版『西遊記』を目指しストーリーを進めようとしていたが、担当の鳥嶋の反応は「西遊記そのものではないか」と冷たかった[29]。そのため、第二稿(SF要素が取り入れられ、服装が現代風)、第三稿(現行の『ドラゴンボール』にかなり近い設定)と変更が加えられ、最終的には『西遊記』の要素は主人公の名前やキャラクターデザインのほか、初期のいくつかのエピソードやアイテムなどにその名残を留めるのみとなった[27]。
5週連続カラーという大々的な扱いで連載開始されるも当初はあまり人気がなく[33]、開始当初は前作『Dr.スランプ』の影響による期待票や編集部のバックアップもあり良かったものの、徐々に人気は下降し、アンケート結果における順位が15位になることもあった[27][34]。担当の鳥嶋に「主人公が地味だ。だから人気がないんだ」と指摘された鳥山は、以後「強さを追い求める主人公」というテーマを作品に持たせることになる[33]。修行の成果を見せるために天下一武道会の本編が始まり、主人公である孫悟空のキャラクターも確立され、人気も急激に上昇する。同じ頃にフジテレビから集英社に話があり、アニメ化に繋がった[28]。
1990年発売の『週刊少年ジャンプ45号』にて本作と『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が共に5000万部突破(ドラゴンボール50977000部、こちら葛飾区亀有公園前派出所50122000部)した事が発表され、本誌に各方面から祝電がよせられた[35]。
フリーザ編が佳境に入る頃にはその人気はピークに達し、1991年に行われた『週刊少年ジャンプ』の1000票アンケートで815票を獲得。ジャンプにおける地位を不動のものとする[36][注釈 4]。天下一武道会編で読者アンケート1位を獲得し、その後、連載終了まで不動の1位となる[38][注釈 5]。その人気は漫画の枠を越え、アニメ『ドラゴンボール』第47話で最高視聴率29.5%を記録。ファミコンソフト『ドラゴンボール 神龍の謎』は120万本の出荷を記録した[38]。
1995年の連載終了については、鳥山の強い要望によるものであったとはいえ、最終的には関係各社のトップ級会議などの調整や各社の上層部による経営判断を必要とし、関連企業の株価・業績への影響を最小限に抑えるべく様々な配慮や下準備を行った上でようやく実現できたという、前代未聞の事態となった[40]。後に鳥山はブウ編について「漫画を描いている自分でさえイヤになるほど激しくくどい闘いの連続。血圧高めで薄味好きのオジサンになってしまった今では、もうこんな闘いは描けない。というか、これ以降、闘いの漫画を描く気がなくなってしまった」と告白している[41]。前述のように、ブウ編開始前において鳥山は鳥嶋と連載終了の約束を取り付けていたが、当時の編集長であった堀江信彦はその事実を途中まで知らされていなかったという[42]。
こうした背景もあって、本作は延べ10年半に及ぶ長期連載となった。最終話は巻頭カラーであり、これはジャンプにおいては『リングにかけろ』に続いて2度目であった[43]。最終話もまだ悟空の冒険が続くようなシーンで終了している。
かつての週刊少年ジャンプ編集長であった西村繁男によると、それまで守っていた600万部の発行部数が、ドラゴンボール終了直後に割れこみ、あっという間に部数が急落したことである[39]。
連載終了後の『週刊少年ジャンプ』1995年26号から35号にかけて、10週連続特別企画として原作や各メディアでの展開を振り返る「HISTORY OF DRAGON BALL」が掲載された。
鳥山は連載終了直後のメッセージで「やりたいっすよ、次(の新しい作品)を。そのために(ドラゴンボールの連載を)やめたいと思ったってのもあるし。不器用だから他をやりながらってのがダメなんです。この作品をやって純粋にストーリー漫画の面白さってのもわかりましたし、自分では動きのある絵もやっと描けるようになってきたなあと思い始めた[44]」とコメントした。
連載が終了した翌年の1996年2月、アニメ『ドラゴンボールGT』の放送が開始された。完全オリジナルストーリーで描かれたこの作品に、鳥山はキャラクターデザインや設定画を書き下ろす形で参加した。全64話と番外編1話が放送され、第2話で視聴率19.7%を記録する人気アニメとなった[45][46]。この当時を鳥山は2013年のインタビューで「その頃、連載はもう終わっていたので、僕の頭は次の仕事に向いていました。だから…正直に言うと、そこでまた『DB(GT)』のデザインというのは、ちょっとだけ抵抗がありました(笑)。続けていただけるのは、本当にありがたいと思いましたが[47]」と語っている。
2002年12月4日から完全版コミックスが発売され、累計発行部数2000万部を超えるベストセラーとなった[2]。また、完全版の発売を皮切りに2003年3月には『ドラゴンボールZ』を収録したDVDBOX『DRAGON BOX VOL.1』が発売。10万円を超える高額商品にもかかわらず驚異的な売上を記録し、その後もアニメ『ドラゴンボール』シリーズのDVDが立て続けにリリースされた。同じく2003年には家庭用ゲームソフト『ドラゴンボールZ』がリリースされ、人気キャラクターが総登場するこの作品から、現在に続くDBゲームの流れが出来上がった[46]。
コミックス完全版の描き下ろしカバーイラストを描く仕事のため鳥山は初めて本作をまともに読み[47]、完全版では最終話の最後も修正されたが[48]、鳥山は「何年もたって完全版が出ましたが、その時最後を少し描き足しました。何だか最後がシャキッとしない気がしたんだと思います。悟空の闘いは終わって、世代交代というか、そういう意図を明確にしたかったんです[48]」と語っている。
2013年3月30日に劇場版アニメとしては17年ぶりとなる新作『ドラゴンボールZ 神と神』が公開され、2015年4月18日には劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』が公開された。2015年7月5日から放送開始した『ドラゴンボール超』では、鳥山はテレビアニメで初となる原案に携わっている[50]。また、とよたろうによる漫画版が『Vジャンプ』2015年8月号から連載が開始されている[51]。
『週刊少年ジャンプ』創刊45周年記念として2013年33号 - 44号まで、『銀河パトロール ジャコ』が短期連載された。その内容はDBの前日譚として、悟空が地球に送り込まれる前の話が描かれており、主人公のジャコは劇場版やテレビアニメにも登場し、『ドラゴンボール』においても主要キャラクターの1人となっている[50]。また、単行本には『DRAGON BALL- 放たれた運命の子供』が収録されている。
2015年5月9日、日本記念日協会は5月9日を「悟空の日」に認定した[52]。
2016年10月12日、集英社は都内で行われた新刊企画発表会で、同年6月21日付で社内に単独作品の部署としては初の試みとなる「ドラゴンボール室」を新設したことを発表した。担当者は「単独作品の部署は新しい試み。ライツ(権利)と漫画の両方を備え、世界的な人気を誇るビッグコンテンツをさらに大きく展開することを目指していく」と説明。鳥山も「ずいぶん昔の作品を、集英社さんの優秀なスタッフの力を借りて、現代でも盛り上げていただこう、なんていうボクにとっては実にありがたくも頼もしいチームです。これでボクは何もしなくてもいいということになればホントに最高です」とコメントを寄せた[53]。
2018年3月23日、東映アニメーションは同年4月1日付で、従来のテレビ企画部を第一映像企画部、映像企画部を第二映像企画部とそれぞれ改称し、そして新たに『ドラゴンボール』を主に担当する第三映像企画部を新設することを発表した。『ドラゴンボール』は東映アニメーションのなかでも最もビジネスが大きな作品であり、独立させることで、さらに積極的にビジネス開発を進めることになる模様である[54][55]。
2018年3月にテレビアニメ『ドラゴンボール超』が終了したあとも2018年12月14日に劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』、2022年6月11日には劇場版『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が公開された。
2023年5月16日、集英社内部署のドラゴンボール室で初代室長を務めていた伊能昭夫が、作中内で登場する同名の企業を冠した「カプセルコーポレーション・トーキョー」を設立[56]。
テレビアニメは11年間平均視聴率20%以上を維持し続け[73]、主題歌『CHA-LA HEAD-CHA-LA』を収録したCDは170万枚を売り上げた[74]。
人気は非常に高く、『週刊少年ジャンプ』連載中の頃は『週刊少年ジャンプ』1991年21・22合併号で行われた読者アンケートで同誌のアンケート史上最大得票となる1000票中815票を獲得[75][76]。『週刊少年ジャンプ』1995年3-4号でギネス世界記録にも登録された653万部の大記録の達成に2枚看板である『SLAM DUNK』と共に牽引役となった[77]。本作の連載終了後は同誌の部数が急速に減少していく事になった[78]。
連載終了後も本作が連載・放映されていた時期には生まれていない世代にも知名度が高く、2002年に再放送された『ドラゴンボールZ』は平日夕方の時間帯にもかかわらず高視聴率を獲得し、完全版コミックス、ゲーム、DVDなどが大ヒットするなど子供たちの間でも大人気となっている[79]。2007年に漫画全巻セットの販売サイト「全巻読破.com」が発表した最も全巻読破された人気コミックランキングで『ドラゴンボール』(全42巻)が1位になり、2位は『ドラゴンボール』完全版(全34巻)となった[80]。2009年4月から『ドラゴンボール改』がスタート。2014年には第2期「魔人ブウ編」が放送され、どちらも親世代の知名度が抜群であり、小学生の間でも男子・女子ともに高い平均視聴率を記録した[81][50]。
2013年3月にライフネット生命保険が全国の15歳〜49歳の男女1000名に本作に関する調査をしたところ、本作のテレビアニメを観た経験があると答えたのは10代が86.8%、20代が97.6%、30代が98.0%、40代が96.4%、全体で94.7%が観た経験があると回答し、世代を越えて愛されている国民的アニメと言える結果となった[82]。連載終了20年が経過してなおも小学生や子供たちにも『ドラゴンボール』の知名度は高く2015年7月から放送の『ドラゴンボール超』でその人気はさらに高まっており[83]、映画『ドラゴンボール超 ブロリー』が全世界興行収入135億円を記録し[84]、各国で大ヒットした[85]。
年度 | 売上高(円) | 出典 |
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2008年3月期(2007年4月1日 - 2008年3月31日) | 178億 | [88] |
2009年3月期(2008年4月1日 - 2009年3月31日) | 158億 | [88] |
2010年3月期(2009年4月1日 - 2010年3月31日) | 125億 | [89] |
2011年3月期(2010年4月1日 - 2011年3月31日) | 83億 | [89] |
2012年3月期(2011年4月1日 - 2012年3月31日) | 118億 | [89] |
2013年3月期(2012年4月1日 - 2013年3月31日) | 89億 | [90] |
2014年3月期(2013年4月1日 - 2014年3月31日) | 114億 | [90] |
2015年3月期(2014年4月1日 - 2015年3月31日) | 194億 | [90] |
2016年3月期(2015年4月1日 - 2016年3月31日) | 349億 | [91] |
2017年3月期(2016年4月1日 - 2017年3月31日) | 611億 | [91] |
2018年3月期(2017年4月1日 - 2018年3月31日) | 979億 | [92] |
2019年3月期(2018年4月1日 - 2019年3月31日) | 1290億 | [92] |
2020年3月期(2019年4月1日 - 2020年3月31日) | 1349億 | [93] |
2021年3月期(2020年4月1日 - 2021年3月31日) | 1274億 | [94] |
2022年3月期(2021年4月1日 - 2022年3月31日) | 1276億 | [95] |
2023年3月期(2022年4月1日 - 2023年3月31日) | 1445億 | [96] |
2024年3月期(2023年4月1日 - 2024年3月31日) | 1406億 | [97] |
年度 | 国内版権 | 海外映像 | 海外版権 | 出典 |
---|---|---|---|---|
2015年度 | 19億4700万 | 16億6600万 | 14億7800万 | [99] |
2016年度 | 35億8900万 | 22億1500万 | 33億6600万 | [100] |
2017年度 | 65億6600万 | 27億3900万 | 52億3100万 | [101] |
2018年度 | 85億4800万 | 35億1800万 | 78億7600万 | [102] |
2019年度 | 76億5600万 | 34億5100万 | 87億6300万 | [103] |
2020年度 | 64億7900万 | 28億4700万 | 77億5100万 | [104] |
2021年度 | 54億8700万 | 24億7400万 | 93億2800万 | [105] |
2022年度 | 61億4900万 | 54億300万 | 115億9000万 | [98] |
単行本の国内累計発行部数は完全版を含めて1億6000万部以上(2015年時点)[8]、全世界累計発行部数は2億6000万部以上を記録(2020年時点)[9]。
国名 | 出版社 | 部数 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|
日本 | 集英社 | 1億6000万部以上 | 2015年時点、完全版込み | [8] |
フランス | グレナ | 3000万部 | 2017年時点 | [109][110] |
韓国 | ソウル文化社 | 2000万部以上 | 2009年時点 | [111] |
スペイン | Planeta deAgostini | 2000万部 | 2013年時点(2500万部との報道も[112]) | [113] |
イタリア | スターコミックス | 1600万部 | 2021年時点 | [114] |
中国 | 中国少年児童出版社 | 1000万部以上 | 2013年時点 | [115][116] |
台湾 | 東立出版社 | 1000万部以上 | 2009年時点 | [117] |
香港 | 文化傳信 | 840万部 | (各巻20万部の売上、全42巻) | [118] |
ドイツ | カールセン出版社 | 800万部以上 | 2012年時点 | [119] |
ブラジル | Conrad Editora | 600万部 | 2002年時点 | [120] |
アメリカ | ビズメディア | 218万5千部以上 | (2016年時点、無印版16冊 Z版26冊 全42冊) | [121] |
デンマーク | Forlaget Carlsen | 150万部以上 | 2007年時点 | [122][123] |
スウェーデン | Bonnier Carlsen | 130万部 | 2006年時点 | [123] |
フィンランド | Sangatsu Manga | 約50万部 | (2009年時点、全42巻の売上) | [124][125] |
ポーランド | JPF社 | 42万部以上 | 2002年時点 | [126] |
イギリス | Gollancz / Viz Media | 約7万8千部 | 2010年時点 | [127] |
ベトナム | キムドン出版社 | 年6万部 | 2009年頃 | [128] |
本作のゲームソフトの累計販売本数は『ドラゴンボール ゼノバース』シリーズの1500万本を初め[129]、全世界累計販売本数5000万本を越える[10]。日本国外での累計出荷本数は2015年12月時点で2400万本を記録している[130]。また、2013年には「世界で最もビデオゲーム化されたコミック」としてギネス世界記録に認定されている[131]。
タイトル | 発売日 | 開発元 | 本数 | 出典 |
---|---|---|---|---|
ドラゴンボール ファイターズ | 2018年2月1日 | アークシステムワークス | 1000万本 | [132] |
ドラゴンボール ゼノバース2 | 2016年11月2日 | ディンプス | 1000万本 | |
ドラゴンボールZ カカロット | 2020年1月26日 | サイバーコネクトツー | 800万本 | [133] |
ドラゴンボール ゼノバース | 2015年2月5日 | ディンプス | 500万本 | [134] |
ドラゴンボールZ | 2003年2月13日 | ディンプス | 350万本以上 | [135] |
ドラゴンボールZ2 | 2004年2月7日 | 350万本以上 | ||
ドラゴンボールZ3 | 2005年2月10日 | 350万本以上 | ||
ドラゴンボールZ 超武闘伝 | 1993年3月20日 | トーセ | 141万本 | [136] |
ドラゴンボールZ Sparking! | 2005年10月6日 | スパイク | 136万7千本 | [137] |
ドラゴンボールZ 超武闘伝2 | 1993年12月17日 | トーセ | 120万本 | [136] |
ドラゴンボール 神龍の謎 | 1986年11月27日 | 120万本 | [136] | |
ドラゴンボールZ Sparking! NEO | 2006年10月5日 | スパイク | 117万5千本 | [138] |
ドラゴンボールZ Sparking! METEOR | 2007年10月4日 | 104万本 | [139] | |
ドラゴンボールZ 超武闘伝3 | 1994年9月29日 | トーセ | 91万本 | [136] |
ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人 | 1990年10月27日 | 90万本 |
1988年にバンダイから初の自動販売機で販売するカードダスが登場し、中でも最大のヒットを飛ばしたのが「カードダス ドラゴンボールシリーズ」。1988年11月に第一弾が発売され、この本弾の人気を受けて「スーパーバトル」、「ジャンボカードダス」など様々な形・シリーズへと展開され大ブームを起こし[140]、1995年に20億枚を突破するなど大きな売り上げを記録した[141]。
『スーパードラゴンボールヒーローズ』はカード累計出荷枚数13億枚を記録し、デジタルカードゲーム市場で1位である[142]。また、メルカリが発表した「メルカリトレンドワード2019上半期」で『スーパードラゴンボールヒーローズ』が1位に選ばれた[143]。
『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は2021年9月時点で全世界3億5000万DLを記録[144]。『ドラゴンボール レジェンズ』は2024年4月時点で全世界1億DLを突破している[145]。
年 | 調査機関 | 調査概要 | 対象名 | 順位 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|
2006年 | 日本コンパクトディスク・ ビデオレンタル商業組合 | 「心に残るマイベストムービー」・TVアニメ部門 | ドラゴンボール | 1位 | [146] |
2007年 | オリコン | 「1000人が選んだ!漫画史上“最強”キャラクターランキング!」 | 孫悟空 | [147] | |
「ヒーローの必殺技といえば何か?」 | かめはめ波 | [148] | |||
2008年 | 「実際にアニメ主人公になれるなら誰に?」 | 孫悟空 | [149] | ||
「今までで最も面白かったテレビアニメは?」 | ドラゴンボール | [150] | |||
2009年 | ライフネット生命保険 | 「好きだったマンガは?」 | ドラゴンボール | [151] | |
オリコン | 「漫画の名脇役ランキング」 | クリリン | [152] | ||
2010年 | 東京工芸大学 | 「クールジャパンとして世界に紹介したい日本文化は何ですか?」 アニメ・漫画部門 | ドラゴンボール | [153] | |
2013年 | 聞く技術研究所 | 「マンガの魅力度比較調査」 認知率、購読経験率、選好度 | ドラゴンボール | [154] | |
2013年 | CEDEC | 「一番最初に見た日本のアニメ/戦隊もの/映画は?」 「好きな日本のマンガは?」 「好きな日本のアニメは?」 | ドラゴンボール | [155] | |
2014年 | ダ・ヴィンチニュース | 「あなたが思う最強のジャンプマンガは?」 | ドラゴンボール | [156] | |
2015年 | 立教大学 | 「クールジャパンだと思うアニメ作品は?」 「クールジャパンだと思うマンガ作品は?」 | ドラゴンボール | [157] | |
2017年 | gooランキング | 「マジで絶望感を与えられたジャンプの敵キャラといえば?」 | フリーザ | [158] | |
「最強に魅力的だった!ジャンプのラスボスランキング」 | 魔人ブウ | [159] | |||
フジテレビ | 「昭和vs平成 アニメ&特撮&マンガヒーロー・ヒロイントップ20〜1億2千万人が選んだ永久保存版ランキング〜」 「昭和・平成のヒーロー部門」 | 孫悟空 | [160] | ||
2018年 | オリコン | 「子どもの頃に好きだったTVアニメ番組」 | ドラゴンボール | [161] | |
2019年 | アニメ!アニメ! | 「アニメに登場する最強の老人キャラといえば?」 | 亀仙人 | [162] | |
gooランキング | 「圧倒的カリスマ性のあるジャンプ主人公ランキング」 | 孫悟空 | [163] | ||
「これぞ「真の国民的漫画」と思う漫画ランキング」 | ドラゴンボール | [164] | |||
「せりふ回しが天才的なジャンプ作品ランキング」 | ドラゴンボール | [165] | |||
「ジャンプ史上最強の悪のカリスマランキング」 | フリーザ | [166] | |||
2020年 | 文春オンライン | 「あなたが選ぶ『少年マンガ』ベスト1は?」 | ドラゴンボール | [167] |
セレモニー | 部門・賞 | 対象 | 結果 | 出典 |
---|---|---|---|---|
PlayStation Awards 2003 | ゴールドプライズ賞 | ドラゴンボールZ | 受賞 | [168] |
PlayStation Awards 2004 | ゴールドプライズ賞 | ドラゴンボールZ2 | 受賞 | [168] |
PlayStation Awards 2005 | ゴールドプライズ賞 | ドラゴンボールZ3 | 受賞 | [168] |
PlayStation Awards 2006 | ゴールドプライズ賞 | ドラゴンボールZ Sparking! | 受賞 | [168] |
ビデオ・オブ・ザ・イヤー 2006 | 最優秀アニメ賞 | ドラゴンボールZ・DVD | 受賞 | [169] |
DVD・オブ・ザ・イヤー 2006 | TVアニメ・OVA部門 | ドラゴンボールZ・DVD | 3位 | [169] |
第39回日本アカデミー賞 | 優秀アニメーション作品賞 | ドラゴンボールZ 復活の「F」 | 受賞 | [170] |
第9回ゴールデングロス賞 | 日本映画部門・優秀銀賞 | ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空 ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強 |
受賞 | [171] |
第10回ゴールデングロス賞 | 日本映画部門・優秀銀賞 | ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち | 受賞 | [171] |
第11回ゴールデングロス賞 | 日本映画部門・優秀銀賞 | ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦 | 受賞 | [171] |
第12回ゴールデングロス賞 | 日本映画部門・優秀銀賞 | ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない | 受賞 | [171] |
第13回ゴールデングロス賞 | 日本映画部門・優秀銀賞 | ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ | 受賞 | [171] |
第33回ゴールデングロス賞 | 日本映画部門・優秀銀賞 | ドラゴンボールZ 復活の「F」 | 受賞 | [171] |
MIPTV 2013 | 世界のテレビを変えた50作品 | ドラゴンボールGT | 受賞 | [172] |
モバイルプロジェクト・アワード 2016 | モバイルコンテンツ部門・優秀賞 | ドラゴンボールZ ドッカンバトル | 受賞 | [173] |
日本おもちゃ大賞 2017 | イノベイティブ・トイ部門 優秀賞 | BotsNew Characters VR DRAGONBALL Z | 受賞 | [174] |
日本ゲーム大賞 2017 | フューチャー部門 | ドラゴンボール ファイターズ | 受賞 | [175] |
日本商品化権大賞 2017 | 国内部門 | ドラゴンボールシリーズ | 受賞 | [176] |
2003年度JASRAC賞 | 銀賞 | ドラゴンボールZ BGM | 受賞 | [177] [178] |
2007年度JASRAC賞 | 国際賞 | ドラゴンボールZ BGM | 受賞 | [177] |
2014年度JASRAC賞 | 国際賞 | ドラゴンボールZ BGM | 受賞 | [177] |
2017年度JASRAC賞 | 国際賞 | ドラゴンボールZ BGM | 受賞 | [177] |
2018年度JASRAC賞 | 国際賞 | ドラゴンボールZ BGM | 受賞 | [177] |
PlayStation Developers Choice Awards 2018 | ベストビジュアルアーツ部門 | ドラゴンボール ファイターズ | 受賞 | [179] |
Google Play ベスト オブ 2018 | ベストゲーム2018 | ドラゴンボール レジェンズ | 受賞 | [180] |
第42回日本アカデミー賞 | 優秀アニメーション作品賞 | ドラゴンボール超 ブロリー | 受賞 | [181] |
Crunchyrollアニメアワード 2019 | ベストアニメシリーズ賞 | ドラゴンボール超 | 受賞 | [182] |
CEDEC AWARDS 2019 | ゲームデザイン部門・優秀賞 | ドラゴンボール ファイターズ | 受賞 | [183] |
日本商品化権大賞 2019 | グローバル部門 | ドラゴンボール超 ブロリー | 受賞 | [84] |
コミックスは40カ国以上で発売され[184]、アニメは80カ国以上の国と地域で放送された[3]。テレビ朝日放送の『決定!これが日本のベスト』での「世界に進出した日本の人気アニメ ベスト100」のアンケートで本作が1位を獲得し[185]、オリコンが行った「世界に通用していると思う日本のアニメ」、「世界に通用しているマンガ&アニメランキング」のアンケートで、いずれも『ドラゴンボール』が圧倒的な得票数で1位に選ばれるなど[186][187]、日本国外でも高い人気と知名度を誇っており、その人気は世界規模である[79]。2019年の世界市場規模は約2500億円を記録しグローバルな市場を創出するなど商品化権ビジネスの発展に貢献した[84]。2019年時点で全世界市場規模は230億ドル(約2兆5000億円)を記録している[12]。
中南米でも『ドラゴンボール』は絶大な人気を誇っており、アニメはスペイン語やポルトガル語に翻訳されて繰り返し放送されている[224][225]。中南米で公開された『ドラゴンボールZ 神と神』は最初の週末だけで約8億5000万円の興行収入を達成し[226]、最終的な興行収入は中南米全体で1558万ドル以上(約17億3000万円)、全世界では約5000万ドル(54億円以上)を記録した[227]。
フランス語版コミックス売上推移 | 出典 | |
---|---|---|
2005年、年間売上部数 | 151万6259部 | [257] |
2007年、年間売上部数 | 92万249部 | [258] |
2008年、年間売上部数 | 87万8807部 | |
2009年、年間売上部数 | 73万4320部 | [259] |
2010年、年間売上部数 | 57万4965部 | |
2011年、年間売上部数 | 35万4901部 | [260] |
2017年、年間売上部数 | 44万5000部 | [261] |
2021年、年間売上部数 | 186万7934部 | [262] |
2004年時点累計発行部数 | 1000万部 | [263] |
2012年時点累計発行部数 | 2000万部 | [264] |
2022年時点累計発行部数 | 2600万部 | [265] |
2023年時点累計発行部数 | 2800万部 | [266] |
中東やアラブ世界では、アラブ首長国連邦のドバイに拠点を構えるアニメ専門チャンネルSpacetoonでテレビアニメが放送されており[311]、各国で人気を博している[312]。
アフリカにおいては、北アフリカなどで「Spacetoon」でアニメが放送された。南アフリカでも『ドラゴンボール』や『ポケットモンスター』は有名であり[313]、カメルーンの首都ヤウンデで開催された日本文化祭では、青年協力隊有志による『ドラゴンボール』の主題歌が演奏され会場全体が大盛り上がりであった[314]。ベナンではフランス語版の単行本が出版されている[315]。
2020年3月16日から、カートゥーン ネットワーク アフリカのキッズチャンネルでアニメ『ドラゴンボール超』の放送が開始している。キッズコンテンツディレクターのアリアン・スベッグは「ドラゴンボール超の世界的な人気は、アフリカの家庭やアニメファンにまっちするのに最適です」と語り、「ドラゴンボール超はまったく新しいドラゴンボール時代の幕開けであり、まったく新しい世代の子供たちのグループが今や友達と一緒にスーパーサイヤンを見ようとしていることを知っています」と語った[316][317]。
日本以外のアジアにおいては、中国や韓国などアジア各国で海賊版が多数出回り、タイでは20社に及ぶ出版社が海賊版を発行するという「タイのドラゴンボール争奪戦」というものが起こるなど[321]、版権元を悩ませている。アジアでの本作の呼び名は、中国本土では「龍珠」、または「七龍珠」、香港では「龍珠」、台湾では「七龍珠」、マレーシアでは「Mutiara Naga」(龍の真珠)と呼ばれている。
当初は43巻まで発売する予定だったが、「早く読んでもらいたい」という鳥山の意向により42冊で完結することになり、41巻と42巻は通常より約50ページ厚いものになった[386]。
完全版の最終巻では、魔人ブウとの最終決戦における決着シーンと、最終話の悟空とウーブの旅立ちのシーンの数か所に鳥山が4ページ分加筆している。そのため、先に発売されている通常版と完全版とでは最終話のニュアンスが変わっており、鳥山が本来込めた意図が完全版ではより明確になっている。連載終了までの経緯で触れた、通常のコミックスの最終話にあった作者による完結の経緯の説明は、完全版では削除されている。
国・地域 | 出版社 | 言語 | 題名 | 参照 |
---|---|---|---|---|
アメリカ合衆国 | Viz Media | 英語 | DRAGON BALL | [421] |
カナダ | [422] | |||
イギリス | [127] | |||
オーストラリア | [423] | |||
ニュージーランド | [423] | |||
インド | [424] | |||
フランス | Glénat | フランス語 | [256] | |
オランダ | Glénat Benelux | オランダ語 | [425] | |
スペイン | Planeta deAgostini | スペイン語 | [426] | |
カタルーニャ州 | カタルーニャ語 | Bola de Drac | [427] | |
ポルトガル | ポルトガル語 | DRAGON BALL | [428] | |
イタリア | Star Comics | イタリア語 | [114] | |
ドイツ | Carlsen Verlag | ドイツ語 | [280] | |
スウェーデン | Bonnier Carlsen | スウェーデン語 | [429] | |
デンマーク | Forlaget Carlsen | デンマーク語 | [122] | |
フィンランド | Sangatsu Manga | フィンランド語 | [430] | |
ノルウェー | Outland Forlag | ノルウェー語/ブークモール | [431] | |
ポーランド | Japonica Polonica Fantastica | ポーランド語 | [282] | |
ハンガリー | Semic Interprint | ハンガリー語 | [432] | |
韓国 | ソウル文化社 | 韓国語 | 드래곤볼 | [111] |
中国 | 中国少年児童出版社 | 中国語 | 龙珠 | [115] |
香港 | 文化傳信 | 中国語(繁体字) | 龍珠 | [330] |
台湾 | 東立出版社 | 七龍珠 | [331] | |
ブラジル | Panini Manga Brazil | ポルトガル語 | DRAGON BALL | [245] |
アルゼンチン | Editorial Ivrea | スペイン語 | [433] | |
メキシコ | Panini Manga México | [434] | ||
コロンビア | Panini Manga Colombia | [435] | ||
ペルー | Panini Manga Perú | [436] | ||
チリ | Panini Manga Chile | [437] | ||
ベトナム | Kim Dong | ベトナム語 | 7 Viên Ngọc Rồng | [438] |
インドネシア | Elex Media Komputindo | インドネシア語 | DRAGON BALL | [439] |
タイ | NED comics | タイ語 | [440] | |
シンガポール | Chuang Yi | 中国語(繁体字) | 七龍珠 | [441] |
マレーシア | Comic Paradise | マレー語 | Mutiara Naga | [442] |
ロシア | Comix-ART | ロシア語 | DRAGON BALL | [443] |
フルカラー版は、かつて週刊少年ジャンプ公式サイトのマンガオンラインでも期間限定で其之二十三まで公開されていたほか、Yahoo!JAPAN週刊少年ジャンプ特集「ドラゴンボールスペシャル」では、2010年4月から5月までの期間限定で、原作の登場キャラクター名や、すべての台詞、全4万語以上が収録され、検索結果では最大5コマ分のフルカラー原作漫画が表示される検索エンジン「マンガ検索」が公開されていた[444]。
彩色した原作コミックスは「DRAGON BALL カラー版」のタイトルで電子書籍としても刊行されており、第1巻 - 第4巻が「孫悟空修行編」、第5巻 - 第9巻が「レッドリボン軍編」、第10巻 - 第16巻が「ピッコロ大魔王編」、第17巻 - 第20巻が「サイヤ人編」、第21巻 - 第27巻が「フリーザ編」、第28巻 - 第35巻が「人造人間・セル編」、第36巻 - 第42巻が「魔人ブウ編」のシリーズで章分けされている。
本作の連載終了を記念して出版された全7巻と補足版3巻からなる全集で、表紙は補巻を除き鳥山の描き下ろしである。内容は『ドラゴンボール』ファンである著名人の寄稿文、各スタッフ座談会、鳥山明のコラムなどが付いた付属冊子の神龍通信付き。
週刊少年ジャンプ掲載時を再現した全18巻からなる総集編。各巻には巻頭特大ポスター付き。
『ドラゴンボールSD』(ドラゴンボールエスディー)は、原作・監修/鳥山明、漫画/オオイシナホによるスピンオフ作品。『最強ジャンプ』第1号(2010年12月3日)から連載開始。『最強ジャンプ』は当初は季刊ペースで刊行していたが、2012年1月号(2011年12月3日発売)から月刊化、2014年11月号(2014年10月3日発売)から隔月刊化、2021年9月号(2021年8月4日発売)から再び月刊化した。
原作のキャラクターをSD化したリメイク作品。ストーリーは原作に沿って展開されているが、一部キャラクターの設定が異なっていたり、原作時では使われていなかった、ニートやおネエやイケメンといった現代の言葉も登場するなどアレンジされている。毎回のページ数は20ページに満たないが、原作のシーンが丸まるカットされていたり省力されていたりするため、ハイテンポで話が進んでいる。原作よりもコミカルになっており、原作ではシリアスな場面もコミカル風に描かれている。
『ドラゴンボール超』(ドラゴンボールスーパー)は、原作/鳥山明、漫画/とよたろうによる、TVアニメ『ドラゴンボール超』に先駆けて始まった公式コミカライズ作品。『Vジャンプ』2015年8月号から連載中。2019年5月時点で発行部数は510万部を記録している[467]。
鳥山明のプロットを基に、とよたろうが話を膨らませて描いている。その際、毎回ネームを鳥山明がチェックしている[468]。其之四十二話まではテレビアニメと共通ストーリーだが、2018年3月にテレビアニメが終了した後も連載が続いており、2024年2月特大号で連載が100話に到達した[469]。
アニメの製作は東映動画→東映アニメーションが行い、放送局はフジテレビ系列、放映時刻は『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』、『ドラゴンボールGT』が毎週水曜日 19:00 - 19:30(JST)、『ドラゴンボール改』、『ドラゴンボール超』が毎週日曜日 9:00 - 9:30(JST・関東地方の場合)となっている。原作部分のアニメ化作品である『ドラゴンボール』と『ドラゴンボールZ』は11年に渡り、平均視聴率は20%超を記録[2]。
次回予告は、悟空役の野沢雅子による「オッス、オラ悟空!」のセリフで始まるのが基本。予告の最後は、『初代』、『超』は悟空の「絶対見てくれよな」、『Z』は悟飯のコメントでしめていた。ナレーターは一貫して八奈見乗児が務めていたが、『超』の途中からは八奈見の病気療養に伴い龍田直樹が担当している。
作品名 | 放送期間 | 話数 | 通算話数 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | ドラゴンボール | 1986年2月26日 - 1989年4月19日 | 153話 | 153話 | 原作其之一話から其之百九十四話までのアニメ化に当たる。 後に『Z』などとの区別のため、略称は『元祖』と呼ばれている[471]。 |
2 | ドラゴンボールZ | 1989年4月26日 - 1996年1月31日 | 291話 | 444話 | 原作其之百九十五話から最終話其之五百十九話までアニメ化[注釈 6]。 タイトルの『Z』には鳥山の「これで最後にしたい」という思いが込められている[32]。 |
3 | ドラゴンボールGT | 1996年2月7日 - 1997年11月19日 | 64話 | 508話 | 前作『Z』の最終話から5年後の世界が舞台のアニメオリジナル作品[注釈 7]。 |
4 | ドラゴンボール改 第1期 | 2009年4月5日 - 2011年3月27日 | 98話 | 606話 | 『Z』のデジタルリマスター版。 ストーリーを原作漫画の構成に近づけて再構成している。 |
5 | ドラゴンボール改 第2期 | 2014年4月6日 - 2015年6月28日 | 61話 | 667話 | 『Z』の「魔人ブウ編」のアニメ化。 |
6 | ドラゴンボール超 | 2015年7月5日 - 2018年3月25日 | 131話 | 798話[注釈 8] | 『GT』以来18年ぶりの完全新作アニメ。 鳥山明が原案を手掛けている。 |
7 | ドラゴンボールDAIMA | 2024年10月11日放送予定[7] | 『超』以来6年ぶりの完全新作アニメ。 鳥山明がストーリーや設定、デザインの多くを手掛けている[472]。 |
映画は東映が配給・制作、東映アニメーション、集英社、バンダイ、バンダイナムコグループ、バンダイナムコエンターテインメント、バードスタジオ〈現:バード・スタジオ〉、読売広告社、フジテレビジョン、ソニー・ミュージックエンタテインメント、BANDAI SPIRITS、エイベックス、ライジングプロダクションが一部の作品を除き制作および制作参加に関わる。また、事業再編や持株会社化に伴い、以下のように制作参加が承継、または制作サイドが変更されている事例もある。
東映の『東映まんがまつり』、『東映アニメフェア』のメイン作品として上映された。第17作『最強への道』までの総動員数は4900万人を記録している[474]。1995年7月公開『悟空がやらねば誰がやる』までの劇場版シリーズ16作の累計記録は、劇場版ビデオ50万本以上、上映館数8000館以上、劇場版パンフレット800万部以上、延べ制作スタッフ3000人以上、興行収入400億円以上と、それぞれ1996年初頭時点におけるアニメ映画史上1位を記録しており、1991年からの5年連続日本映画収入ベスト10入りを果たしている[188]。
タイトル | 公開日 | 監督 | 脚本 | 主題歌 | 興行収入 | 興行収入 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
曲名 | 歌手 | |||||||
第18作 | ドラゴンボールZ 神と神 | 2013年3月30日 | 細田雅弘 | 渡辺雄介 | CHA-LA HEAD-CHA-LA | FLOW | 29.9億円 | $50,461,371[227] |
第19作 | ドラゴンボールZ 復活の「F」 | 2015年4月18日 | 山室直儀 | 鳥山明 | 『Z』の誓い | ももいろクローバーZ | 37.4億円 | $61,768,190 |
第20作 | ドラゴンボール超 ブロリー | 2018年12月14日 | 長峯達也 | Blizzard | 三浦大知 | 40.0億円 | $122,740,616[475](135億円[476]) | |
第21作 | ドラゴンボール超 スーパーヒーロー | 2022年6月11日 | 児玉徹郎 | N/A | 25.1億円 | $97,242,192[477](138億円[478]) |
放送日 | 番組名 | 放送局 | 備考 |
---|---|---|---|
1990年頃 | 『なるほど!ザ・ワールド』 | フジテレビ | 現地でのフランス語版の吹き替えの様子や、日本のスタジオでフランス語版悟空の声を務めるBrigitte Lecordierと野沢雅子が共演した[479]。 |
1990年7月18日 | 『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』 | フジテレビ | 「アニメ実写版劇場」悟空と山田邦子の共演。 |
1993年12月31日 | 『FNS大感謝祭'93』 | フジテレビ | 孫一家が一年の放送をダイジェストで振り返る年末スペシャル。 |
1994年1月1日 | 『第31回新春かくし芸大会』 | フジテレビ | 白組(この年は紅白対抗)の出し物として「DRACON BALL XYZ」というパロディドラマを放送。 悟空役は近藤真彦だが、冒頭では実写悟空のパートを野沢雅子が声を当てていた。ナレーションはアニメと同じく八奈見乗児。 |
1994年1月2日[480] | 『'94新春アニメスペシャル』 | フジテレビ | 悟空と『ちびまる子ちゃん』まる子(声:TARAKO)が映画を紹介するオリジナルアニメ。 |
2005年4月9日 | 『世界クイズビジネス』 | フジテレビ | 『マニアッQ』のコーナーで、DBマニアが本作に関するマニアックな問題を出し合うクイズ対決。 |
2006年3月25日 | 『脳内エステ IQサプリ』 | フジテレビ | 鏡像による間違い探し「IQミラーまちがい7」用オリジナルアニメ。 |
2007年4月7日 | 『日本偉人大賞2007 歴史を変えた超エライ人SP「伝説の最強偉人賞」』 | フジテレビ | 聖徳太子、卑弥呼、武蔵坊弁慶、天草四郎の4人の偉人が日本一を賭け戦う『ドラゴンボール』のパロディアニメ。 |
2007年9月20日・9月27日 | 『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』 「アメトーーーーーーク!ゴールデン3時間SP」 | テレビ朝日 | ゴールデンSPの回にドラゴンボール芸人が出演。 |
2013年1月3日 | 『サイエンスファンタジー カガクる!』 「ドラゴンボールの“かめはめ波”でホントに月は破壊できるのか!?」 | フジテレビ | 新春SP番組。 |
2013年3月1日 | 『MAG・ネット』 | NHK総合テレビ | 『MAG・ネット〜マンガ・アニメ・ゲームのゲンバ〜』での特集[481]。 |
2013年3月24日 | 『ほこ×たて「ドラゴンボール編集者・アニメ制作者 VS ドラゴンボールマニア軍団」』 | フジテレビ | 『マニア VS 本人』でのドラゴンボールクイズ対決。 |
2013年4月27日 | 『漫道コバヤシ「〜映画「ドラゴンボールZ神と神」公開記念!出でよ神龍!!鳥山明先生、アンケート答えておくれーーーっ!!!!!SP〜」』 | フジテレビONE | ドラゴンボール特集回。鳥山明のスペシャルアンケートも実施。 |
2015年4月24日 | 『漫道コバヤシ「地上波特別編 ドラゴンボールZ復活の「F」公開記念スペシャル」』 | フジテレビONE | 『漫道コバヤシ』第15回のドラゴンボール関連部分をメインに再編集した地上波特別版。地上波版のみ鳥山明スペシャルアンケートを追加 |
2015年7月19日 | 『ドラゴンボールで科学する!夏休み!!摩訶不思議スペシャル』 | 関西テレビ放送 | ナレーションは鶴ひろみが務め、アニメの名シーンとともにアトラクションや展示を紹介。 |
2018年2月28日 | 『10万円でできるかな「10万円分スクラッチくじ買ったら元取れるかな?」』 | テレビ朝日 | ドラゴンボールスクラッチの特集にDB芸人が出演。 |
2018年12月9日 | 『映画「ドラゴンボール超 ブロリー」公開記念 オラたちのドラゴンボール講座』 | アニマックス | ドラゴンボールの魅力に迫る1時間特番[482]。 |
2019年5月25日 | 『ミュージックフェア』 | フジテレビ | 氷川きよし、宮野真守、山田涼介、乃木坂46によるドラゴンボール名曲メドレーが披露された[483]。 |
2019年12月31日 | 『第70回NHK紅白歌合戦』 | NHK総合テレビジョン | 映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の主題歌「Blizzard」を三浦大知が披露。 氷川きよしは神龍に乗ってアニメ『ドラゴンボール超』の主題歌「限界突破×サバイバー」を披露した[484]。 |
2021年5月15日 | 『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』 | フジテレビ | クイズ99人の壁SPに俳優の山田孝之とフィギュア原型師軍団が出演し、本作のクイズバトルが放送された[485]。 |
2021年7月19日 | 『教えてもらう前と後』 | TBS系列 | DB芸人がDB大ファンの自宅に訪問する企画[486]。 |
その他、アニメ、グッズ、ゲーム、カードダスなど、数多くの本作のCMが製作されている。
タイトル | 公開日 | 制作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|---|
SONGOKUMANIA: EL BIG BANG DEL MANGA | 2016年 | スペイン・カタルーニャ州 | Oriol Estrada Rangil | 1990年代初頭にカタルーニャにドラゴンボールが進出し空前の人気が始まり、国の歴史上最も売れている日本の漫画になった。 映画ではアニメの放送と漫画の出版に携わった人々とファンにインタビューをした長編ドキュメンタリー[491]。 2016年シッチェス・カタロニア国際映画祭上映作品[492]。 |
1986年にエポック社からシリーズ第1作目となる『ドラゴンボール ドラゴン大秘境』が発売して以降、現在までに数多くの作品が発売され、テレビゲーム、携帯型ゲーム、アーケードゲーム、ソーシャルゲーム、オンラインゲームなど多様なジャンルが扱われている。また、日本国外限定で発売されたソフトのほか、本作の登場キャラクターと『週刊少年ジャンプ』作品とのクロスオーバー作品などもある。それらの外部出演作品については『週刊少年ジャンプ#関連ゲーム』の項目を参照。
※PS=PlayStation、PS2=PlayStation 2、PS3=PlayStation 3、PS4=PlayStation 4、PS5=PlayStation 5、Switch=Nintendo Switch
タイトル | 対応機種 | 発売日 | 発売元 |
---|---|---|---|
ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝 | ゲームボーイ | 1994年11月25日 | バンダイ |
ドラゴンボールZ 悟空激闘伝 | 1995年8月25日 | ||
ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち | ゲームボーイカラー | 2002年8月9日 | バンプレスト |
ドラゴンボール | ワンダースワンカラー | 2003年11月20日 | バンダイ |
ドラゴンボールZ 舞空闘劇 | ゲームボーイアドバンス | 2004年3月26日 | バンプレスト |
ドラゴンボール アドバンスアドベンチャー | 2004年11月18日 | ||
ドラゴンボールZ 舞空烈戦 | ニンテンドーDS | 2005年12月1日 | バンナム |
ドラゴンボールZ 真武道会 | PlayStation Portable | 2006年4月20日 | |
ドラゴンボールZ 遥かなる悟空伝説 | ニンテンドーDS | 2007年3月21日 | |
ドラゴンボールZ 真武道会2 | PlayStation Portable | 2007年6月7日 | |
ドラゴンボールDS | ニンテンドーDS | 2008年9月18日 | |
DRAGONBALL EVOLUTION | PlayStation Portable | 2009年3月19日 | |
ドラゴンボール改 サイヤ人来襲 | ニンテンドーDS | 2009年4月29日 | |
ドラゴンボールDS2 突撃!レッドリボン軍 | 2010年2月11日 | ||
ドラゴンボール タッグバーサス | PlayStation Portable | 2010年9月30日 | |
ドラゴンボール改 アルティメット武闘伝 | ニンテンドーDS | 2011年2月3日 | |
ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッション | ニンテンドー3DS | 2013年2月28日 | |
ドラゴンボールZ BATTLE OF Z | PlayStation Vita | 2014年1月23日 | |
ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッション2 | ニンテンドー3DS | 2014年8月7日 | |
ドラゴンボールZ 超究極武闘伝 | 2015年6月11日 | ||
ドラゴンボールフュージョンズ | 2016年8月4日 | ||
ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッションX | 2017年4月27日 |
タイトル | 対応機種 | 発売日 | 開発 |
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DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU | ゲームボーイアドバンス | 2002年5月14日 | ATARI |
Dragon Ball Z Collectible Card Game | 2002年5月29日 | ||
en:Dragon Ball Z: Taiketsu | 2003年11月24日 | ||
DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU II | 2004年7月23日 | ||
DRAGONBALL Z Buu's Fury | 2004年9月14日 | ||
en:Dragon Ball Z: Sagas | PlayStation 2 | 2005年3月22日 | |
ニンテンドーゲームキューブ | |||
Xbox | |||
DRAGONBALL GT Transformation | ゲームボーイアドバンス | 2005年8月9日 | |
en:Dragon Ball Z: For Kinect | Xbox 360 | 2012年10月2日 | スパイク・チュンソフト |
タイトル | ジャンル | 稼働開始日 | 発売元 |
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ドラゴンボールZ V.R.V.S | 対戦型格闘ゲーム | 1994年 | セガ |
ドラゴンボールZ | 1993年 | バンプレスト | |
ドラゴンボールZ2 Super Battle | 1994年 | ||
超ドラゴンボールZ | 3D対戦型格闘ゲーム | 2005年12月22日 | |
キャラメダルアイランド ドラゴンボールZ ぶっちぎりの超決戦 | メダルゲーム | 2006年12月21日 | |
データカードダス ドラゴンボールZ | データカードダス | 2005年3月 | バンダイ |
データカードダス ドラゴンボールZ2 | 2006年5月 | ||
データカードダス ドラゴンボールZ 爆烈IMPACT | 2007年3月 | ||
データカードダス ドラゴンボールZ W爆烈IMPACT | 2008年5月14日 | ||
データカードダス ドラゴンボール改 ドラゴンバトラーズ | 2009年6月4日 | ||
ドラゴンボールヒーローズ | トレーディングカードアーケードゲーム | 2010年11月11日 | バンダイナムコ |
ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル | 3D対戦型格闘ゲーム | 2011年5月25日 | |
ドラゴンボール ディスクロス | ガシャポン | 2014年11月20日 | |
スーパードラゴンボールヒーローズ | トレーディングカードアーケードゲーム | 2016年11月17日 | |
ドラゴンボールスーパーダイバーズ | トレーディングカードアーケードゲーム | 未定[495] |
タイトル | 配信開始日 | 配信元 |
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ドラゴンボールオンライン | 2010年1月14日 | バンダイコリア |
ドラゴンボール タップバトル | 2013年3月25日 | バンダイナムコゲームス |
ドラゴンボール アルティメットスワイプ | 2014年4月9日 | |
ドラゴンボールZ ドッカンバトル | 2015年1月30日 | バンダイナムコエンターテインメント |
ドラゴンボールZ クロスキーパーズ | 2018年3月20日 | Yahoo!ゲーム |
ドラゴンボール レジェンズ | 2018年5月24日 | バンダイナムコエンターテインメント |
ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ | 2018年7月25日 | BXD |
龙珠 觉醒(龍珠Z 覚醒) ※中国国内での配信 | 2019年2月28日[496] | バンダイナムコ上海 |
龙珠 最强之战(龍珠 最强之战) ※中国国内での配信 | 2019年11月5日[497] |
ジャンプ系のイベントの詳細は「ジャンプフェスタ」、「J-WORLD TOKYO#アトラクション一覧」、「ジャンプランド」などのページを参照。
開催国 | 開催都市 | 劇場名 | 開催日 |
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フランス | パリ | グランド・レックス劇場 | 2017年5月6日 |
スペイン | バルセロナ | バルセロナ・インタナショナルコンベンションセンター | 2018年3月3日 |
フランス | パリ | グランド・レックス劇場 | 2018年10月27日 |
ベルギー | ブリュッセル | Palais 12 | 2018年10月30日 |
ドイツ | デュッセルドルフ | Mitsubishi Electric Hall | 2018年11月1日 |
スイス | ローザンヌ | ボーリュ劇場 | 2018年11月3日 |
スペイン | バルセロナ | Auditori Forum | 2019年5月11日 |
アメリカ合衆国 | イリノイ州シカゴ | Rosemont Theatre | 中止[519] |
開催地 | 会場 | 開催日 |
---|---|---|
サンディエゴ | コミコン・インターナショナル | 2018年7月19日 - 7月22日 |
ワシントンD.C. | オタコン | 2018年8月10日 - 8月12日 |
トロント | FAN EXPO CANADA | 2018年8月30日 - 9月2日 |
ポートランド | ROSE CITY COMIC CON | 2018年9月7日 - 9月9日 |
ニューヨーク | ニューヨーク・コミコン | 2018年10月4日 - 10月7日 |
ダラス | Dallas FanDays | 2018年10月19日 - 10月21日 |
ロサンゼルス | グローマンズ・チャイニーズ・シアター | 2018年12月13日 |
イベント名 | 開催日 | 備考 |
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Macy's Thanksgiving Day Parade 2018 | 2018年11月22日 | 孫悟空のバルーンが登場。漫画が原作のキャラクターとしては日本から初めての登場である[524]。 |
Macy's Thanksgiving Day Parade 2019 | 2019年11月28日 | 孫悟空のバルーンが登場。日本のキャラクターとしては『ポケットモンスター』のピカチュウと共に選ばれた[525]。 |
Macy's Thanksgiving Day Parade 2021 | 2021年11月25日 | 2年ぶりの開催となったメイシーズ主催の感謝祭パレードに本作から孫悟空のバルーンが登場[526]。 |
店舗名 | 期間 |
---|---|
TOWER RECORDS CAFE 表参道店 | 2016年11月1日 - 11月30日 |
TOWER RECORDS CAFE 梅田 NU 茶屋町店 | 2016年11月1日 - 11月30日 |
TOWER RECORDS CAFE 渋谷店 | 2016年11月8日 - 11月30日 |
店舗名 | 期間 |
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中国料理 桃谷樓 ヒルトンプラザWEST店 | 2017年12月8日 - 2018年1月31日 |
ナチュラルキッチン表参道 | 2018年1月15日 - 2018年2月28日 |
ショップ店舗名 | 期間 |
KIDDY LAND 吉祥寺店 | 2017年12月8日 - 2018年1月31日 |
KIDDY LAND 大阪梅田店 | 2017年12月8日 - 2018年2月28日 |
KIDDY LAND 原宿店 | 2017年12月8日 - 2018年3月22日 |
アニメが開始した1986年春からエポック社とバンダイの2社がそれぞれ玩具を発売していたが、翌年にはエポック社が撤退しバンダイ単独で玩具展開がなされた。しかし、無印では想定ほどの成績を上げられず、中盤以降は新たな玩具展開を見込んでいた。その後ゲームソフト販売による穴埋めや累計20億枚の販売枚数を記録したカードダスのヒットがきっかけとなり、カードダスと連動したスカウターの玩具を皮切りに数年ぶりに玩具が店頭に並ぶことになった[538]。
昭和の頃のDB玩具の代表作は、シンプルな携帯液晶ゲームのLSIゲームが人気を博し[539]、「ドラゴンボールZ ガンバレ!孫悟飯」(1989年9月発売)、「ドラゴンボールZ 怒りの界王拳!」(1990年5月発売)、「ドラゴンボールZ 出現!ギニュー特戦隊」(1990年発売)、「ドラゴンボールZ スカウターバトル」(1991年2月発売)、「ドラゴンボールZ 兇悪フリーザ襲来!」(1991年3月発売)、「ドラゴンボールZ 超サイヤ人登場」(1991年10月発売)、「ドラゴンボールZ Z戦士大修業!」(1993年9月発売)などが発売された[539]。また、生活用品の玩具など、今では珍しいタイプの玩具もあった[539]。
「カードダス ドラゴンボールシリーズ」のヒットを皮切りに[140]、「エンスカイ ドラゴンボールカードシリーズ」、「ドラゴンボールカードゲーム」、「ドラゴンボール超カードゲーム」、「ミラクルバトルカードダス」、「データカードダス ドラゴンボールシリーズ」、「ドラゴンボールヒーローズ」、「ICカードダス ドラゴンボール」、「スーパードラゴンボールヒーローズ」へとカードゲームは進化しながら登場している[540]。2000年にはScore Entertainment社から国外向けに販売が開始され、『ドラゴンボールZ』のトレーディングカードは全米でトップの売上を誇っている[541]。2017年より40以上の国と地域で展開する、『DRAGON BALL SUPER CARD GAME』がリリースされ、累計販売枚数8億枚(2023年8月時点)を記録し[490]、2024年2月16日からは『DRAGON BALL SUPER CARD GAME』をベースとした『ドラゴンボールスーパーカードゲーム フュージョンワールド』が発売され[542][490]、数日遅れでデジタル版の配信も開始された[543][544]。
2005年11月12日にはバンダイの体感ゲーム「Let's! TV プレイ」より、本作の体感ゲーム『ドラゴンボールZ バトル体感かめはめ波〜おめぇとフュージョン〜』が発売された[545]。フィギュアは、テレビアニメ放送開始の初期の頃はミニフィギュアなど、集めやすいおもちゃが中心で、『ドラゴンボールZ』以降は頭身が高く動かして遊べるアクションフィギュアが人気を博した。2003年以降はクオリティが上昇し、ミニフィギュアは価格が安くコンビニなどで手に取りやすい環境だったため、幅広い年齢層にヒットした[546]。2000年代は技術が上がり、デジタルも進化した分、より精巧で洗練されたおもちゃが登場し、子供たちに人気を博した[547]。
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