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日本の女優、声優 ウィキペディアから
伊倉 一恵(いくら かずえ、1959年3月23日[2][3][11][9] - )は、日本の女優、声優、ナレーター[6]。長野県上田市出身[4]。青二プロダクション所属[7]。1991年4月から1995年2月の間は、伊倉 一寿(いくら かず)[10]名義で活動。
東京俳優生活協同組合、ぷろだくしょんバオバブ、なべやを経て、青二プロダクションに所属[7][10]。
長野県上田市で生まれ育つ[4]。小学校時代から中学校時代まで合唱団に所属していた[12]。音楽の教師が熱心であり、コンクールにもたくさん出場していた[12]。当初は音符も読めないくらいだったが、その熱心な教師が音大生が学ぶような方法で音符の読み方を教えてくれた[12]。していくうちにできるようになることが楽しく、譜面が怖くなくなっていったという[12]。
漠然とながら小さい頃から職業としての声優があることは、知っていたという[2]。当時は『0011ナポレオン・ソロ』のイリヤ・クリヤキンの野沢那智が好きで、「カッコイイなー」と思っていたという[2]。その頃は「役者や声優になりたい」とは思っていなかったという[2]。大学入学目指して受験勉強していたが、方向転換して母親の薦めで上京し、大学には進学せず俳協付属養成所に入所[13]。養成所7期生[4]。2年後に東京俳優生活協同組合に所属。初仕事はニッポン放送のスラップスティックのラジオ番組『ウルトラアニメ』。1979年に『まんが猿飛佐助』の女忍者役で声優デビュー[10][14]。
養成所の卒業公演から舞台を志向し始め、1980年から手塚敏夫が主宰する劇団「-劇舎(SHIBAIYA)-燐」に所属し、多い年には年に6度のペースで公演に参加。当初は舞台活動を中心にし、拘束時間が少ない声優業をアルバイトとして行っていた[10]。
1981年放送の『まんが 水戸黄門』のお琴が初のレギュラー作品[14]。これをデビュー作とすることもある[2][9]。
1985年に「-劇舎(SHIBAIYA)-燐」を退団し、25歳頃より本格的に声優業を始める、1987年に『シティーハンター』の槇村香役を獲得し、これが出世作となる[10][15]。
1988年には『魔神英雄伝ワタル』で虎王(翔龍子)を演じ、主人公の戦部ワタル役の田中真弓との出会いを得て、一時は田中とともに渡辺正行の芸能事務所なべやに所属。田中からの刺激で再び舞台活動をしようと、1993年に『魔神英雄伝ワタル』の監督井内秀治を座付き作家に迎えた劇団「アトリエいっぽんの木」を旗揚げした[10]。
1989年には声優仲間の神代知衣、坂本千夏とコーラスグループの「GALLOP」を結成[9][16]。
1990年7月から放送の『ロビンフッドの大冒険』ではロビンフッド役でテレビアニメ初主演を果たし、続けて10月からは『三つ目がとおる』では写楽保介役と立て続けに主役を演じた[17]。ゲームでは、1992年発売のRPG『天外魔境II 卍MARU』の戦国卍丸役で主演した。
2011年に「GALLOP」の20年ぶりとなる復活ライブを開催[18]。以後、2年ごとのペースで活動をしている[19]。
2012年に田中真弓、竹田えり、高乃麗と共に演劇ユニット「コーネンキーズ」を結成し、同年4月に旗揚げ公演を行った[20]。
趣味はスキューバダイビング、水泳、スキー[7]、テニス[22]。
『サクラ大戦シリーズ』ではレニ・ミルヒシュトラーセ役で出演しているほか、『サクラ大戦歌謡ショウ』を始め一部の楽曲でコーラス・アカペラの編成・編曲もしており、アカペラの編成をする際は選曲や全パート分の仮歌なども担当していた[23]。また、同歌謡ショウでは劇中にピアノやアコースティックギターなど楽器の演奏も披露している。
2005年から2012年の間、ピアニスト根岸弥生のコンサートをプロデュースすると同時に、朗読という形で共演を行うなどの活動もしていた[24]。
『シティーハンター』での失敗談として、オーディションの前日に同窓会があり、当日は二日酔いで調子が悪い状態でオーディションを受けたというエピソードがある[4][25]。それまでは主に少年役を担当することが多く[17]、原作を読んで「香のような女性の役をやりたい」と思っていたことから、槇村香役に内定した際には大いに喜んだと語っている[25][26]。
また、ゲスト出演したラジオ番組で「ラブシーンは恥ずかしくて苦手」と語っており、『シティーハンター』で劇中劇のラブシーンのアテレコをした際は照れてしまい、暗くしたスタジオで相手役の神谷明と2人きりになり、ようやく台詞を言えたというエピソードがある[26]。
『サクラ大戦2 〜君、死にたもうことなかれ〜』では「歌が歌えて楽譜が読める“男の子”の役」という指定でオーディションを受け、ヒロインの一人、レニ・ミルヒシュトラーセ役に決まった[22]。また、アカペラの編成・編曲を担当していた歌謡ショウでは200曲を超える膨大な曲数の中から全ての楽曲を聞いて選曲していたため、編成・編曲よりも選曲で毎回時間が掛かってしまったと語っている[23]。
太字はメインキャラクター。
※ 特撮関係は顔出し出演したものも含めて上記『特撮の項目』に記載
一部を除きレニ・ミルヒシュトラーセ役で出演
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