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行田市

埼玉県の市 ウィキペディアから

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行田市(ぎょうだし)は、埼玉県の北部に位置し[1]、県の区分けでは東部に位置する[2]。人口は約8万人。旧・武蔵国埼玉郡1949年市制施行。

概要 ぎょうだし 行田市, 国 ...

日本屈指の足袋産地(行田足袋)として知られ、「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」が日本遺産に認定されている。

全国有数の大型古墳群である埼玉古墳群は国の特別史跡に指定されている。市内のさきたま古墳公園埼玉県発祥の地とされる[3]

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地理

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2021年令和3年)撮影の行田市中心部周辺の空中写真。同年4月15日年撮影の12枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

北は利根川を境に群馬県と接する。ほぼ全域が利根川と荒川沖積平野であり、土地の高低差がほとんどない平らな地形である。標高は海抜19.7メートル(行田市役所)、市全体では海抜20メートル前後である。最高点は海抜36メートル(さきたま古墳公園内)である。

利根川左岸(群馬県側)にも市域があるが、利根川の河川敷であるため居住者はいない。

荒川には接していないが、清水町(JR行田駅西口付近)は荒川の堤防(熊谷市域)が近接している。

熊谷市との市境付近(国道17号熊谷バイパス国道125号行田バイパスの交点付近)に、全国でも珍しい複数の飛び地が存在する[注釈 1]

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歴史

要約
視点
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さきたま古墳公園に設置されている埼玉県名発祥之碑

近世以前

行田市大字埼玉(さきたま)は、古くは『万葉集』に「さきたまの津」という記述があり、『風土記』にも「武蔵国埼玉郡(さきたまごおり)」とあるように、「埼玉県」地名の発祥地である。

古墳時代には稲荷山古墳などが造成され、これらからは金文字の入った金錯銘鉄剣など貴重な文化財が出土している。

室町時代には忍城(おしじょう)が築かれ、成田氏を中心とする武士団の本拠地として周辺に勢力を拡大していた。

戦国時代には後北条氏と結んだため、豊臣秀吉小田原征伐の際には石田三成に攻撃を受けることとなる(忍城の戦い)。

江戸時代には忍藩領となり、阿部氏、後に松平氏城下町。石高は十万石。江戸時代中期より、下級武士の内職として足袋の生産が始まり、明治時代を迎えて機械化されたことで一大産地(行田足袋)となった。最盛期の1938年には約8500万足の足袋を生産し、全国シェアの約8割を占めた。

第二次世界大戦後の日本では洋装化が進み、ナイロン靴下が普及したため、行田の足袋産業は衰退した。2020年(令和2年)現在でも足袋の生産は行われており、足袋から転じた繊維産業が地場産業として一定の地位を占めている。また、かつて足袋を保管していた足袋蔵を博物館や飲食店に転用して、観光資源として活用している[4]

近代以後

市域の成立まで

1889年3月31日以前〜2024年現在までの市域の変遷
さらに見る 1889年3月31日以前, 1889年4月1日 ...
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気候

隣市であり、当市と気候がほぼ同じである熊谷市の気候を参照のこと。

人口

要約
視点
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行田市と全国の年齢別人口分布(2005年) 行田市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 行田市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
行田市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 63,582人
1975年(昭和50年) 69,735人
1980年(昭和55年) 76,960人
1985年(昭和60年) 83,187人
1990年(平成2年) 87,014人
1995年(平成7年) 90,427人
2000年(平成12年) 90,530人
2005年(平成17年) 88,815人
2010年(平成22年) 85,801人
2015年(平成27年) 82,113人
2020年(令和2年) 78,617人
総務省統計局 国勢調査より

2000年頃から人口減少が続いている。

昼間・夜間人口

各回の国勢調査結果より算出

さらに見る 調査年度, 昼間人口 ...

年齢別人口(高齢化率)

各回の国勢調査結果より算出

さらに見る 調査年度, 年少人口 (0〜14歳) ...

従業・通学等の状況

各回の国勢調査結果より算出

さらに見る 調査年度, 無業者または不明等 ...
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行政

要約
視点

歴代首長

さらに見る 代(旧忍町), 氏名 ...

財政

2021年度(令和3年度)予算
  • 一般会計 254億3,000万円
    • 市税収入見込額 97億9,289万円(38.5%)
    • 国庫支出金 40億2,722万円(15.8%)
    • 市債 21億6,230万円(8.5%)
  • 特別会計 159億5,301万円
2020年度(令和2年度)決算
  • 一般会計
    • 歳入決算額 362億3,900万円(うち市税収105億円)
    • 歳出決算額 345億9,713万円
健全化判断比率(2020年度)
さらに見る 令和2年決算比率 (行田市), 埼玉県 市町村平均 ...
資金不足比率(2020年度)
さらに見る 公営企業会計, 令和2年度決算比率 (行田市) ...
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田んぼアート事業(2012年度)

特色のある取り組み

2008年から市内の「古代蓮の里」近隣の水田に色彩の異なる複数のを植え付け、文字や図柄等を表現している(田んぼアート)。2015年にはギネス世界記録に認定されている。
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議会

行田市議会

埼玉県議会

  • 選挙区:東1区行田市選挙区
  • 定数:1人
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
  • 投票日:2019年4月7日
  • 当日有権者数:68,191人[9]
  • 投票率:40.57%
さらに見る 候補者名, 当落 ...

衆議院

さらに見る 当落, 候補者名 ...
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経済

要約
視点

商業

年間商品販売額:1,551億5,500万円(2015年度[10]

  • 埼玉県内第20位(県内40市のうち)。
事業所数は664で、このうち卸売業は167事業所、小売業は497事業所となっている。年間商品販売額のうち、卸売業が879億2300万円、小売業が672億3,200万円。以下に特筆すべき小売店舗について記述する。
大型店舗
市内には百貨店駅ビルは存在しない。ロードサイド店舗においては、国道17号熊谷バイパス沿いにカインズモール2006年10月にオープンしている。
かつては市内中心部にニチイ、持田地区に忠実屋フランツ(1989年10月オープン。後にダイエー)が存在したが2000年頃までに全て閉店し、建物も解体されている。市内中心部にはパシオス1989年12月オープン)もあったが2018年8月に閉店し、建物も2019年3月までに解体された[注釈 4]
家電量販店
埼玉県道128号熊谷羽生線桜町交差点付近にヤマダ電機テックランド行田店、カインズモール内にベイシア電器行田店がある。
かつては、市内長野地区に第一家電、城西地区にヤマダ電機(2020年現在の店舗とは異なり、小規模な店舗)があったが、いずれも閉店している。
映画館
かつては4館の映画館が存在したが、いずれも昭和初期〜1970年代には閉館しており、2022年現在では市内には映画館は存在しない。
スーパーマーケット・ホームセンター
市内には10店舗余りのスーパーマーケットが存在する。3店舗体制のベルクをはじめマミーマートヤオコーベイシア業務スーパーなどが市内中心部や持田地区で営業している。その他の農村地区にはスーパーマーケットは存在しない。ホームセンターはケーヨーデイツーカインズが営業している。
かつて市内に存在したスーパーマーケットとしては、エコス、ニチイ、とりせん[注釈 5]ダイエーライフビッグ・エー西友などが、ホームセンターはセキチュー島忠コメリなどが営業していた。
ホテル
大型のビジネスホテルが水城公園の近隣にあるほか、個人経営のビジネスホテル・旅館が市内にわずかに点在する。全国チェーンのホテルは存在しない。国道17号熊谷バイパスの持田地区付近に、レジャーホテルが多数存在している地域がある。
金融機関
銀行は市が指定金融機関に指定する埼玉りそな銀行のほか、武蔵野銀行足利銀行群馬銀行東和銀行ゆうちょ銀行の支店がある。その他の金融機関は、埼玉縣信用金庫熊谷商工信用組合JAバンクの支店・出張所がある。
都市銀行メガバンク)の支店・出張所・ATMは存在しない。

工業

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行田足袋

製造品出荷額:1,973億6,062万円(2015年度)

  • 埼玉県内第15位(県内40市のうち)。

製造業に属する事業所数は214ある。主な工業団地としては、行田工業団地行田みなみ産業団地がある。古くからの地場産業である足袋や衣料品を製造する企業・商店が市内中心部に点在している。

行田で製造される足袋は行田足袋として知られ、ベッチンを使用した高級足袋の生産が盛んに行われていた。1950年(昭和25年)には統制緩和の波に乗り、1000万足のベッチン足袋を製造している[11]

行田市内に本社を置く主な企業
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かつて足袋工場だったイサミコーポレーションスクール工場[12]
行田市内に工場・営業所を置く主な会社

農業

農業産出額:120億4000万円[13]

  • 埼玉県内第8位(県内40市のうち)。
  • 荒川や利根川などの大規模な河川や、市域を流れる多数の用水路によって形成された肥沃な沖積平野が市域の大部分を占める。市内中心部から半径約2km離れた周辺部[注釈 6]は田畑が広がる農村地域となっている。
  • 県内の農作物の作付面積では水稲が第3位、大豆が第2位、小麦六条大麦が第3位、二条大麦(主にビール醸造に使用)が第1位となっている。その他にも一般的な野菜(キュウリネギジャガイモナス等)、果樹(ナシブドウスイカ等)を幅広く生産している。
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姉妹都市・提携都市

三重県桑名市とは1973年(昭和48年)に姉妹都市提携をしていたが、1998年(平成10年)11月9日福島県白河市を含めて、改めて姉妹都市提携。江戸時代三方領知替えにちなむ。

  • 三重県の旗 桑名市(三重県)
1973年(昭和48年)に姉妹都市提携。
  • 福島県の旗 白河市(福島県)

公共施設

市の施設

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南河原支所(旧南河原村役場)
  • 行田市役所
  • 南河原支所
  • 保健センター
  • 環境課
  • 小針クリーンセンター
  • 環境センター
  • 商工センター
  • 行田市立図書館(教育文化センター「みらい」内)
  • 教育研修センター(教育文化センター「みらい」内)
  • 中央公民館(教育文化センター「みらい」内)
  • 行田市斎場
  • 老人福祉センター大堰永寿荘
  • 老人福祉センター南河原荘
  • 障害者福祉センター
  • 児童センター
  • 行田市産業文化会館
  • 男女共同参画推進センターVIVAぎょうだ
  • 行田市郷土博物館
  • 足袋とくらしの博物館
  • 足袋蔵まちづくりミュージアム
  • 古代蓮会館
  • 地域交流センター
  • 南河原隣保館
  • コミュニティセンターみずしろ
  • コミュニティセンター南河原
  • 南河原公民館
  • 地域文化センター
  • 太田公民館
  • 下忍公民館
  • 太井公民館
  • 星宮公民館
  • 埼玉公民館
  • 北河原公民館
  • 児童交通公園
  • 須加公民館
  • 荒木公民館
  • 持田公民館
  • 星河公民館
  • 長野公民館
  • 佐間公民館
  • 忍・行田公民館
  • 史料館
  • 総合公園
    • テニスコート
    • 野球場
    • 運動場
    • 総合体育館(行田グリーンアリーナ)
  • 水城公園
  • 市民プール
総合公園内に、ウォータースライダー、造波プール、流れるプール等を備えた行田市総合公園プールが1990年にオープンしたが、老朽化等の理由で2012年に営業を終了し、解体されている。
  • はにわの館
  • 教育研修センター(下忍分室)
  • 学校給食センター(ひまわり)

県の施設

国の施設

行田市のほか、加須市、羽生市も管轄地域としている。
行田市のほか、加須市、羽生市、鴻巣市(一部)も管轄地域としている。
行田市のほか、加須市、羽生市、鴻巣市(一部)も管轄地域としている。

その他施設

消防

警察

広域行政

一部事務組合
  • 彩北広域清掃組合(当市と鴻巣市の旧吹上町地区の可燃ごみの処理を当市内にある小針クリーンセンターにて行っている)
  • 荒川北縁水防事務組合(熊谷市、当市、鴻巣市の3市で荒川の水防事務を行っている)
  • 行田羽生資源環境組合(2022年4月1日に設立、当市と羽生市で新ごみ処理施設の建設と建設後の管理運営を行う予定)[14]
過去に設置されていた一部事務組合
  • 妻沼南河原環境施設組合(熊谷市妻沼地区と当市南河原地区の2市でし尿処理を行っていた。平成30年3月31日に組合が解散され、南河原地区に設置されている処理施設妻沼南河原環境浄化センターは熊谷市の所有施設となり、[15]南河原地区の処理は行田市環境センターに移行した)[16]
協議会
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地域

教育

大学

専修学校(専門学校)

高等学校

2005年度末まで市内にあった埼玉県立行田進修館高等学校(埼玉県立行田高等学校)、埼玉県立行田工業高等学校埼玉県立行田女子高等学校を統合し設立された。

中学校

  • 行田市立忍中学校
  • 行田市立行田中学校
  • 行田市立長野中学校
  • 行田市立見沼中学校
  • 行田市立太田中学校
  • 行田市立埼玉中学校
  • 行田市立西中学校
  • 行田市立南河原中学校

小学校

  • 行田市立忍小学校
  • 行田市立南小学校
  • 行田市立東小学校
  • 行田市立西小学校
  • 行田市立北小学校
  • 行田市立太田小学校
  • 行田市立見沼小学校
  • 行田市立下忍小学校
  • 行田市立埼玉小学校
  • 行田市立泉小学校
  • 行田市立桜ヶ丘小学校
  • 行田市立南河原小学校

特別支援学校

  • 埼玉県立行田特別支援学校

電話番号

市外局番は市内全域「048」[18]。市内局番が「500〜599」の地域との通話は市内通話料金で利用可能(熊谷MA)。市域内の収容局は行田別館局、行田埼玉局、行田北河原局、埼玉吹上2局(一部地域)。

郵政

郵便番号は「361-0000〜0084」で、市内にある行田郵便局が集配を担当する。

  • 行田郵便局(03015)
  • 荒木郵便局(03104)
  • 行田北河原郵便局(03122)
  • 行田桜町郵便局(03189)
  • 行田埼玉郵便局(03194)
  • 行田佐間郵便局(03223)
  • 行田本丸郵便局(03272)
  • 行田須加郵便局(03306)
  • 行田谷郷郵便局(03307)
  • 行田若小玉郵便局(03403)
  • 行田駅前郵便局(03416)
  • 行田真名板郵便局(03417)
  • 行田棚田町郵便局(03576)
  • 南河原簡易郵便局(03805)

自動車ナンバープレート

市域の管轄である埼玉運輸支局熊谷自動車登録事務所で、「熊谷」ナンバーの交付を受ける。

通信

  • 行田ケーブルテレビ
1992年4月業務開始。利用可能地域は市街地に限られている。
2019年4月に開局したコミュニティFM。その名の通り、隣の熊谷市を拠点に放送を行っているが開局準備段階でエリアが見直され、開局当初より当市と合わせ2市のコミュニティFMと位置付けられている。2019年11月11日には同局と当市間で「防犯・防災情報の緊急放送に関する協定」を締結。
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住宅団地

  • 佐間団地
  • 行田斎条住宅
  • 行田下忍住宅
  • 行田佐間住宅
  • 行田持田住宅
  • 行田門井住宅
  • 行田第二地産団地

交通

要約
視点

鉄道

市の南西部をJR高崎線が通っており、行田駅がある。都心方面への直接アクセスは主に高崎線が担っている。市内中心部を通るのは秩父鉄道だが、秩父鉄道から都心には直結しておらず、熊谷駅(高崎線・上越新幹線、熊谷市)か羽生駅東武伊勢崎線、羽生市)で乗り換える必要がある。ほか、後述のバスでのアクセスとなる。行田駅(JR東日本)と行田市駅(秩父鉄道)は駅名が似ているが、約5キロメートル離れており徒歩圏内ではない。

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JU 高崎線上野東京ラインJS 湘南新宿ライン
その他、上越新幹線および北陸新幹線大宮駅 - 熊谷駅間で当市南部を通過している。
秩父鉄道
秩父本線
2017年4月1日に開業したソシオ流通センター駅の所在地は熊谷市であるが、行田市との市境に接している。行田市と熊谷市での共同請願駅である。

バス

かつては東武鉄道東武バスが営業しており、2024年現在は子会社の朝日自動車国際十王交通が継承している。行田車庫を有する東武バス行田出張所も存在していたが、当該路線が2000年9月に朝日自動車に移管された。営業所は設けられず加須営業所に編入されている(行田出張所敷地は、当初は加須営業所の中継地点として使用継続されていたが、後に行田折り返し場として移転した)。

2社の運行範囲外は、当市のコミュニティバスによってカバーされている。

  • 朝日自動車加須営業所
    • 行田中心部
      • FK11 吹上駅 - 佐間 - 行田折返し場
      • FK12 吹上駅 - 佐間 - 総合教育センター
      • FK13 吹上駅 - 佐間 - 工業団地
      • FK21 吹上駅 - 前谷 - 行田折返し場
      • FK23 吹上駅 - 前谷 - 行田市駅
    • 真名板地区
      • KN21 鴻巣駅 - 免許センター - 落合橋
      • KN22 鴻巣駅 - 免許センター - 落合橋 - 真名板十字路

タクシー

タクシーの営業区域は県北交通圏で、熊谷市深谷市本庄市加須市羽生市などと同じである。

道路

高速道路有料道路
市域内には存在しない。比較的近いところでは、市役所起点で30分程の距離に東北自動車道羽生IC(羽生市)・加須IC(加須市)、首都圏中央連絡自動車道桶川加納IC桶川市)、関越自動車道東松山IC東松山市)がある。
道の駅
  • 2022年現在、市内に道の駅は設置されていない。
    • 国道125号行田バイパス沿いに「道の駅ぎょうだ」(仮称)の建設計画がある[22]
    • また、同じく行田バイパス沿いに熊谷市による「道の駅くまがや」(仮称)建設計画があり[23]、予定地(熊谷市池上、国道125号行田バイパスと国道17号熊谷バイパスの交点角)には当市小敷田の飛地が含まれるため、当市も一部協力することとなっている。

観光

観光地

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古代蓮の里
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さきたま火祭り(御神火下り)

2017年度(平成29年度)には「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」が、埼玉県初の日本遺産に認定された。

  • 忍城
    1988年2月27日に開館。市内中心部の行田市郷土博物館内に併設(ただし、実在した忍城は平屋であり見た目は全く異なる)されており、忍城趾整備計画の中核施設。往時の建物は1873年、明治維新の際に新政府によって解体されており、敷地跡は住宅、行田市立忍中学校、行田市本丸球場、変電所などに転用されていた。
    • 行田市郷土博物館
    御三階櫓のほか、行田市の歴史を「古墳時代を中心とする古代史」「忍城と城下町」「足袋と行田」の3コーナーで解説する常設展示がある。
  • 足袋蔵日本遺産「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」)
    1864年1872年に大火が発生し、それをきっかけに蔵造りの耐火性が認められ、土蔵を中心に店舗や倉庫などの蔵造りの建物が多く建てられた。2022年現在でも市内には商業蔵と足袋蔵が残っている。また、「行田の足袋製造用具及び関係資料」が国の重要有形民俗文化財に指定されている[注釈 7]
  • 古代蓮の里
    近隣のごみ焼却場建設時に種が発見された古代蓮をはじめとする多種のを生育しており、展望台「行田タワー」のある古代蓮会館が併設されている。毎年7月〜8月にかけて開花し、NHKをはじめ、新聞社などマスコミ各社にも取り上げられる。ふるさと創生事業の一つ。
  • 埼玉古墳群埼玉県立さきたま史跡の博物館さきたま古墳公園
    1968年に「金錯銘鉄剣」(国宝)が出土した稲荷山古墳や、日本最大級の円墳とされる丸墓山古墳が有名であり、当時、有力者の拠点であったと推定されている。2020年には国の特別史跡に指定。世界遺産登録を目指す活動を積極的に行っている。これに関連して行田市のふるさと納税の返礼品は地元の専門業者が作成した土偶埴輪のレプリカが選定されている[24]
  • 日本航空館
    富士重工業製のジェット機練習機)・T-1「初鷹」実機などを保存・展示。
  • 水城公園
    忍城の堀跡の南端部を整備して1964年4月に開園した公園。
  • 石田堤
    市南部の鴻巣市との境界付近に存在する戦国時代安土桃山時代)、忍城の水攻めを目的に築かれた総延長28kmにも及ぶ堤。一部が現存し、「石田堤歴史の広場」として整備されている他、鴻巣市側にも「石田堤史跡公園」がある。

寺社

祭事

ご当地グルメ

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行田フライ

ご当地キャラクター

  • こぜにちゃん(ゼリーフライのキャラクター)
  • フラべぇ(フライのキャラクター)
  • うきしろちゃん(NPO法人魅力創造倶楽部)
  • ニニギン&コノハちゃん(世界遺産サポーターの会)
  • 行田豆吉(行田在来青大豆商品開発・販売促進協議会)
  • グリーナ(行田グリーンアリーナ)
  • ウィルビー(行田市産業・文化・スポーツいきいき財団)
  • ゼリ子ちゃん&ゼリ男くん(行田ゼリーフライ研究会)
  • ケンケン&幸ちゃん(保健センター)
  • 行田ろくでなしキャラズ隊(非公認)

行田市を主な舞台・モデルとした作品

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陸王田んぼアート

著名な出身者

政治・経済

学術

芸能

文化

スポーツ

その他

ゆかりのある人物

脚注

外部リンク

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