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100分de名著

NHKのテレビ番組 ウィキペディアから

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100分de名著』(ひゃっぷんでめいちょ)とは、NHK Eテレ2011年3月30日に放送を開始した教養番組である。

概要

2010年9月に4日連続で放送した特集番組『一週間de資本論』を基にした番組である[注釈 1]。毎回古今東西の名著にスポットライトをあて、その作品の奥深さを、「噛み砕いて解説したらこの人の右に出る人はいない」というプレゼンターがわかりやすく、かつ楽しく解説するというものである。題名の「100分」とは毎週25分間、4回で100分間に亘ってその作品の背景他を詳しく解説するという狙いで付けられた。

『一週間』は定時再放送以外に3度再放送が行われた。また、『一週間』では司会の堀尾正明と解説以外にゲスト解説を招く格好で放送したが、『100分』では最終回(週)のみゲストが出演する(出演しない月もある)。

理解を促すため朗読のほかに、アダチマサヒコ、ケシュ#203(仲井陽・仲井希代子)[1]、高橋昂也[2]、ブリュッケ(川口恵里・塚原菜緒)[3]などが制作したイラストとアニメーションが多用されている。

番組のNHKテキストとともに「100分de名著ブックス」がシリーズで刊行されている。

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放送日時

同じ月に初回放送が5週ある場合は、第5週は第4週の再放送となる。

2011年度
  • 初回放送:水曜 22:00 - 22:25
  • 再放送:翌週水曜 5:35 - 6:00、11:30 - 11:55
2012年度 - 2014年度
  • 初回放送:水曜 23:00 - 23:25
  • 再放送:翌週水曜 5:30 - 5:55、12:25 - 12:50
2015年度
  • 初回放送:水曜 22:00 - 22:25
  • 再放送:翌週水曜 6:00 - 6:25、12:00 - 12:25
2016年度 - 2021年度
  • 初回放送:月曜 22:25 - 22:50
  • 再放送:同週水曜 5:30 - 5:55、12:00 - 12:25
2022年度 - 2023年度
  • 初回放送:月曜 22:25 - 22:50
  • 再放送:同週火曜 5:30 - 5:55、翌週月曜 13:05 - 13:30
2024年度 -
  • 初回放送:月曜 22:25 - 22:50
  • 再放送:同週金曜 15:05 - 15:30
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出演者

司会

2011年度
2012年度
2013年度
  • 伊集院光
  • 武内陶子 4月 - 11月、2014年1月分担当
  • 礒野佑子(NHKアナウンサー)12月分担当
2014年度・2015年度
  • 伊集院光
  • 武内陶子
2016年度
  • 伊集院光
  • 礒野佑子
2017年度
  • 伊集院光
  • 島津有理子
2018年度
  • 伊集院光(8月度を除く)
    • 齋藤孝(8月度)
  • 島津有理子(4月 - 9月)
  • 安部みちこ(NHKアナウンサー) 10月 -
2019年度 - 2021年度
  • 伊集院光
  • 安部みちこ
2022年度
2023年度
  • 伊集院光
  • 安部みちこ
2024年度
  • 伊集院光
    • 加藤シゲアキ(3月度)
  • 安部みちこ

テーマ音楽

  • 2011・2012年度:「100分 de 名著 -Theme-」(作曲・横山克
  • 2013年度からは椎名邦仁作曲のテーマ音楽が使われている。

内容

要約
視点

レギュラー放送

2010年代

2010年
さらに見る 月, 司会 ...
2011年
さらに見る 月, 司会 ...
2012年
さらに見る 月, 司会 ...
2013年
さらに見る 月, 司会 ...
2014年
さらに見る 月, 司会 ...
2015年
さらに見る 月, 司会 ...
2016年
さらに見る 月, 司会 ...
2017年
さらに見る 月, 司会 ...
2018年
さらに見る 月, 司会 ...
2019年
さらに見る 月, 司会 ...

2020年代

2020年
さらに見る 月, 司会 ...
2021年
さらに見る 月, 司会 ...
2022年
さらに見る 月, 司会 ...
2023年
さらに見る 月, 司会 ...
2024年
さらに見る 月, 司会 ...
2025年
さらに見る 月, 司会 ...

スペシャル放送

100分間拡大スペシャルで、司会の武内(2013年度 - 2015年度)・礒野(2016年度)・島津(2017年度)・安部(2019年度 - 2024年度)と伊集院(2013 - 2019、2021 - 2022年度8月)・稲垣吾郎(2019年度)・カズレーザー(2020年度・2024年度)・バービー(2022年度1月)に加えて4名の指南役が出演、指南役が原則1作品ずつ取り上げた。

ラジオ番組「101分目からの100分de名著」

番組の舞台裏や過去紹介された名著と近々の世界情勢について番組関係者が語る特別番組が、NHKラジオ第1放送にて2023年5月4日に放送された[6]。前後編に分かれた50分ずつ=計100分のスタイルを採り、安田登、中江有里、斎藤幸平がゲスト出演。若松英輔、島津有理子と番組プロデューサーの秋満吉彦が進行役を務めた。2024年3月17日に第2回を同じく前後編に分けて放送。植木雅俊、沼野恭子と若松英輔をゲストに迎え、秋満、島津と中江有里が進行役を務めた。

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受賞歴

100分de平和論(2016年1月2日放送)
(NHKエデュケーショナル/テレコムスタッフ/日本放送協会)
ギャラクシー賞・2016年1月度月間賞[7]
第42回放送文化基金賞[8]
テレビエンターテインメント番組部門優秀賞
演出賞(羽根井信英)
100分deメディア論(2018年3月17日放送)
(NHKエデュケーショナル/テレコムスタッフ/日本放送協会)
ギャラクシー賞
2018年3月度月間賞
第55回ギャラクシー賞優秀賞
ATP賞
第34回ATP賞奨励賞
100分deパンデミック論(2022年1月3日放送)
(NHKエデュケーショナル/テレコムスタッフ/日本放送協会)
第48回放送文化基金賞
テレビエンターテインメント番組部門優秀賞

エピソード

  • 2013年4月から2014年8月にかけ、背景の書棚文鮮明統一教会教祖)の自叙伝『平和を愛する世界人として』が2カ所排架されていた。NHKは取材に対し、スタジオセットのための古書大量購入の結果と回答した[9]
  • 司会を務めていた島津は、2018年5月に取り上げた『生きがいについて』(神谷美恵子)に啓発を受けて医師になることを決意、同年9月限りでNHKを退職して医大生となり、2024年に医師免許を取得した。
  • 2020年のCOVID-19パンデミックに伴い、4月の「ピノッキオの冒険」第3回から声優の招聘は断念され、園部啓一の音声解説は付かずナレーターも交替。解説者を交えたスタジオ収録も不可能となり、当初5月に採り上げる予定だった「純粋理性批判」は4月初旬に2週分収録を終えた時点で中断が決まり、放送は6月に延期。4月中にはパンデミックとパニックを描く内容からリクエストが多く寄せられた「ペスト」、報道の危うさを訴え当時のNHK会長への批判がそのまま放送された「100分deメディア論」の再放送が行われ、5月のレギュラー枠には「平家物語」の再放送が充てられた。また5月11日から6月25日まではEテレサブチャンネルでも、休校や分散登校で自宅待機となった小中学生向けに「夏目漱石スペシャル」、「ファーブル昆虫記」などの再放送が行われた。
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脚注

外部リンク

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