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100分de名著
NHKのテレビ番組 ウィキペディアから
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概要
2010年9月に4日連続で放送した特集番組『一週間de資本論』を基にした番組である[注釈 1]。毎回古今東西の名著にスポットライトをあて、その作品の奥深さを、「噛み砕いて解説したらこの人の右に出る人はいない」というプレゼンターがわかりやすく、かつ楽しく解説するというものである。題名の「100分」とは毎週25分間、4回で100分間に亘ってその作品の背景他を詳しく解説するという狙いで付けられた。
『一週間』は定時再放送以外に3度再放送が行われた。また、『一週間』では司会の堀尾正明と解説以外にゲスト解説を招く格好で放送したが、『100分』では最終回(週)のみゲストが出演する(出演しない月もある)。
理解を促すため朗読のほかに、アダチマサヒコ、ケシュ#203(仲井陽・仲井希代子)[1]、高橋昂也[2]、ブリュッケ(川口恵里・塚原菜緒)[3]などが制作したイラストとアニメーションが多用されている。
番組のNHKテキストとともに「100分de名著ブックス」がシリーズで刊行されている。
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放送日時
同じ月に初回放送が5週ある場合は、第5週は第4週の再放送となる。
- 2011年度
-
- 初回放送:水曜 22:00 - 22:25
- 再放送:翌週水曜 5:35 - 6:00、11:30 - 11:55
- いずれも解説放送あり。
- 2012年度 - 2014年度
-
- 初回放送:水曜 23:00 - 23:25
- 再放送:翌週水曜 5:30 - 5:55、12:25 - 12:50
- 2014年7月8日の早朝回の再放送は2014 FIFAワールドカップの準決勝戦中継のため休止した。
- 2015年度
-
- 初回放送:水曜 22:00 - 22:25
- 再放送:翌週水曜 6:00 - 6:25、12:00 - 12:25
- 2016年度 - 2021年度
-
- 初回放送:月曜 22:25 - 22:50
- 再放送:同週水曜 5:30 - 5:55、12:00 - 12:25
- 2022年度 - 2023年度
-
- 初回放送:月曜 22:25 - 22:50
- 再放送:同週火曜 5:30 - 5:55、翌週月曜 13:05 - 13:30
- 2024年度 -
-
- 初回放送:月曜 22:25 - 22:50
- 再放送:同週金曜 15:05 - 15:30
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出演者
司会
- 2011年度
- 2012年度
- 2013年度
- 伊集院光
- 武内陶子 4月 - 11月、2014年1月分担当
- 礒野佑子(NHKアナウンサー)12月分担当
- 2014年度・2015年度
- 伊集院光
- 武内陶子
- 2016年度
- 伊集院光
- 礒野佑子
- 2017年度
- 伊集院光
- 島津有理子
- 2018年度
- 伊集院光(8月度を除く)
- 齋藤孝(8月度)
- 島津有理子(4月 - 9月)
- 安部みちこ(NHKアナウンサー) 10月 -
- 2019年度 - 2021年度
- 伊集院光
- 安部みちこ
- 2022年度
- 伊集院光
- 加藤シゲアキ(8月度)
- 安部みちこ
- 2023年度
- 伊集院光
- 安部みちこ
- 2024年度
- 伊集院光
- 加藤シゲアキ(3月度)
- 安部みちこ
テーマ音楽
内容
要約
視点
レギュラー放送
2010年代
- 2010年
- 2011年
- 2012年
- 2013年
- 2014年
- 2015年
- 2016年
- 2017年
- 2018年
- 2019年
2020年代
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
2025年
スペシャル放送
100分間拡大スペシャルで、司会の武内(2013年度 - 2015年度)・礒野(2016年度)・島津(2017年度)・安部(2019年度 - 2024年度)と伊集院(2013 - 2019、2021 - 2022年度8月)・稲垣吾郎(2019年度)・カズレーザー(2020年度・2024年度)・バービー(2022年度1月)に加えて4名の指南役が出演、指南役が原則1作品ずつ取り上げた。
- 2014年1月2日 22:00 - 23:40[注釈 4]『100分de幸福論』
- 2015年1月2日 21:30 - 23:10『100分de日本人論』
- 2016年1月2日 21:30 - 23:10『100分de平和論』
- 2016年11月12日 23:00 - 翌0:40『100分de手塚治虫』
- 2018年3月17日 23:00 - 翌0:40[注釈 6][注釈 7]『100分deメディア論』
- 2018年9月8日 23:00 - 翌0:40[注釈 8][注釈 9][注釈 10]『100分de石ノ森章太郎』
- 2020年1月1日 22:00 - 23:40『100分deナショナリズム』(朗読:松尾諭)
- 2021年1月2日 21:30 - 23:10[注釈 11]『100分de萩尾望都』
- 2022年1月3日 22:00 - 23:40[注釈 12]『100分deパンデミック論』(朗読:奥野瑛太、伊勢佳世)
- 2022年8月27日 14:00 - 15:40[注釈 13]『100分de水木しげる』
- 2023年1月2日 22:00 - 23:40[注釈 14]『100分deフェミニズム』(朗読:安藤玉恵)
- 2024年1月2日 22:00 - 23:40『100分de宗教論』(朗読:黒田大輔、瀧内公美)
- 2025年1月3日 22:00 - 23:40[注釈 15]『100分de筒井康隆』(朗読:岡部たかし、朝倉あき、語り:小口貴子)
ラジオ番組「101分目からの100分de名著」
番組の舞台裏や過去紹介された名著と近々の世界情勢について番組関係者が語る特別番組が、NHKラジオ第1放送にて2023年5月4日に放送された[6]。前後編に分かれた50分ずつ=計100分のスタイルを採り、安田登、中江有里、斎藤幸平がゲスト出演。若松英輔、島津有理子と番組プロデューサーの秋満吉彦が進行役を務めた。2024年3月17日に第2回を同じく前後編に分けて放送。植木雅俊、沼野恭子と若松英輔をゲストに迎え、秋満、島津と中江有里が進行役を務めた。
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受賞歴
- 100分de平和論(2016年1月2日放送)
- (NHKエデュケーショナル/テレコムスタッフ/日本放送協会)
- ギャラクシー賞・2016年1月度月間賞[7]
- 第42回放送文化基金賞[8]
- テレビエンターテインメント番組部門優秀賞
- 演出賞(羽根井信英)
- 100分deメディア論(2018年3月17日放送)
- (NHKエデュケーショナル/テレコムスタッフ/日本放送協会)
- ギャラクシー賞
- 2018年3月度月間賞
- 第55回ギャラクシー賞優秀賞
- ATP賞
- 第34回ATP賞奨励賞
- ギャラクシー賞
- 100分deパンデミック論(2022年1月3日放送)
- (NHKエデュケーショナル/テレコムスタッフ/日本放送協会)
- 第48回放送文化基金賞
- テレビエンターテインメント番組部門優秀賞
- 第48回放送文化基金賞
エピソード
![]() | この節の内容の信頼性について検証が求められています。 |
- 2013年4月から2014年8月にかけ、背景の書棚に文鮮明(統一教会教祖)の自叙伝『平和を愛する世界人として』が2カ所排架されていた。NHKは取材に対し、スタジオセットのための古書大量購入の結果と回答した[9]。
- 司会を務めていた島津は、2018年5月に取り上げた『生きがいについて』(神谷美恵子)に啓発を受けて医師になることを決意、同年9月限りでNHKを退職して医大生となり、2024年に医師免許を取得した。
- 2020年のCOVID-19パンデミックに伴い、4月の「ピノッキオの冒険」第3回から声優の招聘は断念され、園部啓一の音声解説は付かずナレーターも交替。解説者を交えたスタジオ収録も不可能となり、当初5月に採り上げる予定だった「純粋理性批判」は4月初旬に2週分収録を終えた時点で中断が決まり、放送は6月に延期。4月中にはパンデミックとパニックを描く内容からリクエストが多く寄せられた「ペスト」、報道の危うさを訴え当時のNHK会長への批判がそのまま放送された「100分deメディア論」の再放送が行われ、5月のレギュラー枠には「平家物語」の再放送が充てられた。また5月11日から6月25日まではEテレサブチャンネルでも、休校や分散登校で自宅待機となった小中学生向けに「夏目漱石スペシャル」、「ファーブル昆虫記」などの再放送が行われた。
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脚注
外部リンク
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