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Elements Garden

日本のアリア・エンターテインメントが展開する音楽制作ブランド ウィキペディアから

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Elements Garden(エレメンツ・ガーデン)は、株式会社アリア・エンターテインメント: ARIA Entertainment、旧:株式会社シーエムアイ 音楽制作事業部)の音楽制作ブランド。略称は「エレガ」。

概要 出身地, ジャンル ...
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概要

要約
視点

主にPCゲームテレビアニメ主題歌BGM、バラエティ番組などに楽曲を提供しており、同じアリア・エンターテインメントに所属していた佐藤ひろ美をはじめ、水樹奈々榊原ゆい茅原実里栗林みな実飛蘭NANAなど、多くのボーカリストに楽曲を提供し続けている。

Elements Garden代表である上松範康が原作をつとめる『うたの☆プリンスさまっ♪』『戦姫絶唱シンフォギア』『GHOST CONCERT』『ヴィジュアルプリズン』『テクノロイド』といった作品では、そのほとんどの楽曲制作をElements Gardenが担当している。また西川貴教KinKi KidsKis-My-Ft2といった男性アーティスト、宝塚歌劇団のミュージカル作品、ワイルドアームズファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス実況パワフルプロ野球といったゲームへの楽曲提供・音楽制作を行うなど、活動の幅を広げている。

上松範康はストリングスアレンジを多用することが多く、その譜面は本人曰く『鬼の譜面』と称しており、実際にその譜面を演奏したスタジオミュージシャンの弦一徹からは冗談交じりでクレームが付くことがあった。上松以外の所属作曲家もストリングスアレンジを程度の差はあれ多用する傾向があるが、一方でストリングスの他にもアコースティックギターなどの生楽器を用いたり、打ち込み中心のデジタルサウンドを使用するなど幅広い音作りに対応している。

楽曲を提供した作品(CD、テレビアニメ・ゲームのOP映像等)には、一部の作品を除いてElements Gardenのロゴマーク及び「Special Thanks:Elements Garden」と表記される。

アリア・エンターテインメントと佐藤ひろ美が社長を務める株式会社Sは同じフロアにあり[1]、Sの所属アーティストにElements Gardenが楽曲を多く提供していたり、他アーティスト提供曲デモ音源の仮歌をSの所属アーティストが担当したり、アリア代表の上松のマネージメントをSが担ったりと、関連性が深い。2024年2月28日の官報にアリアがSを合併する公告が掲載され[2]、2024年4月1日付で吸収合併が実施され、Sはアリア・エンターテイメント芸能部の屋号となった[3]

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歴史

2002年
2004年
  • 3月 - Elements Garden結成。
  • 6月 - feelが活動終了。
2005年
  • 2月24日 - 佐藤ひろ美のアルバム「Angelica」発売。全ての楽曲の作編曲をElements Gardenメンバーが担当している(但し、feel時代の楽曲も含む)。Elements Gardenが全曲の作編曲を担当したフルアルバムは初めて。
  • 10月19日 - 水樹奈々のシングル「ETERNAL BLAZE」発売。オリコン週間2位を記録。上松範康が表題曲の作編曲、藤間仁がカップリングの作編曲を担当した。Elements Gardenの楽曲がオリコン10位以内に入ったのはこれが初めて。以降、Elements Gardenは水樹奈々のシングル・アルバムの多くに関わっており、全メンバーが楽曲を提供している。
2006年
  • 1月18日 - 水樹奈々のシングル「SUPER GENERATION」発売。オリコン週間6位を記録。表題曲の編曲を担当した藤田淳平にとって初のオリコン10位以内。
  • 5月3日 - 水樹奈々のアルバム『HYBRID UNIVERSE』発売。オリコン週間3位を記録。上松範康、藤田淳平、藤間仁の3名が参加。Elements Gardenが楽曲提供したアルバムとしては初のオリコン10位以内。
  • 7月31日 - 中井康智が脱退。
2007年
  • 中山真斗がメンバーとして加入。
  • 1月24日 - 茅原実里のシングル「純白サンクチュアリィ」発売。菊田大介が表題曲の作編曲、藤田淳平がカップリングの編曲を担当した。以降、菊田大介は「優しい忘却」を除く全ての茅原実里のシングル、アルバムに参加し、「PRECIOUS ONE」以外のシングルでは表題曲の作編曲を全て担当している(2010年9月現在)。
  • 4月18日 - 水樹奈々のシングル「SECRET AMBITION」発売。オリコン週間2位を記録。藤間仁が表題曲の編曲、上松範康がカップリングの作編曲を担当した。藤間仁にとって表題曲を提供したシングルが10位以内になるのはこれが初。
  • 11月14日 - 上松範康が作編曲で参加したKinKi Kidsのアルバム『φ』と、上松範康、藤田淳平、藤間仁、菊田大介が参加した水樹奈々のアルバム「GREAT ACTIVITY」が発売され、それぞれオリコンアルバムチャート週間1位と2位を記録。Elements Gardenが関わったアルバムが週間1位を記録するのはこれが初めて。
  • 11月28日 - ゲーム制作ブランド「Leaf/AQUAPLUS」の楽曲をアコースティックアレンジした企画盤『Pure -AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS-』が発売。全曲の編曲を上松範康、藤田淳平、藤間仁の3名で担当。Elements Gardenにとって初のSuper Audio CD作品(通常のCDでも発売されている)。
2008年
  • 2月6日 - 水樹奈々のシングル「STARCAMP EP」発売。オリコン週間5位。収録曲のうち、「COSMIC LOVE」の作編曲を藤田淳平が、「Dancing in the velvet moon」の作曲を上松範康、編曲を上松範康と中山真斗が担当。中山真斗にとって初の10位以内。
  • 8月6日 - Elements Gardenとしては初のコンピレーションアルバム「Elements Garden」を発売。以降、およそ1年に1枚ずつコンピレーションアルバムを発売している(2010年9月現在、3作目まで発売)。
2009年
  • 母里治樹がメンバーとして加入。
  • 1月21日 - 水樹奈々のシングル「深愛」発売。オリコンデイリー1位、週間2位を記録した。表題曲の作曲を上松範康が、編曲を藤間仁が担当した。この曲は同年12月31日第60回NHK紅白歌合戦で歌われた。Elements Gardenの提供した楽曲が紅白歌合戦で歌われたのは初めて。
  • 6月3日 - 水樹奈々のアルバム『ULTIMATE DIAMOND』発売。オリコン週間1位を記録。上松、藤田、藤間、中山の4名が参加。上松範康を除くメンバーにとっては初の週間1位。
  • 11月26日 - 榊原ゆい×Elements Gardenコラボレーションアルバム「EVERGREEN」発売。
  • 12月23日 - 茅原実里のシングル「PRECIOUS ONE」発売。オリコン週間5位を記録。藤田と菊田が参加。菊田にとって、自身が関わったシングルのTop10入りは初。
2010年
  • 1月13日 - 水樹奈々のシングル「PHANTOM MINDS」発売。オリコン週間1位を記録。藤間仁と菊田大介が参加。Elements Gardenが楽曲提供したシングルとしては初の1位獲得。
  • 2月10日 - 水樹奈々のシングル「Silent Bible」発売。オリコン週間3位を記録。表題曲の作曲は母里治樹(楽曲提供初)、編曲は菊田、カップリングでは上松が作曲で、中山真斗が編曲で参加している。また、菊田が表題曲を提供したシングルのTop10入りは初めて。
  • 7月21日 - 茅原実里のシングル「Freedom Dreamer」発売。オリコン週間9位を記録。菊田が表題曲の作編曲両方を担当した曲としては初のTop10入り。
2012年
2013年
2014年
  • 藤永龍太郎と末益涼太がメンバーとして加入。
2015年
  • 都丸椋太がメンバーとして加入。
  • 4月15日 - 宮野真守のシングル「シャイン」が発売。上松と藤田が楽曲制作を担当した同作は、2015年4月18日付オリコンデイリーランキングで1位を記録。個人名義で活動する男性声優の作品として史上初の快挙となった。[4]
  • 9月 - Elements Garden公式Twitterが始動。
  • 10月21日 - 新田恵海のアルバム「EMUSIC」発売。オリコン週間7位を記録。上松・藤田・藤間・菊田・母里・岩橋・喜多・藤永が作編曲(新田が作曲した1曲を除く10曲で作曲、全曲で編曲をElements Gardenが担当)、Evan・末益も楽曲制作のディレクションで関与しており、当時のElements Garden全メンバーで制作。Elements Gardenが全曲プロデュースしたフルアルバムとして、また作編曲を担当したメンバーの中では藤永が関わったCDとして、初のTop10入り。
2016年
  • 笠井雄太がメンバーとして加入。
  • 4月26日 - まねきケチャのシングル「きみわずらい/妄想桜」が発売。藤永が作編曲を担当した「きみわずらい」は第5回アイドル楽曲大賞2016で「インディーズ 地方アイドル楽曲部門」1位を受賞した。
  • 6月30日 - Evan Callが脱退[5]
  • 9月30日 - 喜多智弘が脱退。
2018年
  • 7月31日 - 母里治樹が脱退。
2019年
2020年
  • 日高勇輝と近藤世真がメンバーとして加入。
  • 1月8日 - Poppin’Partyのシングル「イニシャル/夢を撃ち抜く瞬間に!」が発売。オリコン週間1位を記録。上松・藤間・岩橋・藤永・竹田が参加している。[6]
2021年
  • 10月20日 - 櫻川めぐ×Elements Gardenコラボレーションアルバム「キボウマイロード」発売。
2022年
  • Seonoo Kim堀川大翼がメンバーとして加入。
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主なスタッフ

  • 上松範康(あげまつ のりやす) - Elements Garden主宰。アコースティックな曲からデジタルサウンドを前面に出した曲まで幅広い曲調の曲を制作している。アルパ奏者・上松美香の実兄。
  • 藤田淳平(ふじた じゅんぺい) - ロック調のギターサウンドや、デジタルサウンドを前面に押し出した曲が得意。メンバー内で唯一エンジニアリング、マニピュレーターの経験がある。妻は歌手のSuara
  • 藤間仁(ふじま ひとし) - POPSを中心にアコースティックな曲から民族色の強い曲まで柔軟な曲作りをしている。南米へのギター留学の経験があり、自身の楽曲の中にもそれを生かした情熱的なギターアレンジを入れることがある。妻は上松美香である。
  • 菊田大介(きくた だいすけ) - 爽やかでキャッチーなPOPSとテクノ系の打ち込みによる楽曲を持ち味としている。
  • 岩橋星実(いわはし せいま) - 以前からアシスタントとして関わっていたが、2011年より本格的に制作に参加[7]パーカッションも演奏する。
  • 藤永龍太郎(ふじなが りゅうたろう) - 2014年加入。バンドサウンドを得意とし、ギターやベースも演奏する。
  • 都丸椋太(とまる りょうた) - 2015年加入。
  • 織田あすか(おだ あすか) - 2016年加入。
  • 笠井雄太(かさい ゆうた) - 2016年加入。
  • 竹田祐介(たけだ ゆうすけ) - 2017年加入。
  • 日高勇輝(ひだか ゆうき) - 2020年加入。
  • 近藤世真(こんどう せいま) - 2020年加入。
  • 堀川大翼(ほりかわ だいすけ) - 2022年加入。

かつて所属していたスタッフ

  • 中井康智(なかい やすとも) - 2005年より所属、2006年7月31日脱退と同時に音楽活動を引退[8]
  • 中山真斗(なかやま まさと) - 2007年より活動を開始。作詞やギターも担当する。信念は「一期一会」な楽曲作り。2013年6月30日脱退[9]
  • Evan Call(エバン・コール)[10] - バークリー音楽大学卒業のアメリカ人スコアを書くことができるオーケストラのほか、本格メタルサウンドまで、幅広く対応。2016年6月30日契約期間満了に伴い脱退[11]
  • 喜多智弘(きた ともひろ) - 当初からアシスタントとして関わっていたが、2011年より本格的に制作に参加。2016年9月30日契約期間満了に伴い脱退[12]
  • 母里治樹(もり はるき) - 2009年より参加。上松曰く「ストレートに心に響くメロディを作る、可能性を秘めた新人(※加入当時)。」2018年7月31日脱退[13]
  • 末益涼太(すえます りょうた)- 2014年よりElements Gardenに参加。1993年12月11日生まれ[14]。デジタルサウンドのほか、ライブ映えを意識したメロディ作りやアレンジを得意とし、ギターやベースも演奏する。2019年1月31日脱退[15]
  • 平田悠真(ひらた ゆうま) - 2015年加入。
  • 下田晃太郎(しもだ こうたろう) - 2019年加入。2024年11月30日脱退。
  • Seonoo Kim(キム・ソンウ) - 2022年加入。2024年11月30日脱退。
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主な楽曲提供アーティスト

全面プロデュース
過去に全面プロデュースしていたアーティスト
一部楽曲提供
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主な作品

要約
視点

上松範康

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藤田淳平

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藤間仁

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菊田大介

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中山真斗

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母里治樹

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岩橋星実

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喜多智弘

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Evan Call

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藤永龍太郎

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末益涼太

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平田悠真

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都丸椋太

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織田あすか

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笠井雄太

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竹田祐介

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BGM担当作品

アニメ

2006年
2007年
2009年
2010年
2011年
  • うたの☆プリンスさまっ♪シリーズ(2011年 - 2022年)
    • うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%
    • うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%
    • うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ
    • うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター
    • うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム
    • うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ
  • 君と僕。(2011年 - 2012年)
2012年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2020年
2021年
2023年
2025年

ゲーム

その他

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ディスコグラフィ

要約
視点

ここではElements Gardenが主体となって発表した作品のみを扱い、個々の提供作品を列挙することは避ける。

Elements Garden

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Elements Garden II -TONE CLUSTER-

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Elements Garden III -phenomena-

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脚注

外部リンク

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