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2014年の阪神タイガース
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2014年の阪神タイガースは2014年の阪神タイガースの動向についてまとめる。
2014年の阪神タイガースは和田豊監督の3年目のシーズンである。
概要
前年オフに和田監督の契約は3年目は球団に選択権があるオプション契約であったが、続投となった[1]。戦力面では、FA宣言した中日の中田賢一、日本ハムの鶴岡慎也の獲得を狙ったが、いずれも失敗し[2][3]、久保康友が国内FAでDeNAに移籍した[4]。ゴメス、呉昇桓を獲得したことから、外国人枠が埋まり、スタンリッジがソフトバンクへと移籍した[5]。また、久保康友の人的補償として、鶴岡一成を獲得した。
巨人との開幕カードは、3戦目に西岡剛が福留孝介と激突し故障離脱するアクシデントがあったが、その西岡の代役として上本博紀が1番打者に定着し、開幕時の1番打者だった鳥谷敬を3番にいれた事により4月終了時で19勝10敗と開幕ダッシュに成功する。しかし、交流戦に入ると徐々に失速し6月末には4位に後退するが、7月に入ると8連勝で勢いを取り戻し8月末には首位巨人と広島を含む2・5ゲーム差にいたが、9月9日からの巨人との甲子園3連戦で15年ぶりの巨人戦甲子園3連敗を含む6連敗で優勝争いから脱落。最終的に、6連敗時に3.5ゲーム差つけられていた広島を差し切り2位でレギュラーシーズン終了。
CSでは、ファーストステージにて広島相手に1勝1分で初めて突破する。そして、ファイナルステージでは巨人有利との戦前の予想を覆し、4勝1敗(巨人のアドバンテージ1勝分を含む)球団史上初のCS制覇を果たし9年ぶり日本シリーズ出場を決めた。日本シリーズではソフトバンク相手に1勝4敗で敗れた。
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チーム成績
レギュラーシーズン
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 読売ジャイアンツ | 82 | 61 | 1 | .573 | 優勝 |
2位 | 阪神タイガース | 75 | 68 | 1 | .524 | 7.0 |
3位 | 広島東洋カープ | 74 | 68 | 2 | .521 | 7.5 |
4位 | 中日ドラゴンズ | 67 | 73 | 4 | .479 | 13.5 |
5位 | 横浜DeNAベイスターズ | 67 | 75 | 2 | .472 | 14.5 |
6位 | 東京ヤクルトスワローズ | 60 | 81 | 3 | .426 | 21.0 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 読売ジャイアンツ | 16 | 8 | 0 | .667 | 優勝 |
2位 | 福岡ソフトバンクホークス | 14 | 8 | 2 | .636 | 1.0 |
3位 | オリックス・バファローズ | 14 | 10 | 0 | .583 | 2.0 |
4位 | 中日ドラゴンズ | 13 | 10 | 1 | .565 | 2.5 |
5位 | 横浜DeNAベイスターズ | 13 | 11 | 0 | .542 | 3.0 |
6位 | 千葉ロッテマリーンズ | 12 | 12 | 0 | .500 | 4.0 |
7位 | 北海道日本ハムファイターズ | 11 | 12 | 1 | .478 | 4.5 |
8位 | 埼玉西武ライオンズ | 11 | 13 | 0 | .458 | 5.0 |
9位 | 東京ヤクルトスワローズ | 10 | 12 | 2 | .455 | 5.0 |
10位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 9 | 15 | 0 | .375 | 7.0 |
11位 | 阪神タイガース | 9 | 15 | 0 | .375 | 7.0 |
12位 | 広島東洋カープ | 9 | 15 | 0 | .375 | 7.0 |
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入団・退団
シーズン開幕前
本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関連及び芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身したか去就不明を示す。
シーズン開幕後
マツダオールスターゲーム2014
→詳細は「2014年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
- 選出選手及びスタッフ
- 太字はファン投票による選出、※印は選手間投票による選出、他は監督推薦による選出。
- 選出回数の括弧内数字は故障のため不出場の回数。
選手・スタッフ
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試合結果
クライマックスシリーズ
日本シリーズ
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個人成績
投手成績
- 色付きは規定投球回数(144イニング)以上の選手
- 太字はリーグ最高。
打撃成績
- 色付きは規定打席(446打席)以上の選手
- 太字はリーグ最高。
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表彰選手
達成記録・出来事
- 1月6日 - FAでDeNAに移籍した久保康友の人的補償に鶴岡一成を獲得したことを発表[7]
- 1月15日 - 鶴岡一成の背番号を40に決定したことを発表し、またこれに伴い高宮和也の背番号を40から34に変更したことを発表[8]
- 3月30日 - 巨人3回戦(東京ドーム)で2回に大竹寛の放った飛球に対し、二塁手の西岡剛と右翼手の福留孝介が衝突し、西岡は頭部を打ち付けたことにより救急車で搬送[9]、福留は4回の攻撃終了時に交代する(後に西岡は鼻骨骨折・軽度の左肩鎖関節の脱臼・左右の第1肋骨骨折で、福留は鎖骨骨折、肺挫傷などが判明)
- 4月2日 - 新井貴浩が中日2回戦(京セラドーム)で6回に又吉克樹から二塁打を放ち通算3000塁打[10]、史上185人目
- 4月12日 - 能見篤史が巨人5回戦(甲子園)で2回二死から橋本到を二ゴロに打ち取り通算1000投球回、史上337人目
- 4月29日 - 福留孝介が広島4回戦(甲子園)で8回にブライアン・バリントンから本塁打を放ち通算200本塁打、史上99人目でこの本塁打で日米通算1000得点(NPB736得点・MLB264得点)
- 5月1日 - マウロ・ゴメスが広島6回戦(甲子園)で9回に大瀬良大地から本塁打を放ち球団通算7500号本塁打、史上8球団目
- 5月4日 - 福原忍がヤクルト6回戦(神宮)で8回に雄平から三振を奪い通算1000奪三振、史上51人目
- 5月13日 - 安藤優也が広島7回戦(米子)で9回一死から廣瀬純を一邪飛に打ち取り通算1000投球回、史上337人目
- 5月29日 - 鳥谷敬が西武2回戦(甲子園)で5回に菊池雄星から安打を放ち通算1500安打、史上115人目
- 7月21日 - 呉昇桓が巨人13回戦(甲子園)で3点リードの9回に登板し無失点に抑えたことによりセーブを挙げたことで日韓通算300セーブ(NPB23セーブ・KBO277セーブ)
- 7月25日 - 福原忍が広島11回戦(マツダ)で8回から登板し通算500登板、史上93人目
- 8月5日 - ヤクルト15回戦(神宮)で20点を挙げ、2010年8月25日の広島16回戦(京セラドーム)で22点を取って以来の球団史上4度目の1試合20点以上
- 8月9日 - 鳥谷敬が広島15回戦(京セラドーム)で通算1500試合出場、史上183人目
- 8月29日 - ヤクルト18回戦(甲子園)が開催されたが、この試合が甲子園球場のNPB通算5000試合目となる(阪神球団としては4211試合目)、NPB通算5000試合は後楽園球場に次ぐ2球場目
- 9月4日 - 福留孝介がDeNA19回戦(甲子園)で2回に三浦大輔から安打を放ち日米通算3000塁打(NPB2239塁打・MLB761塁打)
- 9月5日 - 能見篤史が中日19回戦(ナゴヤドーム)で4回にエクトル・ルナから三振を奪い通算1000奪三振、史上51人目
- 9月11日 - 9月9日からの巨人22~24回戦(甲子園)で巨人に3連敗、甲子園球場での巨人3連戦3連敗は1999年の7月16日から7月18日の巨人16~18回戦以来15年ぶり
- 9月29日 - 藤井彰人がDeNA23回戦(甲子園)で9回の守備から出場し通算1000試合出場、史上467人目
- 10月12日 - CSファーストステージ第2戦(甲子園)で引き分けに終わり、広島に1勝1分で球団史上初のCSファイナルステージ進出を果たした
- 10月18日 - CSファイナルステージ第4戦(東京ドーム)で勝利し巨人に4勝1敗[11]で球団史上初のCS制覇を果たし、2005年以来の9年ぶりの日本シリーズ出場を決めた
- 10月30日 - 日本シリーズ第5戦(ヤフオクドーム)で敗戦を喫してソフトバンクに1勝4敗で敗退する
- 11月11日 - 鳥谷敬が海外FA権の申請書類を球団を通じ日本野球機構に提出した[12]
ドラフト指名選手
→詳細は「2014年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
脚注
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