トップQs
タイムライン
チャット
視点
2008年の阪神タイガース
ウィキペディアから
Remove ads
2008年の阪神タイガース(2008ねんのはんしんタイガース)では、2008年の阪神タイガースにおける動向をまとめる。
![]() |
この年の阪神タイガースは、岡田彰布監督の5年目のシーズンである。
概要
前年の得点力不足を解消するために広島から新井貴浩をFAで獲得。トレードでオリックスから平野恵一を獲得するなど戦力整備が功を奏し開幕5連勝と好スタートを切りプロ野球記録の開幕から7カード連続勝ち越しを決めるなど開幕ダッシュに成功すると、前年優勝で大型補強をした巨人が勝ち切れず、前年躓いた交流戦もセ・リーグ首位で2位以下を離して独走し、7月22日には87試合目で優勝マジックが点灯したが、北京五輪で主力選手(矢野、新井、藤川)が離脱したことにより、代わりの選手がその穴埋めをできなかったことで風向きが一変。7月半ばに新井が腰痛で登録抹消となり、無理をして出た五輪から帰国後の検査で腰椎骨折が判明し戦列復帰が9月下旬になるなど、五輪以降は勝ちきれない試合が多くなり、特に巨人との直接対決で終盤7連敗したことが大きく響き、10月8日に直接対決で敗戦を喫し2位に転落し、そのまま差し切られて3年ぶりのV奪回はならなかった。岡田監督は大逆転負けの責任を取り辞任を表明[1]。クライマックスシリーズでは3位中日を相手に京セラドームで1勝2敗で敗退した。
Remove ads
チーム成績
レギュラーシーズン
1 | 中 | 赤星憲広 |
---|---|---|
2 | 二 | 平野恵一 |
3 | 一 | 新井貴浩 |
4 | 左 | 金本知憲 |
5 | 三 | 今岡誠 |
6 | 遊 | 鳥谷敬 |
7 | 右 | フォード |
8 | 捕 | 矢野輝弘 |
9 | 投 | 安藤優也 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 読売ジャイアンツ | 84 | 57 | 3 | .596 | 優勝 |
2位 | 阪神タイガース | 82 | 59 | 3 | .582 | 2.0 |
3位 | 中日ドラゴンズ | 71 | 68 | 5 | .511 | 12.0 |
4位 | 広島東洋カープ | 69 | 70 | 5 | .496 | 14.0 |
5位 | 東京ヤクルトスワローズ | 66 | 74 | 4 | .471 | 17.5 |
6位 | 横浜ベイスターズ | 48 | 94 | 2 | .338 | 36.5 |
日本生命セ・パ交流戦
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 福岡ソフトバンクホークス | 15 | 9 | 0 | .625 | 優勝 |
2位 | 阪神タイガース | 15 | 9 | 0 | .625 | 0.0 |
3位 | 北海道日本ハムファイターズ | 14 | 10 | 0 | .583 | 1.0 |
4位 | 読売ジャイアンツ | 14 | 10 | 0 | .583 | 1.0 |
5位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 13 | 11 | 0 | .542 | 2.0 |
6位 | 広島東洋カープ | 13 | 11 | 0 | .542 | 2.0 |
7位 | 中日ドラゴンズ | 12 | 12 | 0 | .500 | 3.0 |
8位 | オリックス・バファローズ | 11 | 13 | 0 | .458 | 4.0 |
9位 | 東京ヤクルトスワローズ | 11 | 13 | 0 | .458 | 4.0 |
10位 | 千葉ロッテマリーンズ | 10 | 14 | 0 | .417 | 5.0 |
11位 | 埼玉西武ライオンズ | 10 | 14 | 0 | .417 | 5.0 |
12位 | 横浜ベイスターズ | 6 | 18 | 0 | .250 | 9.0 |
- 同率の場合は前年の順位で上位のチームが上位にランクされる
Remove ads
入団・退団
シーズン開幕前
本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。
マツダオールスターゲーム2008
→詳細は「2008年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
- 太字はファン投票で選ばれた選手。 ※印は選手間投票選抜。
選手・スタッフ
首脳陣
一軍
二軍
所属選手
投手
捕手
内野手
外野手
その他スタッフ
Remove ads
試合結果
レギュラーシーズン
クライマックスシリーズ
Remove ads
個人成績
投手成績
- 色付きは規定投球回数(144イニング)以上の選手
- 太字はリーグ最高。
打撃成績
Remove ads
表彰
達成記録・出来事
- 2月23日 - 入団テストを受けていたアーロム・バルディリスとアルビス・オヘイダと育成契約を結ぶ。背番号はバルディリスが121、オヘイダが122
- 4月12日 - 新井貴浩が横浜5回戦(横浜)で1回に寺原隼人から安打を放ち通算1000安打、史上249人目
- 4月12日 - 金本知憲が横浜5回戦(横浜)で7回に寺原隼人から安打を放ち通算2000安打、史上37人目
- 5月2日 - 育成枠で2月に入団したアーロム・バルディリスの支配下登録される、背番号は52
- 5月6日 - 巨人7回戦(東京ドーム)で勝利したことにより球団通算4500勝(4183敗267分)史上2球団目
- 5月13日 - 金本知憲が広島6回戦(富山)で9回に横山竜士から本塁打を放ち通算400本塁打、史上15人目で40歳1か月での400号達成は史上最年長
- 5月14日 - 新井貴浩が広島7回戦(石川)で7回に大竹寛から本塁打を放ち全球団から本塁打、史上10人目
- 5月23日 - 矢野輝弘がソフトバンク1回戦で(ヤフードーム)で2回に大隣憲司から三振を喫し通算1000三振、史上41人目
- 5月31日 - 新井貴浩が日本ハム1回戦(札幌ドーム)で7回にブライアン・スウィーニーから本塁打を放ち通算200本塁打、史上90人目
- 6月4日 - 楽天2回戦(Kスタ宮城)にてスタメン出場9人+途中出場した1人の計10人が三振を喫したことにより、出場選手全員三振を喫する。史上11度目(セリーグ初)
- 6月17日 - 関本賢太郎が楽天3回戦(甲子園)で1試合4犠打、史上8人目
- 7月1日 - 坂井信也が宮崎恒彰にかわり、球団のオーナーに就任
- 7月3日 - 7月1日からの中日9~11回戦(甲子園)で中日に3連勝。甲子園3試合での中日戦3連勝は1986年6月20日からの中日13~15回戦(甲子園)で3連勝して以来22年ぶり
- 7月4日 - 金本知憲が横浜9回戦(横浜)で9回にマット・ホワイトから二塁打を放ち通算350二塁打、史上26人目
- 7月6日 - 若竹竜士がウエスタンリーグの中日15回戦(甲子園)でノーヒットノーランを達成
- 7月17日 - ヤクルト14回戦(甲子園)で9回に1イニング6許盗塁、そのうち3つは三重盗によるもので、1イニング6許盗塁は1950年6月5日の西鉄が南海8回戦(藤井寺)の7回に記録を作られて以来、58年ぶり史上4度目で許三重盗は1990年9月11日の近鉄がオリックス23回戦(藤井寺)の7回に記録を作られて以来、18年ぶり史上30度目
- 7月18日 - 桧山進次郎が中日12回戦(ナゴヤドーム)で8回に川上憲伸から三振を喫し通算1000三振、史上42人目
- 7月18日 - 藤川球児が中日12回戦(ナゴヤドーム)でセーブを記録しシーズン30セーブ目、チーム83試合目の30セーブは1998年の佐々木主浩に並ぶスピード記録
- 7月21日 - 新外国人のクリス・リーソップと正式契約、背番号69
- 7月22日 - 巨人13回戦(甲子園)で球団通算9000試合(4535勝4203敗267分)
- 7月22日 - 巨人13回戦(甲子園)で勝利しマジック46が点灯する(球宴前のマジックは史上5チーム目)
- 7月24日 - 育成選手のアルビス・オヘイダが自由契約選手となった
- 8月6日 - 赤星憲広が広島13回戦(京セラドーム)で3回に安打を放ったが本塁打が出なかったことにより、和田豊(阪神)が1991年4月6日の大洋1回戦(横浜)の第1打席から1994年5月25日の巨人8回戦(甲子園)の第2打席に打つまで記録した1929打席を超える1930打席連続本塁打ゼロのセリーグ記録を更新する
- 8月6日 - 広島13回戦(京セラドーム)で敗戦を喫し、同日に巨人が勝ったためマジック消滅
- 8月13日 - 巨人16回戦(東京ドーム)で勝利しマジック36が再点灯(2度目)
- 8月16日 - 金本知憲が横浜15回戦(京セラドーム)で先発出場し通算2000試合出場、史上39人目
- 8月16日 - 横浜15回戦(京セラドーム)で敗戦を喫し、同日に巨人が勝ったためマジック消滅(2度目)
- 8月21日 - 金本知憲が広島17回戦(広島市民)で3回に大竹寛から本塁打を放ちシーズン20本塁打、40代のシーズン20本塁打は史上8人目
- 8月21日 - 下柳剛が広島17回戦(広島市民)で先発し勝ち星を挙げてシーズン10勝、40代のシーズン2桁勝利は史上7人目
- 8月24日 - 巨人が中日17回戦(東京ドーム)で敗戦を喫し、阪神にマジック30が再点灯(3度目)
- 8月26日 - 赤星憲広が中日18回戦(甲子園)で先発出場し通算1000試合出場、史上428人目
- 8月27日 - 中日19回戦(甲子園)で敗戦を喫し、同日巨人が勝ったためマジック消滅(3度目)
- 8月29日 - 巨人17回戦(甲子園)で勝利し、マジック25が再点灯(4度目)
- 9月5日 - 広島18回戦(広島市民)で敗戦を喫し、同日巨人が勝ったためマジック消滅(4度目で2リーグ制以降の4度のマジック消滅は初)
- 9月6日 - 広島18回戦(広島市民)でで勝利し、マジック22が再点灯(5度目)
- 9月7日 - 広島20回戦(広島市民)で敗戦を喫し、マジック消滅(5度目)し、この試合が球団として広島市民球場での最後の日本プロ野球一軍公式戦となる(通算604試合277勝297敗30分)
- 9月9日 - ヤクルト20回戦(甲子園)で勝利し、マジック20が再点灯(6度目)
- 9月10日 - 関本賢太郎がヤクルト19回戦(甲子園)で1試合3死球。1970年5月24日に竹之内雅史が阪急8回戦(北九州市営)で受けて以来史上2人目(セリーグ初)
- 9月11日 - 9月9日からのヤクルト3連戦(甲子園)で3試合連続サヨナラ勝ち。史上11度目(同一カード3連戦では史上3度目)
- 9月14日 - 広島23回戦(甲子園)で敗戦を喫し、同日に巨人が勝ったためマジック消滅(6度目)
- 9月22日 - 赤星憲広が横浜19回戦(甲子園)で1回に安打を放ったが本塁打が出なかったことにより、日下隆(近鉄)が1953年5月20日に西鉄12回戦(大阪)で打って引退まで打たなかった2088打席を超える2089打席連続本塁打ゼロの日本プロ野球記録を更新する(この後、翌年の引退まで本塁打が打てず2528打席まで伸ばす)
- 9月25日 - 藤川球児が横浜22回戦(甲子園)でセーブをあげ通算100セーブ、史上21人目
- 9月28日 - 巨人が中日22回戦(ナゴヤドーム)で敗戦を喫し、阪神にマジック8が再点灯(7度目)
- 10月3日 - ヤクルト21回戦(神宮)で敗戦を喫し、マジック消滅(7度目)
- 10月10日 - 横浜23回戦(横浜)で敗北を喫し、7月9日に巨人につけていた13ゲーム差をひっくり返されて優勝を逃す(セリーグでは1996年の広島の11.5ゲーム差を超える記録)
- 10月13日 - 赤星憲広が中日24回戦(スカイマーク)で7回に吉見一起―谷繁元信のバッテリーから二盗を記録し通算350盗塁、史上16人目
- 10月14日 - 岡田彰布監督の退団がきまる
- 10月27日 - 新監督にOBの真弓明信が就任、背番号72
- 12月24日 - 新外国人選手のケビン・メンチと契約の締結を発表
Remove ads
ドラフト指名選手
→詳細は「2008年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
2008 北京オリンピック選出選手
→詳細は「2008年北京オリンピックの野球競技・日本代表」を参照
出典
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads