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FripSide

日本の音楽ユニット ウィキペディアから

FripSide
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fripSide(フリップサイド)は、日本の男女3人組音楽ユニット2002年結成。所属芸能事務所はスリーナインエンタテインメント。所属レコード会社レーベルNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン。公式ファンクラブは「freakSide」。

概要 出身地, ジャンル ...
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2期メンバー 南條愛乃(左)、八木沼悟志(右)
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概説

要約
視点

概要

2002年に八木沼がインターネットボーカルを募集、当時高校生だったnaoが選ばれて結成された[2]2003年に第1期1stアルバム『first odyssey of fripSide』で同人デビュー、徐々に販路を拡げ2008年に第1期1stシングル「flower of bravery」でメジャーデビューを果たすものの、2009年にnaoが卒業。同年に2代目ボーカルとして南條愛乃を迎え、第2期1stシングル「only my railgun」で再メジャーデビューを果たす。2022年に南條が卒業、同年に3代目ボーカルとして上杉と阿部の2名を迎える。nao在籍期を第1期、南條在籍期を第2期、上杉・阿部在籍期を第3期とそれぞれ称されている。ユニットのイメージカラーはロゴにも使用されているように、橙色となっている。

ユニット名

ユニット名は八木沼による造語で、レコードのB面を意味するflip sideが由来となっており、八木沼の「全部の曲をA面のつもりで作りたい」という意志が込められている。“S”のみが大文字なのは、八木沼の名前である悟志の“Satoshi”を掛けており、著作権商標の観点からスペル違いのアメリカ合衆国オークランド出身のバンドフリップサイドと、イベント企画会社フリップサイドと区分されている。

音楽性

小室哲哉浅倉大介らが筆頭となって普及させてきた「デジタルJ-POPの灯を絶やさない」をテーマに[3][4]、「アニメゲームに寄り添いたい」というエゴをスタンスにしている[5]

八木沼は第1期を自身の持つ音楽的な素養から、どういうものをピックアップして、どういうものを並べていくのかということを模索していた「実験場」と追懐している。一方、第2期は南條のボーカルを前提に、今まで培ってきた音楽性をうまく融合させ、よりパブリックに耐え得る音楽を展開していくことをコンセプトにしている[6][7]

また、「なんちゃん(南條愛乃の愛称の一つ)の歌声が理想なのであって、僕(八木沼)は彼女が歌えば成立する枠組みを用意しているつもりなので」「僕がサウンドを作って、なんちゃんが歌えばfripSideなんですよね」という趣旨のことも、しばしば言及している[8]

第2期以降は2ndアルバム『Decade』を除き、「無限の統合」を意味するinfinite synthesisをタイトルに冠している。3rdアルバム『infinite synthesis 3』発売時に八木沼は「fripSideのテーマであり、fripSideとしての活動の幅を表すもの」と公言している[4]。ベストアルバムに関しては、第1期から引き続き『the very best of fripSide』をタイトルに冠している。

fripSide NAO project!

naoのソロプロジェクトスタッフは第1期fripSideと同じ。当初は別名義プロジェクトとして2007年ビジュアルアーツから「naoさんが電波ソングを歌ったらどうだろう」という提案をされたが、八木沼はfripSideの確立したスタンスを超えることをしたくなかったため、ソロプロジェクトに移行した経緯がある[2]2008年にアルバム『Rabbit Syndrome』を発売し活動開始。第1期fripSideと共に活動終了。

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メンバー

現メンバー

元メンバー

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年譜

  • 2002年
    • 結成。
  • 2003年
  • 2005年
    • 3月20日 - 3月27日:2都市2公演による初のライブツアー『fripSide first Live』を敢行。
  • 2006年
  • 2007年
    • 8月24日:4thアルバム『binarydigit』発売。オリコン初登場179位を獲得し、初めてオリコン圏内にランクインした。
  • 2008年
  • 2009年
  • 2010年
  • 2011年
  • 2012年
    • 12月5日:2ndアルバム『Decade』発売。
    • 12月9日 - 12月22日:2都市2公演によるライブツアー『fripSide 10th Anniversary Live 2012 〜Decade〜』を敢行。
  • 2013年
    • 5月8日:6thシングル「sister's noise」発売。シングル・アルバム通じて自身初のオリコン1位を獲得した。
    • 8月21日:7thシングル「eternal reality」発売。
  • 2014年
    • 5月14日:8thシングル「black bullet」発売。fripSideとしてジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンからNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンに商号変更になり、初めて発表された作品となった。
    • 6月28日:公式ファンクラブ「freakSide」設立。
    • 9月10日:3rdアルバム『infinite synthesis 2』発売。オリコン初登場3位を獲得し、アルバム作品で初のトップ3入りを記録した。
    • 10月4日 - 11月3日:6都市6公演によるライブツアー『fripSide LIVE TOUR 2014 -infinite synthesis 2-』を敢行。
  • 2015年
  • 2016年
  • 2017年
  • 2018年
  • 2019年
    • 1月19日:Astell&Kernとのコラボデジタルオーディオプレイヤー『Astell&Kern A&futura SE100 fripSide Edition (Ultra Orange Metallic)』を500台限定発売[9]
    • 10月30日:6thアルバム『infinite synthesis 5』発売。
    • 11月4日:10都市10公演のライブツアー 『fripSide Phase 2:10th Anniversary Tour 2019-2020 -infinite synthesis 5-』を開始。この日に第2期1stシングル「only my railgun」発売から満10年を迎えた。
  • 2020年
    • 2月26日:16thシングル「final phase」発売。「clockwork planet」以来4作ぶりにオリコントップ10入りを果たす。
    • 3月10日:日本国内でのCOVID-19の感染拡大を受け、先述の10th Anniversary Tourの大阪・広島公演を中止することが決定した。
    • 3月21日:先述のCOVID-19の感染拡大により、4月5日に横浜アリーナで開催予定の『fripSide Phase 2:10th Anniversary Tour 2019-2020 -infinite synthesis 5- FINAL in YOKOHAMA ARENA』を中止することが決定した。
    • 4月1日:自身初のMV集「fripSide infinite video clips 2009-2020」を発売。
    • 7月11日:KORGとのコラボシンセサイザー『KROME EX fripSide Satoshi Yaginuma Special Edition』を数量限定発売[10]
    • 8月19日:17thシングル「dual existence」発売。
    • 11月4日:18thシングル「legendary future」および第2期ベストアルバム「the very best of fripSide 2009-2020」「the very best of fripSide -moving ballads-」の3タイトルを同時発売。
  • 2021年
    • 1月3日:当初2020年3月1日に開催予定だったがCOVID-19の感染拡大により、中止となった『fripSide Phase 2:10th Anniversary Tour 2019-2020 -infinite synthesis 5-』を『fripSide Phase 2:10th Anniversary Tour 2019-2020 -infinite synthesis 5- [Re:]』とツアータイトルを改め、大阪公演の振替公演を開催。 広島公演の振替公演も1月11日に予定されていたが、緊急事態宣言の影響を受け、開催を中止することが決定した。
    • 2月11日:当初2020年4月5日に開催予定だったがCOVID-19の感染拡大により、中止となった『fripSide Phase 2:10th Anniversary Tour 2019-2020 -infinite synthesis 5- FINAL in YOKOHAMA ARENA』の振替公演を開催。
    • 10月31日:ニコ生「fripSide特番」にて2022年のファイナルアリーナツアーを以てボーカルの南條愛乃がグループを卒業することを発表。
  • 2022年
    • 1月8日:ヴァーチャルライブ「fripSide VIRTUAL LIVE 2022 in VARK」を開催。
    • 2月2日:19thシングル「Leap of faith」発売。第2期fripSideラストシングルとなった。
    • 3月23日:7thアルバム『infinite synthesis 6』発売。第2期fripSideラストアルバムとなる。
    • 3月25日:新ボーカルを迎えた第3期fripSideとしての1stシングル『dawn of infinity』をリリースすることを発表[11]
    • 4月2日 - 4月24日:第2期fripSideのファイナルツアー『fripSide Phase2 Final Arena Tour 2022 -infinite synthesis:endless voyage-』を開催。24日のさいたまスーパーアリーナでの最終公演をもち南條愛乃が卒業。あわせてこの最終公演にて3代目ボーカルとして上杉真央と阿部寿世の参加が正式発表された[12][注 2]
    • 5月18日:第3期fripSide 1stシングル『dawn of infinity』発売。オリコン初週売上18位。
    • 10月19日:第3期fripSide 1stアルバム『infinite Resonance』と、fripSide結成20周年を記念したコンセプトアルバム『double Decades』の2タイトルを同時発売。オリコン初週売上12位。[注 3]
    • 10月28日:第3期fripSide初のファンクラブイベント『fripSide Phase3 1st FAN MEETING in Osaka -決起-』を開催。
    • 10月29日 - 12月18日:第3期fripSide初のライブツアー『fripSide phase3 concert tour -the Dawn of Resonance-』を開催。プロデューサーである八木沼の「小さい会場から育てていきたい」という意向により、全公演ライブハウスでの開催となった。
  • 2023年
    • 1月8日:ライブハウスツアーの最終特別公演として『fripSide phase3 concert tour -the Dawn of Resonance- "TOKYO SPECIAL"』を開催。
    • 1月14日:ファンクラブイベント『fripSide phase3 FAN MEETING in Yokohama -後夜祭-』を開催。最後に八木沼が本イベントが赤字興行であったことを語った。
    • 1月21日:Astell&KernとのコラボポータブルUSB-DAC『AK HC2 fripSide Edition』を数量限定発売[14]
    • 6月14日:fripSide結成20周年記念フェス『fripSide 20th Anniversary Festival 2023 -All Phases Assembled-』を6月17日に開催予定だったが、南條愛乃が新型コロナウィルスに感染していることが判明し、開催延期[15]
    • 7月1日:7月15日から開催のライブツアー『fripSide phase3 concert tour -the Dawn of Resonance-』にて、fripSideとして結成以来初めて八木沼不在で開催されることが発表された[16]
    • 7月13日:阿部寿世が新型コロナウィルスに感染していることが判明し、ライブツアー『fripSide phase3 concert tour -the Dawn of Resonance-』の香川・大阪公演の開催を延期することが発表された[17]
    • 7月22日 - 8月20日:ライブツアー『fripSide phase3 concert tour -the Dawn of Resonance-』の第2弾を開催。八木沼不在でフルバンド編成での開催。
    • 8月1日:第1期fripSide(fripSide NAO projectを含む)のアルバム作品を各音楽配信サービスで配信開始[18]
    • 9月2日:7月15日に開催予定だったライブツアー『fripSide phase3 concert tour -the Dawn of Resonance-』の香川公演の振替公演を実施[19]。大阪公演はスケジュールの都合で中止となった[20]
    • 10月11日:2ndシングル『Red Liberation』を発売。
    • 11月8日:2ndアルバム『infinite Resonance 2』を発売。
    • 11月18日 - 1月4日:ライブツアー『fripSide infinite Resonance 2 tour 2023-2024 at Zepp OSAKA&TOKYO』を開催。
    • 12月31日:第3期初のカウントダウンライブ『fripSide Count Down Live 2023-2024』を開催。
  • 2024年
    • 1月8日:fripSide結成20周年記念フェス『fripSide 20th Anniversary Festival 2023 -All Phases Assembled-』の振替公演を開催[21]
    • 4月7日 - 6月29日:ライブツアー『fripSide phase3 concert tour -the Dawn of Resonance- in 2024』を開催。沖縄と神奈川以外は昨年と同様で八木沼不在でフルバンド編成での開催。
    • 6月27日:6月29日開催のライブツアー『fripSide phase3 concert tour -the Dawn of Resonance- in 2024』の神奈川公演に出演予定だった八木沼悟志が新型コロナウィルスに感染していることが判明し、他公演同様のボーカル2名のみの出演へ変更された[22]
    • 8月21日:南條愛乃とのコラボシングル『Secret Operation』を『fripSide feat. Yoshino Nanjo』名義で発売。
    • 10月9日:3rdアルバム『infinite Resonance 3』を発売。
    • 10月26日 - 1月19日:ライブツアー『fripSide concert tour -the Dawn of Resonance- in 2024-2025』を開催。大阪以外は八木沼不在でフルバンド編成での開催。
    • 12月18日:3rdシングル『only my railgun -version 2024-』を発売。
  • 2025年
    • 2月16日:『fripSide concert tour -the Dawn of Resonance- in 2024-2025 <東京公演>』を開催。
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ディスコグラフィ

概要 リリースリスト, ↙スタジオ・アルバム ...

シングル

CDシングル

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配信限定シングル

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コラボシングル

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ライブ会場限定販売PLAYBUTTON

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アルバム

オリジナルアルバム

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ベストアルバム

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その他のアルバム

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映像作品

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書籍

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参加作品

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タイアップ一覧

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ワンマンライブ

要約
視点
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出演イベント

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出演メディア

ラジオ

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テレビ

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Web

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受賞

ファンクラブ

2014年6月28日に公式ファンクラブ『freakSide』を設立。
ライブチケットの先行受付やデジタルファンブックの閲覧などの特典がある。

FCイベント[注 25]

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「freakSide生放送」製作委員会の森

2024年3月20日から開始された、毎月第3水曜日に放送されるFC会員限定生放送。
出演は第3期fripSideの3名とMCとしてアニメ音楽ライターの澄川龍一を加えた計4名。
初回放送を『第0回』とし、生放送にて概要説明と番組タイトルの募集を行った。
放送1周年を記念して、2025年5月25日にfreakSide会員を招待しての公開生放送が予定されていたが、機材トラブルにより収録・アーカイブ配信に変更となった。

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脚注

外部リンク

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