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2025年の阪神タイガース
プロ野球チームのシーズン ウィキペディアから
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2025年の阪神タイガースでは、2025年シーズンについての阪神タイガースの動向をまとめる。
この年の阪神タイガースは、藤川球児監督の1年目のシーズンである。
概要
開幕前
2024年は74勝63敗6分で2位だったが、クライマックスシリーズファーストステージで3位の横浜DeNAベイスターズに0勝2敗で敗れた。岡田彰布監督は退任となり、新たに藤川球児新監督が就任した。
この年は球団創設90周年であり、記念ロゴやキャッチコピーが発表され、ユニフォームデザインが変更された[1][2]。
オフシーズンでは横浜DeNAベイスターズから退団した楠本泰史と契約[3]。また、新外国人としてフィラデルフィア・フィリーズからニック・ネルソン[4]、ミルウォーキー・ブルワーズからジョン・デュプランティエ[5]などを獲得した。
一方、青柳晃洋がポスティング移籍でフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約[6]。また、FA宣言した大山悠輔、原口文仁はともに残留となった[7][8]。
オープン戦は3勝5敗4分で10位だった。
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チーム成績
レギュラーシーズン
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 阪神タイガース | 85 | 54 | 4 | .612 | 優勝 |
2位 | 横浜DeNAベイスターズ | 71 | 66 | 6 | .518 | 13.0 |
3位 | 読売ジャイアンツ | 70 | 69 | 4 | .504 | 15.0 |
4位 | 中日ドラゴンズ | 63 | 78 | 2 | .447 | 23.0 |
5位 | 広島東洋カープ | 59 | 79 | 5 | .428 | 25.5 |
6位 | 東京ヤクルトスワローズ | 57 | 79 | 7 | .419 | 26.5 |
セ・パ交流戦
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 福岡ソフトバンクホークス | 12 | 5 | 1 | .706 | 優勝 |
2位 | 北海道日本ハムファイターズ | 11 | 7 | 0 | .611 | 1.5 |
3位 | オリックス・バファローズ | 11 | 7 | 0 | .611 | 1.5 |
4位 | 埼玉西武ライオンズ | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.5 |
5位 | 千葉ロッテマリーンズ | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.5 |
6位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 9 | 8 | 1 | .529 | 3.0 |
7位 | 広島東洋カープ | 9 | 9 | 0 | .500 | 3.5 |
8位 | 阪神タイガース | 8 | 10 | 0 | .444 | 4.5 |
9位 | 中日ドラゴンズ | 8 | 10 | 0 | .444 | 4.5 |
10位 | 横浜DeNAベイスターズ | 7 | 11 | 0 | .389 | 5.5 |
11位 | 読売ジャイアンツ | 6 | 11 | 1 | .353 | 6.0 |
12位 | 東京ヤクルトスワローズ | 5 | 12 | 1 | .294 | 7.0 |
クライマックスシリーズ
達成記録
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入団・退団
シーズン開幕前
シーズン開幕後
選手・スタッフ
- 背番号変更
マイナビオールスターゲーム2025選出選手
→詳細は「2025年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
代表選出選手
ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs オランダ
- 日本代表
ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国
- 日本代表
個人成績
投手成績
- 赤色は規定投球回(143イニング)以上の選手
- 太字はリーグ最高。
打者成績
- 赤色は規定打席(443打席)以上の選手、灰色は投手で出場した選手
- 太字はリーグ最高。
タイトル
表彰
- 村上頌樹
- 月間MVP(5月)
- 森下翔太
- 月間JERAセ・リーグAWARD(5月)
- J.デュプランティエ
- 月間MVP(6月)
- 才木浩人
- 月間MVP(8月)
- 佐藤輝明
- 月間JERAセ・リーグAWARD(8月)
達成記録
- 4月26日 - 大山悠輔が通算1000試合出場達成、史上537人目[18]。
- 5月17日 - 岩崎優が通算100セーブ達成、史上37人目。100セーブ100ホールド達成は史上8人目[19]。
- 6月5日 - 佐藤輝明が通算100本塁打達成、史上310人目[20]。
- 6月7日 - 近本光司が通算1000本安打達成、通算323人目[21]。
- 6月21日 - 大竹耕太郎が全球団勝利、史上21人目。育成選手出身での達成は史上初[22]。
- 7月21日 - 大山悠輔が通算1000本安打達成、史上324人目[23]。
- 9月22日 - 近本光司が通算200盗塁達成、史上81人目[24]。
- 9月27日 - 大山悠輔が通算150本塁打達成、史上182人目[25]。
記録
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試合結果
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その他の出来事
- 1月16日 - 現役時代に通算349本塁打を放ち、2016年から2年間二軍監督を務めたOBの掛布雅之が、エキスパート部門で野球殿堂入りを果たした[29]。
- 2月3日 - 現役時代の背番号「23」は永久欠番にもなり、日本一を達成した1985年を含む計8年間監督を務めた吉田義男が兵庫県西宮市の病院で死去[30]。享年91。
- 3月1日 - 兵庫県尼崎市に建設中であったゼロカーボンベースボールパークが完成、球場開きを行った。同日は当年より二軍の新本拠地となった日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎にて春季教育リーグの対広島戦が行われた[31]。
- 3月9日 - オープン戦・対巨人戦(甲子園)で4万1839人の観客を集め、甲子園球場でのオープン戦としては実数発表となった2005年以降で最多の観客動員となった(これまでの阪神主催のオープン戦での最多観客動員記録は、2024年3月10日の甲子園球場での対巨人戦で4万1129人[32])。また、当日はコロナ禍で禁止していたジェット風船が試験的に解禁され(2019年のシーズン以来6年ぶり)、観客は入場時に配られたジェット風船とハンドポンプを使って7回裏開始前に一斉にジェット風船を飛ばした[33]。
- 3月15日 - MLB東京シリーズ2025のプレシーズンゲームとしてシカゴ・カブスと対戦し、3-0で勝利[34]。
- 3月16日 - 同プレシーズンゲームでロサンゼルス・ドジャースと対戦し、3-0で勝利[35]。
- 7月2日 - 対巨人14回戦(甲子園)、1 - 0で勝利。この試合、8回までは大竹、9回は岩崎が登板したが、いずれも三振0であった。奪三振0での完封勝利は、球団では1977年7月12日の対大洋14回戦(甲子園)以来48年ぶり[36]。また、この日の完封勝利で今シーズンはチーム18度目の完封勝利、さらに防御率が1.98となり、開幕から75試合以上を消化してのチーム防御率1点台は1962年の阪神以来で、プロ野球63年ぶりとなった[37]。ちなみに、この試合では8回裏の本塁クロスプレーで当初アウトの判定がリプレー検証でセーフに覆ったことに対し、巨人の阿部監督が抗議を唱えたとして、巨人の監督としては1974年7月9日の大洋11回戦(川崎)での川上哲治監督以来、51年ぶりとなる退場処分を受けた[38]。
- 7月8日 - 対広島13回戦(マツダ)、6 - 1で勝利し、2006年以来となる対広島戦6連勝を達成[39]。また、この日の勝利で2023年9月(11連勝)以来となる9連勝を達成、かつ1963年以来球団62年ぶりとなる9試合連続2失点以下の記録を達成。なお、NPB記録は1956年6月から7月にかけての阪神(当時は「大阪タイガース」)による13試合[40][41]。
- 7月9日 - 対広島14回戦(マツダ)で3 - 1で勝利し、1998年以来となる対広島戦7連勝[42]。10試合連続で2失点以下勝利はNPB史上4度目、球団初の快挙[42][41]。加えて、阪神の新人監督で10連勝達成は、1982年の安藤統男(11連勝)以来43年ぶり4人目[41]。
- 7月10日 - 対広島15回戦(マツダ)で6 - 3で勝利。連続2失点以下勝利は10試合で途絶えたが、2023年9月以来となる球団9度目の11連勝を達成[43]。新人監督の11連勝は2021年のオリックス・バファローズ中嶋聡以来4年ぶり、セ・リーグでは1982年の安藤統男(阪神)以来43年ぶり、阪神での新人監督の11連勝は1946年の藤村富美男(14連勝)、1982年の安藤統男(11連勝)に次いで3人目[43]。また、1981年5月〜8月(引き分け2試合を挟む12連勝)以来44年ぶりとなる対広島戦8連勝、そして1976年8月〜10月以来49年ぶりとなる同一シーズンで引き分けを挟まず対広島戦8連勝を達成[44]。
- 7月20日 - 対巨人17回戦(東京ドーム)で2 - 1で勝利。今季はこれで対巨人戦13勝4敗とし、球団史上初となるオールスター前での対巨人戦勝ち越しを決め[45]、敵地10連勝をも決めた。敵地二桁連勝は2007年7月8日の対中日9回戦(ナゴヤドーム)から8月5日の対広島14回戦(広島市民)まで10連勝して以来18年ぶり。
- 7月30日 - 対広島17回戦(甲子園)で7月6度目、今シーズン23度目の完封勝利。対広島東洋カープ戦で引き分けを挟まず10連勝は球団史上初[46]。また当日は2位以下で唯一自力Vが残っていた中日が巨人に敗れたことで、優勝マジック39が点灯(マジック対象チームは巨人)、最短優勝日は8月27日となる[47]。なお、2リーグ制後、7月中の優勝マジック点灯は2024年7月30日のソフトバンク以来11度目で、うち阪神はソフトバンクと並んで最多の3度目(以前は2003年、2008年)。藤川監督は1年目であり、新人監督の優勝マジック点灯日としては2024年の小久保監督(ソフトバンク)と並び、2リーグ制後最速[47]。
- 8月22日 - 対ヤクルト20回戦(神宮)で勝利し、通算のヤクルト(国鉄・サンケイ含む)戦の1000勝目(889敗49分)、ヤクルト戦の通算1000勝は巨人、中日に次ぐ3球団目で球団のカード別1000勝はDeNA戦、中日に次ぐ3球団目
- 9月7日 - 対広島23回戦(甲子園)で勝利し2年ぶり通算11度目、セリーグで7度目の優勝決定で、1990年の巨人の9月8日を抜いて史上最速優勝
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脚注
関連項目
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