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富山県のTBSテレビ系列局 ウィキペディアから
株式会社チューリップテレビ(英: Tulip-TV Inc.)は、富山県を放送対象地域とするテレビジョン放送を行う特定地上基幹放送事業者である。
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | TUT |
本社所在地 |
日本 〒930-8539 富山県富山市奥田本町8番24号 北緯36度42分45.6秒 東経137度13分16.1秒 |
設立 | 1989年11月21日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 7230001010480 |
事業内容 | 放送法に基づくテレビジョン放送その他一般放送事業 |
代表者 | 代表取締役社長 山野昌道 |
資本金 | 1億円(2022年1月現在)[1] |
売上高 |
26億4209万0000円 (2023年3月期)[2] |
営業利益 |
△8307万2000円 (2023年3月期)[2] |
経常利益 |
△8059万5000円 (2023年3月期)[2] |
純利益 |
△1億0102万0000円 (2023年3月期)[2] |
純資産 |
40億4827万6000円 (2023年3月期)[2] |
総資産 |
56億3044万7000円 (2023年3月期)[2] |
従業員数 | 79人(2022年1月現在)[1] |
決算期 | 3月 |
主要株主 |
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主要子会社 |
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関係する人物 | 島田喜広(社外取締役) |
外部リンク |
www |
通称はチューリップ、略称としてTUTもあるが、現在は一部を除きあまり使用されていない[注 1]。なお、チューリップは富山県の県花でもある。
TBSテレビをキー局とするJNN系列のテレビ局。富山親局のコールサインはJOJH-DTV。リモコンキーIDは「6」、親局の物理チャンネルは22chで、どちらもTBSテレビと同じ。
出資母体や設立の経緯から、富山県の地上波テレビ局で唯一高岡市に本社を置いていたが、2022年(令和4年)に富山市にある放送センターに所在地を変更した。放送・送出は従前より放送センターから行っている。
略称のTUTは開局時の社名「テレビユー富山」(TV-U Toyama、開局からわずか2年しか使われず)から来ているが、当時愛称だった「Tulip Television」と読むことで、現社名の略称とも解釈している。旧社名の"テレビユー"は、1980年代以降に開局したJNN系列の後発UHF局に統一してつけられた名称(あいテレビを除く)であり、TBS側がそれらに沿って出した案であった[4]。ただし、同じ名称を用いているテレビユー山形やテレビユー福島とは事情が違い[注 2]、地元企業が相当の資本参加をしていることに特徴がある。
チューリップを象ったロゴマークは、グラフィックデザイナーの田中一光が一般公募の中から審査され、選ばれたものである[5]。富山県の県花であるチューリップをモチーフに、大空へ花びらを広げ、新鮮な情報が空へ向かって飛び立つ姿をシンボライズしている。シンボルカラーは、情熱的なチューリップレッドで、未来への躍動やダイナミズムを表現している[6]。
データ放送を実施しており、番組表サービス「Gガイド」を配信している。
初代放送センターは旧インテック富山ビルの社屋(1975年(昭和50年)1月31日竣工)を使用していた[7][8] が、3階建ての2代目放送センターが初代放送センターの隣に2021年(令和3年)10月末に竣工、2022年(令和4年)10月1日に運用を開始した[9]。また、本社は創業時は高岡市の広小路ビルに置かれ[10]、以降、高岡市内で何度か移転していたが、2代目放送センター運用開始と同時に本社機能も同所に移転し、富山市内に機能を一本化することを2022年(令和4年)6月27日の株主総会に諮ることが、同年5月26日の決算取締役会で決定した[11]。
高岡市の財界トップといえる三協立山、富山市発祥のIT企業インテック、キー局のTBSホールディングスが主要株主だが、2022年5月26日の決算取締役会で、TBSホールディングスが中部日本放送から株式を譲り受けて筆頭株主となることが承認された[11]。
これ以下は、大手マスコミ各社と地元紙各社が、薄く広く資本参加している。ニュース配信などで協力関係にある富山新聞(企業体としては北國新聞)だけでなく、競合するはずの北日本新聞や、朝日新聞、読売新聞、中日新聞、日本経済新聞、フジ・メディア・ホールディングスも資本参加している。こうした呉越同舟ともとれる株主構成は、民放の免許枠が限られている地方の後発局にある特徴といえる。
資本金 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|
20億円 | 40,000株 | 72 |
株主 | 株式数 | 比率 |
---|---|---|
三協立山 | 5,000株 | 12.50% |
インテック | 4,900株 | 12.25% |
TBSホールディングス | 4,400株 | 11.00% |
朝日新聞社 | 1,600株 | 4.00% |
読売新聞東京本社 | 1,600株 | 4.00% |
フジ・メディア・ホールディングス | 1,600株 | 4.00% |
北國新聞社 | 1,300株 | 3.25% |
中日新聞社 | 1,300株 | 3.25% |
日本経済新聞社 | 1,300株 | 3.25% |
中部日本放送 | 1,200株 | 3.00% |
北日本新聞社 | 1,200株 | 3.00% |
トナミホールディングス | 1,200株 | 3.00% |
資本金 | 授権資本 | 1株 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|---|---|
20億円 | 80億円 | 5万円 | 40,000株 | 91 |
資本金 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|
20億円 | 40,000株 | 75 |
なお、1986年(昭和61年)の富山地区3局目割り当て決定の時点では、テレビ朝日系列での開局が有力視されていた[20]。
富山県は地形の関係上、設置が必要な中継局の数が抑えられるため、他の平成新局に比べ中継局設置率が高く、アナログ放送では同県初のUHF局である富山テレビ放送より1局少ないだけだった(設置されていない中継局は氷見論田のみだったが、地上デジタル放送ではデジタル新局として中継局が設置された)。なお、富山県内全域の他、石川・新潟各県の一部地域でも受信可能。
放送チャンネルは、2011年7月24日の12時で終了した時点のもの。
2024年4月現在[36]。現在の番組の詳細は、公式サイトの 番組情報 あるいは 番組表 を参照。太字は字幕放送。
(1994年3月末までは朝日放送テレビ・名古屋テレビ制作番組のみ放送、富山テレビも同様)
フジテレビが資本参加しているため、1995年頃まではフジテレビ系列のアニメを多く再放送していた。
▼印がついている番組は、途中打ち切りや不定期放送から移行した番組。
特記なき限りTBS制作・TBS系列の番組。
ほか多数。
2000年(平成12年)2月27日に開局10周年マスコットキャラクターとして初登場。名前は3,937通の中から選ばれた[29]、番宣番組「さいたろうくんTV」「さきちゃんTV」にも局キャラがアニメで登場している。 また、開局3周年にあたる1993年(平成5年)には、「3ねんAぐみチューリップ花子」というキャラクターが使用されていた時期がある[51]。
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