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第104回全国高等学校野球選手権大会

2022年8月6日から8月22日まで14日間(休養日を除く)にわたって阪神甲子園球場で開催された選手権大会 ウィキペディアから

第104回全国高等学校野球選手権大会
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第104回全国高等学校野球選手権大会(だい104かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい)は、2022年8月6日から8月22日まで14日間(休養日を除く)にわたって阪神甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権大会である。

概要 試合日程, キャッチフレーズ ...
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概要

第94回選抜大会から採用された継続試合が選手権大会でも本大会より導入される。

またコロナ禍前の2019年第101回大会)以来3大会ぶりにドリームシートの設置と観客数に制限を設けずに開催されるが、コロナ感染対策、熱中症対策として、外野席を含め全席指定席・プレイガイドのネット販売による前売り発売(当日券無し・日付指定。雨天中止[注釈 2]で日程不成立、ないしは試合予定日が休養日となった場合はそのチケットは無効・払い戻し。決勝戦は日付指定ではない形なので除く[注釈 3]。また101回大会まで販売されていた、大会期間を通した通し券「連券」の発売も廃止された[4])とし、入場の入れ替えも、原則としてアルプススタンドの野球部関係者・保護者らの応援席を除きほとんど行われない[5]

その後、大会直前の7月27日に大会運営本部は、当日の発売枚数の状況や天気・曜日などを総合的に判断し、発売が可能であれば外野席に限り当日券を球場の窓口にて販売、ネットでも座席の余裕がある内野指定席他の座席を販売するとした(当日券販売は前日夕方をめどに大会公式サイトにて発表する)[6]

本大会より、女子部員がシートノックの球渡しなどの練習補助、およびボールパーソンを担当できるようになった[7]

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日程

要約
視点
  • 2021年
  • 2022年
    • 4月27日 - 本大会の入場料が改定。選抜大会同様全席指定で最高額の中央特別席は4,200円に、外野席も1,000円に料金が引き上げられた[5]
    • 6月18日 - 地方大会が全国のトップを切って沖縄で開幕した[9]
    • 7月6日 - 臨時運営委員会を開き、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを決める[10]。代表校の選手らには7月29日から8月1日までPCR検査を受け、全員が陰性と判断された場合に甲子園への移動を認める。また、大会日程の関係とコロナ感染拡大を防止する観点からで甲子園球場での事前練習は実施しない。組み合わせ抽選会は8月3日にフェスティバルホールにて、各校の選手代表者ら1チーム22人までの参加を認めて全出場校が出席して行う。開会式(8月6日予定)は、全登録メンバーが参加し、通常通りの開催を前提として行う[11]
    • 7月31日 - 西東京大会で決勝戦が行われ地方大会の全日程が終了し49代表校が決定[注釈 4]
    • 8月2日 - 前日までのPCR検査の結果、浜田・帝京第五・有田工・九州学院の4校は新型コロナウイルスの集団感染と判断され、組み合わせ抽選会と開会式に参加せず、大会規定により第8日に初戦が組まれる。これに伴い当初予定の第7日と第8日の試合を3試合ずつ入れ替え、3回戦の日程も一部入れ替わる[13]
    • 8月3日 - 組み合わせ抽選会をフェスティバルホールにて開催。欠席の4校の抽選には高野連会長が代理でくじを引いた。
    • 8月5日 - 開会式リハーサルが行われるが、県岐阜商と九州国際大付は複数の選手が体調不良のため欠席した。翌日の開会式では前出の6校を除いた43校の主将のみ[注釈 5]が参加することが大会本部から発表された[14]
    • 8月6日 - 開会式と第1試合『日大三島国学院栃木』が雨天のため、それぞれ当初の予定より30分遅らせて実施した[15][16]
    • 8月12日 - 第7日。先述の通り第8日に行われる3試合を入れ替えて行われた。
    • 8月13日 - 第8日。新型コロナウイルスに集団感染し組み合わせ抽選会と開会式リハーサル、開会式をいずれも欠席した4校が初戦を予定通り戦った。この4校は初戦まで期間を延ばしたため、新型コロナウイルスに感染した選手を入れ替えることはなかった。このことにより、第3試合『智弁和歌山国学院栃木』で全49校が棄権することなく初戦を終えた[17]
    • 8月15日 - 第2試合開始前に育成功労賞表彰式。
    • 8月17日 - 休養日。
    • 8月18日 - 準々決勝。第1試合『仙台育英愛工大名電』は天候不良のため当初の予定より46分遅らせて実施した[18]
    • 8月19日 - 休養日。
    • 8月21日 - 休養日。
    • 8月22日 - 決勝戦および閉会式。仙台育英(宮城)と下関国際(山口)による決勝戦は、仙台育英が8-1で下関国際を下し、宮城県勢および東北勢が春夏を通じて初めて優勝した。これにより、1915年の第1回大会から108年目にして、深紅の大優勝旗が「白河の関」を越えることとなった[19][20]

本大会では新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを改定し、新型コロナウイルスの集団感染が発生しても日程変更や登録選手の入れ替えなどにより出場できる可能性が高められた[21]ため、代表校の出場辞退が一件もなくすべての試合が実施された[22]。また、2018年第100回大会以来4年ぶりに雨天による開催の中止・順延が1日もなかった[23]

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代表校

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組み合わせ・試合結果

1回戦 - 3回戦

- 2回戦 3回戦
                   
 
8月10日(3)
 
 鹿児島実 1
 明秀日立 2
 
8月15日(1)
 
 明秀日立 4
 仙台育英 5
 
8月11日(1)
 
 仙台育英 10
 
 鳥取商 0
      
      
- 2回戦 3回戦
                   
 
8月11日(2)
 
 高松商 14
 佐久長聖 4
 
8月15日(2)
 
 高松商 2
 九州国際大付 1
 
8月11日(3)
 
 明徳義塾 1
 
 九州国際大付[注釈 6] 2
      
      
- 2回戦 3回戦
                   
 
8月11日(4)
 
 下関国際 5
 富島 0
 
8月16日(1)
 
 下関国際 9
 浜田 3
 
8月13日(1)
 
 有田工 3
 
 浜田 5
      
      
1回戦 2回戦 3回戦
                   
 
8月13日(2)
 
 九州学院 14
 帝京第五 4
 
8月16日(2)
 
 九州学院 4
 国学院栃木 0
 
8月13日(3)
 
 智弁和歌山 3
8月6日(1)  
 国学院栃木 5
 日大三島 3     
 国学院栃木 10     
1回戦 2回戦 3回戦
                   
8月6日(2)
 明豊 7
8月12日(1)
 樹徳 3
 明豊 7
8月6日(3):延長11回
 一関学院 5
 京都国際 5
8月15日(3)
 一関学院 6x
 明豊 2
8月7日(1)
 愛工大名電 5
 八戸学院光星 7
8月12日(2):延長10回
 創志学園 3
 八戸学院光星 5
8月7日(2)  
 愛工大名電 6x
 愛工大名電 14     
 星稜 2     
1回戦 2回戦 3回戦
                   
8月7日(3)
 鶴岡東 12
8月12日(3)
 盈進 7
 鶴岡東 3
8月7日(4)
 近江 8
 近江 8
8月15日(4)
 鳴門 2
 近江 7
8月8日(1)
 海星 1
 海星 11
8月12日(4)
 日本文理 0
 海星 4
8月8日(2)  
 天理 2
 天理 2     
 山梨学院 1     
1回戦 2回戦 3回戦
                   
8月8日(3)
 敦賀気比 13
8月13日(4)
 高岡商 3
 敦賀気比 8
8月8日(4)
 市船橋 6
 興南 5
8月16日(3)
 市船橋 6x
 敦賀気比 1
8月9日(1)
 聖光学院 8
 三重 2
8月14日(1)
 横浜 4
 横浜 2
8月9日(2)  
 聖光学院 3
 日大三 2     
 聖光学院 4     
1回戦 2回戦 3回戦
                   
8月9日(3)
 二松学舎大付 3x
8月14日(2)
 札幌大谷 2
 二松学舎大付 7
8月9日(4)
  5
 県岐阜商[注釈 7] 1
8月16日(4)
  10
 二松学舎大付 0
8月10日(1)
 大阪桐蔭 4
 大阪桐蔭 6
8月14日(3)
 旭川大 3
 大阪桐蔭 19
8月10日(2)  
 聖望学園 0
 聖望学園 8     
 能代松陽 2     

準々決勝

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準決勝

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決勝

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  1. (下):古賀、仲井 - 橋爪
  2. (仙):斎藤蓉、髙橋 - 尾形
  3. 本塁打
    (仙):岩崎
  4. 審判
    [球審]尾崎
    [塁審]西貝・田中・鈴木
  5. 試合時間:2時間24分
さらに見る 下関国際, 打順 ...
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大会本塁打

1回戦
  • 第1号:土屋奏人(鶴岡東)
  • 第2号:土屋奏人(鶴岡東)
  • 第3号:前田夢翔(鶴岡東)
  • 第4号:片野優羽(市船橋)
  • 第5号:髙中一樹(聖光学院)
  • 第6号:三好元気(聖光学院)
  • 第7号:藤田大輝(旭川大)
  • 第8号:海老根優大(大阪桐蔭)
  • 第9号:伊藤櫂人(大阪桐蔭)
2回戦
  • 第10号:浅野翔吾(高松商)
  • 第11号:浅野翔吾(高松商)
  • 第12号:本田倫太郎(高松商)
  • 第13号:鈴木蓮(明豊)
  • 第14号:佐藤航太(八戸学院光星)
  • 第15号:渡辺千尋(鶴岡東)
  • 第16号:土屋奏人(鶴岡東)
  • 第17号:平井悠馬(国学院栃木)
  • 第18号:片井海斗(二松学舎大付)
  • 第19号:勝股優太(社)
  • 第20号:松尾汐恩(大阪桐蔭)
  • 第21号:松尾汐恩(大阪桐蔭)
3回戦
  • 第22号:武田一渓(明秀日立)
  • 第23号:山田陽翔(近江)
  • 第24号:波田瑛介(浜田)
  • 第25号:安田淳平(聖光学院)
準々決勝
  • 第26号:浅野翔吾(高松商)
  • 第27号:瀬井太心(九州学院)
決勝
  • 第28号:岩崎生弥(仙台育英)


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記録

いずれも今大会終了時点における記録

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その他の主な出場選手


各地方大会の日程

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脚注

関連項目

外部リンク

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