トップQs
タイムライン
チャット
視点
天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会
2024年に開催された天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会 ウィキペディアから
Remove ads
天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会(てんのうはい JFA だい104かいぜんにほんサッカーせんしゅけんたいかい)は2024年5月25日から11月23日まで開催された天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会。
概要
2023年12月14日に行われた日本サッカー協会 (JFA) 理事会で大会スケジュール案について承認された[1]。この時点では準々決勝までの日程が決まり、準決勝・決勝の日程については後日発表とされ、2024年3月12日にJFAより10月27日準決勝、11月23日国立競技場にて決勝の日程が発表された[2]。
前回(103回)大会のラウンド16で発生したトラブルの責任を負う形で浦和レッズの今大会参加資格が剥奪されており[3]、この兼ね合いでアマチュアシードが前年までの1チームから2チームに増加している。
本大会は、歯科医院向けの決済サービスプロバイダであるSCOグループが特別協賛する[4]。
本大会の優勝チームには、AFCチャンピオンズリーグ2 2025/26(ACL2 25/26) への出場権が与えられる。ただし、本大会優勝チームが2024明治安田J1リーグで上位となるか、AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25 (ACLE24/25) で優勝し、次回大会のAFCチャンピオンズリーグエリート2025/26 (ACLE25/26) の出場権を獲得した場合、ACLE25/26の出場権が優先され、ACL2 25/26には2024明治安田J1リーグの次点クラブが繰り上がって出場する(天皇杯の準優勝クラブが繰り上がることはない)[5]。
Remove ads
日程
2023年12月14日にJFA理事会で承認された日程[6]及び2024年3月12日に発表された日程[2]に基づく。2回戦から準々決勝までは全て平日(水曜日)に開催される。J1、J2のチームは2回戦から登場する。
出場チーム
要約
視点
以下の「出場回数」についてはJFAの公式記録に基づくが、基本的には「前身となるチーム(クラブ化前の実業団チーム、など)からの通算回数」としている。ただし、一部に例外もある。
J1リーグ
2024年のJ1リーグ所属の全20チームのうち、参加資格の無い浦和レッズを除く19チーム[2]。
J2リーグ
2024年のJ2リーグ所属の全20チーム[2]。
アマチュアシードチーム
日本フットボールリーグ(JFL)及び全日本大学サッカー連盟 (JUFA) が選出する2チーム[2]。
都道府県代表
備考に出典の無い30都道府県は5月12日に代表決定[7]。
→都道府県選手権大会については 公式サイト も参照
出場回数に関する備考
- 日産自動車サッカー部→横浜マリノスからの出場回数を含む。なお、横浜フリューゲルスの出場回数(13回)は含まない。
- 前身である国見FCの出場回数(1回)は含まない。
- NTT熊本およびアルエット熊本の出場回数(5回)を含む(なお、ロアッソ熊本(および旧チーム名のロッソ熊本)とNTT熊本およびアルエット熊本には組織としての連続性はない。当該項参照)。
- 前身のヴォルカ鹿児島(6回)およびFC KAGOSHIMA(1回、別に前身の鹿屋体育大学クラブで1回出場)の出場回数は含まない。
- 茗友クラブ(3回出場)の出場回数は含まない。
- 前身の北陸電力/アローズ北陸(10回)およびYKK APサッカー部 (11回)の出場回数は含まない。
- 関大クラブ(7回出場)、全関大(4回出場)の出場回数は含まない。
- 前身の三菱化成黒崎サッカー部の出場回数(4回)を含まない。
Remove ads
試合結果
要約
視点
3回戦までの対戦カードは2024年3月12日に発表された[2]。
1回戦
2024年5月26日 【1】 | カターレ富山 | 3 - 0 | 関西大学 | 高岡市 |
13:00 |
|
レポート | 競技場: 高岡スポーツコア サッカー・ラグビー場 観客数: 1,575人 主審: 安川公規 |
2024年5月26日 【2】 | いわてグルージャ盛岡 | 3 - 1 | 北海道十勝スカイアース | 盛岡市 |
13:00 | レポート |
|
競技場: いわぎんスタジアム 観客数: 644人 主審: 加藤正和 |
2024年5月26日 【3】 | 筑波大学 | 1 - 0 | 明治大学 | 水戸市 |
13:00 |
|
レポート | 競技場: ケーズデンキスタジアム水戸 観客数: 743人 主審: 竹内清人 |
2024年5月26日 【4】 | FC徳島 | 0 - 1 (延長) | ジェイリースFC | 鳴門市 |
13:00 | レポート |
|
競技場: 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム 観客数: 365人 主審: 大藤翔平 |
2024年5月26日 【5】 | 鹿屋体育大学 | 0 - 3 | ギラヴァンツ北九州 | 南さつま市 |
13:00 | レポート | 競技場: OSAKO YUYA stadium 観客数: 414人 主審: 村田裕紀 |
2024年5月26日 【6】 | 三菱水島FC | 3 - 4 (延長) | カマタマーレ讃岐 | 福山市 |
13:00 |
|
レポート | 競技場: 福山通運ローズスタジアム 観客数: 547人 主審: 塚原健 |
2024年5月25日 【7】 | 奈良クラブ | 3 - 2 | 京都産業大学 | 奈良市 |
13:00 | レポート |
|
競技場: ロートフィールド奈良 観客数: 473人 主審: 堀善仁 |
2024年5月26日 【8】 | 高知ユナイテッドSC | 1 - 0 | ベルガロッソいわみ | 高知市 [注釈 1] |
13:00 |
|
レポート | 競技場: 高知県立春野総合運動公園球技場 観客数: 462人 主審: 大穂祐太 |
2024年5月26日 【10】 | アルテリーヴォ和歌山 | 1 - 2 | JAPANサッカーカレッジ | 和歌山市 |
13:00 |
|
レポート |
|
競技場: 和歌山県紀三井寺公園陸上競技場 観客数: 472人 主審: 眞尾龍 |
2024年5月26日 【11】 | 福井ユナイテッドFC | 0 - 3 | 大宮アルディージャ | 坂井市 |
13:00 | レポート | 競技場: テクノポート福井スタジアム 観客数: 943人 主審: 板矢智志 |
2024年5月25日 【12】 | 東海大学熊本 | 0 - 4 | 三菱重工長崎SC | 熊本市 |
13:00 | レポート |
|
競技場: 熊本市水前寺競技場 観客数: 178人 主審: 髙木翔 |
2024年5月25日 【13】 | FC岐阜 | 1 - 0 | アスルクラロ沼津 | 岐阜市 |
13:00 |
|
レポート | 競技場: 岐阜メモリアルセンター長良川球技メドウ 観客数: 1,129人 主審: 佐々木慎哉 |
2024年5月26日 【14】 | 福島ユナイテッドFC | 9 - 0 | 大山サッカークラブ | 双葉郡広野町 |
13:00 | レポート | 競技場: Jヴィレッジスタジアム 観客数: 280人 主審: 小林健太朗 |
2024年5月25日 【16】 | ソニー仙台FC | 3 - 1 | tonan前橋 | 宮城郡利府町 [注釈 2] |
13:00 |
|
レポート |
|
競技場: みやぎ生協めぐみ野サッカー場Bグラウンド 観客数: 218人 主審: 長谷拓 |
2024年5月26日 【18】 | びわこ成蹊スポーツ大学 | 0 - 1 | 中京大学 | 彦根市 |
13:00 | レポート |
|
競技場: 平和堂HATOスタジアム 観客数: 522人 主審: 平塚将哲 |
2024年5月26日 【19】 | ガイナーレ鳥取 | 1 - 1 (延長) (3 - 4 PK戦) | FCバレイン下関 | 鳥取市 |
13:00 |
|
レポート |
|
競技場: Axisバードスタジアム 観客数: 660人 主審: 川勝彬史 |
PK戦 | ||||
|
2024年5月25日 【20】 | ツエーゲン金沢 | 1 - 1 (延長) (3 - 4 PK戦) | 甲南大学 | 金沢市 |
13:00 |
|
レポート |
|
競技場: 金沢ゴーゴーカレースタジアム 観客数: 1,271人 主審: 大原謙哉 |
PK戦 | ||||
2024年5月26日 【22】 | 福山シティFC | 3 - 0 | 沖縄SV | 広島市 |
13:00 |
|
レポート | 競技場: エディオンピースウイング広島 観客数: 1,232人 主審: 田邉裕樹 |
2024年5月25日 【24】 | SC相模原 | 3 - 0 | 山梨学院大学PEGASUS | 平塚市 |
13:00 | レポート | 競技場: レモンガススタジアム平塚 観客数: 860人 主審: 宗像瞭 |
2回戦
2024年6月12日 【25】 | ヴィッセル神戸 | 2 - 0 | カターレ富山 | 神戸市 |
19:03 |
|
レポート | 競技場: ノエビアスタジアム神戸 観客数: 3,907人 主審: 小屋幸栄 |
2024年6月12日 【26】 | 徳島ヴォルティス | 1 - 0 | ベガルタ仙台 | 鳴門市 |
19:01 |
|
レポート | 競技場: 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム 観客数: 1,515人 主審: 佐藤誠和 |
2024年6月12日 【27】 | 柏レイソル | 2 - 0 | いわてグルージャ盛岡 | 柏市 |
19:00 |
|
レポート | 競技場: 三協フロンテア柏スタジアム 観客数: 3,005人 主審: 岡部拓人 |
2024年6月12日 【28】 | FC町田ゼルビア | 1 - 1 (延長) (2 - 4 PK戦) | 筑波大学 | 町田市 |
18:30 |
|
レポート |
|
競技場: 町田GIONスタジアム 観客数: 1,948人 主審: 福島孝一郎 |
PK戦 | ||||
2024年6月12日 【30】 | ヴァンフォーレ甲府 | 2 - 0 | Honda FC | 甲府市 |
19:00 |
|
レポート | 競技場: JIT リサイクルインク スタジアム 観客数: 3,391人 主審: 井上知大 |
2024年6月12日 【31】 | アルビレックス新潟 | 4 - 4 (延長) (3 - 1 PK戦) | ギラヴァンツ北九州 | 新潟市 |
19:00 | レポート | 競技場: デンカビッグスワンスタジアム 観客数: 6,519人 主審: 山本雄大 | ||
PK戦 | ||||
2024年6月12日 【35】 | サガン鳥栖 | 2 - 1 | 高知ユナイテッドSC | 鳥栖市 |
19:00 |
|
レポート |
|
競技場: 駅前不動産スタジアム 観客数: 2,126人 主審: ![]() |
2024年6月12日 【36】 | 横浜FC | 2 - 1 (延長) | ヴァンラーレ八戸 | 横浜市 [注釈 3] |
19:00 | レポート |
|
競技場: ニッパツ三ツ沢球技場 観客数: 1,287人 主審: 俵元希 |
2024年6月12日 【38】 | ザスパ群馬 | 1 - 1 (延長) (2 - 3 PK戦) | レノファ山口FC | 前橋市 |
19:00 | レポート |
|
競技場: 正田醤油スタジアム群馬 観客数: 957人 主審: 椎野大地 | |
PK戦 | ||||
2024年6月12日 【41】 | 横浜F・マリノス | 2 - 2 (延長) (5 - 4 PK戦) | FC岐阜 | 岐阜市 [注釈 3] |
19:00 | レポート | 競技場: 岐阜メモリアルセンター長良川競技場 観客数: 3,515人 主審: 川俣秀 | ||
PK戦 | ||||
2024年6月12日 【43】 | ガンバ大阪 | 3 - 0 | 福島ユナイテッドFC | 吹田市 |
19:00 | レポート | 競技場: パナソニックスタジアム吹田 観客数: 4,738人 主審: 先立圭吾 |
2024年6月12日 【44】 | ジュビロ磐田 | 1 - 2 | テゲバジャーロ宮崎 | 磐田市 |
19:00 |
|
レポート | 競技場: ヤマハスタジアム(磐田) 観客数: 3,519人 主審: 荒木友輔 |
2024年6月12日 【45】 | 川崎フロンターレ | 2 - 0 | ソニー仙台FC | 川崎市 |
19:00 | レポート | 競技場: Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu 観客数: 7,000人 主審: 西村雄一 |
2024年6月12日 【46】 | 大分トリニータ | 1 - 0 | 鹿児島ユナイテッドFC | 大分市 |
19:00 |
|
レポート | 競技場: レゾナックドーム大分 観客数: 3,013人 主審: 清水勇人 |
2024年6月12日 【49】 | サンフレッチェ広島 | 11 - 2 | FCバレイン下関 | 福山市 |
18:30 |
|
レポート |
|
競技場: 福山通運ローズスタジアム 観客数: 4,268人 主審: 大坪博和 |
3回戦
2024年7月10日 【57】 | ヴィッセル神戸 | 2 - 0 | 徳島ヴォルティス | 鳴門市 |
18:30 | レポート | 競技場: 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム 観客数: 4,630人 主審: 須谷雄三 |
2024年7月10日 【59】 | セレッソ大阪 | 1 - 2 (延長) | ヴァンフォーレ甲府 | 甲府市 |
19:00 |
|
レポート | 競技場: JIT リサイクルインク スタジアム 観客数: 5,038人 主審: 笠原寛貴 |
2024年7月10日 【60】 | アルビレックス新潟 | 1 - 6 | V・ファーレン長崎 | 諫早市 |
19:00 |
|
レポート | 競技場: トランスコスモススタジアム長崎 観客数: 2,732人 主審: 山本雄大 |
2024年7月10日 【62】 | サガン鳥栖 | 3 - 1 | 横浜FC | 横浜市 |
18:30 |
|
レポート |
|
競技場: ニッパツ三ツ沢球技場 観客数: 1,666人 主審: 大橋侑祐 |
2024年7月17日[注釈 4] 【63】 | JAPANサッカーカレッジ | 0 - 3 | レノファ山口FC | 山口市 |
19:00 | レポート | 競技場: 維新みらいふスタジアム 観客数: 1,718人 主審: 先立圭吾 |
2024年7月10日 【64】 | 京都サンガF.C. | 3 - 1 | 清水エスパルス | 静岡市 |
19:00 | レポート |
|
競技場: IAIスタジアム日本平 観客数: 4,269人 主審: 飯田淳平 |
2024年7月10日 【65】 | 横浜F・マリノス | 2 - 2 (延長) (5 - 4 PK戦) | 水戸ホーリーホック | 水戸市 |
19:03 | レポート | 競技場: ケーズデンキスタジアム水戸 観客数: 2,739人 主審: 谷本涼 | ||
PK戦 | ||||
2024年7月10日 【66】 | ガンバ大阪 | 2 - 1 | テゲバジャーロ宮崎 | 児湯郡新富町 |
19:03 | レポート |
|
競技場: いちご宮崎新富サッカー場 観客数: 3,158人 主審: 長峯滉希 |
2024年7月10日 【68】 | FC東京 | 1 - 2 | ジェフユナイテッド千葉 | 千葉市 |
19:03 |
|
レポート | 競技場: フクダ電子アリーナ 観客数: 7,442人 主審: 上田益也 |
2024年7月10日 【69】 | サンフレッチェ広島 | 4 - 0 | いわきFC | いわき市 |
19:00 |
|
レポート | 競技場: ハワイアンズスタジアムいわき 観客数: 3,074人 主審: 小屋幸栄 |
ラウンド16(4回戦)
ラウンド16(4回戦)以降の組み合わせ抽選は、2024年7月12日に東京ドームシティにある日本サッカー協会の展示施設「blue-ing!」にて公開で行われ[20]、日本サッカー協会の公式YouTubeチャンネル「JFA TV」で生配信された[21]。抽選にあたっては、16のポジションを先に選び、その後で当てはまるチームを選ぶ方式で行われたが、AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25に出場するヴィッセル神戸、横浜F・マリノス及びAFCチャンピオンズリーグ2 2024/25に出場するサンフレッチェ広島の3チームについては、同大会との日程調整との関係から、準々決勝に進出した際にホームスタジアムで開催できるよう、3チームが準々決勝で対戦しないように先行して抽選が行われた。ゲストドロワーは天皇杯優勝経験のある播戸竜二と那須大亮、進行役は特別協賛社のSCOグループ広報・フリーアナウンサーの福田典子。
2024年8月21日 【75】 | サンフレッチェ広島 | 2 - 0 | 愛媛FC | 松山市 |
19:03 |
|
レポート | 競技場: ニンジニアスタジアム 観客数: 5,111人 主審: 西村雄一 |
2024年8月21日 【77】 | ヴァンフォーレ甲府 | 1 - 2 | 鹿島アントラーズ | 甲府市 |
19:03 |
|
レポート | 競技場: JIT リサイクルインク スタジアム 観客数: 7,796人 主審: 山下良美 |
2024年8月21日 【80】 | ジェフユナイテッド千葉 | 1 - 0 | 北海道コンサドーレ札幌 | 千葉市 |
19:03 | 品田愛斗 ![]() |
レポート | 競技場: フクダ電子アリーナ 観客数: 6,552人 主審: 上原直人 |
準々決勝
2024年9月25日 【81】 | 横浜F・マリノス | 5 - 1 | レノファ山口FC | 横浜市 |
18:33 |
|
レポート | 奥山洋平 ![]() |
競技場: ニッパツ三ツ沢球技場 観客数: 6,201人 主審: 小屋幸栄 |
2024年9月11日 【82】 | サンフレッチェ広島 | 1 - 2 | ガンバ大阪 | 広島市 |
18:33 | 加藤陸次樹 ![]() |
レポート | 競技場: エディオンピースウイング広島 観客数: 9,321人 主審: 清水勇人 |
準決勝
決勝
決勝に駒を進めたのは、準決勝で試合終了間際に勝ち越されながらも、後半アディショナルタイムのDF中谷進之介のゴールにより土壇場で追いつき、更に延長戦終了間際のFW坂本一彩の決勝ゴールで横浜FMを下し、第100回大会(2020年度)以来4大会ぶりの決勝進出を決め、Jリーグ発足後8回目の決勝進出で9大会ぶり5回目の優勝を目指すG大阪[22]と、前後半の得点で京都との関西ダービーを制し、初優勝した第99回大会(2019年度)以来5大会ぶりの決勝進出を決めた神戸[23]の2チーム。天皇杯の決勝戦で関西勢同士のクラブが対戦するのは、第33回大会の全関学対大阪クラブ以来実に71大会ぶりで、Jリーグが発足した1993年以降では初の事例となった[24]。
2日前の練習で右ハムストリングの肉離れを負傷したFW宇佐美貴史をベンチ外としたG大阪に対し、神戸は戦線を離脱していたFW大迫勇也が先発に復帰したこの試合[25]、立ち上がりからG大阪が神戸陣内に攻め込む場面を多く作り出すが、神戸が堅い守備でこれを封じ、前半はスコアレスで折り返す[26]。
後半に入り、G大阪がMF倉田秋に替えてMFウェルトンを投入、神戸もMF井出遥也に替えてFW佐々木大樹を投入すると徐々に試合が動き出し、64分(後半19分)に神戸がGK前川黛也からのロングキックをFW佐々木が潰れながらも収め、そのこぼれ球をFW大迫が拾うと、左を駆け上がってきたFW武藤嘉紀にパス、武藤はペナルティエリア外からクロスボールを上げると一旦はブロックされるが、こぼれ球に詰めたFW宮代大聖がゴールに押し込んで神戸が先制点を挙げる[27]。このあとG大阪も攻撃的な選手を次々と投入するも、神戸の守備を最後まで破ることは出来ず、神戸が5年ぶり2度目の天皇杯を獲得した。
なお、その後神戸がJ1を制し2冠を達成したため、天皇杯勝者に与えられるACL2 25/26への出場権はJ1の次点クラブに振り替えられることになった。
|
|
Remove ads
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads