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大分県
日本の九州地方にある県 ウィキペディアから
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大分県(おおいたけん)は、日本の九州地方に位置する県。県庁所在地は大分市。
全国的に知名度が高い別府温泉や由布院温泉をはじめとする多くの温泉を有し、源泉数(4,445か所)、湧出量(279,253リットル/分)ともに日本一であり[6] 、「日本一のおんせん県おおいた」をキャッチフレーズに温泉をアピールしている[7]。
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地理・地域
要約
視点



山地の占める割合が大きく、西部には九重連山、南部には祖母山・傾山がそびえる。このうち九重連山の中岳は九州本土の最高峰である。平野部は北部の中津平野、中部の大分平野、南部の佐伯平野など限られた地域に分布している[8]。海岸部は、北部で瀬戸内海に面する。中部では豊後水道を挟んで四国地方に接しており、その最狭部の豊予海峡の幅は10キロメートルほどである。南部の日豊海岸にはリアス式海岸が発達しており、日豊海岸国定公園に指定された景観が楽しめる。
江戸時代に編纂された『豊後国志』(1803年)は最初の総合的地誌として名高い。
隣接都道府県
地形
自然公園
気候
瀬戸内海の西端に位置しており、気候区分上は瀬戸内海式気候から他の型への遷移域に当たる[9]。
気候の区分にはいくつかの考え方がある。
気象庁では、予警報細分区域を以下の4区域に分けている[10]。
- 北部(中津市・宇佐市・豊後高田市・国東市・姫島村) - 瀬戸内海式気候に属するが、冬季は関門海峡からの北西の季節風の影響を受け曇りの日が多い。
- 中部(杵築市・日出町・別府市・大分市・由布市・臼杵市・津久見市) - 北西部にある山地の影響で、冬季は北部や西部に比べて天気がよい。
- 西部(日田市・玖珠町・九重町・竹田市) - 内陸部に位置するため夏季は雷雨が多い。秋から初冬にかけて盆地で霧が発生する。
- 南部(豊後大野市・佐伯市) - 県内では最も温暖多雨で、夏季に大雨が降ることがある。冬季は晴天が多い。
降水量の年平均値、及び、降水日数の年変化の2つの観点から、以下の4区域に分ける考え方もある[9]。
- 瀬戸内型(I)(中津平野、国東半島及び別府市沿岸部) - 年間降水量が1,800ミリメートル (mm)以下。冬季は曇りがちで、しばしば積雪する。夏季には旱魃が起きやすい。
- 瀬戸内型(II)(大分市、大野川中流域、臼杵市) - 年間降水量が1,800mm以下。冬季の天候は比較的よい。
- 九州山地型(県西部から北西部にかけての内陸部) - 年間降水量が1,800mm以上。山岳地域では3,000mmを超える。梅雨期に豪雨が降りやすいが、夏季の台風による雨量は比較的少ない。冬季には降水日数が多く、しばしば積雪する。
- 南海型(津久見市以南の佐伯市、豊後大野市) - 年間降水量が1,800mm以上。山岳地域では3,000mmを超える。特に夏季は多雨で、台風による大雨が降りやすい。冬季は乾燥し晴天が続く。
自治体
大分県には、14市3郡3町1村を合わせて18市町村がある。現存するすべての町村名で、町は「まち」、村は「むら」と読む[注釈 2]。
2005年(平成17年)から2006年(平成18年)にかけて、いわゆる「平成の大合併」により別府市、津久見市、姫島村、日出町、九重町、玖珠町を除くすべての市町村が合併し、市町村の数は2004年(平成16年)12月31日までの58から、姫島村を除く東国東郡4町が合併して国東市が発足した2006年(平成18年)3月31日時点で、18へと大幅に減少した。これは九州で最も少なく、全国でも4番目に少ない[12]。なお、町の数(3町) および町村の数(4町村)は47都道府県で最も少ない[13]。
以下、6つの地域振興局の管轄ごとに市町村を記述する。
- 中部地域
- 東部地域
- 北部地域
- 西部地域
- 南部地域
- 佐伯市(九州最大の面積、九州最東端)
- 豊肥地域
消滅した郡町村
「平成の大合併」により消滅した郡町村。郡自体が消滅している場合は、郡名にリンクを付した。
地名
大分市や別府市を中心とする一部地域では住民票などに記載される大字の住所と「組」を用いた通称の住所の二種類の表記を持つ場所が存在していた。更にこの「組」を用いた住所は大まかな場所しか表示されず、複数の世帯に同じ住所が割り当てられている場合もあった。この二重住所ルールは2025年から導入される全国統一の行政サービスシステム導入の障害になることや、マイナンバーカードでの本人確認を困難にすることから、住居表示変更の手続きが進められている[14] [15]。
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歴史
要約
視点
先史時代
大野町(現豊後大野市)の代ノ払遺跡で1981年(昭和56年)に発掘されたナウマンゾウの牙などの化石が、鋭い刃物のようなもので切断されており、人と動物が遭遇したことを示していると推測された。このため、人々が住み始めたのは、3万7000年前であると考えられている[16]。
2001年(平成13年)5月には、大分市の横尾遺跡から約6,000年前から7,000年前(縄文時代早期)の加工された角柱状の材木(長さ3.4メートル、一辺18センチメートル)が出土した。この材木は日本最古の建築部材と考えられている[17]。
古代
現在の大分県の県名は、古来国府が置かれていた大分郡(おおきたのこおり)に由来し「おおいた」という読みはイ音便の一種で、「おおきた」が転訛したものである。さらに、大分郡の名の由来については『豊後国風土記』では、景行天皇がこの地を訪れた際に「広大なる哉、この郡は。よろしく碩田国(おおきたのくに)と名づくべし」と感嘆して名づけ、これが後に「大分」と書かれたとされる。しかし大分平野は広大とは言えないため、実際には狭く入り組んだ地形に多くの田が造られている様子を形容した「多き田」が転じて「大分」になったとする説が近年の定説である[18][19]。
古代には県の全部と福岡県の東部は豊国と呼ばれ、7世紀末ごろに豊前国と豊後国に分けられた。律令制のもとで、豊前国及び豊後国はともに上国・遠国とされた。
中世
鎌倉時代に大友氏が豊後国の守護となった。室町時代にも守護に任じられた大友氏は大友氏時が九州探題斯波氏経を高崎山城に迎え助力するも南朝の勢力に押され当初は苦戦した。南北朝の統一により勢力を弱めた南朝を制し守護大名そして戦国大名へと大友氏は発展していった。
大友氏は、戦国時代の21代当主大友義鎮(宗麟)の代に最盛期を迎えた。宗麟は九州6ヶ国の守護及び九州探題に任じられ、九州の大半を支配した。また、清やポルトガルなどとの交易を盛んに行い、府内(現在の大分市)などでは南蛮文化が花開いた。キリスト教を積極的に保護し、豊後国の信者は3万人を超えたとされる[20]。宗麟自身も晩年に洗礼を受けてキリシタン大名となった。
しかし、大友氏は1586年(天正14年)の島津氏の侵攻(豊薩合戦)などにより衰退し1593年(文禄2年)に22代当主の大友義統が改易されて、大友氏による統治は終焉を迎えた。
近世
江戸時代、当県にあたる地域には中津、杵築、日出、府内(大分)、臼杵、佐伯、岡(竹田)、森(玖珠)の八藩が分立するとともに、日田には九州の幕府領を管轄する西国筋郡代の代官所が置かれ、各地には肥後、延岡、島原藩の飛び領も点在した。このため、大きな都市は形成されなかったものの、代わりに各地に特色ある文化が生まれた。各藩の城下町だった地域には、現在も武家屋敷などが残っている所が多い。
享和3年(1803年)に完成した地誌『豊後国志』は国東郡、速見郡、大分郡、海部郡、大野郡、直入郡、玖珠郡、日田郡の8郡について、古代から近世までの歴史・地理を簡明に記載する。
近代

- 1871年(明治4年)11月14日 (旧暦) - 旧豊後国内に置かれていた杵築県、日出県、府内県、臼杵県、日田県、森県、岡県、佐伯県の8県などを併合・成立した。
- 1872年(明治5年)1月23日 (旧暦) - 大分郡南勢家(現在の大分市都町)に県庁が設置された。
- 1873年(明治6年)1月31日 - 民衆4万人が蜂起。岡(現在の竹田市)で民家を放火したほか、翌日には臼杵城下に入り打ち壊しを行った。鎮圧のための発砲により百数人が死傷[21]。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 宇佐、下毛両郡が福岡県より編入され、現在の県域がほぼ確定した[注釈 3]。
- 1921年(大正10年)6月7日 - 九州全域で豪雨。大分県内の被害も大きく死者約200人[23]。
- 1943年(昭和18年)9月19日 - 九州・西日本一帯に集中豪雨。県内は死者169人、行方不明者66人、家屋全壊406戸、家屋流失302戸、家屋浸水24202戸、橋梁流失74ヶ所などの被害[24]。
- 1945年(昭和20年)10月8日 - 県内で暴風雨。33人が死亡、68人が負傷。流失家屋110戸、全壊家屋2368戸などの被害[25]。
- 1966年(昭和41年)- 第21回国民体育大会(「剛健国体」、夏季大会・秋季大会)開催。天皇杯を獲得した。
- 1971年(昭和46年)10月16日 - 新大分空港(現大分空港)開港。
- 1972年(昭和47年)4月19日 - 新日鐵大分製鐵所(現新日鐵住金大分製鐵所)第1号高炉火入れ。
- 1996年(平成8年) 3月28日 - 大分自動車道 玖珠IC - 湯布院ICが開通。大分市 - 福岡市間が高速道路で直結した。
- 2002年(平成14年)6月 - 大分スポーツ公園総合競技場(ビッグアイ)が2002 FIFAワールドカップの会場のひとつとなり、一次リーグ2試合及び決勝トーナメントスウェーデン対セネガル戦が開催された。
- 2008年(平成20年)- 第63回国民体育大会(「チャレンジ!おおいた国体」、本大会、2順目)開催。天皇杯、皇后杯を獲得した。
- 2015年(平成27年)3月21日 - 東九州自動車道の県内区間が全線開通。大分市 - 宮崎市間が高速道路で直結した。
- 2016年(平成28年)
- 2020年(令和2年)
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人口
大分県の総人口は1,107,823人(2022年7月1日現在)で、47都道府県中石川県に次ぐ第33位である。また、沖縄県を除く九州7県では第5位に位置する。県庁所在地の大分市に総人口の42.7%が集中している。

増加
2.5 - 4.99 %
0.0 - 2.49 %
|
減少
0.0 - 2.5 %
2.5 - 5.0 %
5.0 - 7.5 %
7.5 - 10.0 %
|
![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
大分県と全国の年齢別人口分布(2005年) | 大分県の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 大分県
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
大分県(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
![]() | 現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
都市
- 市町村別人口(推計人口、2025年7月1日現在)
政治
県政

歴代県知事(公選)
特色のある施策
- 小児救急電話相談事業
- 小児救急の電話相談「小児救急電話相談事業」の夜間受付を翌朝8時半まで受け付けている。これは同事業を実施している31都道府県の内、大阪府と並んで最も遅い時間である(2006年(平成18年)7月11日現在)。
国政
→詳細は「衆議院小選挙区制選挙区一覧 § 大分県」、および「大分県選挙区」を参照
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経済・産業
要約
視点
2014年度の県内総生産は4兆1426億円である[26]。これは世界の過半数の国の国内総生産 (GDP) よりも規模が大きい[27]。県内総生産の内訳は、第一次産業 910億円(2.2%)、第二次産業 1兆1974億円(28.9%)、第三次産業 2兆8154億円(68.0%)。一人当たり県民所得は258.3万円である[26]。
農林水産業
平松守彦が県知事時代に提唱した一村一品運動によって、各地で特産品を産み出す試みがなされている[28]。
農産物では、干し椎茸及びかぼすが生産量日本一で特産として知られる[29]。干し椎茸のうちでも特に、高級品として珍重される身が厚く表層に星型の亀裂が入る冬菇(どんこ)が名産[30]。野菜の産出額は、白ねぎ(39.0億円)、こねぎ(31.0億円)、トマト(28.0億円)、いちご(26.0億円)、果樹の生産額はナシ(30.4億円)、ブドウ(22.8億円)、ハウスみかん(16.6億円)、かぼす(11.3億円)の順である(2014年度)[31]。
水産業は中高級魚介類が中心で、そのため海面生産量が全国23位であるのに対して海面生産額が10位と高くなっている。豊後水道に面しているため、特に関あじ、関さば、城下かれい、大分ふぐ[32][33]はブランド魚として知られる。リアス式海岸を有する県南部では養殖も盛んであり、ブリ(15,668トン、全国2位)、カンパチ(3,488トン、全国3位)、クロマグロ(1,656トン、全国3位)、ヒラメ(660トン、全国2位)などが生産されている[31]。
畜産では久住高原をはじめとする地域で酪農が行われており、時期によっては放牧されている様を高速道路からでも見ることができる。牛乳及びその加工品も流通している。ブランド牛として豊後牛がある。
工業
高度成長期に大分市が新産業都市の指定を受けて大分臨海工業地帯が形成された。また近年は、大分市や大分空港周辺に電子工業などの立地が進む一方、県北部では、隣接する福岡県東部とともに、自動車関連企業が集積している。このため、全国平均に比べ第二次産業の占める割合が高い[注釈 4]。
エネルギー
大分県の自然エネルギー自給率は、30.1%で全国の都道府県で最も高い[35]。八丁原発電所をはじめ3か所の商用地熱発電所が立地するなど、地熱利用が進んでおり、地熱発電の発電量が全国一であることが主な要因である。
県内に拠点のある主要企業
県内に本社を置く主要企業
建設業
製造業
- 江藤酸素(大分市) - 工業用酸素製造、売上高県内27位
- 大分キヤノン(国東市・大分市) - デジタルカメラ・ビデオ製造、売上高県内3位
- 大分キヤノンマテリアル(杵築市・大分市) - 事務用機器製造、売上高県内6位
- 川澄化学工業(臼杵市) - 医療機器製造、売上高県内20位
- 九州河西(宇佐市) - 自動車部品製造、売上高県内22位
- 九州乳業(大分市)
- 佐伯重工業(佐伯市) - 造船
- 三和酒類(宇佐市) - 酒類業、売上高県内9位
- マレリ九州(宇佐市) - 自動車部品製造、売上高県内4位
- ジェイデバイス(臼杵市) - LSIパッケージ組み立て、売上高県内5位
- ダイハツ九州(中津市) - 自動車製造、売上高県内2位
- TOTOサニテクノ(中津市) - 衛生陶器製造、売上高県内15位
- 二階堂酒造(日出町)
- 西日本電線(大分市) - 電練製造、売上高県内18位
- 日田天領水(日田市)
- 南日本造船(臼杵市) - 造船、売上高県内23位
- ヨロズ大分(中津市) - 自動車部品製造、売上高県内28位
電気・ガス・熱供給・水道業
卸売業
小売業
- トキハ(大分市) - 百貨店、売上高県内10位
- トキハインダストリー(大分市) - スーパー、売上高県内14位
- ホームインプルーブメントひろせ(大分市) - ホームセンター、売上高県内11位
- マルショク(大分市) - スーパー、売上高県内8位
- マルミヤストア(佐伯市) - スーパー、売上高県内17位
宿泊業・飲食店
- ジョイフル(大分市) - 持ち株会社、売上高県内13位
金融業
運輸業
- 臼杵運送(臼杵市) - 陸上運送、売上高県内30位
その他
県内に拠点事業所のある主要企業
- レゾナック・ホールディングス - 大分コンビナート(大分市)
- 日本製鉄 - 九州製鉄所大分地区(大分市)
- ENEOS(旧九州石油→新日本石油精製) - 大分製油所(大分市)
- ジャパンセミコンダクター - 大分事業所(旧東芝大分工場、大分市)
- 住友化学 - 大分工場(大分市)
- ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング - 大分テクノロジーセンター(大分市)
- パンパシフィック・カッパー(旧日鉱製錬) - 佐賀関製錬所(大分市)
- キヤノン - 大分事業所(大分市)
- TOTO - 中津第二工場(中津市)、大分工場(大分市)
- ルネサス セミコンダクタ パッケージ&テスト ソリューションズ - 大分工場(中津市)
- サッポロビール - 九州日田工場(日田市)
- TDK - 三隈川工場(日田市)
- 太平洋セメント - 大分工場(津久見市)
- セイコーエプソン - 大分ソフトセンター(別府市)
- 三井E&Sマシナリー(旧三井造船)(大分事業所) - ガントリークレーン、建設用金属製品、一般機械器具
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生活・交通
要約
視点
警察
交通
航空
- 大分空港(第2種空港) - 大分市からは別府湾を挟んで国東半島の東端に位置するため、大分ホーバーフェリーによる全国で唯一のホバークラフト定期航路が開設されていた。
- 大分県央飛行場(その他)
鉄道路線
国東市、豊後高田市、姫島村を除く全自治体に鉄道が通っており、JR線4路線がある。私鉄や第三セクター鉄道は存在しないが、別府市に株式会社ラクテンチが運営するケーブルカー・別府ラクテンチケーブル線がある。また、九州地方で新幹線が通らない県は当県と宮崎県だけである。県内の普通列車の本数は別大都市圏を除いて毎時1本以下となっている。
過去の鉄道路線(廃線)
バス事業者
大分市を中心として別府市・中津市など県北部は大分交通(連結子会社含む)・亀の井バス、佐伯市・竹田市など県南部は大分バス(連結子会社含む)、日田市など県西部は日田バスが路線網を持っている。これらの会社は西日本鉄道と資本的関係がある。また、県外の事業者では、熊本県の九州産交バス(九州横断バスなど)、福岡県の西鉄バス(日田市周辺。以前は中津市にも)が路線を有している。
道路
海上
県の北側から東側にかけては海に面しており、多くの港が設置されている。また、豊後水道を横断し九州と四国を結ぶ航路や、瀬戸内海を通り九州と本州を結ぶ航路が発着している。有人離島も県内には点在しており、定期船が行き来している。
医療・福祉

→詳細は「Category:大分県の医療機関」を参照
東部、中部、南部、豊肥、西部、北部の5つの二次医療圏が設定されている。
大分県内において三次救急医療を担う救命救急センターとしては、以下の5つがある[37]。
- 大分市医師会立アルメイダ病院(大分市)
- 大分県立病院(大分市)
- 大分大学医学部附属病院(由布市)
- 国家公務員共済組合連合会新別府病院(別府市)
- 中津市立中津市民病院(中津市)
なお、南部医療圏と豊肥医療圏では、これらの機関への自動車での移動が時間を要するため、医療体制や交通網の整備が課題となっている。
教育
公立 私立
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- 学校教育以外の施設
- 大分県立工科短期大学校(中津市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発短期大学校)
- 大分県立大分高等技術専門校(大分市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
- 大分県立佐伯高等技術専門校(佐伯市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
- 大分県立日田高等技術専門校(日田市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
- 大分県竹工芸・訓練支援センター(別府市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
- 大分県マリンカルチャーセンター
- 大分県立九重青少年の家[38]
- 大分県立香々地青少年の家[39]
- 京都大学大学院理学研究科附属地球熱学研究施設
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マスメディア
NHK-FMの親局送信所は別府市の十文字原であるが、FM大分の親局およびOBSラジオのFM補完放送のメイン中継局は、大分市街地を挟んだ大分市の横江山に設置されている。
- テレビ局
デジタルテレビの親局送信所は、NHK-FMと同じ十文字原に設置されている。
大分県は、民放テレビ局3社のうちOBSとOABに出資している。OABは中継局が整備されていない地域があるが、その中にはケーブルテレビで再放送が行われている地域もある。
- ケーブルテレビ局
- →「大分県のケーブルテレビ局一覧」を参照
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文化・スポーツ
要約
視点
方言
県の大半の地域では豊日方言に属する大分弁が話される。大分弁は東北海岸方言、南部海岸方言、西部方言、北部方言、南部方言の5つに区分され[40]、北部方言のうち旧中津市近辺の方言は中津弁、西部方言のうち日田市近辺の方言は日田弁と呼ばれる。中津弁は福岡県豊前方言である北九州弁との境界が曖昧であり、日田弁を含む西部方言は肥筑方言の影響が大きい。
食文化
→「Category:大分県の食文化」も参照
- 郷土料理
- →詳細は「日本の郷土料理一覧 § 大分県」を参照
伝統工芸
- 経済産業大臣指定伝統的工芸品
- 別府竹細工(竹工品、1979年)
- 伝統工芸品
- →詳細は「日本の伝統工芸品の一覧 § 大分県」を参照
スポーツ
→「Category:大分県のスポーツチーム」も参照
- 野球
- サッカー
- ラグビー
- 横浜キヤノンイーグルス - (リーグワン)※セカンドホストエリア扱い
- バスケットボール
- デビルズ大分 - (大分県社会人連盟)
- フットサル
- 自転車ロードレース
- スパークルおおいたレーシングチーム - (JCL)
- プロレス
- 過去に大分県で活動していたスポーツクラブ
- 愛媛オレンジバイキングス(バスケットボール)
- 2005-06~2015-16シーズンにかけて「大分ヒートデビルズ→大分・愛媛ヒートデビルズ(2015-16シーズンのみ。愛媛県とのダブルフランチャイズ制)」として大分県に拠点を置き、bjリーグに参加していた。
- 大分三好ヴァイセアドラー(バレーボール)
- V・プレミアリーグ及びV.LEAGUEに参戦していたが、2024年5月20日付けで休部となった。
定期開催されるスポーツイベント
- 別府大分毎日マラソン(大分市、別府市)
- 大分国際車いすマラソン(大分市)
- ツール・ド・国東(杵築市、国東市、豊後高田市)
- ツール・ド・佐伯(佐伯市)
過去に開催されたスポーツイベント
- 第21回国民体育大会(剛健国体、1966年)
- キリンカップサッカー(2001年)
- 2002 FIFAワールドカップ(2002年)
- キリンチャレンジカップ(2003年、2006年、2007年、2010年、2015年、2018年)
- Jリーグオールスターサッカー(2005年)
- 全日本実業団対抗陸上競技選手権大会(2006年)
- 第63回国民体育大会(チャレンジ!おおいた国体、2008年)
- 第8回全国障害者スポーツ大会(チャレンジ!おおいた大会、2008年)
- 平成25年度全国高等学校総合体育大会(北部九州総体、2013年)
- ラグビーワールドカップ2019(2019年)
その他
- 日本の車いすバスケットボール発祥の地
- 日本の車いすマラソン発祥の地
公営競技
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観光






→詳細は「大分県の観光地」を参照
→「大分県指定文化財一覧」も参照
名所・旧跡
→詳細は「九州・沖縄地方の史跡一覧 § 大分県」を参照
- 稲積水中鍾乳洞(豊後大野市)
- 臼杵城(臼杵市)- 続日本100名城
- うみたま体験パーク「つくみイルカ島」(津久見市)
- 大分マリーンパレス水族館(うみたまご)(大分市)
- 大入島(佐伯市) - 日豊海岸国定公園、九州オルレさいき大入島コース、ツールド佐伯Dコース
- 岡城(竹田市) - 国の史跡、日本100名城
- 小半鍾乳洞(佐伯市)- 国の天然記念物
- 咸宜園(日田市) - 国の史跡
- 北川ダム湖(佐伯市)- ダム湖百選
- 九州自然動物公園アフリカンサファリ(宇佐市)
- 九重山(九重連山、久住山)(玖珠郡九重町、竹田市) - 日本百名山
- 九重"夢"大吊橋(玖珠郡九重町) - 日本一高い歩行者専用橋
- 黒島海水浴場(臼杵市) - 快水浴場百選
- 佐伯城(佐伯市)- 続日本100名城、国指定史跡文化財
- 釈迦岳(日田市)
- 震動の滝(九重町) - 日本の滝百選
- 瀬会海水浴場(佐伯市) - 快水浴場百選、日本の水浴場88選(日豊海岸国定公園)
- 鯛生金山(日田市)
- 高崎山自然動物園(大分市) - 瀬戸内海国立公園
- 角牟礼城(玖珠町)- 続日本100名城
- 中津城(中津市)- 続日本100名城
- 奈多・狩宿海水浴場(杵築市) - 快水浴場百選、日本の水浴場88選
- 西椎屋の滝(玖珠町) - 日本の滝百選
- 波当津海岸(佐伯市)- 日本の白砂青松100選(日豊海岸国定公園)
- 原尻の滝(豊後大野市) - 日本の滝百選
- 飯田高原(九重町)
- 東椎屋の滝(宇佐市) - 日本の滝百選
- 風連鍾乳洞(臼杵市) - 国の天然記念物
- 府内城(大分市) - 日本100名城
- 豊後二見ヶ浦(佐伯市)- しめ縄長さ日本一(1994年ギネスブック掲載)
- 福澤諭吉旧居(中津市) - 国の史跡
- 別府地獄めぐり(別府市) - 国の名勝(別府の地獄)
- 豆田町 (日田市) - 重要伝統的建造物群保存地区
- 水ノ子島灯台(佐伯市)- 日本の灯台50選(日豊海岸国定公園)
- 明正井路一号幹線一号橋(豊後大野市) - 土木学会選奨土木遺産、日本一長い水路橋(石積アーチ橋)
- 耶馬渓(中津市) - 国の名勝、日本新三景
- 青の洞門(中津市)
- 由布岳(由布市)
神社仏閣・仏像
→詳細は「Category:大分県の神社」および「Category:大分県の寺」を参照
温泉
→詳細は「Category:大分県の温泉」を参照
祭事
→詳細は「Category:大分県の祭り」を参照
大分県を舞台とした作品
→詳細は「大分県を舞台とした作品一覧」を参照
出身人物
→詳細は「大分県出身の人物一覧」を参照
脚注
関連項目
参考文献
外部リンク
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