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日本のサッカークラブ ウィキペディアから
栃木SC(とちぎエスシー、英: Tochigi SC)は、栃木県宇都宮市をホームタウンとする[1]、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。登録チーム名は栃木サッカークラブ。
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
320-0813 栃木県宇都宮市二番町1-7[1] |
設立 | 2006年6月15日[2] |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 9060001006445 |
事業内容 | サッカークラブの運営 |
代表者 | 橋本大輔[1] |
資本金 | 3億1,500万円 (2019年1月期)[3] |
売上高 | 9億6,200万円 (2019年1月期)[3] |
営業利益 | 1,500万円 (2019年1月期)[3] |
経常利益 | 1,300万円 (2019年1月期)[3] |
純利益 | 1,000万円 (2019年1月期)[3] |
純資産 | 1億5,500万円 (2019年1月期)[3] |
総資産 | 3億1,100万円 (2019年1月期)[3] |
決算期 | 1月期 |
関係する人物 | 松本育夫 |
外部リンク |
www |
1947年創設の栃木蹴球団が前身[4]。2007年にJリーグ準加盟クラブとして承認され[5]、2009年よりJリーグへ加盟している[1]。Jリーグ加盟以前より、主に商標登録の兼ね合いから[注 1]チーム名の変更が検討され、新名称の公募も行われたが、Jリーグ加盟にあたり、チーム名を変更せず、「栃木SC」のままで活動を継続している。2013年2月、栃木SCのシニアアドバイザーに就任した松本育夫は、(宇都宮名物の雷にちなんだ)「栃木サンダーズ」など地域を連想しやすい愛称を取り入れることを、私案として考えているとコメントした[7]。ホームスタジアムはカンセキスタジアムとちぎ[1]、練習場は河内総合運動公園である[1](詳細は#スタジアム・練習場を参照)。運営会社は株式会社栃木サッカークラブ[1]、マスコットはサルをモチーフとして、2011年に誕生したトッキーである[1]。
2009年
2021年
2022年
2023年
2024年
ホームスタジアムは宇都宮市の宇都宮市西川田のカンセキスタジアムとちぎと、宇都宮清原工業団地・清原北公園内にある栃木県グリーンスタジアムの2か所で開催する。なお、過去のホームゲーム開催スタジアムは「当該項目」を参照のこと。
グリーンスタジアムは栃木SCのJ2加盟にあわせ、2008年から3年間総額15億5,500万円でナイター試合対応のための照明設備整備、バックスタンドの改修等の改修工事を実施しており、2009年シーズンは改修工事に伴いシーズン当初の期間中の平日ナイターに当たっていた第4節(3月25日・福岡戦、国立霞ヶ丘競技場陸上競技場、第8節(4月15日・徳島戦、国立西が丘サッカー場)、第19節(6月3日・札幌戦、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)を栃木県外で開催した。なお、第23節(6月24日・仙台戦)も県外開催を予定していたが、照明設備が整い、栃木県グリーンスタジアムで開催した。なお、栃木県グリーンスタジアムは、現状でもスタジアムの屋根とトイレの数がJリーグの求めるクラブライセンスにおけるスタジアム基準を満たしていない。
グリーンスタジアムの芝は年々傷みが目立つようになり、試合でも関係者やサポーターから芝の劣化が問題視されていたこともあり、2018年、栃木県は2022年に開催される予定の第77回国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)を前に芝生を張り替え、競技会場の環境向上を図る方針を決定、2018年度一般会計当初予算案に芝生改修費として約8,700万円を計上[23]。総工費2億6千万円をかけて土壌の入れ替えや地下排水溝の改修などを実施した上で2020年2月までに芝の張り替えを行った[24] が、芝の生育が悪く試合開催が危ぶまれるという状況も見られた[25]。
一方、カンセキスタジアムとちぎはいちご一会とちぎ国体のメインスタジアムとして栃木県総合運動公園陸上競技場の移転改築により宇都宮競馬場跡地に2020年に建設された陸上競技場兼球技場であるが、当初よりホームスタジアム移転の可能性もにらみながら整備の方向性について検討が行われていた経緯がある[26]。
2020年のJ2リーグにおいては栃木SCが主催する21試合のホームゲームのうち、5月6日の大宮アルディージャ戦をこけら落としとして5試合[27] をカンセキスタジアムで開催することを決定していた[28] が、新型コロナウイルスの感染拡大でJリーグ主催公式戦が長期中断となったことや、カンセキスタジアムのこけら落としそのものも延期[29] され、開場めどが立っていなかったため、6月に改訂された新たな日程(第2-15節の確定会場入り)[30][注 4]では、カンセキスタジアムでの主催開催は一度消滅し、すべての試合をグリーンスタジアムで行うことが発表された。その後、10月に発表された11・12月の第30節以後の試合日程[32] により、カンセキスタジアムで12月に2試合を主催することが発表され、12月16日のJ2第41節・ジェフユナイテッド千葉戦が初の試合開催となった。
2021年度以後も登録上の本拠地はグリーンスタジアムのままであるが、2021年シーズンJ2リーグでは、栃木SC主催21試合のうち13試合をカンセキスタジアムで開催し[33]、2022年シーズンも国体準備のために利用上の制約はかかる[34] ものの、工事期間中も並行して試合を開催し、17試合をカンセキスタジアムで開催した[35]。
2023年度は主管21試合中、カンスタで18試合、グリスタは3試合を行う予定[36] で、登記上の主本拠地をカンスタに変更する。これに関して、一部報道[37] で正式移転することが報じられたが、2022年12月のサポーターズカンファレンスにおいてクラブは「J1ライセンス取得のためカンスタに登録本拠地を変更したという意味の報道と解釈しております」とした。そのうえで、「これまで、幣クラブ、並びにグリスタでのJリーグ公式戦主管ホームゲームでは、地域住民や関係者の皆様方によって年月をかけて育てていただき、現在の栃木SCがあります。また来年(2023年)開通するLRTによって、グリスタで今まで課題となっていたアクセスの改善がなされると期待しております。LRTの開通で、ご来場いただく皆様方からもご感想を聞くことで、改めて良いスタジアム・よいゲームが作れるのではないかと思い、楽しみにしているところです。Jリーグ公式戦を開催できるスタジアムを複数保有している栃木県、宇都宮市で活動できることは本当に幸せであり、感謝しております」と述べている。[38]
練習場は河内総合運動公園以外に、栃木SC宇都宮フィールド、栃木県総合運動公園や栃木市総合運動公園陸上競技場、市貝町城見ヶ丘運動公園、さくら市鬼怒川運動公園なども使用している[39]。
2015年4月24日にクラブは記者会見を行い、河内総合運動公園に隣接する、宇都宮市が所有する土地にクラブハウスを建設する計画があることを発表。6月に着工するクラブハウスは総工費約8,000万円を見込み、宇都宮市からの1500万円の補助金のほか、「クラブハウス建設協力の会」による募金活動などにより資金を調達する方向で計画を進めていた[40]。
その後、およそ半年をかけてクラブハウスが完成。総工費は約8,000万円で、敷地面積は756,35平方メートル、延べ床面積390,02平方メートル。トレーニングルームやロッカールーム、シャワールーム、メディカルルーム備えられている。また、健康教室、介護予防事業、テーピング教室、栄養教室など、地域の方々とのコミュニケーションを図りながら、サッカーの楽しさ、スポーツの楽しさを伝えていくホームタウン活動の拠点として使用する多目的ルームも完備している[41][42]。
過去に足利市総合運動場陸上競技場で行われた試合は劇的な展開をすることが多かったため、「足利劇場」と呼ばれた[43]。
掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | TKC | TKC KEEP MOVING FORWARD | 2007年 - | 2007年 - 2013年は「TKC」表記 2014年 - 2015年・2017年は「TKC KEEP ON FIGHTING」表記 2016年は「50th TKC KEEP ON FIGHTING」表記 2018年、2023年 - は「TKC KEEP MOVING FORWARD」表記 2019年 - 2022年は「TKC KEEP MOVING FORWARD!」表記 2019年夏ユニは「TKC Keep Moving Forward」表記 |
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鎖骨 | 足利銀行 | 足利銀行 | 2019年 - | 左側に掲出 2018年は背中下部 |
トヨタウッドユーホーム | TOYOTA WOODYOU HOME | 2018年 - | 右側に掲出 2017年は背中下部 2018年は鎖骨両側 | |
背中上部 | カワチ薬品 | カワチ薬品 | 2007年 - | |
背中下部 | 新朝プレス | 新朝プレス | 2019年3月 - | 2018年7月 - 同年12月はパンツ 2018年 - 2020年は「monmiya」表記 |
袖 | 北関東綜合警備保障 | ALSOK 北綜警 | 2015年 - | 2010年 - 2014年は「まもるくん 北関東総合警備」表記 2015年 - 2016年は「ALSOK 北関東綜合警備保障株式会社」表記 |
パンツ前面 | カンセキ | カンセキ | 2021年 - | 2021年 - 2022年は「kanseki」表記 |
パンツ背面 | 東京石灰工業 | 東京石灰工業 | 2022年7月 - |
年度 | 箇所 | サプライヤー | |||||||
胸 | 鎖骨左 | 鎖骨右 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | ||
2004 | サトーカメラ | 解禁前 | 坂田新聞店 | 解禁前 | 菊地組 | 接骨院 ふくだ | 解禁前 | Mizuno | |
2005 | - | ||||||||
2006 | アイライン | サトーカメラ | 坂田 新聞店 | ||||||
2007 | TKC | カワチ薬品 | I Line | 栃木信用金庫 | |||||
2008 | 栃木信用金庫 | (太陽マーク) | |||||||
2009 | MOTTAINAI うつのみや | ||||||||
2010 | まもるくん 北関東総合警備 | ||||||||
2011 | |||||||||
2012 | |||||||||
2013 | |||||||||
2014 | TKC KEEP ON FIGHTING | Grandy | |||||||
2015 | ALSOK 北関東綜合警備保障株式会社 | ATHLETA | |||||||
2016 | 50th TKC KEEP ON FIGHTING | Grandy | - | ||||||
2017 | TKC KEEP ON FIGHTING | TOYOTA WOODYOU HOME | ALSOK 北綜警 | ||||||
2018 | TKC KEEP MOVING FORWARD | TOYOTA WOODYOU HOME | 足利銀行 | - / monmiya | |||||
2019 | TKC KEEP MOVING FORWARD! (通常) TKC Keep Moving Forward (夏) | 足利銀行 | TOYOTA WOODYOU HOME | - / monmiya | - | ||||
2020 | TKC KEEP MOVING FORWARD! | monmiya | - | ||||||
2021 | 新朝プレス | kanseki | - | ||||||
2022 | - / 東京石灰工業 | ||||||||
2023 | TKC KEEP MOVING FORWARD | カンセキ | 東京石灰工業 | ||||||
2024 | INVERSENET | トヨタウッドユーホーム |
2002年に小学生年代のジュニア(U-12、U-11)および中学生年代のジュニアユース(U-15、U-14、U-13)、2006年に高校生年代のユース(U-18、U-17、U-16)を、2007年2月には栃木県女子サッカーリーグ1部所属(当時)のブランカFC(U-15)を母体として[注 5]、女子チームの栃木SCブランカ(→栃木SCレディース[注 6]→栃木SCレディースU-15)を発足させた。また、栃木SCのOBによるアマチュアクラブがあり、栃木県社会人サッカーリーグに所属している。
試合開始前にはチームの応援歌ではなく「県民の歌」を歌い、本拠地の栃木グの映像装置には、県民の歌の歌詞が表示される。2011年からは勝利試合の後にも歌われるようになった。
そのほか県サッカー協会主催のサッカークリニックへの参加、高齢者を対象とした「栃木SC健康教室」や「栃木SC介護予防教室」の開催、中学校での「総合的な学習の時間」講演、栃木県中学校体育連盟と協力してのサッカー部の指導、栃木県サッカー協会と協力しての小学校訪問事業、企業経営者を対象とした監督による講演会、清掃活動や緑化活動への参加などを行っている[59]。
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