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冨田恵一

日本の音楽家、音楽プロデューサー、作曲家、編曲家 (1962-) ウィキペディアから

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冨田 恵一(とみた けいいち、1962年6月1日 - )は、日本音楽家音楽プロデューサー作曲家編曲家北海道旭川市出身。別名義に冨田ラボ(とみたラボ、Tomita Lab.)、KEDGEがある。

概要 冨田 恵一, 別名 ...
概要 冨田ラボ, YouTube ...
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来歴

要約
視点

獨協大学在学中より音楽家として活動を開始。当時はコンサートのバックバンドでのギタリストとしての活動が中心であった。

1988年にユニット「KEDGE」名義にてアルバム『COMPLETE SAMPLES』を発表。以後、作編曲家として活動し、遊佐未森等を手がける傍ら、テレビドラマ等の劇伴作家としても活動する。

1997年にプロデュースを手がけたキリンジが音楽業界を中心に注目を集め、2000年にMISIAの最大のヒット曲となる「Everything」を、2001年には中島美嘉の1stシングル「STARS」をプロデュース。以後、bird松任谷由実平井堅AICrystal KayBONNIE PINK等、数多くのアーティストのプロデュースを手がけている。

2003年、自身のプロジェクト「冨田ラボ」(Tomita Lab)として東芝EMIからアルバム『Shipbuilding』を発表。フィーチャリング・ボーカリストに松任谷由実・畠山美由紀ハナレグミキリンジSaigenji・birdを起用、音楽プロデューサーの企画アルバムとして異例の好セールスを記録する。2005年にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズに移籍し、3枚のシングル「Like A Queen feat. SOULHEAD」、「アタタカイ雨 feat. 田中拡邦 (MAMALAID RAG)」、「ずっと読みかけの夏 feat.CHEMISTRY」をリリース。2006年に先行シングル3曲を含む2ndアルバム『Shiplaunching』を発表。また、冨田ラボとしては初となるライブ「Tomita Lab Concert」をSHIBUYA-AXにて開催。大貫妙子・キリンジ・CHEMISTRY・Saigenji・SOULHEAD・高橋幸宏田中拡邦・畠山美由紀・ハナレグミ山本領平等、2枚のアルバムに参加した音楽家をゲスト・ボーカル、バックバンドには金原千恵子ストリングス山本拓夫村田陽一三沢またろう等のスタジオ・ミュージシャンを迎えた。

2009年、rhythm zoneへ移籍。「Etoile feat.キリンジ/Corps de ballet」、「パラレル feat. 秦 基博」と2枚のシングルをリリース。

2010年、"Shipシリーズ3部作"の完結編となる3rdアルバム『Shipahead』を発表。フィーチャリング・ボーカリストに佐野元春一十三十一秦基博安藤裕子・CHEMISTRY・キリンジ・吉田美奈子を迎えた。

2011年、冨田恵一プロデュース作品代表作(アーティスト冨田ラボとしての作品も含む)を集めたベスト・アルバム『冨田恵一 WORKS BEST 〜beautiful songs to remember〜』を発表。新曲「エイプリルフール feat. 坂本真綾」を収録。また5月には、一夜限りのワンマンライブ「冨田ラボ LIVE - COMBO -」をBlue Note Tokyoにて開催。坂本真綾・秦基博・bird・Hiro-a-keyをゲスト・ボーカルに、さらにバックバンドには村石雅行鈴木正人松本圭司山本拓夫・西村浩二といったスタジオ・ミュージシャンを迎えた。

2013年、SPEEDSTAR RECORDSへ移籍し、4thアルバム『Joyous』を発表。ゲスト・ボーカルに原由子横山剣椎名林檎さかいゆうが参加[1]

2014年、初の著書『ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法』をDU BOOKS(ディスクユニオン)より出版。

2015年、Sing! Sing! Sing!TBS)に審査員・編曲家として参加。以来、同局の音楽番組での編曲も多数務めている。

2016年、5th Album『SUPERFINE』を発表。ゲスト・ボーカルにYONCE安部勇磨コムアイ、城戸あき子、髙城晶平、坂本真綾、AKIO、藤原さくらが参加。

2018年、6th Album『M-P-C “Mentality, Physicality, Computer"』を発表。ゲストボーカルにRyohu長岡亮介chelmico、Kento Nagatsuka、Naz、Rei七尾旅人吉田沙良が参加。

2022年、7th Album『7+』を発表。冨田ラボ活動20周年にしてボーカル、作詞を含むゲストが20名参加。ゲスト・ボーカルはこれまでに参加経験のある吉田沙良、Kento Nagatsuka、長岡亮介、藤原さくら、Naz、坂本真綾、堀込泰行、bird、Ryohuに加え新たに細野晴臣TENDREAAAMYYY磯野くん早見沙織(作詞は坂本真綾)、ぷにぷに電機、BASI、kojikoji、藤巻亮太が参加。また作詞に堀込高樹、角田隆太が参加している。

2023年、2枚目の冨田恵一プロデュース作品ベスト・アルバム『冨田恵一 WORKS BEST2 〜beautiful songs to remember〜』を発表。新曲にはTENDRE、KIRINJIが参加した。また7月には冨田ラボ20周年記念イベント「HOPE for US」を東京ドームシティホールにて開催。ライブにはYONA YONA WEEKENDERS、TENDRE、KIRINJIのステージ、さらに冨田ラボのステージのボーカルゲストに磯野くん、AAAMYYY、TENDRE、長岡亮介、長塚健斗、bird、藤巻亮太、藤原さくら、ぷにぷに電機、堀込高樹、Ryohuが参加した。

2024年1月から放送のテレビ大阪制作のドラマ『地球の歩き方』のサウンドトラックを担当。連続ドラマのサウンドトラックを手掛けるのは約30年ぶり。ドラマのメインテーマにはヨウ(Natsudaidai)と北村蕗がコーラスで参加した。

2025年3月5日に楽曲「the birds of four」をリリースし、冨田ラボに北村蕗、ヨウ(Natsdaidai)、Arche、santa(S.A.R.)の4人のシンガーが新メンバーとして加入し、新体制の始動を発表した[2]

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音楽性

ギターベースキーボードをこなすマルチプレイヤードラムはオリジナルのサンプリング音源を使用した打ち込みである[3]。作曲、編曲、レコーディング、ミックスダウンまで、作業のほとんどをプライベートスタジオの「Tomita Lab Studio」で行う。自らコーラスを行うこともある。

プロデューサーとしての活動を開始した1990年代半ば以降、ライブのステージに立つことはほとんどないが、初期キリンジのコンサートでベース、2006年の「Tomita Lab Concert」でギターとキーボード、2007年のMTVジャパン主催のイベント「MTV Cool Christmas 2007」で秦基博のスペシャルゲストとしてピアノを、それぞれ演奏する姿を披露している。

美しく重厚なストリングスを用いたバラードのヒット曲が多い。ジャズ・ロックマニアであり、幅広い音楽性から音楽業界内のファンも非常に多い。

マイケル・ブレッカーを敬愛。影響を受けた音楽家として、クラウス・オガーマンスティーリー・ダンスティーヴィー・ワンダーイヴァン・リンスデヴィッド・フォスタージェイ・グレイドンニール・ヘフティヘンリー・マンシーニなどを挙げている[4][5][6][7][8][9][10][11]

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作品リスト

要約
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アルバム

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シングル

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コラボレート・シングル

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7"シングルレコード

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配信限定シングル

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映像作品

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サウンド・トラック

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主なプロデュース作品

要約
視点
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アルバム

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主なリミックス作品

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その他

映画

テレビアニメ

CM

 メナード化粧品 眠りの森 feat. ハナレグミ 作詞/松本隆 (2003年)

  • ホクト -「あいあいがさのふたり」篇、「あいあいがさのみんな」篇 (2012年) 音楽

作詞:堀込高樹/ボーカル:児玉奈央

テレビ番組

出演

ラジオ

テレビ

MV

著書

ミュージックビデオ

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主なライブ

  • 2010年05月16日 - 松本隆作詞活動40周年記念 風街ガラコンサート
  • 2014年02月24日 - 冨田ラボ LIVE -INSTRUMENTS & VOICES-
  • 2014年12月02日 - 冨田ラボ 即興作編曲SHOW -NEW ALBUM レコーディング初日大公開!-
  • 2017年02月21日 - isai Beat presents 冨田ラボ LIVE 2017
  • 2017年04月30日 - 15th anniversary concert 畠山美由紀 ソロ・デビュー 15周年記念 大感謝祭♡
  • 2017年05月21日 - GREENROOM FESTIVAL'17
  • 2017年10月06日・7日 - ~松本 隆 作詞活動47周年記念スペシャル・プロジェクト × 恵比寿ガーデンプレイス23周年記念WEEK~ 風街ガーデンであひませう 2017
  • 2018年06月29日 - TOKYO LAB 2018 beyond JAZZ/beyond NEXT
  • 2018年11月02日 - 冨田ラボ 15th Anniversary LIVE「M-P-C "Mentality, Physicality, Computer"」
  • 2019年09月26日 - TOKYO LAB 2019
  • 2019年10月13日 - さかいゆう10th Anniversary Special Live "SAKAIのJYU"
  • 2020年08月14日 - TMC week 2020 ~TOKYO MUSIC CRUISE Spin-Off~
  • 2021年07月01日 - of BLUE vol.4 by HOT STUFF
  • 2021年08月15日 - TMC week 2021 ~TOKYO MUSIC CRUISE Spin-Off~
  • 2021年09月05日 - J-WAVE BORN TOMORROW ~#音楽を止めるな~
  • 2021年11月06日 - 風街オデッセイ2021
  • 2021年12月16日 - WONK's Playhouse
  • 2022年08月12日 - TOKYO MUSIC CRUISE 2022
  • 2022年12月15日 - 冨田ラボ(MIXTAPE Exclusive Set)×土岐麻子
  • 2023年07月15日 - Tomita Lab Anniversary “HOPE for US” at Tokyo Dome City Hall
  • 2023年10月06日・8日 - 冨田ラボ 即興作編曲SHOW 〜新曲レコーディング公開ライブ〜
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脚注

外部リンク

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