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日本の男性声優 (1933-2024) ウィキペディアから
村松 康雄(むらまつ やすお、1933年4月6日[1][2] - 2024年4月11日[6])は、日本の俳優、声優、ナレーター。オフィス薫所属[3]。妻はオフィス薫代表の村松薫。東京府(現:東京都)出身[3][注 1]。
主な出演作に『機動戦士ガンダム』(レビル将軍)、『フランダースの犬』(ハンス)、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ(ウェザビー・スワン総督)、『名探偵コナン』(ピスコ)、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』(マイク水野)、CM『明星ラーメン チャルメラ』(チャルメラおじさん)、CM『トリスウイスキー』(トリスのおじさん)などがある[7][8][9]。
幼少期は中国在住だったが、中学1年の時に太平洋戦争終結に伴う引き揚げで帰国[10]。中国では毛沢東の軍から「使役の命令書」を受け、小学生にも関わらず死体の片づけなどを行ったという[10]。
大学生の頃に劇団四季の芝居に感動し、研究生として1955年に入団[8]。この頃、劇団四季創設者の浅利慶太らが「吹き替え専門の会社を作ろうか」というような話を通うバーでしており、バーのオーナーだった植村伴次郎が東北新社を設立した縁から、吹き替えには草創期より出演していた[8]。
劇団退団後、しばらくはフリーで活動。千葉耕市に誘われ、1965年から同人舎プロダクションに所属。以降は声優業が中心となる[8]。
ウイットプロモーション[11]を経て、1992年、オフィス薫を設立[3]。
2024年、体力の衰えから入院していたが、同年4月11日、妻に看取られ老衰のため横浜市内の病院で死去[4][12]。91歳没[6]。
声種はバリトン[3]。バイプレーヤーとして名のある声優だった[13]。
オフィス薫では附属声優養成所の所長も務めるなど、後進の育成に積極的であった。教え子には岩居由希子や中村千絵がいる[8][13]。
2020年以降はいくつかの持ち役を降板している。村松から役を引き継いだ人物は以下の通り。
後任 | 役名 | 作品 | 後任の初担当作品 |
---|---|---|---|
石川ひろあき | トム | 『ONE PIECE』 | 第967話 |
菊池通武 | フランク・ラヴィング | 『OK牧場の決斗』 | テレビ東京版追加録音部分 |
筒井巧 | オーウェン・ラーズ | 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』 | 『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』 |
杉村憲司 | カイザス・M・バイヤー | 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』 | 『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』 |
立川三貴 | ピーター・セダンスキー | 『ナショナル・トレジャーシリーズ』 | 『ナショナル・トレジャー一族の謎』 |
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