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天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会

2018年に開催された第98回サッカー天皇杯 ウィキペディアから

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天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会(てんのうはい JFA だい98かい ぜんにほんサッカーせんしゅけんたいかい、: Emperor's Cup JFA 98th Japan Football Championship)は、2018年平成30年)5月26日から2018年12月9日まで開催された天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会浦和レッズが12大会ぶり7回目の優勝を果たした。

概要 開催国, 開催期間 ...
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概要

2017年12月19日に日本サッカー協会 (JFA) からマッチスケジュールと決勝会場、シード枠が発表された[1]。前年度において大きく変更された日程を踏まえているものの、開幕日が5月に繰り下がり、かつ決勝が2014年 (第94回)大会以来4年ぶりに12月開催となった。これは日本代表が出場するAFCアジアカップ2019 (2019年1月5日開幕)の日程に配慮したためである[2][3] (第94回天皇杯にも同様の事例があった)。なお、決勝は2大会連続で埼玉スタジアム (埼玉県さいたま市緑区)で行われる[1]

これに先立つ2017年11月1日、JFA は同日発表した「JFAブランディング」[4] の一環として「統一的なブランドイメージを構築」するために、2018年4月1日以降、JFA主催の全ての大会名称に "JFA" の文字を加えること[5] を発表しており、天皇杯においては大会名称を『天皇杯 JFA 第◯回全日本サッカー選手権大会』に変更することとしており[5]、マッチスケジュール等のリリースからこの名称が用いられている[1]

レギュレーション面ではサッカー競技規則の改正等に伴い、2点の大きな変更があった。一つは交代枠に関するもので、これまでの「3人」から「3人+1人」となり、延長戦突入後に4人目の選手交代が認められるようになった。もう一つはPK戦に関するもので、これまでの先攻・後攻が固定された方式から、1本ごとに先攻・後攻が入れ替わる、いわゆる「ABBA方式」が採用されている[6]

平行して開催されたAFCチャンピオンズリーグ2018 (ACL) と12月に開催されるFIFAクラブワールドカップ2018に合わせる形で日程変更が行われた結果、決勝は例年より1ヶ月近く前倒しての開催となり、かつ決勝当日に開催され、スタジアム周辺がコースに含まれるさいたま国際マラソンによる影響を考慮してナイトゲーム[7] での開催となった。また、テレビ地上波 (NHK総合) での全国中継が1試合も行われない大会となった[注釈 1]

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日程

基本的に2017年12月19日に発表された日程[1]に基づく。前回大会同様、1回戦は土日に、2回戦から準々決勝までは全て平日 (水曜日)に開催される。準決勝以降の日程は準々決勝の結果を踏まえてJFAから発表された日程に基づく。

さらに見る 試合, 開催日 ...
  1. 当初から予定されていた予備日ではない。災害の影響で1試合 (サンフレッチェ広島-名古屋グランパス)がこの日に延期された。
  2. ACL準々決勝に進出した鹿島アントラーズと、ACLの関係で日程変更となったJ1第24節の対戦相手であるジュビロ磐田が勝ち上がった場合に、日程変更となる[9]
  3. ACL準決勝に進出した鹿島アントラーズが勝ち上がった場合に、日程変更となる[10]
  4. ACL決勝に進出した鹿島アントラーズが優勝してFIFAクラブワールドカップ2018に出場が決まり、かつ鹿島が天皇杯準決勝に進出した場合、準決勝と決勝の日程を変更するものとした[11]。結果、鹿島が準決勝に進出したため、日程が変更されることとなった[12]
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出場チーム

要約
視点

以下の「出場回数」についてはJFAの公式記録に基づくが、基本的には「前身となるチーム (クラブ化前の実業団チーム、など)からの通算回数」としている。ただし、一部に例外もある。

J1リーグ

2018年のJ1リーグ所属の全18チーム[1]

さらに見る チーム, 出場回数 ...

J2リーグ

2018年のJ2リーグ所属の全22チーム[1]

さらに見る チーム, 出場回数 ...

アマチュアシードチーム

第66回全日本大学サッカー選手権大会優勝チーム[1][13]

さらに見る チーム, 所属リーグ ...

都道府県代表

北海道代表は2017年8月27日[14][15]、香川県代表は2018年3月3日[16]、茨城県代表は2018年4月21日[17] に、岩手・秋田・鳥取・島根・岡山・広島・山口の7県代表は4月22日[18] に、徳島県代表は2018年5月6日[19] に、群馬・埼玉・東京・愛知・京都の1都1府3県代表は5月12日[20] に、残りの31府県代表は2018年5月13日[21] に決定。

さらに見る 都道府県, チーム ...

出場回数に関する備考

  1. 日産自動車サッカー部→横浜マリノスからの出場回数を含む。なお、横浜フリューゲルス (1999年に統合)の出場回数 (13回)は含まない。
  2. 鳥栖フューチャーズの出場回数 (5回)を含む (なお、鳥栖と鳥栖Fには組織としての連続性はない。当該項参照)。
  3. 前身である国見FC (1回出場)の出場回数は含まない。
  4. 前身の北陸電力/アローズ北陸 (10回出場)およびYKK APサッカー部 (11回出場)の出場回数は含まない。
  5. 前身の教育研究社およびFC KYOKEN京都の出場回数 (3回)を含まない。
  6. 関学クラブ (10回出場)および全関学 (4回出場)の出場回数は含まない。
  7. 前身のアイゴッソ高知 (「南国高知FC」として3回出場)の出場回数は含まない。
  8. 前身のヴォルカ鹿児島 (6回出場)およびFC KAGOSHIMA (1回出場、別に前身の鹿屋体育大学クラブで1回出場)の出場回数は含まない。
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試合結果

要約
視点

ラウンド16 (4回戦)までの対戦カードは2018年3月29日に発表された[22]。以下の方法で抽選が行われた[3]

  • 1回戦は、アウェイで対戦することが決まっている24チームについて、東エリア (北海道・東北・関東+アマチュアシード。8チーム)を第1ポット、中央エリア (北信越・東海・関西。7チーム)を第2ポット、西エリア (中国・四国・九州。9チーム)を第3ポットに分け、第1→第3ポットの順番に抽選を行い、第3ポットで最後に残ったチームを第2ポットに移し、第2ポットを抽選して対戦相手を決定 (これにより、1回戦は原則としてエリア内のチーム同士の対戦となる)。
  • 2回戦は、2017年のJ1リーグ18チーム+2017年のJ2リーグ上位6チームの計24チームを上述のエリアごとに3つのポットに分け、各ポットごとに抽選を行って対戦カードを決定。これにより、2回戦も原則としてエリア内のチーム同士の対戦となるが、第1ポットが13チーム、第2ポットが7チーム、第3ポットが4チームと偏りが生じるため、「第2ポットから第3ポットに4チームを移動 → 第1ポットから8チームを抽選 → 第1ポットの残った5チームを第2ポットに移動 → 第2ポットを抽選 → 第3ポットを抽選」の手順で抽選が行われた。

なお、2017年のJ2リーグ7位以下のチームは、あらかじめ対戦カードが決められていた。

1回戦

2018年5月26日 No.1 いわきFC 1 - 2 ソニー仙台FC いわき市
13:00
  • 小野瀬恵亮 9分にゴール 9分
公式記録
  • 藤原元輝 28分にゴール 28分, 60分
競技場: 21世紀の森公園いわきグリーンフィールド
観客数: 2,298人
主審: 竹長泰彦
2018年5月27日 No.2 北海道教育大学岩見沢校 1 - 1 (延長)
(5-4 PK戦)
韮崎アストロス 札幌市
13:00
  • 遠藤佑馬 90+2分にゴール 90+2分
公式記録
  • 長島孝太 27分にゴール 27分
競技場: 札幌厚別公園競技場
観客数: 216人
主審: 宇治原拓也
PK戦
  • 見原一歩 成功
  • 野村拓哉 成功
  • 小笠原光研 成功
  • 佐藤隼人 成功
  • 泉山凌馬 成功
  • 成功 長島孝太
  • 成功 飯塚慎一
  • 成功 福井風斗
  • 成功 畑川大地
  • ミス 鈴木範行
2018年5月27日 No.3 SRC広島 0 - 4 松江シティFC 福山市
13:00 公式記録
競技場: 福山市竹ヶ端運動公園陸上競技場
観客数: 454人
主審: 緒方孝浩
2018年5月26日 No.4 多度津FC 2 - 2 (延長)
(4-2 PK戦)
東海大学熊本 高松市
13:00
  • 梶山勝矢 64分にゴール 64分 (PK), 80分
公式記録
  • 吉岡樹里也 6分にゴール 6分
  • 藤田健吾 62分にゴール 62分
競技場: 香川県営サッカー・ラグビー場
観客数: 233人
主審: 藤田優
PK戦
  • 梶山勝矢 成功
  • 大山泰雅 成功
  • 田代正人 成功
  • 三原圭太 成功
2018年5月27日 No.5 福岡大学 1 - 0 FC徳島 福岡市
13:00
  • 今田源紀 90+5分にゴール 90+5分
公式記録 競技場: レベルファイブスタジアム
観客数: 501人
主審: 佐々木信哉
2018年5月26日 No.6 作新学院大学 3 - 3 (延長)
(8-9 PK戦)
ラインメール青森 宇都宮市
13:00
公式記録
競技場: 栃木県グリーンスタジアム
観客数: 321人
主審: 上田隆生
PK戦
  • 井上真冬 ミス
  • 吉田悠人 成功
  • 藤原亮太 成功
  • 永見廉 成功
  • 慶野雄太 成功
  • 柳原隆二 成功
  • 吉澤柊 成功
  • 水沼純也 成功
  • 江口隼人 成功
  • 菊地大輝 ミス
2018年5月27日 No.7 ブラウブリッツ秋田 0 - 1 VONDS市原FC 秋田市
13:00 公式記録
競技場: 秋田市八橋運動公園陸上競技場
観客数: 506人
主審: 長田望
2018年5月27日 No.8 流通経済大学ドラゴンズ龍ヶ崎 2 - 0 山形大学 鹿嶋市
13:00
  • 原岡翼 6分にゴール 6分
  • 園山栄樹 37分にゴール 37分
公式記録 競技場: 茨城県立カシマサッカースタジアム
観客数: 468人
主審: 千葉直史
2018年5月26日 No.9 高知ユナイテッドSC 2 - 0 三菱水島FC 高知市
13:01
  • 田口遼 4分にゴール 4分
  • 平田拳一郎 51分にゴール 51分
公式記録 競技場: 高知県立春野総合運動公園陸上競技場
観客数: 621人
主審: 花川雄一
2018年5月26日 No.10 FC大阪 3 - 0 徳山大学 大阪市
14:00
  • 木匠貴大 39分にゴール 39分
  • 四ヶ浦寛康 81分にゴール 81分
  • 田渕大貴 85分にゴール 85分
公式記録 競技場: キンチョウスタジアム
観客数: 369人
主審: 矢野浩平
2018年5月27日 No.11 ザスパクサツ群馬 2 - 1 駒澤大学 前橋市
13:04
公式記録
  • 大塲淳矢 90分にゴール 90分
競技場: 群馬県立敷島公園サッカー・ラグビー場
観客数: 1,357人
主審: 塚田智宏
2018年5月26日 No.12 AC長野パルセイロ 3 - 2 新潟医療福祉大学 長野市
13:00
公式記録
競技場: 長野Uスタジアム
観客数: 1,641人
主審: 加藤正和
2018年5月26日 No.13 アルテリーヴォ和歌山 2 - 3 (延長) Honda FC 和歌山市
13:00
  • 寺本健人 45+1分にゴール 45+1分
  • 中島健汰 93分にゴール 93分
公式記録
競技場: 和歌山県紀三井寺公園陸上競技場
観客数: 670人
主審: 川勝彬史
2018年5月27日 No.14 ガイナーレ鳥取 1 - 1 (延長)
(4-2 PK戦)
ヴェルスパ大分 鳥取市
13:00
公式記録
  • 鍔田有馬 92分にゴール 92分
競技場: とりぎんバードスタジアム
観客数: 783人
主審: 松澤慶和
PK戦
2018年5月26日 No.15 奈良クラブ 2 - 0 金沢星稜大学 奈良市
13:00
公式記録 競技場: ならでんフィールド
観客数: 333人
主審: 石丸秀平
2018年5月27日 No.16 Y.S.C.C.横浜 3 - 2 東京国際大学FC 平塚市
13:03
公式記録
  • 長島昂平 52分にゴール 52分
  • 砂川洸介 57分にゴール 57分
競技場: Shonan BMW スタジアム平塚
観客数: 715人
主審: 大田智寛
2018年5月27日 No.17 鈴鹿アンリミテッドFC 0 - 1 関西学院大学 伊賀市
13:00 公式記録
競技場: 上野運動公園競技場
観客数: 715人
主審: 内山翔太
2018年5月27日 No.18 カターレ富山 1 - 0 おこしやす京都AC 高岡市
13:00
公式記録 競技場: 高岡スポーツコア サッカー・ラグビー場
観客数: 1,129人
主審: 大橋侑祐
2018年5月27日 No.19 佐賀LIXIL FC 0 - 3 テゲバジャーロ宮崎 佐賀市
13:00 公式記録
競技場: 佐賀県総合運動場陸上競技場
観客数: 364人
主審: 須谷雄三
2018年5月27日 No.21 グルージャ盛岡 1 - 2 流通経済大学 盛岡市
13:03
公式記録
競技場: いわぎんスタジアム
観客数: 446人
主審: 國吉真吾
2018年5月26日 No.22 サウルコス福井 2 - 3 (延長) 中京大学 坂井市
13:00
  • 御宿貴之 91分にゴール 91分
  • 石塚功志 103分にゴール 103分
公式記録
競技場: テクノポート福井スタジアム
観客数: 516人
主審: 道山悟至
2018年5月27日 No.23 NK可児 0 - 3 MIOびわこ滋賀 岐阜市
13:01 公式記録
競技場: 岐阜メモリアルセンター長良川球技メドウ
観客数: 631人
主審: 山口大輔
2018年5月27日 No.24 鹿児島ユナイテッドFC 3 - 0 長崎総合科学大学 鹿児島市
13:00
公式記録 競技場: 白波スタジアム
観客数: 1,026人
主審: 国吉真樹

2回戦

2018年6月6日 No.25 川崎フロンターレ 3 - 2 ソニー仙台FC 川崎市
19:03 公式記録
  • 藤原元輝 18分にゴール 18分
  • 三浦祐希 33分にゴール 33分
競技場: 等々力陸上競技場
観客数: 5,488人
主審: 榎本一慶
2018年6月6日 No.26 水戸ホーリーホック 2 - 0 愛媛FC 水戸市
19:00 公式記録 競技場: ケーズデンキスタジアム水戸
観客数: 898人
主審: 田中玲匡
2018年6月6日 No.27 湘南ベルマーレ 1 - 0 北海道教育大学岩見沢校 平塚市
19:00
公式記録 競技場: Shonan BMWスタジアム平塚
観客数: 921人
主審: 大坪博和
2018年6月6日 No.28 V・ファーレン長崎 2 - 1 (延長) 松江シティFC 長崎市
19:00
公式記録
競技場: 長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場
観客数: 1,454人
主審: 笠原寛貴
2018年6月6日 No.29 サガン鳥栖 7 - 0 多度津FC 鳥栖市
19:00
公式記録 競技場: ベストアメニティスタジアム
観客数: 2,314人
主審: 松尾一
2018年6月6日 No.30 徳島ヴォルティス 1 - 0 栃木SC 鳴門市
19:00
公式記録 競技場: 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
観客数: 1,309人
主審: 吉田哲朗
2018年6月6日 No.31 ヴィッセル神戸 3 - 0 福岡大学 神戸市
19:00 公式記録 競技場: ノエビアスタジアム神戸
観客数: 2,202人
主審: 飯田淳平
2018年6月6日 No.32 ジェフユナイテッド千葉 2 - 2 (延長)
(5-4 PK戦)
ラインメール青森 千葉市
19:00
公式記録
競技場: フクダ電子アリーナ
観客数: 2,064人
主審: 鶴岡将樹
PK戦
2018年6月6日 No.33 柏レイソル 6 - 0 VONDS市原FC 柏市
19:00
公式記録 競技場: 三協フロンテア柏スタジアム
観客数: 2,429人
主審: 岡部拓人
2018年6月6日 No.34 モンテディオ山形 2 - 2 (延長)
(4-2 PK戦)
FC岐阜 天童市
19:00
公式記録
競技場: NDソフトスタジアム山形
観客数: 1,863人
主審: 佐藤誠和
PK戦
2018年6月6日 No.35 FC東京 4 - 2 流通経済大学ドラゴンズ龍ヶ崎 調布市
19:04 公式記録
競技場: 味の素スタジアム
観客数: 3,617人
主審: 福島考一郎
2018年6月6日 No.36 アルビレックス新潟 0 - 0 (延長)
(5-3 PK戦)
高知ユナイテッドSC 新潟市
19:00 公式記録 競技場: デンカビッグスワンスタジアム
観客数: 2,241人
主審: 植松健太朗
PK戦
  • 成功 前原大樹
  • ミス 堀江修平
  • 成功 藤田大道
  • 成功 中林一樹
2018年6月6日 No.37 横浜F・マリノス 4 - 3 FC大阪 横浜市
19:00 公式記録
競技場: ニッパツ三ツ沢球技場
観客数: 3,096人
主審: 高山啓義
2018年6月6日 No.38 横浜FC 2 - 0 カマタマーレ讃岐 丸亀市
19:00
公式記録 競技場: Pikaraスタジアム
観客数: 871人
主審: 上原直人
2018年6月6日 No.39 ベガルタ仙台 4 - 0 ザスパクサツ群馬 仙台市
19:00
公式記録 競技場: ユアテックスタジアム仙台
観客数: 2,685人
主審: 西村雄一
2018年6月6日 No.40 大宮アルディージャ 1 - 0 AC長野パルセイロ さいたま市
19:03
公式記録 競技場: NACK5スタジアム大宮
観客数: 1,937人
主審: 大原拳哉
2018年6月6日 No.41 鹿島アントラーズ 6 - 1 Honda FC 鹿嶋市
19:03
公式記録
競技場: 茨城県立カシマサッカースタジアム
観客数: 3,172人
主審: 山本雄大
2018年6月6日 No.42 ファジアーノ岡山 0 - 1 (延長) FC町田ゼルビア 岡山市
19:00 公式記録
競技場: シティライトスタジアム
観客数: 1,986人
主審: 西山貴生
2018年6月6日 No.43 サンフレッチェ広島 2 - 0 ガイナーレ鳥取 福山市
18:31
公式記録 競技場: 福山市竹ヶ端運動公園陸上競技場
観客数: 2,829人
主審: 柿沼亨
2018年6月6日
(6月28日)
No.44
名古屋グランパス 1 - 1 (延長)
(7-6 PK戦)
奈良クラブ 名古屋市
19:00 (18:00) 公式記録
競技場: パロマ瑞穂スタジアム
観客数: 2,455人 (2,214人)
主審: 清水修平 (飯田淳平)
PK戦
2018年6月6日 No.45 浦和レッズ 3 - 0 Y.S.C.C.横浜 さいたま市
19:03 34分にゴール 34分 (o.g.) 公式記録 競技場: 浦和駒場スタジアム
観客数: 4,276人
主審: 村上伸次
2018年6月6日 No.46 松本山雅FC 1 - 1 (延長)
(5-4 PK戦)
ロアッソ熊本 松本市
19:03
公式記録
競技場: 松本平広域公園総合球技場アルウィン
観客数: 4,243人
主審: 谷本涼
PK戦
2018年6月6日 No.47 ガンバ大阪 1 - 2 (延長) 関西学院大学 吹田市
19:03
公式記録
競技場: パナソニック スタジアム 吹田
観客数: 3,103人
主審: 窪田陽輔
2018年6月6日 No.48 東京ヴェルディ 3 - 2 カターレ富山 東京都北区
19:00
公式記録
競技場: 味の素フィールド西が丘
観客数: 790人
主審: 俵元希
2018年6月6日 No.49 セレッソ大阪 1 - 0 テゲバジャーロ宮崎 大阪市
19:01
公式記録 競技場: キンチョウスタジアム
観客数: 2,565人
主審: 清水勇人
2018年6月6日 No.50 京都サンガF.C. 1 - 3 (延長) ツエーゲン金沢 京都市
19:00 公式記録
競技場: 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
観客数: 816人
主審: 堀格郎
2018年6月6日 No.51 清水エスパルス 1 - 0 FC今治 静岡市
19:00
公式記録 競技場: IAIスタジアム日本平
観客数: 2,189人
主審: 家本政明
2018年6月6日 No.52 ヴァンフォーレ甲府 3 - 1 流通経済大学 甲府市
19:00
公式記録
競技場: 山梨中銀スタジアム
観客数: 1,377人
主審: 中井敏博
2018年6月6日 No.53 ジュビロ磐田 3 - 2 (延長) 中京大学 磐田市
19:00
公式記録
競技場: ヤマハスタジアム (磐田)
観客数: 2,230人
主審: 野田祐樹
2018年6月6日 No.54 大分トリニータ 1 - 2 レノファ山口FC 山口市
19:00
公式記録
競技場: 維新みらいふスタジアム
観客数: 2,728人
主審: 岡宏道
2018年6月6日 No.55 北海道コンサドーレ札幌 2 - 1 MIOびわこ滋賀 札幌市
19:00
公式記録
  • 嘉茂良悟 72分にゴール 72分
競技場: 札幌厚別公園競技場
観客数: 2,668人
主審: 三上正一郎
2018年6月6日 No.56 アビスパ福岡 1 - 0 鹿児島ユナイテッドFC 福岡市
19:00
公式記録 競技場: レベルファイブスタジアム
観客数: 1,505人
主審: 先立圭吾

マッチナンバー44の扱い

本大会のマッチナンバー44 (名古屋グランパスvs奈良クラブ)は、延長戦終了時点で1-1であったことからPK戦を実施し、以下の結果により一旦は奈良クラブが3回戦進出と決まった[23]

さらに見る 名古屋グランパス, 1 - 1 ...
パロマ瑞穂スタジアム

この際、奈良クラブの4人目・金久保彩は、助走後にフェイントを入れた[注釈 2]として主審の清水修平から「やり直し」の指示を受けて、2回目のキックでPKを成功させた。しかし、競技規則第14条では「一度助走を完了した後、ボールをけるためにフェイントをしたと判断した場合は、該当選手を警告し、PKは完了する (失敗扱いとする)」と定められており[25]、この時点で名古屋4-2奈良となって名古屋が3回戦に進出していたはずではないか、と試合翌日の6月7日に3級審判員の資格を持つ一般の観戦者[26] から確認の問い合わせがあった[27]

通常、試合においては「プレーに関する事実についての主審の決定は最終である」とされているが、この場合のPK戦は「3回戦に進出するチームを決するための方式」であり試合の一部ではないこと (試合は記録上「引き分け」扱い)、ならびに手続き上「PK戦のみのやり直し」があり得ることを国際サッカー評議会 (IFAB) に確認した上で、「次ラウンド進出チームの決定に直接影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミスがあった」との理由により2018年6月11日に日本サッカー協会において臨時の天皇杯実施委員会を開催し、委員会での多数決によりこの試合のPK戦のみやり直すことが発表された[28][29]。やり直しのPK戦は、2018年6月28日に試合会場と同じパロマ瑞穂スタジアムにて入場無料で行われることがJFAから発表され[30]、名古屋の一部選手(負傷による)とマッチコミッショナー、審判アセッサー及び審判団を入れ替えた上で同日18時から実施。再びサドンデスにもつれ、奈良の8人目・MF山田晃平が枠を外した一方で、名古屋の8人目・MF八反田康平がゴールを決めて名古屋が3回戦進出、奈良の番狂わせは幻に終わった[31][32]

なお、一連の騒動の責任を問うかたちで、この試合の主審だった清水修平に3ヶ月の活動停止処分、副審2名に2ヶ月の活動停止処分が行われている[24]

3回戦

2018年7月11日 No.57 川崎フロンターレ 1 - 1 (延長)
(4-2 PK戦)
水戸ホーリーホック 水戸市
19:03
公式記録
競技場: ケーズデンキスタジアム水戸
観客数: 3,058人
主審: 飯田淳平
PK戦
2018年7月11日 No.58 湘南ベルマーレ 1 - 1 (延長)
(4-3 PK戦)
V・ファーレン長崎 平塚市
19:00
公式記録
競技場: Shonan BMWスタジアム平塚
観客数: 2,080人
主審: 山本雄大
PK戦
2018年7月11日 No.59 サガン鳥栖 3 - 1 徳島ヴォルティス 鳴門市
19:00
公式記録
競技場: 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
観客数: 1,559人
主審: 福島孝一郎
2018年7月11日 No.60 ヴィッセル神戸 6 - 1 ジェフユナイテッド千葉 千葉市
19:00
公式記録
競技場: フクダ電子アリーナ
観客数: 3,540人
主審: 家本政明
2018年7月11日 No.61 柏レイソル 1 - 2 モンテディオ山形 天童市
19:00 公式記録 競技場: NDソフトスタジアム山形
観客数: 3,016人
主審: 荒木友輔
2018年7月11日 No.62 FC東京 3 - 1 アルビレックス新潟 新潟市
19:03 公式記録
競技場: デンカビックスワンスタジアム
観客数: 2,315人
主審: 笠原寛貴
2018年7月11日 No.63 横浜F・マリノス 2 - 1 (延長) 横浜FC 横浜市
19:04
公式記録
競技場: ニッパツ三ツ沢球技場
観客数: 10,435人
主審: 西村雄一
2018年7月11日 No.64 ベガルタ仙台 1 - 0 大宮アルディージャ さいたま市
19:00
公式記録 競技場: NACK5スタジアム大宮
観客数: 3,752人
主審: 小屋幸栄
2018年7月11日 No.65 鹿島アントラーズ 5 - 1 FC町田ゼルビア 町田市
18:33
公式記録
競技場: 町田市立陸上競技場
観客数: 5,589人
主審: 高山啓義
2018年8月22日[注釈 3] No.66 サンフレッチェ広島 4 - 1 (延長) 名古屋グランパス 広島市
19:03
公式記録
競技場: エディオンスタジアム広島
観客数: 2,822人
主審: 笠原寛貴
2018年7月11日 No.67 浦和レッズ 2 - 1 松本山雅FC 松本市
19:04
公式記録
競技場: 松本平広域公園総合球技場アルウィン
観客数: 12,077人
主審: 柿沼亨
2018年7月11日 No.68 関西学院大学 0 - 1 東京ヴェルディ 東京都北区
19:04 公式記録
競技場: 味の素フィールド西が丘
観客数: 1,668人
主審: 谷本涼
2018年7月11日 No.69 セレッソ大阪 3 - 0 ツエーゲン金沢 金沢市
19:01
公式記録 競技場: 石川県西部緑地公園陸上競技場
観客数: 5,540人
主審: 村上伸次
2018年7月11日 No.70 清水エスパルス 0 - 1 ヴァンフォーレ甲府 甲府市
19:01 公式記録
競技場: 山梨中銀スタジアム
観客数: 2,682人
主審: 野田祐樹
2018年7月11日 No.71 ジュビロ磐田 4 - 1 レノファ山口FC 山口市
19:00
公式記録
競技場: 維新みらいふスタジアム
観客数: 4,948人
主審: 今村義朗
2018年7月11日 No.72 北海道コンサドーレ札幌 4 - 0 アビスパ福岡 福岡市
19:00
公式記録 競技場: レベルファイブスタジアム
観客数: 1,736人
主審: 木村博之

4回戦

2018年8月22日 No.73 川崎フロンターレ 3 - 1 湘南ベルマーレ 川崎市
19:03 47分にゴール 47分 (o.g.) 公式記録 競技場: 等々力陸上競技場
観客数: 8,553人
主審: 今村義朗
2018年8月22日 No.74 サガン鳥栖 3 - 0 ヴィッセル神戸 鳥栖市
19:04 37分にゴール 37分 (o.g.) 公式記録 競技場: ベストアメニティスタジアム
観客数: 17,361人
主審: 福島孝一郎
2018年8月22日 No.75 モンテディオ山形 1 - 1 (延長)
(7-6 PK戦)
FC東京 天童市
19:03
公式記録 競技場: NDソフトスタジアム山形
観客数: 3,515人
主審: 小屋幸栄
PK戦
2018年8月22日 No.76 横浜F・マリノス 2 - 3 ベガルタ仙台 横浜市
19:03
公式記録
競技場: ニッパツ三ツ沢球技場
観客数: 5,977人
主審: 東城穣
2018年9月26日 No.77 鹿島アントラーズ 2 - 0 (延長) サンフレッチェ広島 鹿嶋市
19:03 公式記録 競技場: 茨城県立カシマサッカースタジアム
観客数: 3,832人
主審: 柿沼亨
2018年8月22日 No.78 浦和レッズ 1 - 0 東京ヴェルディ 熊谷市
19:03 公式記録 競技場: 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
観客数: 6,458人
主審: 池内明彦
2018年8月22日 No.79 セレッソ大阪 0 - 1 (延長) ヴァンフォーレ甲府 甲府市
19:03 公式記録
競技場: 山梨中銀スタジアム
観客数: 2,957人
主審: 西村雄一
2018年9月26日 No.80 ジュビロ磐田 4 - 2 北海道コンサドーレ札幌 磐田市
19:04
公式記録
競技場: ヤマハスタジアム (磐田)
観客数: 2,855人
主審: 木村博之

準々決勝

準々決勝以降の組み合わせ抽選は、2018年9月12日に日本サッカー協会ビル (JFAハウス) 内にある日本サッカーミュージアム ヴァーチャルスタジアムで行われた。前回まで同様、ポットを2つ用いる方法で行われたが、決勝会場である埼玉スタジアム2002をホームスタジアムとする浦和が含まれていること、準々決勝に進出する可能性のある鹿島と札幌がホームスタジアムを確保できていないことを踏まえ、以下の手順で実施された[35]

  1. No.81ホーム→No.81アウェー→No.82ホーム→…の順にトーナメントポジションに1から8の番号を割り当てる。
  2. まず、1から4の番号の書かれたカプセルの入ったポットAを抽選し、浦和のトーナメントポジションを決定する (これにより、浦和は決勝進出時には必ずホーム側となる)。
  3. 次に、ポットAに5から8の番号の書かれたカプセルを追加し、「No.77の勝者」「No.80の勝者」の書かれたカプセルの入ったポットBを用意する。
  4. ポットA→ポットB→ポットAの順に抽選し、「No.77の勝者」「No.80の勝者」のトーナメントポジションを決定する。ただし、両者が準々決勝で対戦することになった場合は、ポットAを再抽選して、両者が準々決勝で対戦しないようにする。
  5. ポットBに残りの5チームの名前の書かれたカプセルを入れ (前の段階で再抽選が行われた場合は再抽選の直前に引いた番号をポットAに戻す)、ポットA→ポットBの順に抽選して残りのチームのトーナメントポジションを決定する。

ドロワーは日本サッカー協会会長の田嶋幸三と、日本サッカー協会専務理事・天皇杯実施委員長の須原清貴、ゲストドロワーとして元日本代表鈴木啓太が参加[36]

2018年10月24日 No.81 浦和レッズ 2 - 0 サガン鳥栖 熊谷市
19:03
公式記録 競技場: 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
観客数: 7,867人
主審: 村上伸次
2018年11月21日 No.82 鹿島アントラーズ 1 - 0 ヴァンフォーレ甲府 甲府市
19:03
公式記録 競技場: 山梨中銀スタジアム
観客数: 6,243人
主審: 西村雄一
2018年10月24日 No.83 ジュビロ磐田 1 - 1 (延長)
(3-4 PK戦)
ベガルタ仙台 磐田市
19:03
公式記録 競技場: ヤマハスタジアム (磐田)
観客数: 4,068人
主審: 岡部拓人
PK戦
2018年10月24日 No.84 川崎フロンターレ 2 - 3 モンテディオ山形 天童市
19:03
公式記録
競技場: NDソフトスタジアム山形
観客数: 5,356人
主審: 荒木友輔

準決勝

2018年12月5日 No.85 浦和レッズ 1 - 0 鹿島アントラーズ 鹿嶋市
19:04 公式記録 競技場: 茨城県立カシマサッカースタジアム
観客数: 13,949人
主審: 福島孝一郎
2018年12月5日 No.86 ベガルタ仙台 3 - 2 モンテディオ山形 仙台市
19:04 公式記録
競技場: ユアテックスタジアム仙台
観客数: 16,604人
主審: 家本政明
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決勝

決勝に駒を進めたのは、ACL新旧王者の対決となった準決勝[37] で、前半のDFマウリシオのゴールを守り切って鹿島を下し、3大会ぶりの決勝進出となった浦和[38] と、公式戦では2015年以来となる「みちのくダービー」となった準決勝で、ルーキーのFWジャーメイン良の全得点に絡む活躍[39] で山形との打ち合いを制し、クラブ初の決勝進出を決めた仙台[40] の2チーム。本来「中立地開催」となる天皇杯決勝は埼玉スタジアムを本拠地とする浦和が勝ち上がったことで浦和ホームの様相を呈し[注釈 4]、仙台にとっては浦和相手にアウェイで未勝利(4分7敗)と分の悪いデータもある[42] ものの、クラブ創設24年目にして初の三大タイトルへの期待も高まっていた[43]

Thumb
試合会場をバックスタンド側より臨む。
サポーター席は左側が仙台(アウェー)、右側が浦和(ホーム)。

試合は前半13分、浦和が右コーナーキックをショートコーナーとして浦和MF長澤和輝がクロスを上げるも仙台DFにクリアされるが、このクリアボールに反応して飛び込んできた浦和DF宇賀神友弥がペナルティエリア外から右足ダイレクトのボレーシュートを放つと、これが鮮やかにネットを揺らし、浦和が先制する[44]。その後仙台はボール保持率を高める時間帯もあったが、浦和守備陣が仙台に効果的なパスを出させず、得点を許さない[45]。後半に入ってもこの構図は変わらず、一進一退の攻防を他所に時間だけが過ぎていき、そのままタイムアップ。浦和が第86回大会以来12大会ぶり3度目、前身の三菱重工時代を含めて通算7度目の天皇杯制覇を成し遂げた[44]

2018年12月9日
18:04
No.87
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埼玉スタジアム2002
観客数: 50,978人
主審: 山本雄大
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外部リンク

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